【民主主義が揺らぐイスラエルで抗議運動が続く】分断から殺し合いに発展（Jews are killing each other over the power of the judicial branch in Israel）

つなワタリ＠捨て身の「プロ無謀家」（@27watari）です。

 

2023年7月24日、イスラエル国会は、ネタニヤフ首相が推進する司法制度改革の関連法案を可決しました。この法案は最高裁が「不合理」と判断した場合に政府の決定を無効にする権限を失うなど、最高裁の権限を弱める内容が含まれており、司法の独立性や民主主義を脅かすとして懸念されています。

 

イスラエルでは何ヶ月も抗議活動が続いていますが、抗議行動はエスカレートしています。日本ではあまり報道されていませんが、フランスやイギリス、インド、そしてイスラエルなどで起きている国家内での分断や紛争の様子をネットで見ていると、目を覆いたくなります。

 

こういった動きが日本でも起きてしまうのでしょうか。世界の未来が気になってしまいます。

 

 

 

国会前で数十万人が「民・主・主・義！」と叫ぶ抗議運動

まずは現地の様子です。

 

イスラエル・エルサレム　国会前
数十万人は「民・主・主・義！」と叫んでいます。
スゴイ！ pic.twitter.com/F9wR0TdcBw

— dani nehushtai (@nagariya1) July 23, 2023

 

 

これは司法制度改革の関連法案が可決された後の様子だと思われます。投稿では数十万人が「民・主・主・義！」と叫んでいる様子と書かれています。

 

この写真だけでは数十万人なのかは不明ですし、民衆の声も聞こえてきません。

 

しかし、かなりの人数が集まっていることはわかります。

 

調べてみると、「CBS NEWS」の記事を発見しました。

 

 

どうやら数十万人で間違いないようです。

 

 

・　・　・

 

 

「The New York Times」にはリアルな映像がいくつか紹介されていました。撮影日は可決前の様子のようです。多分、7月23日でしょう。

 

記事ではイスラエル建国以来の危機だと報道しています。

 

 

いまから3ヶ月ほど前の動画を貼っておきます。

 

 

イスラエルの独立は1948年です。いまから75年前のことです。独立後は自由度の高い民主主義国家を築き上げました。中東の他の地域よりも「ユニコーン」と呼ばれる技術系スタートアップが多く、中国よりもノーベル賞受賞者が多い国でもあります。

 

しかし、このような国内での分断が続くと、国の足腰は弱まり、国力自体が一気に低下していくのではないでしょうか。

 

 

 

ついに小競り合いから殺し合いにまで発展？

ネットを見ていると、異常な映像が投稿されていました。ひとつは警察が放水銃で反政府デモ参加者を蹴散らしているもの。

 

そしてもうひとつは、デモ参加者を自動車で轢いているもの。

 

放水銃はともかく、自動車の映像はショッキングでした。

 

不快な映像が流れますので、自己責任でご覧になってください。

取り扱い注意でお願いします。

 

 

こちらが放水銃の映像です。

 

 

こちらが自動車の映像です。

 

 

では！