【漫画はボツが大事】シビアに勇気をもって厳選していこう | 漫画の描き方002

「プロ無謀家」つなワタリ（@27watari）です。エディトリアル・アーティストとして、表現の世界に新しいステップを踏み出した「大仏ガールズ三姉妹」の4コマ漫画。2本目の紹介です。

自分なりの目標を胸に秘め、断続的に積み重ねていきます。とはいえ、投稿の期間が空きすぎるのは良くないですね。今回は描いた時の苦悩は完全に忘れてしましたが、強引に思い出しつつ書きます。合わせて、関連している漫画の描き方や心得なども紹介します。

 

 

 

「大仏ガールズ三姉妹」4コマ漫画2本目は、イマイチだったな……

2020年3月19日の1本目に続き、22日に2本目をアップしました。

 

第2回目の内容は、こちらです！

 

 

いかがでしょうか？

 

ちょっとわかりにくかったかもしれませんね。

 

3コマ目の「あ……」というのは、読者さんの心のセリフのつもりでした。

 

読んでる人が「アタシは大仏の妖精で、心がキレイな人にしか見えない」という台詞に対して、突っ込んだ気持ち（なんだコイツ！）になったので見えなくなった……という展開でした。

アップした後に、やはりわかりにくかったなぁ。。。アップしない方が良かったよなぁ。。。と反省しました。

 

 

・　・　・

 

 

 

こういうのをアップしていると、だんだんと苦しくなってきますね。

 

イマイチなものは、バッサリと切り捨てるシビアさが必要です。そういうことって、素人にはなかなかできないですよね。だから成長しないわけです。

 

今回はアップすることを優先させましたが、大いに反省となる第2本目でした。

 

とはいえ、ダメでも描き続けることも大事です。

その辺のバランスを見極めることができる目を持っているはずなので、そこを大切にしていくしかないですね。

 

 

 

 

ちなみに出版社の4コマ漫画完成まで流れって、どんな感じ？

 

私は編集者です。

 

 

毎月、最大で4名の漫画家さんに4コマ漫画を発注していた頃があります。

 

その時の流れはこんな感じです。

 

 

中にはボツにするのも惜しい作品があったりしますが、よほどのことがない限り、翌月に繰り越して使うことはありませんでした。

 

なんだかんだいって4コマ漫画といっても季節感や時代の空気感をまとっているので、翌月だと気分的に「旬」じゃなくなるのが大きな理由の一つです。

出版社のスタンスや漫画家さんのレベルによっても異なりますが、誰かの目を入れてチェックするっていうのは大事です。

 

 

つい最近、週刊ジャンプで『サムライ8 八丸伝（サムライエイト はちまるでん）』が打ち切りになってしまいました。

『NARUTO』で大成功した岸本斉史さんの原作ですから、もしかすると誰も何も言わなかったのかもしれませんね。。。

作家が独りよがりになった作品は……たいていはうまくいかないです。アマゾンのレビューなんて、クソミソにこき下ろされています汗。

 

もっとも手塚治虫さんの『どろろ』のように打ち切りされた後、時間が経ってから高評価されるケースもありますが……。

 

『どろろ』第1巻
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目の前の担当を楽しませろ！　（『るろうに剣心』和月伸宏）

 

調べてみると、面白い記事を見つけました。

 

タイトルは『ジャンプSQ.若手作家が聞く「マンガの極意!」和月伸宏 先生 ＆ 中田貴大 先生』。

 

これです。

 

『ジャンプSQ.若手作家が聞く「マンガの極意!」和月伸宏 先生 ＆ 中田貴大 先生』
↑クリックするとサイトに飛びます。

 

『るろうに剣心』の作者、和月伸宏さんがいいことをおっしゃってます。

 

 

この感覚は大事です。

 

今回の「大仏ガールズ三姉妹」に関して言えば、一人二役で育てていくわけですが、そういう挑戦も面白い・・・気がします笑

 

これからの「大仏ガールズ三姉妹」の発展が楽しみです。

 

では！

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