日本人の「はじめてのビール体験」はいつ？　ペリーによる日米友好パーティーか

楽しいパーティーは、人生を豊かにする！ 特別の日を目一杯楽しむためのパーティー関連情報を紹介していきます。
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日本人がはじめてビールをパーティーで飲んだのはいつだと思いますか？　今回は、そんなビール体験の話をひとつ。

 

1854年、ペリーによる艦上パーティーで初のビール体験！

1854年3月、日本はアメリカとの間に「日米和親条約」を締結しました。

 

[Public domain], via Wikimedia Commons

 

By Kano Naizen (Kobe City Museum) [Public domain], via Wikimedia Commons

 

この際、アメリカ側の代表であるペリーは、条約締結後の3月27日に船上でのパーティーを開催。70人前後の日本側官吏が招かれました。

船上には豪華な料理とともに何種類ものアルコールが用意されており、西洋式の乾杯が何度も繰り返されました。

日本側の記録によれば、幕府に献上された酒の中には「土色をしておびただしく泡立つ酒」も含まれていました。

これがビールだと思われています。

 

 

 

 

 

ビールが生まれたのは紀元前4000年以上前

「液体のパン」とも呼ばれるビールの歴史は、紀元前4000年以上前まで遡ります。メソポタミアで人類が農耕生活をはじめた頃、放置してあった麦の粥に酵母が入り込み、自然に発酵したのが起源とされています。

紀元前3000年頃にメソポタミアのシュメール人が残した「モニュマン・ブルー（ブリューの記念碑）」と呼ばれる石版で、ここに当時のビールのつくり方が描かれています。

その石版はロンドンの大英博物館に所蔵されています。

 

出典：「 La Storia della Birra 」http://www.ilbirrafondaio.com/la-birra/la-storia-della-birra/

 

ほぼ同じく紀元前3000年。ルルという名の医師が記録した石版には複雑な薬品の調合とともに、ビールとの服用をすすめる内容がいくつか確認されています。

では！