【目次】本記事の内容
消費者心理を刺激するプロセスを解明した「AIDMA(アイドマ)の法則」
「AIDMA(アイドマ)の法則」はアメリカのサミュエル・ローランド・ホールが1920年代に提唱した「消費行動のプロセスモデル」のことです。
AIDMA(アイドマ)は、Attention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)の頭文字を取ったものです。
消費者の購買心の移り変わりを5段階のプロセスに分解しています。
<AIDMA(アイドマ)の法則>
A:Attention(注意)→商品の存在を知らせる
I:Interest(興味、関心)→興味を持たせる
D:Desire(欲求)→正しい知識を与えて欲しいと思わせる
M:Memory(記憶)→記憶してもらう
A:Action(行動)→購入してもらう
インターネット時代になり「AISAS(アイサス)の法則」の考え方が登場
「AISAS(アイサス)の法則」は2005年頃に電通が提唱したインターネットによる購買行動プロセスです。後半のプロセスが「AIDMA(アイドマ)の法則」と異なっています。
<AISAS(アイサス)の法則>
A:Attention(注意)
I:Interest(興味)
S:Search(検索)
A:Action(行動)
S:Share(共有)
ネット上の口コミの威力は非常に大きいので、これは一般消費者になりすまして、口コミや記事を書いたり、芸能人のブロガーに宣伝を依頼するといった「ステマ(ステルスマーケティング)」を生み出してしまいました。
ステマ失敗で炎上が多発した時期もありました。
いまだに一部では「自分の好きなモノを素直に好きと言えないような空気」すら漂っているように感じられます。
新しい購買プロセスとして注目されている「SIPS(シップス)」
その後も新しい購買プロセス「AISCEAS」「AIDA」「AIDCA」などの提案がされてきていますが、変わり映えしない印象です。
そんな中、2011年に電通が提唱した「SIPS(シップス)」は、SNS時代にマッチしたプロセスとして注目されています。
<SIPS(シップス)の法則>
S:Sympathize(共感)
I:Identify(確認)
P:Participate(参加)
S:Share & Spread(共有・拡散)
これは「共感」からスタートしていることが特徴です。
少し乱暴ですが、ファン心理を醸成させるスタイルと言ってしまえばわかりやすいでしょう。
「共感」を得るためには基本的に『ストーリー、誠実さ、正直さ』などが不可欠となります。
さらに『逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)』の恋ダンスなどのような、「踊ってみた」的な参加しやすい要素も必要だと考えられています。
私が提唱する「AISSSY(アイシー)の法則」ってのはいかが?(苦笑)
共感ってSNS時代の特徴なんでしょうか? シェアは特徴だと思いますが、共感は以前からあったと思います。
結局は、語呂合わせで少しだけ目新しい提案をしたいだけのような気もします。
そんなわけで、私も提案することにしました。「AIDMA(アイドマ)の法則」から100年が経とうとしていますしね。
それは「AISSSY(アイシー)の法則」。
<AISSSY(アイシー)の法則>
A:Attention(注意)→存在を知らせる
I:Interest(興味、関心)→興味を持ってもらう
S:Search(検索)→調べてもらう
S:Sympathize(共感)→共感してもらう
S:Share(共有)→拡散してもらう
Y:Yearn(切望)→希望を持ってもらう
どうですか? 語呂もいいでしょ。「なるほど(I see)」って感じじゃないですか?
完全に自己満足発言ですね。
でも、検索してみると「きれぼしJAPANサポーター」さんに同名の方がいらっしゃるようですから、難しいかな。
いや、それ以前に私がブログで書いても、誰も見向きしませんよね。
大真面目に付け加えておくと、消費行動に「希望」や「人間らしい夢」は必要になる!
高度成長期は社会全体が消費に対する希望がありました。
そしてバブル期には、社会の希望や夢が個人の夢や欲に変化しました。
そして現在は……希望や夢があると思いますか?
どんどん希望や夢は細分化されてしまいました。
さて、細分化された個人の希望や夢はどこに行き着くでしょうか。
私は希望も、夢も消滅しかかっているように感じています。
子どもたちに希望はあるのでしょうか?
震災後の政治は体たらく。マスコミも、大人たちも決して褒められた状況ではありません。もちろん消費行動に希望の欠片もありません。あるのは自己保身と我欲だけです。
ただただ、浅ましい印象です。もちろん自分も含めて……。
希望のない社会で育つと、未来に希望は持てなくなります。
だからこそ今後は社会の希望……もしくは「人間らしい希望や夢」が求められていくのではないかと思っています。
私はオリンピック以降、日本は破綻するスタンスでおります。だからこそ、生活を充実させたり、穏やかに過ごせるような「人間らしい希望や夢」を見せてくれる要素が消費行動には必要じゃないかと思うわけです。
「この世を動かす力は希望である」
宗教改革者のマルティン・ルターの名言の一つです。
この世の中を動かすのは政治家なのか、電通なのか、自分たちなのか。
このままだと待っているのはユートピアではなく、ディストピアです。
希望や夢を求めた消費活動へと大きなくシフトしていって欲しいです。
そのためには、好奇心を刺激したり、自然と対話ができたり、自由にノビノビと新しいことを切り開くために消費する観点が必要です。
そのためにも「AISSSY(アイシー)の法則」という消費行動が広がることを切に願っています。
<余談>
「食」に関しても誠実なスタンスが必要です。らでぃっしゅぼーやは、28年以上続く定期宅配サービスの老舗です。 食卓に有機・低農薬野菜&無添加食品を届けようとする誠実なスタンスに好感が持てます。放射性物質検査も独自の基準で行っています。評判に関してはさまざまですが、未来を意識しながら積み重ねている企業姿勢には希望があります。
現在、ユーザー特典として「全商品初回8週間配送料無料」や「初年度年会費無料」、さらに妊娠期間中の方、3歳未満のお子さまがいらっしゃる方には「最大36ヶ月/156週 配送料無料になるベビー特典」などを行っています。
こういう付加価値として希望がある企業や商品に対して消費が進むといいと思います。
有機・低農薬野菜宅配のらでぃっしゅぼーや。自然の恵みをうけて育った野菜や果物をお届け。
素材本来の味を食卓に。まずは8週間のトライアル体験!
wordpressやるなら
エックスサーバーがオススメ!
このサイトはスタート時より「wordpress × エックスサーバー」によって運営しております。他のサーバーとも契約をして別サイトを構築しておりますが、エックスサーバーの使い勝手がイチバンです。セキュリティ、サポートに満足しております。しかも低コストです。利用者が多いので情報がネットに多いことも助かります。
詳細は下記ボタンより