つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。ジオシティーズのサービスが2019年3月末で終了します。当時、国内でホームページを立ち上げる場合、ジオシティーズを利用するのが一般的でした。私もいくつかのサイトを運営していました。まだどこかに更新停止されたままネットの闇の奥底に沈んでいるはずです。
20年ほどの歴史が消滅するというのは感慨深いですし、さらにあまり大きな話題になっていないことにネット社会の世代ギャップを感じます。
【目次】本記事の内容
ジオシティーズの歴史、そして私自身のホームページの歴史
ジオシティーズ(現:Yahoo!ジオシティーズ)は、インターネットが普及し始めた時代のホームページサービスです。現在はYahoo! JAPANが運営していますが、当時はGeoCities社が運営してました(2009年にGeoCities社は解散)。
日本でジオシティーズのサービスがスタートしたのは、1997年9月です。
なにより無料で使えるのがありがたい話でした。
独自の「ストリート名や番地」を選び、まさに仮想都市に自分の家を建てるような感覚で使えるのが楽しいギミックでした。
その後、ジオシティーズはYahoo!に吸収され、現在の「Yahoo!ジオシティーズ」に改名されたのが2000年のことでした。
最盛期は400万人のユーザーに利用されたジオシティーズのサービスですが、時代の変化に完全に取り残されてしまいました。
そして、2018年10月に総合的な判断の上、今後の継続に終止符を打つことを発表しました。
完全に時代に取り残された感がありますから仕方ありません。
むしろよく続けてきたと思います。
○私自身のジオシティーズ利用の歴史
私もジオシティーズのサービスを利用していました。
いつだったのか調べてみました。
どうやら初めてホームページ作りに取りかかったのは、1998年末だったようです。
サイトのイロハもわからず、とにかくタグ打ちしてサイトを作っていました。
適当に数字やアルファベットを打ち込むと、サイトの色が変わったりすることに感動したものです。
サイトがうまく表示されないことに何日も悩み、ほんの半角スペースが空いていたことが原因だったことを発見した喜びなど、懐かしい思い出がたくさんあります。
ジオシティーズに「ティーカップのBBS」を設置し、「モンキーバナナのアクセスカウンター」「さるさる日記」などを併用するのが王道パターンでした。
いまのwordpressみたいなものですね。レベルは全然違いますが。
ホント、懐かしさしかありません。
サイト移行する? 今後の「Yahoo!ジオシティーズ」サービスの流れ
「Yahoo!ジオシティーズ」のホームページの表示は2019年3月31日までとなります。
その後は、データのダウンロード程度だけが可能となります。
そして2020年3月31日に全データが削除されてしまいます。この時点でジオシティーズのデータは完全に消えてしまいます。
なんとも虚しい話ですね。
詳しくは公式サイトをご覧になってください。
https://info-geocities.yahoo.co.jp/close/index.html
「Yahoo!ジオシティーズ」終了のメッセージが切ないです。
最後まで読み進めていくと、怪しげなマークが表示されています。
これです。
これをクリックすると、新たなページが表示されます。
ここでは「サービス・機能ごとの終了スケジュール」「ホームページやドメインの移行方法」などが掲載されています。
アクセスカウンター「347620410012」の意味は?
アクセスカウンターの数字が気になりました。
これです。
「347620410012」です。
これは・・・
「サヨナラ ジオシティーズ」と読ませるそうです。
ちょっと違うんじゃない?(苦笑)なんて思ったりしますが、その辺がジオシティーズらしいところでしょう。
サイトを残したいならどうするのがベスト?
自分のジオシティーズのサイトを残したい人もいるでしょう。
そういった人は「Jimdo」などの無料ホームページサービスにコピペ移行するのがベストだと思います。
このまま貴重な財産が消えてしまうのか?
創生期のサイト群の中には、非常にアカデミックなサイトもありました。
それがそのまま消滅してしまうのはもったいない話です。
同じようにジオシティーズの財産消滅を嘆く人は少なからずいるようです。
ただ「Wayback Machine」なんてアーカイブサイトもありますので、完全に消滅はしないかもしれませんね。
これです。
奇特な人がせっせと登録してくれるかもしれません。
では!
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