【キン肉マン第346話の予想と結果】ビッグボディの笑顔は死のフラグ？

つなワタリ＠捨て身の「プロ無謀家」（@27watari）です。『キン肉マン』第346話の展開予想＆ネタバレ答え合わせの記事です。

 

いままでは『キン肉マン』のネタバレと次回の展開予想をしてきましたが、第339話から展開予想＆ネタバレ確認（答え合わせ）するスタイルに変えました。よろしくお願いいたします。

 

 

 

＜はじめに＞【キン肉マン第346話】の予想

◯第346話の予想ポイント

フェニックスに反旗？　ビッグボディはどうなる？

 

 

◯ザックリとした予想

第345話が公開された時点では、下記のポイントを挙げました。

 

＜つなワタリの展開予想＞
ビッグボディの大ピンチ→フェニックス助けず→ゼブラやマリポーサもやってくる→フェニックスとスグルたちのやりとり→フェニックスの言葉にハッとする超神→戦闘不能のビッグボディがコーナーに投げ飛ばされる→ここでフェニックスがタッチでリングイン→しかしフェニックスは2対1に轟沈

 

いかがでしょうか？

 

これだけではわかりにくいですよね。いや、全然わからないですよね（汗）。ちゃんと説明します。

 

その前に……もし第345話が公開された後のネタバレ答え合わせ＆感想記事に興味を持たれた方は、こちらをご覧になってください。

 

 

では、第346話の展開予想です。

 

 

◯昭和プロレスの王道展開が蘇るかも？

昭和プロレスの王道展開といわれても、ほとんどの方はわからないでしょう。

 

説明します。

 

昭和プロレスでは正統派の日本人チームとヒールの外国人の対決図式が非常にわかりやすいものでした。

 

反則し放題の外国人チームがいて、日本人サイドが反則に耐えて耐えて耐えまくるという図式です。

 

相手チームが二人がかりの反則攻撃をしているにもかかわらず、日本人側は耐え続け、さらにパートナーも手を伸ばすだけで救出にも出ていきません。そしてギリギリまで耐えたところでタッチ！　そこから一気に形勢逆転！　みたいなパターンが昭和プロレスの王道展開のひとつでした。

 

今回はそんな愚直な昭和プロレスの展開が繰り広げられるような気がしてなりません。

もしかすると、ビッグボディがフェニックスの乱入を制する可能性もあります。そうなるとビッグボディの株は上がりっ放しになりますね。

 

 

・　・　・

 

 

では、第346話の展開予想です。

 

 

いかがでしょうか？

 

個人的にはフェニックスの名言である「あふれる知性」のフレーズを出してくれることを切に願っております。

 

さて、どうなることでしょう。まずは第346話の更新（2021年5月10日）が楽しみです。

 

答え合わせは更新後に！

 

 

さて、これ以降は第346話のネタバレを含んだ記事となります。まだ「キン肉マン／週プレWEB 最新 第346話」を読まれてない方は、まずは先にご覧になってくださいね。→最新話はこちらから（https://wpb.shueisha.co.jp/comic/）

 

 

 

 

急上昇するビッグボディ株の行き着く先……第346話のネタバレ答え合わせと感想

第346話のネタバレ答え合わせです。

 

＜注意＞ここから先は最新話である第346話のネタバレを含んだ内容です。まだご覧になっていない方や物語の展開を知りたくない方はご注意ください。ここでストップしてくださいね。

 

今回は「あふれる知性をフェニックスが発動か？」と予想していましたが、そんなセリフは出てきませんでした。またもや予想はハズレです。ドンマイ！

 

では、ネタバレいきますっ！

 

 

・　・　・

 

 

第346話のタイトルは『王位継承者の一言 !!の巻』でした。

トップ画の片膝を付きながら敵をにらみつけるビッグボディがとんでもなくカッコイイです。

今回のポイントは、「スグルとフェニックスのやり取り」「さらにビッグボディの笑顔」の2点。ファンにとっては胸アツだったことでしょう。

 

たいしたことのない言葉のやり取りや、小さなコマで読者の心を鷲掴みにするゆでさんの力量もお見事です。

いつか嶋田さんのネーム（注1）を見てみたいです。ゆでたまごさんの仕事の詳細が気になります。

 

（注1）ネームとは、漫画のコマ割り、ザックリとした構図、セリフなどをまとめたもので、漫画の設計図みたいなものです。漫画を描く基本の手順は、「アイデア出し→プロット→物語詳細→ネーム→下書き→ペン入れ→彩色」となります。 漫画の描き方は、下記が参考になります。

・「描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方」（週刊少年ジャンプ編集部）
・「マンガの描き方―似顔絵から長編まで」（手塚治虫）
・「荒木飛呂彦の漫画術」（荒木飛呂彦）

 

 

◯感動的なスグルとフェニックスのやり取り！　決め手は集中線！

「単に正しいだけでは人は動かん」

 

「いつだって正しいのは……お前のほうだ」

 

苛立っていたフェニックスがスグルとのやり取りで覚醒します。

 

ほんの2ページほどの会話にファンは涙しました。

 

集中線の使い方も抜群です。コマ割りの構成も完璧と言ってもいいでしょう。普通のやりとりですが、長い時間をかけてキャラを作り込んできたからこその結果ですね。

スグルとのやり取りを受け、フェニックスは孤軍奮闘するビッグボディのアシストをします。体勢の崩れたジャーマンを修正しつつ、見事なネックブリーカードロップで超神を追い込みます。

スグルの会話からの気づき、ビッグボディの奮闘からのアシストまでの流れが見事です。

 

 

 

◯ビッグボディの笑顔は……あまりにも無邪気！

今回のハイライトともいえるビッグボディの笑顔が素敵でした。

 

「ワハハハ！　そうだお前の言うとおりだ」

 

フェニックスのアシストを受け、さらに不器用な言葉を聞いたビッグボディは無邪気に大笑いします。

ビッグボディとフェニックスが心をかよわせ、スグルが穏やかに見つめるシーンは、非常に胸アツでした。

さらに二人は超神に対して息の合った攻撃を繰り出します。

このままビッグボディとフェニックスのツープラトンが続き、一気に超神を追い込む展開になるかと思いきや、超神もさすがです。一瞬で形勢を逆転させます。

 

 

◯嶋田さんのネームの作り方！　ルール化と付箋の活用か？

先程、嶋田さんはどんなネームを作っているか気になると書きましたが、感覚としては2ページ（もしくは3ページ）の展開を付箋に書いて組み合わせているのではないかと勝手に思ってしまいました。

 

理由は2つあります。

 

今回のの構成（全18ページ）を確認してみましょう。

 

2ｐ：ビッグボディが孤軍奮闘 →「動」
3ｐ：スグルとフェニックス会話 →「静」
2ｐ：フェニックスの覚醒 →「動」
2ｐ：フェニックスの覚醒（大技描写） →「中動」
3ｐ：フェニックスとビッグボディ和解 →「静」
2ｐ：フェニックスとビッグボディ合体技 →「中動」
4ｐ：超神の大技（キメ描写） →「大動」

 

いかがでしょうか？

 

展開のスピード感が見えてきました。さらに「動」と「静」の組み合わせ、「中動」と「大動」のコマの扱いなどに一定のルールを感じます。

 

そんなわけで、嶋田さんは付箋を使ってネームの構成を考えていると勝手に推測しました（笑）。

 

 

・　・　・

 

 

何度も書いていますが、新シリーズでのビッグボディの株は上がりっ放しですね。今回の笑顔も最高でした。

 

 

しかし！

 

 

今回の笑顔はビッグボディの死のフラグだと感じています。

 

最後の次回への欄外コメントは「強烈なタッグ技にゴッドセレクテッド万事休すか……!?」と書かれていました。

決め技となった「リアルツインDDT」は、かなり強烈でした。これはキツイと思います。

ここで受けたダメージでビッグボディは絶命してしまうか、完全退場すると感じています。

 

 

 

◯ビッグボディがフェニックスの首を守った！

完全に決まったと思った「リアルツインDDT」ですが、フェニックスには不思議とダメージがほとんどありませんでした。

 

首を触りながら不思議そうにビッグボディの方を見ると、ビッグボディは完全にダウンしています。駆け寄るフェニックス。「ハッ！　そうか！　お前が強力の腕でダメージを最小限にしてくれたのかっ！」。「まだまだ、全然平気だ」と笑うビッグボディが超神に突っ込んでいく。しかし足元はふらついている。

 

このまま戦いが続きますが、最後はなんとか超神を倒しますが、「リアルツインDDT」のダメージの影響でビッグボディが力尽きる流れになるような気がします。

 

新シリーズでビッグボディはあまりにも優遇されすぎましたし、ここで終わらすのがファンにとってもビッグボディにとってもベストだと感じています。

 

 

・　・　・

 

 

次回、週プレNEWSで連載している『キン肉マン（https://wpb.shueisha.co.jp/comic/）』の第347話の更新日は「2021年5月24日」となります。もはや休みが入るのが定番化してしまいましたね。

 

あらためて次回の記事で第347話の展開を予想をしてみようと思います。

 

以上！　ここまでっ！

 

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