つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。スーダンで軍事クーデターが発生したようです。反政府運動の象徴として活躍している「Alaa Salah(アーラ・サラー)」という女性に注目が集まっています。
【目次】本記事の内容
<2019/04/17追記> スーダンに春はやってこないのか?
意外と日本ではスーダンのクーデターが話題になっていないようです。Alaa Salah(アーラ・サラー)さんも少なくとも日本では話題になってないですね。そんなもんなんでしょうか。
そんな中、「Reuters」に記事がアップされているのを見つけました。
焦点:スーダンとアルジェリア、「アラブの春」は訪れるか(出典:Reuters)
この記事を読む限り、どうやらクーデターが起きたとしても、劇的な変化は訪れそうにありません。
単なる「ガス抜き」的なものにすぎない印象です。
結局、スーダンの民主化は程遠いようです。最終的には軍が権力を掌握する形に落ち着きそうです。
今回のデモの中心になったのは若者パワーですが、若者パワーは持続性に乏しい欠点があります。
もし民主化への逆転?の一手があるとすれば、やはりAlaa Salah(アーラ・サラー)さんの活躍次第でしょうか。
誰か知恵者がいて、うまくAlaa Salah(アーラ・サラー)さんをサポートしてデモの地熱をキープさせることができればいいんでしょうが。。。
「国(政治)が変わる3つの方法」
結局、トップの首をすげ替えても、構造が変わらない限り、振り出しに戻ってしまうんですよね。
スーダンも同じ失敗の道をなぞっていくのでしょうか。。。
・ ・ ・
大前研一氏が述べている「人間が変わる3つの方法」というのがあります。けっこう有名ですので、ご存じの方も多いでしょう。
「人間が変わる3つの方法」とは、この3つです。
(1)時間配分を変える
(2)住む場所を変える
(3)つきあう人を変える
では、「国(政治)が変わる3つの方法」なんてのはあるのでしょうか。
あります。
(1)三権分立→権力の濫用防止
(2)誠実な選挙制度
(3)政治家、行政などの聖職者意識
私はこの3つだと思います(リンク先はアマゾンの関連書籍)。
つまり、この3つがなければ、クーデターをしても変わらないということです。
そして、日本もこの3つが揺らいでいます。いや、明らかに腐敗しています。
だから未来が暗いわけです。
そのように私は感じています。
↓ここから以下はクーデター発生時に書いた記事です。
スーダンでクーデター発生! バシール(バシル)大統領が失脚
スーダンで軍事クーデターが発生した模様です。
2019/04/11の15:08時点では、情報が交錯しています。30年にわたって政権を握ってきたバシール(バシル)大統領が辞任したとも、逮捕されたともいわれています。
まもなく軍からの声明が発表されるそうです。
第一副大統領が暫定政権を率いるという話が有力っぽいです。
Sudan: As protesters demand Bashir removal, Sudan’s army to make ‘important statement’ https://t.co/pblqbr6W1K
スーダン:軍がもうすぐ重要な声明を発表するらしい。また、ツイッターでの複数の書き込みによれば、軍が事態を掌握し高官が逮捕されているという。— Sub-Saharan Mining (@sndwky) 2019年4月11日
スーダンではここ3ヶ月以上もの期間、反政府デモが続いていました。バシール大統領は非常事態を宣言し、デモの取り締まりを強化していましたが、まったく効果は出ませんでした。数日前には最大規模のデモが行われ、事態が深刻化している中、アメリカとイギリス、さらにノルウェーが加わってバシール大統領に事実上退陣を促す共同声明を発表したばかりです。
ここで一気に脚光を浴びている女性がいます。
反政府運動の象徴として活躍している「Alaa Salah(アーラ・サラー)」という女性です。
自由の象徴「Alaa Salah(アーラ・サラー)」は22歳!
自由の象徴として脚光を浴びているのは、「Alaa Salah(アーラ・サラー)」という女性です。
22歳らしいです。
この女性です。
出典:People Can’t Stop Talking About This Iconic Photo From The Protests In Sudan「BuzzFeed News」
https://www.buzzfeednews.com/article/tamerragriffin/sudan-protests-woman-car-iconic-photo-alaa-salah
スマホで撮られまくられてますね。スマホの普及率ってどのくらいなんでしょう。すごいです。
映像もあります。
次回のノーベル平和賞の最右翼となりそうですね。
名前の読み方は、「アーラ・サラー」としていますが、これでいいのかわかりません。間違っていたらゴメンナサイ。
ツイッターもあるようです。
Alaa Salahツイッター
https://twitter.com/iAlaaSalah
現時点(2019/04/11 15:26)で6,924フォロワーですが、どこまで増えるか気になります。
日本はスーダンの主要援助国のひとつ
日本はスーダンの主要援助国です。他には米国、英国、ノルウェー、スウェーデンなどが名を連ねています。
これまでスーダン人学生80名以上が日本に留学しています。京都大学、神戸大学農学部、鳥取大学などがスーダンの学校を交流を持っています。
参照: スーダン共和国(The Republic of the Sudan)基礎データ「外務省」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/sudan/data.html
バシール(バシル)大統領のプロフィールなど
バシール(バシル)大統領は現在75歳、30年前(1989年6月)に無血クーデターでスーダンの権力を掌握しました。
バシール(バシル)大統領が悪名を轟かせたのは2003年のこと。自らが支援したアラブ系民兵組織ジャンジャウィードがアフリカ系反政府勢力を無差別に襲撃し、約30万人が死亡した。その後、国際刑事裁判所(ICC、本部オランダ・ハーグ)は現職の国家元首に対しては初めてバシール(バシル)大統領に対して逮捕状を発付しました。
また、バシール(バシル)大統領は国際テロ組織アルカイダ首領だった故ウサマ・ビンラディン氏やベネズエラ人の国際テロリスト「カルロス」(別名ジャッカル)をかくまってきたことでも有名です。
日本とスーダンの関係、そして「Alaa Salah(アーラ・サラー)」という女性も気になるので、少し気にかけてみることにします。
では!
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