つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。wordpressはテーマによって基本的な記事構成が決められています。とはいえ、全員が定型の構成に100%満足しているわけではないでしょう。少なくとも私はそうです。
例えば、「コメント欄は一番最後にしたいな」とか、「関連記事はもっと先に出したいな」なんてことを思ったりします。
こんな不満は「single.php」の記述を少し入れ替えたりするだけで解決します!
「single.php」を触るなんて怖そうな印象を持たれている人も多いでしょうが、まったくそんなことはありません。今回は「コメント欄は一番最後にする」という超基本的な記事構成を少しだけ変える方法をお伝えします。
「single.php」を触りたいけど、怖いと思っている人……「single.php」を触りたいけど、意外とやり方を丁寧に説明しているサイトは多くありません。その理由はなぜだと思いますか? そもそもできる人が書かれているので、超基本的なことが割愛されていることが多いからです。今回はその辺も含めて紹介していきます。
【目次】本記事の内容
えっ? ランニングするときは靴を履くでしょ?
「single.php」を触れる人って尊敬ですよね。私も同感です。だって、コンピュータ言語ってチンプンカンプンですから。。。
とはいえ、じつは……「single.php」を触ることは難しいことではありません。私も全然わかりませんが、中身の基本フォーマットを理解すると、自作のwordpressテーマが作れるような気分になってきます。
じゃ、なんで「single.php」を触る記事は難しい印象になるのでしょうか? それはこんな理由だと思います。
・ ・ ・
みなさんはランニングするときには靴を履きますよね?
「single.php」を触ることをランニングすることに置き換えてみてください。
勘のいい人は気づかれたでしょう。
ランニングするときには靴を履くように、「single.php」を触る前には覚えておくといけないことがあるわけです。
これがほとんど割愛されているわけです。
だからケガするわけです。
裸足でランニングしたら危険です。
それと同じことです。
いかがでしょうか?
では、「single.php」を触る前に必要な靴を履く情報をお伝えします。
「single.php」を触る前に覚えておく必要がある2つの基本
ランニングで靴を履くような基本的なことは2つあります。
これを知るだけで、かなり「single.php」の前のキリが晴れるはずです。私もここではサクッとした紹介しませんが、どうぞご了承ください。あらためて詳細を書くかもしれません。
では、以下のポイントをまずは覚えてください。
(1)「single.php」はwordpressの骨組みである
「single.php」は投稿ページを出力する基本です。投稿で表示されるタイトル、コンテンツ、投稿日、カテゴリー、タグの構成とその要素の配置を決める基本構成の仕様書です。いわばwordpressの骨組みみたいなものです。
wordpressの親テーマの中に存在しています。今回のようにコメントの位置を変えたい場合は、「single.php」を触ることになるわけです。
この基本構成は基本的に「index.php」と変わりませんが、ややこしくなりますので説明は割愛します。
(2)「single.php」は、「wordpress関数」の組み合わせ
「single.php」の中身を見るとアルファベットとか記号がズラズラと並んでいます。これで一発で拒否ってしまう人は多いことでしょう。
文字と記号の羅列は
暗号にしか見えません。
しかし!
……じつは、誰だってそうです。
それぞれの文字と記号の羅列は、「wordpress関数」と呼ばれるものです。すべてに意味があります。この「wordpress関数」をそのままコピペして検索すると、その文字と記号の羅列に意味があることがわかるはずです。
そう思ったらしめたものです。
すべて意味のある「wordpress関数」のカセットが組み合わされているだけなのです。
いかがでしょうか?
この2つの基本を知っただけで、「single.php」を触る理由と、触る方法がスッキリと見えてきたと思います。
私はこれで目の前の霧が晴れました。
<基本まとめ>wordpressの記事構成を変えるのは「single.php」
しつこく確認します。
wordpressの記事構成を変えるのは、「single.php」です。この記述を変えれば、骨組みが変わります。そして記述を変える方法は、「wordpress関数」のカセットを入れ替えたり、数値を変えるだけでオッケーです。
<カスタマイズ本番>wordpressのコメントを一番最後にしたい!
では、ここからが本番です。カスタマイズの本番です。
初めてカスタマイズという言葉を出しましたが、要するに内部の記述を触ることはカスタマイズと呼ばれています。
カッコいい言葉で、ちょっと難しそうですが、ホントは簡単です。覚えてしまえば、子どもできます。
さらに勘のいい人なら、オリジナルのwordpressのテーマだって作れてしまいます。
さて、話がどんどん脱線してしまいますので、ここでサクッと「single.php」の「wordpress関数」を入れ替えて、wordpressのコメントを一番最後にする作業手順を紹介します。
(1)作業するwordpressテーマは「stinger8」
今回は、私の使っているwordpressテーマ「stinger8」をカスタマイズします。他のテーマでも作業に対する考え方は同じです。
(2)「single.php」のバックアップをする
何かトラブルが発生したときは、元に戻せばオッケーです。だからこそ触る前の「single.php」の元データはバックアップして保存してください。
(3)コメント欄を一番最後に配置する
今回は「コメント欄」の後に続いていた「関連記事」「PREV, NEXT(前のページ、次のページ) 」の表示位置を「コメント欄」の前に移動させます。
これは該当する「wordpress関数」のカセットを移動させるだけでオッケーです。
「stinger8」に限ったことではありませんが、「wordpress関数」のカセットの内容は<!…関連記事…><!…ページナビ…>などと説明文がアタマに付けられています。
では、2つの画像を見てください。
関連記事(125行目)から</div>(148行目)までを、 <div class=”st-aside”>(120行目)の後へ移動(カット&ペースト)するだけでオッケーです。
(4)作業完了
最後に「wordpress関数」のカセットを移動させて保存した「single.php」をアップロードして上書きします。
問題なければ、これで作業は完了となります。
問題が発生したら、バックアップしていた元データを再度上書きしてください。
<まとめ>「single.php」を触ることは簡単!超簡単!
繰り返しますが、「single.php」はwordpressの骨組みに関わるデータです。
これはテンプレートと呼ばれています。
テンプレートの種類には今回触った「single.php」以外にも……「index.php」「front-page.php」「home.php」「page.php」「category.php」「tag.php」「author.php」「date.php」「archive.php」「search.php」「404.php」などがあります。
それぞれの意味などは割愛しますが、すべて役割があり、その記述は「wordpress関数」のカセットの組み合わせです。
いかがでしたでしょうか?
wordpressのカスタマイズを全部一気に学ぼうとすると無理がありますが、マイナーチェンジを実行してみると、意外に簡単だというのがわかると思います。
では!
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