つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。最近は言葉が出てこなくなりました。明らかに脳が劣化してきています。限られた文字数のツイッターもスマートに投稿できません。そこで少し脳を鍛えるために、文学などに意識を向けてみようと思いました。
そんなわけで現代短歌についてサラッと調べてみました。
短歌とは? 基本ルールは? 俳句や川柳との違いは?
まずは初歩的なことから。短歌の基本を再確認します。
<短歌の基本>
・「5・7・5・7・7」の五句三十一音の形式
・和歌も同じ形式で、和歌=短歌と考えてかまわない
・俳句と川柳は「5・7・5」の形式で、
俳句は季節や自然がテーマ(季語必要)
川柳は季語不要
・短歌は『古事記』や『万葉集』あたりに確立された
・新しいタイプの短歌は、正岡子規あたりから
By UnknownUnknown author [Public domain], via Wikimedia Commons
現代短歌の歌人は何人ぐらいいる?
俵万智さんによる1987年刊行の歌集『サラダ記念日』は280万部のベストセラーとなり、社会現象になりました。これが現代短歌のターニングポイントです。
なにせ自由形式ですし、どのくらいの歌人がいるのか不明です。
地元の書店で行われた『現代短歌を読もうフェア』では俵万智さんに加え、枡野浩一さんや穂村弘さんの名前が並んでいます。
『現代短歌を読もう フェア』開催中です!
書肆侃侃房の『現代歌人シリーズ』『新鋭短歌』、俵万智、枡野浩一、穂村弘、など並べました。
紫陽花のPOPが目印です。 pic.twitter.com/26Jw7ZQvFH— 書楽 阿佐ヶ谷店 (@syo_gaku) 2018年6月10日
枡野浩一さんは地元です。枡野書店でお会いしたことがありますが、いい雰囲気の方です。昨年あたりからは「着る短歌」が注目を集めています。
最近では19 –juke‒との「短歌のリリックビデオ制作」(2018年10月には完成、2018年10月11日の世界カミングアウトデーからインターネット配信予定)が話題の鈴掛真(すずかけしん)さんを応援されているようです。
現代短歌の基本ルールは?? 誰にでも作れるの?
枡野浩一さんによると短歌のルールは下記の3つらしいです。
一、五七五七七で!
一、いつもの言葉で!
一、嘘でも面白く!
なるほど。
あとは、「深淵なストーリー要素を含んでいるのが望ましい」なんてことをどこかで読んだ気がするのですが……気のせいかもしれません。
ちょっと検索したら、8年くらい前の枡野さん評が出てきました。
それによると“ 枡野浩一は必要以上に短歌界から「無視」されているように見える ”状況だったようです。
そこにはいくつか枡野さんの代表作が挙げられていました。
・かなしみはだれのものでもありがちでありふれていておもしろくない
・こんなにもふざけたきょうがある以上どんなあすでもありうるだろう
・好きだった雨、雨だったあのころの日々、あのころの日々だった君
先程、3つの枡野さん短歌ルールを書きましたが、これは『かんたん短歌の作り方』(ちくま文庫)のまえがきに載っています。さらに詳しく知りたい人は、ご一読を!
とにかくリズミカルで、自分らしい意識を持ち、わかりやすい自分の言葉で表現する技術は大切です。なかなか奥が深そうです。
アートと共通している部分も多そうですし、エンタメ要素も不可欠っぽいです。
そんな要素を意識すれば、少しは脳も活性化するかもしれませんね。
では!
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