人生の言葉には “嘘” “誤魔化し” “虚飾” があります。日常的に使われている言葉、甘っちょろい言葉を、「人生の真実」に言い換えていく辞典です。適宜、説明の文章は変えていきます。また、「麻生漢和辞典」「左翼話法」など、特殊で面白い言葉辞典も言葉遊びとして載せていきます。
【あ行】
一喜一憂は時間の無駄（いっきいちゆうは じかんの むだ）
一喜一憂は、単純に脳を疲れさすだけの行為。メンヘラと同じ。時間の無駄。脳の消耗につながるだけ。
怪しいものは、次世代の主流となる（あやしいものは じせだいの しゅりゅうとなる）
とくに汗をかく必要のない道具（洗濯板→洗濯機のような）は、怪しいと前時代人に攻撃されやすいが、前時代人に攻撃されるような怪しいものは、次世代の主流となるケースが多い（可能性が高い）。
麻生漢和辞典（あそう かんわじてん）
麻生太郎氏の辞典にだけ掲載されている特殊な漢字の読み。
怪我……かいが
完遂……かんつい
焦眉……しゅうび
順風満帆……じゅんぷうまんぽ
措置……しょち
思惑……しわく
低迷……ていまい
破綻……はじょう
頻繁……はんざつ
踏襲……ふしゅう
前場……まえば
未曾有……みぞゆう
有無……ゆうむ
詳細……ようさい
思いやりは大事だが、見返りを求めるな（おもいやりは だいじだが、みかえりを もとめるな）
思いやりは大事。とても大事。思いやりが欠けている人間とは付き合わない方がいい。それだけ思いやりは大切。しかし、思いやりで見返りを求めるような気持ちになったら終わり。思いやりが脅迫になり、怒りになり、裏切りとなり、崩壊の序曲となる。
【か行】
期待するな（きたいするな）
思っているほど火事場の馬鹿力は発動しないし、神風って吹かない。自分以外の偶然や特殊なパワーに依存したり、期待するな。常に余力を残して戦うことを心がけよ。
権力は必ず腐敗する（けんりょくは かならず ふはいする）
権力には自浄力がほとんどない。遅かれ早かれ、必ず権力は腐敗する。
【さ行】
左翼話法（さよく わほう）
藤田孝典氏と駒崎弘樹氏のネットでのやり合いで注目された。常見陽平氏が美しい左翼話法（檄文）を提示して、注目される（下記ツイッター）。私からすれば左翼話法なんてものは、古臭くてカビのはえた「アジ語（アジテーション語）」。ちなみにアジ語は、言い回しで効果が大きく変わってくる。
ちなみにさ、駒崎弘樹氏が藤田孝典氏に対して言った「左翼話法」だが、藤田氏のはその話法なみから言うと、まだまだ十両くらいだぞ。改めて、私が文章を書く時に使っている「檄文言い回しデータベース」からコピペするぞ。
— 常見陽平 (@yoheitsunemi) 2018年10月11日
左翼話法（一例／上記ツイッターより）
笑止千万の妄言である／快哉を叫ぶ／戦闘的に高揚させる／歯牙にもかけぬ傲慢な言動／普遍性を装った美しい言葉／雄飛させることに血眼となっている／勇躍決起／妥協、屈服を糾弾し、強固な反逆の狼煙をあげることにする／猖獗した時代／警鐘を乱打する／強引に貫徹／怒りと反発の直撃をうけて顔面蒼白／尖兵として蠢いている満腔の怒りをもって弾劾する……
絶対（ぜったい）
存在しないこと。この言葉を使う人は、安直な発想をする人が多い傾向にある。
失敗することが当たり前（しっぱいすることが あたりまえ）
最初から成功を求めること自体が間違いである。人生は失敗することが基本。
信じる者は、救われない（しんじるものは すくわれない）
何かを安直に信じるような判断能力が乏しい人は、決して自力で救われることはない。だからこそ、他人に依存する。他人に判断を委ねる人生は、自分の人生とはいえない。
【た行】
他人の声は聞き流せ（たにんの こえは ききながせ）
自分に対する他人の声・評価は大いに参考にすべきだが、気にしてはいけない。他人は感情の赴くままに“無責任、無思慮、無配慮”で言葉にすることがほとんどだから。
適当（てきとう）
良くも悪くも「いい加減」のこと。
道具はいつもベストに（どうぐは いつも べすとに）
道具は使えないと、作業効率が一気に下がる。時間のロス。心の疲弊。負の連鎖につながる。道具はいつでもベストに近い状態にしておかないとダメ。道具を大事にしない人は、クリエイティブなことには向いていない。
努力は報われる（どりょくは むくわれる）
安易な逃げ言葉。努力は特別な行為ではなく、ごくごく普通の当たり前の行為。
【な行】
ノウハウコレクター（のうはう これくたー）
頑張っていると勘違いしながら“地団駄という足踏み”を続ける「かりそめの賢者」。
【は行】
凡人（ぼんじん）
思考を突き詰められない人。
褒められたいは、危険な心のサイン
褒められたいと思うようになったら、自分のやっている行為や置かれている状況を見直した方がいい。褒められたい気持ちは、不満が溜まった心の“膿（うみ）”みたいなものだから。
【ら行】
リソースフルライフ
書くこと、読むこと、アクションすること……それは井戸を掘ることに似ている。 井戸の水を汲み上げ続けることと似ている。 呼び水を入れることに似ている。 続けると、きっと才能が溢れ出してくる。井戸から水が湧き上がり続ける様こそが「リソースフルライフ」。
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