つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。酷暑が続いています。熱中症での死者も出ています。しかし、いまだに根強い根性論もはびこっています。
私はプロ無謀家を掲げていますが、暑さを無理に我慢するのは自分の可能性や機会の損失につながると考えています。とにかく自分の身は自分で守っていってほしいです。
【目次】本記事の内容
自分が『暑くてツライ』と感じたら無理するな!
気象庁は、7月の1か月間の平均気温について、統計を開始して以来、東日本は1位、西日本は2位の高温をそれぞれ記録したと発表しました。
8月10日には「異常気象分析検討会(臨時会)」を開催して分析を行うそうです。
気象庁・異常気象分析検討会(臨時会)の開催について
https://www.jma.go.jp/jma/press/1807/31a/kentoukai20180731.html
分析したり検討するのは偉い方々にお任せします。
とにかく自分の身は自分で守らないといけない時代になってきたような気がします。
「今と昔では夏の暑さが違う」なんて議論はナンセンスです。
暑さの原因なんてどうでもいいんです!
基本的に自分が『ツライ』と感じたら、
無理をしてはいけません。
無理をして自分の身にトラブルが起きてからでは、とりかえしがつかなくなります。
暑さを無理に我慢するのは、自分の可能性の損失です。
寒すぎるのもヤバすぎますが、暑過ぎを我慢したときの身体へのダメージはかなり大きいです。
みなさんもくれぐれも自分の身体の声に耳を傾けて、無理をしないでください。
私はプロ無謀家の看板を掲げてはいますが、人間が自然の偉大さに立ち向かうのは無理、という立ち位置です。
猛暑・酷暑さから自分の身を守る5つの方法
自分がやっている暑さから自分の身を守る方法を書いておきます。
もちろん一般的にいわれている方法は割愛しています。なにかの参考になれば幸いです。
(1)環境省「熱中症予防情報サイト」で暑さ指数(WBGT)確認
暑さ指数(WBGT)の実況と予測を生活の目安にしています。見るだけでも面白いです。
環境省「熱中症予防情報サイト」
http://www.wbgt.env.go.jp/
(2)冷えピタの活用
暑さを感じる前に、額や首筋に冷えピタを貼っておきます。
(3)部屋のカーテンは閉じたまま
カーテンは閉めておきます。日差しをシャットアウトして、部屋自体が熱を持つことを避けています。
(4)身体のサインを覚えておく
汗が出なくなったら熱中症のサインです。
それはともかく、自分の身体の変調のサインって、意識されてますか?
私の場合はヒザが痺れてきたり、足や背筋に力が入らなくなってきたら危険サインです。
サインが出たら、運動系の無理は基本的にストップです。
ただし、炎天下の運動が100%悪いとは思いません。適度な運動で汗をかいたり血液循環させることはすごくいいことです。この判断を下すには個体差があるから難しいところなんですけどね。
それからもう一つ、ツバの粘度が高いときは水分を補給するようにしています。
(5)他人と自分を比べない
暑さへの耐性は個体差があります。それは優劣ではありません。
他の人が頑張っていても関係がありません。もちろん他人が苦しそうだったら、無理強いは厳禁です。
以上が私が意識している「暑さから自分の身を守る方法」です。
これをやっておかないと、暑さでダメージが蓄積して秋以降がパワーダウンしてしまいます。少なくとも私の的にはそんな感じです。
暑さ指数(WBGT)に基づく「生活&運動注意事項」の一覧
環境省の「暑さ指数(WBGT)」に基づき、下記のような指針が公表されています。
・日本体育協会では「熱中症予防運動指針」
・日本生気象学会では「日常生活に関する指針」
参考としてご覧になってください。
出典:環境省「熱中症予防情報サイト」
http://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php
せっかくなので、続いて“暑さに関する雑学的なこと”も書いておきます。
異常気象の定義とは? 30年に一度の暑さは毎年やってくる!?
『異常気象』というのは、<ある地点で30年に1回程度しか起こりえないような極端な天候状態>が起きた場合に使われる言葉です。
まさに今年は異常気象。
「30年に一度の暑さ」なんていわれているようです。
しかし、これからは「30年に一度の暑さが毎年やってくる」ともいわれています。
この暑さの原因はなんなんでしょうか?
少なくとも都心では「人工排熱」の影響が大きいでしょう。
さらにコンクリートジャングルの都市化が冷めにくい環境を加速させました。
大局的に見ると、大気中の二酸化炭素濃度の上昇とジェット気流の北上が大きいでしょう。
【2018年8月3日時点】日本国内・最高気温ランキングベスト20
2018年8月3日時点の「日本国内・最高気温ランキングベスト20」が、気象庁から発表されています。
トップは埼玉県熊谷の41.1度(2018年7月23日記録)で、僅少の差で高知県江川崎、岐阜県多治見、東京都青梅と続いています。
以下が、ベスト20です。
気象庁・歴代全国ランキング
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/rankall.php
今年はさらなるランキングの変動がありそうです。
ちなみに参考記録しての最高気温は、関東大震災の火災時に記録された「47.3度」です。
世界記録はアメリカ・カリフォルニア州デスヴァレーでの「56.7度」。
デスヴァレーでは、あっという間に目玉焼きができてしまいます。
世界の参考記録となると、もっと高い記録があります。50度を超えてしまうと、もうどうでもいいような気がしますが……。
今年は欧州でも熱波の影響が大きく、48度を突破するかもしれないといわれています。
参考:週末、ヨーロッパにまた熱波。最高気温は48度を突破も
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/08/48.php
気象庁発表は「強制通風筒」で計測。気温が高い地点はもっと多い
ちなみに東京の温度は気象庁本庁で観測されています。
観測地点は「日かげで風通しが良く、地面は芝生」です。比較的優しい温度が測れそうな環境ですね。
温度は「強制通風筒」で測っています。「百葉箱」はすでに廃止されています。
名前のとおり、人工的に風を起こして温度を測定しています。さまざまなメーカーで作られています。
「気温はいまも百葉箱で測っている」というリプに耐えられず紹介。90年代以降、百葉箱は「強制通風筒」に置き換えられています。筒が2重化していて本体の熱が直接届かないようになってる! 上から空気を吸い上げて外気をセンサーに当ててる! 最寄りのアメダスで見つけよう!(写真は長野気象台様) pic.twitter.com/WAy3l1ZTFG
— 堀 正岳(Lifehacking.jp) (@mehori) 2018年7月17日
気温の測定って、強制通風筒に温度計・湿度計を入れて、芝生の上1.5mに設置して行うんだけど、そんな環境は都市部では殆どないからね。地面はコンクリートかアスファルト、風が無いときもあるし、日射もきつい。小学生や犬猫は地面にさらに近く、強い輻射熱に晒されてる。別の指標が必要じゃないか。 pic.twitter.com/L8vphC5LeM
— 森村廣 (@hiromu_morimura) 2018年7月18日
実際、気象庁発表よりも気温が高い地点はもっと多いはずです。当たり前の話ですけど。
くれぐれも無理をなさらないで、暑い夏を熱く乗り切ってください。
では!
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