つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。2019年4月11日、『ルパン三世』の生みの親として知られる漫画家のモンキー・パンチさんが亡くなりました。肺炎だったそうです。ルパン4世、ルパン8世、FIAT 500のことなど、少しだけトリビア的なことを備忘録としてまとめておきます。
【目次】本記事の内容
モンキー・パンチ(本名・加藤一彦)さんが亡くなりました。合掌
モンキー・パンチさんが亡くなりました。
モンキー・パンチ公式サイト
http://www.monkeypunch.com/
4月11日「ルパン三世」原作者 モンキー・パンチ先生がご逝去されました。
生前は多くの魅力的なキャラクターを生み出し、映画「ルパン三世 DEAD OR ALIVE」ではアニメーション監督としてもご活躍くださいました。
謹んで哀悼の意を表すとともに感謝を申し上げます。
ありがとうございました。合掌 pic.twitter.com/h45Mj6c7SQ— アニメ「ルパン三世」公式 (@lupin_anime) 2019年4月16日
ペンネームの「モンキー・パンチ」は「週刊漫画アクション(双葉社)」の初代編集長だった清水文人氏がつけました。
1967年に『ルパン三世』が連載開始する少し前の話です。
その前は「ムタ永二」というペンネームでした。
あまりにも絵と本名(加藤一彦)にギャップがあったからのようです。また、謎の覆面レスラーじゃないですが、ミステリアスな印象を読者に与えたかったのかもしれません。
それにしても本人的には「いきなりモンキー・パンチと言われても……」ってな感じだったんでしょうか。
ルパン4世がいた!? ルパンと不二子の子ども???
ルパン4世……正確には「ルパン小僧」という名前です。
「トリビアの泉 ルパン三世と峰不二子の子供がいる」
ちなみに「ルパン8世」というのもいました。
ルパンの子供、ルパン4世は『ルパン小僧』っていう漫画になってたよ。あと、22世紀にみんなの子孫が出てくる『ルパン8世』っていうのもあったw(モンキー・パンチ先生は原作) pic.twitter.com/T7spn06l6C
— みゆう (@nakimu_c) 2019年4月18日
ルパン三世の愛車「FIAT 500」が採用された理由
FIATが公式にこんなツイートをしています。
『ルパン三世』の良き相棒として、FIAT 500をこよなく愛してくださったモンキー・パンチ先生。本当にありがとうございました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。 pic.twitter.com/RcIUA6TliQ— FIAT フィアット (@FIAT_JP) 2019年4月17日
「FIAT 500」登場は、作画監督の大塚康生さんの影響だったようです。
参考:「ルパン三世」作画監督が語る、相棒FIAT 500との秘密(FIAT)
https://www.fiat-auto.co.jp/ciao/fiat-ownerinterview06_500_yasuo-otsuka/
モンキー・パンチの名言
モンキー・パンチさんの名言をいくつか集めてみました。
「ルパンに教訓的なことを織り込もうなんて思っていない。読んでいる間は、他のことを忘れていかに楽しんでもらえるかだけ考えた」
「教育上、良い漫画はいっぱいあるが、ボクには向かない。漫画で教育することないよ」
「結末どうなるか自分でもわからない、みたいな話の方が、読者からの反響が良かったりする」
「不二子はね、たまたま目の前に富士山のカレンダーがあって、あー、不二子にしようって(峰はは、当時吸っていたタバコが「峰」だったからのはず)」
「その人が一生引きずって影響を受けてしまうものは、中学生くらいの頃に見たり聞いたり読んだりしたものなんじゃないかな」
ルパン三世の名言
ついでにルパンの名言も。
「壁ってのは超えるためにあるんだ」
「怖いのは、死ぬことじゃなくて、退屈なこと」
「道がなけりゃ作っていくまでよ」
「人生を楽しむコツは、どれだけバカなことを考えられるかなんだ」
「自分で決めなきゃ明日は開かれねぇんだぜ」
「自分を大切にするから、他人にも優しくなれるんだ」
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