【目次】本記事の内容
46年の歴史に幕! 水島新司さん、お疲れ様でした! なんとシリーズで「こち亀(全200巻)」越え!
『ドカベン』が46年の歴史に幕を閉じるそうです。
水島新司「ドカベン」シリーズ次週完結!46年、計200巻以上の歴史に幕 https://t.co/TO6vOi8XHp pic.twitter.com/FJL6pD7IEH
— コミックナタリー (@comic_natalie) 2018年6月20日
完結するのは6月28日発売号です。来週です。
それにしても急転直下な感じです。
1972年から連載スタートし、『ドカベン』『大甲子園』『プロ野球編』『スーパースターズ編』『ドリームトーナメント編』と続いてきました。200巻越えの歴史はハンパないです。
現在までで203巻ですから、ギネスに“最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ”として認定された「こち亀(全200巻)」を越えています。
調べてみると『こちら葛飾区亀有公園前派出所 200 特装版 40周年記念(ジャンプコミックス) 』って、まだ手に入るんですね。これには350人超が掲載されたキャラクターブック「こち亀調書」も同梱されているので、ちょっとポチりたくなってしまっています(汗)。
個人的にイチオシは、やはり『ドカベン』31巻でトドメを刺す
『ドカベン』シリーズは読破していません。
途中で挫折してしまいました。
読んだ中でベストなのは、やはり『ドカベン』31巻でしょう。
それについて少し触れた記事を以前に書いています。
31巻はかなり異質な展開でした。
水島新司さんではない人がストーリーを考えたのでは?
そんな風にすら思える内容です。
編集者の強い意見でそうなったことも考えられますね。
なぜ? いきなりの完結の背景は? 秋田書店は大丈夫?
作者の水島新司さんは現在79歳。水島さんは週刊少年誌に連載する漫画家としては最年長です。
そろそろ体力的に限界ということなのでしょうか?
草野球好きで知られる水島さんですが、「最近は顔を出していない」という話も耳にしています。
体調がすぐれないのならば、完結しなくても休載という選択肢もあったはずなんですが……。
気になります。
・ ・ ・
もしかすると秋田書店自体も限界なのかもしれません。
『弱虫ペダル』一本で屋台骨を支えきれるのか微妙ですから。
そう遠くないタイミングで『週刊少年チャンピオン』も完結してしまいそうな気分にすらなってきました。
残念ながら秋田書店さんは商売があまりうまくなさそうです。
名作『ドカベン』なんですから、時間をかけてアピールすればいいのに……。
そうすれば、『ドカベン』景気で売上げも少しくらいは売上げがアップすると思うんですが……。
いや、秋田書店ビルは「ドカベンビル」とか「がきデカビル」とも呼ばれています。もっとも水島新司さんは秋田書店に貢献した漫画家さんなんです。
これは礼儀を欠いていると言ってもいいかもしれません。
昔、かなりハマっていたファンだけに、ちょっと残念です。
『週刊少年チャンピオン』編集部の公式ツイッターにすら、ニュースが出ていません(2018年6月21日・11時過ぎ時点→22日・19時の時点でも出ていません)。
https://twitter.com/weekly_champion
秋田書店公式ツイッターなんて、もっと酷いです。
2016年6月9日からツイートが止まっています。
https://twitter.com/akitashoten
現在の『週刊少年チャンピオン』の発行部数は多めに見積もっても10数万部といったところでしょうか。もしかすると10万部も割り切っているかもしれません。
失礼な話ですが、もう息絶え絶えといったところでしょう。
古い体質の出版社が生き残れる時代じゃなくなりました。
そして、それに依存していた関係者も共倒れです。
私もそんな負の流れにしっかり乗っているので、実感しています。
なんたって印刷所の倒産で1000万以上の未回収のお金があります。
連鎖倒産とはよく言ったものです。
ま、それも人生です。
やはり大円団で終了か。『ドカベン』最終回を勝手に想像してみたww
気になるのは最終回の展開です。
今週は、同点で2死ランナー3塁。そこで山田太郎がバッターボックスに入るところで終わっています。4試合連続サヨナラホームランがかかった打席でもあります。
対するピッチャーは球道くん。
「勝負は勝つためにやっている」という台詞が出てきます。
要するに球道くんは山田を歩かせること(敬遠)を微笑監督に進言するわけです。
どうなるでしょうね。
いくつかパターンが浮かびます。
(1)真っ向勝負でサヨナラホームラン
敬遠を進言する球道くんですが、微笑監督にたしなめられて全力投球。一球目はプロ最速記録である160km/h、二球目は高校時代の記録である最速163km/h超えを果たし、勝負球となる第三球は自らの新記録ともなる最速球を投げますが、バックスクリーン一撃のサヨナラを許すパターン。
(2)敬遠ボールに食らい付いてスクイズ
球道くんの敬遠に山田太郎が思いっ切り食らい付いていき、スクイズを成功させるパターン。
(3)敬遠に岩鬼が喝! そこで真っ向勝負
ベンチのサインはスクイズ、球道くんも敬遠の雰囲気。そこで3塁ランナーの岩鬼が「勝負しろ!」と言ってベースに座り込んでしまう。そこで勝負する二人。
山田「ありがとう」、殿馬「あいかわらずズラ」、微笑「あいつめ笑」、球道「よしっ!」みたいな展開でサヨナラホームランかと思いつつ、惜しくもフェンスに届かず。慌てて走り出す岩鬼がホームベースでクロスプレー。なんとかセーフで勝利・・・というパターン。
(4)展開などどうでもいい。最後は水島さんの夢オチ
山田のサヨナラホームランで大円団。いままで登場した主要キャラが登場。それぞれの想いを口にする・・・そして、最後に水島さんが布団から目覚めるという壮大な夢オチ。
そして、ラストページは「球場のグラウンドと水島さんのラストメッセージ」というパターンになるんじゃないでしょうか。
まぁ、どうなるのか楽しみです。
「ドカベン」という名前の由来は、弁当から付けられている
いまでは「ドカベン」という言葉は山田太郎の愛称として一人歩きしていますが、本来は土方弁当(どかた べんとう)の俗称です。
肉体労働者の空腹を満たすためのボリュームのある弁当のことです。
定型は “アルミ製の大型弁当箱” “四角形” “おかずは梅干し一つ” という形でした。
もう「ドカベン」といっても弁当をイメージする人はどのくらいいるのでしょう。
それだけ日本は豊かになったっていうことでしょうね。
『ドカベン』完結より、驚いたのが古賀新一さんの死
秋田書店のサイトを見ていて驚いたのが、古賀新一さんの死です。
http://www.akitashoten.co.jp/news/1477
古賀さんは説明するまでもなく、大ヒットホラー漫画『エコエコアザラク』などで知られる漫画家です。
漫画家 #古賀新一 さん死去「エコエコアザラク」代表作https://t.co/qVcF6LHN2r
— 日刊スポーツ (@nikkansports) 2018年3月16日
人は必ず亡くなるわけですが、寂しい話です。
では!
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