つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。
「個人ブログで月間100万PV超え」を目指してインターネットの世界を放浪中。旅の途中で出会った刺激的なブロガーさんなどを勝手に紹介することにしました。もし文章の修正などを希望される場合はお手数ですが、メッセージください。よろしくお願いいたします。
このシリーズを書こうと思ったきっかけはハイブリッドクリエイター「超かんてん」さん(https://twitter.com/kanten0141)の「精神と時のブログ部屋」に参加したことです。メンバーがどんどん増えていて把握できないので、メンバーを知ることも兼ねた紹介です。
【目次】本記事の内容
ドラゴンボールはいくつ集まった? 直感を着実に形にする実行力がスゴイ
今回の紹介は、元銀座OLの“萌えハンター”Chell(チェル)さんのブログ『Pieces☆LIVE YOUR LIFE』です。
こちらです。
ツイッターのアイコンはこちらです。
ツイッター
https://twitter.com/ChellTraveler
「行き当たりばったり」っていう
生き方のスタンスが、素敵です。
さらに素敵なのは、アクティブな切り替え(行き当たりばったり)をしながら、確実に目の前のことを自分のモノにしているところ。
ブログの内容も旅行記だけではありません。ジャンルの幅が広いです。好奇心の強さが伝わってきます。
2016年後半に書かれた挨拶(http://rk109.com/nicetomeetyou-773)を読ませてもらいました。
そこには「7つのやっておきたいこと」が書かれています。そこから最近の記事を見ると、ブレることなく着実に積み重ねていることがわかります。
「行き当たりばったり」とは書かれていますが、それは決して「いい加減」ではなく、自分の直感と誠実に向き合って実現されています。
マジでハイスペック女子って感じです。
157日間、21ヶ国の世界一周を達成し、アメリカ縦断などを経て、現在はラトビアに短期移住中のようです。
最近のブログでは、ラトビアのリアルな情報が紹介されています。
それにしても最初の挨拶で書かれていた「7つのやっておきたいこと」の達成状況が気になります。現在、ドラゴンボールはいくつくらい集まっているのでしょうか。
女性旅ブロガーという肩書きだけでは需要はそんなにない??
質量ともに充実しているChell(チェル)さんのブログなんですが、ちょっと残念に思ったことがありました。
それはブログの人気記事ランキングで旅行記事が上位に来ていないところです。
もちろんChell(チェル)さんのせいではありません。もしかして女性の旅日記というのは需要が少ないんでしょうか?
ちょっと調べてみました。
オズモールの「東京女子の一人旅アンケート」によると、一人旅をする女性は増えているようです。しかし、さすがに世界一周旅行となるとスケールもかなり大きくなります。そこまで憧れるような女子は少ないのでしょうか。
出典:http://www.ozmall.co.jp/travel/feature/8346/
Chell(チェル)さんが世界に憧れを持ったきっかけは、高橋歩さんの本を読んだことだそうです。高橋歩さんは“自由人”の肩書きで知られ、奥様と一緒に世界一周旅行するなど、自分の好きなライフスタイルを実現されている方です。編集者の私的には「サンクチュアリ出版」の設立が印象的です。
AYUMU CHANNEL – Ayumu Takahashi Official Web Site – 公式サイト
http://www.ayumu.ch/index.html
同じ世界一周といっても、私の世代だと兼高かおるや小田実、そして沢木耕太郎あたりが頭に浮かびます。高橋さんはその辺の方々とはちょっと価値観が異なるように感じます。
昔の方々は、ジャーナリズム色や使命感が濃いイメージですが、高橋さんはそういった価値観の拘束から自分を解放させた自由さ、軽やかさがあります。
現在のブロガーさんたちをはじめとする、新しい価値観の生き方の先駆者的な存在ともいえるでしょう。
その辺の時代の動きを考えると、これからもっともっとChell(チェル)さんにスポットが当たっていく時代になっていくのかもしれません。
いや、もしかすると自由な人が増えれば、反対にスポットが当たりにくくなっていくのかもしれません。
自由な人って、あまり他人の生き方に興味がないような気もしますから。
まぁ、それはともかく、ぜひスポットが当たっていってほしいですね。
野望は世界制覇!ということですが、世界制覇と合わせて女性旅ブロガー界を席捲してもらいたいです。
「イケハヤ砲」なんてものがありますが、「超かんてん」砲あたりの後押しも期待したいところです。
さて、ここからは余談です。
Chell(チェル)さんのブログを読んで、頭に浮かんだ自分語りです。
中途半端な自分語りをしてもアクセスがアップするとは思えませんが、私みたいなキャラは自分語りをいかに他人に役に立つように書くことがポイントになるのかな? なんて思ったりもします。
でも、他人に役に立つような自分語りなんて、なかなか書けないですよねぇ……。
Chell(チェル)さんのブログを読んで思い出したフィリピン一人旅
私が初めて海外に行ったのはフィリピンでした。期間はChell(チェル)さんと同じくらい。1か月半弱程度でした。
自分にとっては最初の海外旅行でしたし、若い頃は“強欲”が人生テーマでしたし、なによりパスポートに一つでも多くのハンコを増やすことを目標にしていました。
そんなわけで最初は中国からヨーロッパへと抜ける一人旅をするつもりでいたんです。
しかし、いい加減な性格で事前にちゃんと準備しなかったことが仇となり(そもそも中国は簡単に入国できない状況でもあった)、その計画を断念。結局、フィリピンに行き先を変更することにしたんです。
なぜフィリピンを選んだのかというと、アキノとマルコスのことに興味があり、アキノ暗殺の現場に居合わせた若宮清さんとも接点があったからです。
これはアキノ氏暗殺の記録映像です。冒頭でアキノ氏の座席の後ろに座っている眼鏡の男性が若宮清さんです。
あとは、ジャパゆきさんが流行していたのも理由です。
ジャーナリズム系の意欲があったので、自分の目で世界のリアルな現状を見てやろうと思ったんですよね。
準備など何もしませんでした。荷物はズタ袋ひとつ。その1/3はテッシュ、あとは最小限の着替え、それから『世界の歩き方』『和英辞典』などをぶち込み、1カ月のオープンチケットを購入して行きました。
所持金は数万円程度。日本円をそのまま持って行きました。あっちで両替すればいいじゃん。その方が勉強になるし……みたいな発想でした。
あ、いま思い出しました。何も準備していないで行ったというのは嘘です。わざわざ性病科に行って抗生物質をしこたまもらって持って行きました(使ったかどうかはご想像にお任せします)。
・ ・ ・
マニラに着いたのは夜。しかも雨季だったために豪雨。
宿泊先も決めずに行ったので、いきなり途方に暮れました。
とりあえず空港を出ると、待っていたのは貧困の子どもたちと白タクの連中でした。
結局、その日は人のよさそうな白タクのおじさんを選び、YMCAに連れて行ってもらって泊まりましたが、そのまま殺されててもおかしくないほどの無防備でした。
翌日、街に出ると、豪雨のために街中は洪水になってました。膝まで泥水に浸かりながらバスターミナルを目指し、とりあえず港行きのバスに乗りました。
まずは離れ島に行きたいと思ったからです。
結局、足の向くまま気の向くままのフィリピン一人旅は、旅先で知り合った人の家に泊めてもらいながらの一宿一飯の旅って感じ。ちゃんとした宿泊施設に泊まったのは初日のYMCAのみでした。
行った場所で知り合った人の家を転々としながら、悪いことから楽しいことまで経験しました。
起きている時間すべてが刺激的でした。毎日が事件だったような気がします。
最終的にはオーバーステイのために簡単に帰れなくなり、1カ月半弱後に帰国。
やっとで帰国した日本でも物語がありました。
オーバーステイを誤魔化すためにニセの診断書を病院で作ってもらって帰国したのはいいんですが、空港に着いたら、別室で徹底的に取り調べられました。すべての荷物は隅々までチェックされました。ポチ袋みたいな小さな封筒も全部広げて見せられ、ちょっと恥ずかしい?身体検査もされました。完全にマークされていたんでしょうね。
まぁ、それも含めていい思い出です。
昔を思い出していたら、あっという間に1〜2時間がすぐに経ってしまいました。
もっとブログ量産しなきゃいけないのに(苦笑)。
大麻、ボラカイ島、バクラ(オカマ)……フィリピン一人旅で得られたモノ
結局、自分にとって旅することってどういうことなのか?
ついつい、そんなことまで考えてしまいました。
若い頃は異国の空気を吸うだけでも充分なんだと思っていました。
もちろん見たことのない景色と対面したり、初めての経験と出会うことはかけがえのない宝物になります。
ここであらためてフィリピン一人旅で得られたことを3つ挙げろと言われたら、何を挙げるのか考えてみました。
……自分にとっては「大麻、ボラカイ島、バクラ(オカマ)」ってところです。
大麻のトリップで人間の感覚には「まだまだ先がある」ということを知り、ボラカイ島で超スーパーリゾートの素晴らしさを体感し、バクラのいる生活から自分の既成観念がちっぽけだったことを知りました。
どうやら共通項は「発見」のようです。
きっとの自分にとっての旅は、「発見」することなんでしょう。
『失われた時を求めて』で知られるフランスの小説家、マルセル・プルーストはこんな言葉を残しています。
「本当の旅の発見は
新しい風景をみることではなく、
新しい目をもつことにある」。
By Otto Wegener (1849-1924) – détail [Public domain], via Wikimedia Commons
あらためて考えると、私にとっての旅とはプルーストの言葉に近いのかもしれません。
それにしてもChell(チェル)さんのブログからプルーストに思考がワープしてしまうのが私の良いところでもありますが、支離滅裂な部分でもあります。
無計画な「行き当たりばったり」人生もアリだけど、それだけいいのか?
つか、振り返るとオレはつくずく無計画な「行き当たりばったり」人生だったような気がします。
フィリピン一人旅に限らず、いい思い出はたくさん経験してきたような気がします。
幸い、仕事が編集者なので、すべての経験は何かしらに活かせてきたような気もします。
しかし!
胸を張って成し遂げてきたモノって何一つないんです。
この辺がChell(チェル)さんとオレが大きく異なる部分だと感じさせられました。
要するにオレの場合は無計画な「行き当たりばったり」の支離滅裂な人生なんですよね。
やっと最近になって「自分ってなんなんだ???」なんて“青いこと”を思うようになりました。
そこでプロ無謀家の看板を掲げるに至りました。
こうやって看板を掲げることで出会いを広げ、それを通じて自分を見直そうと思います。
そして、ブログからも何かを「発見」したいんだろうな……だから「旅」って言ってるんだろうな、などと自己分析しているうちに朝になってしまいました。
つまらない自分語りを入れつつの独善的な文章ですが、元銀座OLの“萌えハンター”Chell(チェル)さんを紹介させてもらいました〜。
では!
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