つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。ツイッターで超インパクトのある会社の看板画像が流れてきました。そこに書かれている文言は「近ごろの若いモンが楽しく働く会社」。強烈な意思表示です。調べてみると、「平和総合コンサルタント」という福岡県久留米市のコンサルティング会社の看板でした。
【目次】本記事の内容
巨大看板「近ごろの若いモンが楽しく働く会社」に目を奪われた!
まずはツイッターに流れてきた画像からご紹介します。
これです。
いい看板発見!!
若い人が楽しく働けるのが一番ですね! pic.twitter.com/YOLQHcgPmd
— りぞうし@未来へ繋ぐ (@masaya20070712) 2019年4月29日
ちなみに「りぞうし」さんは私もフォローしています。医療や社会に関して問題提起などをされている方です。優しく落ち着いた語り口が魅力的です。
さて、この看板。あまりに気になったので調べてみました。
すぐに福岡県久留米市のコンサルティング会社「平和総合コンサルタント」の看板だとわかりました。
ちなみにインパクト大のキャッチコピーは昨年に商標出願されたようです。
[商願2018-143151] 商標:[画像] (標準文字) /
出願人:平和総合コンサルタント株式会社 /
出願日:2018年11月19日 /
区分:36(建物又は土地の鑑定評価,建物又は土地に関する権利関係の調査,土地の取得若しくは使用に伴う損失の補償に関する調査,土地・建… pic.twitter.com/iFxr9zWIen— 商標速報bot (@trademark_bot) 2018年12月8日
創業者のモットーは「壮心不巳(そうしん やまず)」の心意気!
サイトを見ると、3つの「日本一を目指します」というメッセージが現れます。
平和総合コンサルタント株式会社(本社:福岡県久留米市野中町)
http://www.hscc.jp/index.html
なかなか熱い会社のようです。
創業は1971年。もうすぐ半世紀となります。
業務内容は公共事業の用地取得についての業務を行う補償コンサルタンティングのほか、建設コンサルティング業や測量などを手がけています。事業所は九州全域に13カ所。安定感たっぷりです。
創業者は平塚明男さん。
サイトにもアップされている会社の三十年史『三十年の歩み』を見てもらえばわかりますが、冒頭で魏の曹操(そうそう)の漢詩で知られている「壮心不巳(そうしん やまず)」の心意気に大きく影響を受けていることが綴られています。
曹操(そうそう)
Wang Qi (1529 – 1612) [Public domain], via Wikimedia Commons
「壮心不巳(そうしん やまず)」というのは、老いに関係なく「熱い気持ち(壮心)」は止められないということです。
巨大看板のコピーは、単に若者を示しているわけではなかった!
そこで例の看板に話を戻しましょう。
現在、三代目社長を務めている平塚万里子さんの「社長挨拶」を読んで、会社看板に込められた“想い”がわかりました。
どうやら「近ごろの若いモンが楽しく働く会社」というのは、単純に年齢が若いという話ではなく、年齢に関係なく心や考え方が「若々しい」というニュアンスが強そうです。
なにげなく目に入ったツイッター画像でしたが、勉強になりました。
多くのタレント、スターを輩出した久留米市
ところで久留米市は非常に住みやすい場所として知られています。
自然が豊かで、河童伝説があり、産業も発達しており、文化も充実しています。さらには最先端の医療で知られ、九州随一の禅の修行道場なんてものもあります。
イメージキャラクターは、筑後川生まれの河童「くるっぱ」です。
水と緑の人間都市「久留米市」
https://www.city.kurume.fukuoka.jp/1080shisei/2055teizyu/
久留米市イメージキャラクター「くるっぱ」
https://www.kurumepr.com/main/11.html
久留米市はすぐれた人材を輩出する地域としても知られています。
挙げてみましょう。
松田聖子(歌手)
藤井フミヤ・高杢禎彦(ミュージシャン)
田中麗奈(女優)
吉田 羊(女優)
藤吉久美子(女優)
松本零士(マンガ家)
中野浩一(元競輪選手)
坂口征二(元プロレスラー)
鮎川誠(ミュージシャン)
石橋凌(俳優)
乙一(小説家)
石橋正二郎(ブリヂストン創業者)
いかがでしょうか。
久留米市周辺まで含めると、ものすごいメンツです。
堀江貴文(実業家)
孫正義(ソフトバンク社長)
五木寛之(作家)
黒木瞳(女優)
松雪泰子(女優)
陣内孝則(俳優)
妻夫木 聡(俳優)
徳永英明(歌手)
鳥越俊太郎(ジャーナリスト)
こういった人物を輩出する理由はどこにあるのでしょうか?
「にあがりもん」気質が、果敢にジャンプアップさせる?
久留米には古くから「にあがりもん」という言葉があります。
これは「跳ね上がり者」「お調子者」「ふざけたことをする奴」「目立ちたがり屋」というニュアンスがあります。
元々は三味線の調弦(チューニング)で音程を上げる“二上がり(にあがり)”からきています。
きっと伝統的に普通より伸びシロのある「跳ね上がり」気質の遺伝子が受け継がれているのでしょうね。
自分の価値を高める(ブランディングする)ためにも「にあがりもん」精神は大切ですね。
きっと巨大看板「近ごろの若いモンが楽しく働く会社」を掲げている平和総合コンサルタントも「にあがりもん」精神にあふれているんでしょうね。
なにげないツイッターの画像がきっかけでしたが、いろいろと勉強になりました。
う〜ん・・・編集者として「にあがりもん」で一冊の本を作りたくなってしまった。有名無名関係なく、久留米周辺の方々の破天荒なエピソードをてんこ盛りにして。軽めの内容でB6版・7〜8折程度なら、1ヶ月程度で作れちゃう気がします(苦笑)。
「にあがりもん(福岡県久留米市)」と「つりあがりもん(大分県)」
「にあがりもん」とは面白いなぁ……などと思って調べていると、大分県ではお調子者のことを「つりあがりもん」と呼ぶことがわかりました。
言葉のルーツはわかりませんでしたが、ニュアンス的には伝わりますね。
ユニークな大分弁
大分弁は広島弁や四国弁に似ており、少し乱暴といわれているそうです。
昭和の町・豊後高田市では「大分方言まるだし弁論大会」というのがあります。2018年で34回目だったようです。
出典:第34回 大分方言まるだし弁論大会「豊後高田市観光協会」
https://www.showanomachi.com/events/detail/271
調べてみると、動画がアップされていました。話しているのは、豊後高田市カヌークラブのスター、けんちゃんだそうです。
松田聖子の久留米弁
検索してみると、松田聖子さんの久留米弁(福岡弁?)の映像がありました。非常に素敵でしたので、これもリンクしておきますね。
かなり脱線してしまいましたが、以上!
では!
★下記バナーはGoogleさんの「スポンサーリンク」です。バナーをクリックしても支払いが発生することはございません。
↓[ Googleセレクト 関連コンテンツ ]↓
wordpressやるなら
エックスサーバーがオススメ!
このサイトはスタート時より「wordpress × エックスサーバー」によって運営しております。他のサーバーとも契約をして別サイトを構築しておりますが、エックスサーバーの使い勝手がイチバンです。セキュリティ、サポートに満足しております。しかも低コストです。利用者が多いので情報がネットに多いことも助かります。
詳細は下記ボタンより