つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。
気になった謝罪文の実例を収集してアーカイブしている記事です。謝罪するようなことが起きないことに越したことはありませんが、もしご自身や仲間に何かが起きた時に参考にしていただければ。
【目次】本記事の内容
闇が深かったサンデーGX連載・漫画『トモガタリ』が完全封印へ
2021年10月から連載されていた大月悠祐子さんの漫画『トモガタリ』が2023年2月24日に配信停止となり、3月にはサンデーGXと大月さんが謝罪しました。
謝罪文は非常に簡単なもので、形として謝罪した印象です。
サンデーGXでの謝罪文はこちらです。
サイトでは小さく、わかりにくいところに配置されていました。
そして大月悠祐子さんの謝罪文はこちらです。
— 大月悠祐子 (@inunohana11) March 16, 2023
内容はまったく同じです。
念のため文章を残しておきます。
漫画トモガタリは、完全なフィクションであり実在の人物、団体とは一切関係ございません。その旨の表示が不十分であり、フィクションにもかかわらず、こげどんぼ*先生及び関係者の事と誤解させる内容でした。こげどんぼ*先生及び関係者の方々と、混乱を生じさせてしまった読者の方々に、ご迷惑をおかけしたことにつき、陳謝いたします。
・ ・ ・
この謝罪を受けて、漫画『トモガタリ』に対して訴えていた「こげどんぼ*」さんが幕引き的なツイートを行いました。
こちらです。
小学館サンデーGXの大月悠祐子先生作「トモガタリ」に私の経歴と酷似したキャラが登場した上、事実と異なる内容が描かれ「ノンフィクションと誤解されかねない」と昨年より訴訟をしておりましたが、この度編集部と大月先生から謝罪を受けました事をご報告致します。https://t.co/j1DMOvHQok
— こげどんぼ*💮育児中 (@koge_dobo) March 16, 2023
漫画『トモガタリ』で何が起こっていたのか?
漫画『トモガタリ』に関しては闇が深い漫画として話題になっていました。
簡単に言ってしまうと、漫画に出ていたキャラクター「虫子と麗華(美羽の間違いでした。お詫びして修正します)」の関係が具体的すぎて、「虫子=大月悠祐子さん/麗華(美羽)=こげどんぼ*さん」という図式としか思えなかったことが基本となっています。さらに麗華(美羽)がクズキャラとして描かれていたことが問題でした。こげどんぼ*さんは訴訟に踏み切るわけですが、きっとそれほどの風評被害があったのでしょう。
漫画『トモガタリ』は封印作品へ……
結局、漫画『トモガタリ』は封印作品となってしまいました。
ネットを見ても「販売終了」という状態です。
さて、この報道を受け、ネットではどのような声が多いのでしょうか。
漫画『トモガタリ』が完全封印作品になったことに対する声
漫画『トモガタリ』の内容については以前からコアなファンの間では話題となっていました。結果的に封印作品になってしまったことに対して、どのような声が多いのでしょうか。
<漫画『トモガタリ』が完全封印作品になったことに対する声>
・「別の漫画家」を完全に架空のモデルで描く案もあったのだが、作者島本和彦は実在の人物と連想出来た方が絶対に面白いはずだと小学館の謝恩会に来ていた藤田和日郎に会いに行き、ネームを見せて本人も快諾。むしろ俺に描かせろと無茶を言う藤田和日郎を説得し、名キャラ富士鷹ジュビロが誕生したという。そういう根回しも懇意も無かったんでしょうな…
・描いてる内容もだけど何よりサンデーの対応の酷さが…。過去の原稿紛失も、パクリも、作家や周囲が訴えてもスルーして、公表とか検証サイトとかで大事になり、ニュースになるレベルになって漸く謝罪とか連載休止とかだったし、今回も弁護士から連絡来てたのにシレッとギリギリ迄連載を掲載してたらしいし。会社や社会人としてのコンプラ含めて有り得ないんだよね
・大月先生は「ど根性ガエルの娘」でもフィクションの形態を取って、読み手には事実を元に描いてるように見せることで話題になりましたね。(ど根性ガエルの原作者は大月先生の実父)そこで主人公の独白から始まり、過去の交友関係と合致するキャラクターが主人公へ過酷な描写をしていたら、それは訴訟されても仕方ないと思います
・よく政治家やスター俳優を漫画やアニメがパロディにしてたまに訴えられたりするが、あれとは本質が全く違う。今回は以前から同時期に活躍し、尚且つ対立が存在した漫画家同士。悪人のベースにされてかつての報復をされたと捉えられたんだろう
・実は小説でも似たような事があった。障害のある知人をモデルにした登場人物の設定が、あまりにも当人そのまますぎる、という事で裁判沙汰に。柳美里「石に泳ぐ魚」(←クリックするとアマゾンのページに飛びます)とプライバシー権の裁判
・作品調べたら作者が「元かなん」だということに驚きました。漫画版GA以降見てなかったけど、今も活動していたんですね。それにしてもGA描いてた人がデジキャラットの人を悪く描くって……
・大月さんて昔はカナンって名義でこげどんぼさんと双璧をなすイラストレーター、漫画家だったね。ゲーマーズ・ブロッコリー黎明期を支えた二人が争うとはなあ…
・大月先生は実在の人物を題材にしたエッセイマンガも描いたことがあるから余計に紛らわしい
・ジョジョ第一部のタルカスとブラフォードは「イギリス国民なら誰もが知っている」とまで書かれていたから実在の人物だとずっと信じちゃってたな…
・コゲどんぼ先生のイラストは本当に可愛い。アキバのデジ子今もあるのかな?まだあるなら観に行きたいな
・ほわっとしすぎてさっぱり分からない記事だ……。まあ調べたらいいと言えばそれまでだけども……
・去年から訴訟してて今日謝罪? いくらなんでも遅過ぎない? 小学館てそんな酷い会社なの?
・作者の学生時代の同級生(こげどんぼ)と経歴が同じようなキャラ出して、しかもそのキャラが登場人物虐めるような描写してたらしいじゃん。そら怒られるやろ
・この作者元「かなん」なのか。GA漫画描いてた頃は読んでたなあ…堕ちたもんだな
・気になって読みたくなってきた
・イメージが定着しちゃうと事実上そのレッテルを取るって難しいからな
・こげ側も業界内で名のある人だからこういう対応になったけど無名な一般人だったら裁判始まるまで小学館はまともに相手してないだろな
・そもそも大月とこげは同級生じゃなく部活が同じなだけの先輩後輩
・こげどんぼだけでなくブロッコリー他とも泥沼になるからなコレ
・がんばれタブチくんより酷かったのかな
・人付き合い下手なやつが人をモデルに創作するもんじゃねえな
・(大月悠祐子さんが)ちいちゃんのお品書きの人(大井昌和)(←クリックするとアマゾンのページに飛びます)の嫁でびっくり
・先輩が後輩にイジメられてたん?
・よっぽどムカついたんだろうな
・被害者意識の強さが作風にも表れちゃってるんだろうな
・吉沢やすみの過去を見れば、この父親にしてこの娘ありだな
・昔の漫画はなにを描いても許される風潮だったが今はWEBに公開されて普段漫画読まない人の目にも止まるからな。訴訟が増えそう
・漫画太郎が描いたゆでたまごは許されたのかね?
※ちなみに漫画太郎さんが描いた件はゆでたまごさん本人が許している模様……マキバオーの「あけま●こ」の件の顛末は不明。
ひどいね漫・画太郎🤣🤣🤣 https://t.co/YW7Dg6ceQQ
— ゆでたまご嶋田 (@yude_shimada) November 12, 2022
・身内の暗部を晒す事に味をしめて今作でもこげどんぼ相手に同じことをしたけどこげは常識的な感性の持ち主だから許さなかった感じか
・漫画家二世が親父のスネかじった作品がヒットした味を占めてデ・ジ・キャラットの生みの親が近くに居たから二番煎じを狙ったという感じなのか?
・三島由紀夫の『宴のあと』(←クリックするとアマゾンのページに飛びます)をググれ。この時点でモデルになった両方からクレームきて、片方はフィクションゴリ押しでなんとか誤魔化して、もう片方からは訴えられて負けた。その後三島由紀夫は愚痴愚痴愚痴愚痴言ってた。すべてフィクションですみたいな但し書きもこの作品が由来(※プライバシー裁判として有名→他に魯庵『破垣』・島崎藤村『春』などが有名→『プライヴァシーの誕生 モデル小説のトラブル史』が詳しい)
・誹謗中傷のテンプレみたいな例
・そもそも今回の漫画だって編集者という存在があるはずなんだが。編集者が描けと言ったのかも知れん
・商業漫画でやるなって感じ
・ ・ ・
今回の件は謝罪文を読むだけでサンデーGXと大月悠祐子さん側に不満があるのが伝わってきます。
事実はがどうだったのかは検証しようがありませんが、人の悪口は避けるのがイチバンでしょう。まして特定されるようにして屈辱するなど……ありえません。
補足として……大月悠祐子さんのツイート&二人の関係
最終的に大月悠祐子さんは補足として謝罪ツイートをされています。
長期間に渡り連載が休止の件、皆様にお伝え出来なかったことを深くお詫び申し上げます。漫画トモガタリは連載終了となります。ここに至るまで、小学館の関係者の方々、私をそばで支えてくださった方々、その節は皆様に大変お世話になりました。
続きます
— 大月悠祐子 (@inunohana11) March 18, 2023
こげどんぼ*さん視点からの状況説明を知りたい人は、鍵垢アカウントをフォローするしかないです。
「dobo_news(こげどんぼ*さん雑談垢)」
https://twitter.com/dobo_news
最後にお二人のwikiを貼っておきます。二人は同じ美術部だったことは間違いないようですが、同級生だったのかどうかは定かではありません。
大月悠祐子(wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%9C%88%E6%82%A0%E7%A5%90%E5%AD%90
こげどんぼ*(wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%81%92%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%BC*
では!
気になった謝罪文を収集しています。謝るようなことが起こらないにこしたことはありませんが、何かの時のために参考にしてください。
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