つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。「マイブーム」という言葉は、イラストレーターのみうらじゅん氏が命名したものです。ご存じでしたでしょうか? 仏像ブームを筆頭に、いやげもん、ゆるキャラなどをはじめ、数々の「マイブーム」を自分だけの世界で終わらさず、一般世間にまで広めてきたみうらじゅん氏が、7月10日放送『タモリ倶楽部』で『絶対くるブーム』を大公開! はたしてその内容は? いまからワクワクです!
これから来る新しいブームが気になる人……今回はみうらじゅん氏が『絶対くるブーム』が溜まったということで、番組で徹底検証する模様です。どのような検証をするのかは不明ですが、これは見逃せません!
【目次】本記事の内容
日本で最も不要不急の男! みうらじゅんの『絶対くるブーム』
まずは放送内容からご紹介。
『タモリ倶楽部』
放送日時:2020年7月10日(金) 深夜0時20分
放送内容:ナイブームとはもう言わせない!みうらじゅんの『絶対くるブーム』
日本で最も不要不急の男、みうらじゅん。いくつものマイブームを生み出した栄光の影には、うんともすんとも言わなかった「不発ネタ」があった。今回は、絶対にくる新作のブームが溜まったということで、本当にブームがくるのか徹底検証!
出演者:タモリ、みうらじゅん、カズレーザー(メイプル超合金)
公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/tamoriclub/#/?category=variety
この、「日本で最も不要不急の男」というコピーは秀逸ですねっ!
誰が考えたのでしょう。座布団10枚贈りますっ!
気になる『絶対くるブーム』の内容は?
これはオンエアー後に、あらためてまとめます。楽しみにしててください!
つか、めっちゃ楽しみです!
どんなものがまな板の上に上がってくるのか?
……ツイッターをサラッと見ると、リストにはこんなのも加わるかもしれません(安易)。
・自家製キスマーク
・カニカマ
・偏愛
・モコゾウ
<ネタバレ>「絶対くるブーム」のリスト
放送はみうらじゅんさんをメインゲストに、メイプル超合金のカズレーザーが司会進行で登場。
秘書の絵梨花さんも同席する中で、みうらさんから大量に送りつけられたという「絶対くるブーム」の逸品たちが紹介されていきました。
『絶対くるブーム』前半のラインナップ〜『タモリ倶楽部』7月10日放送
ん?
前半??
なぜ前半なのかは、読んでいただくとわかります。
・ ・ ・
最初に登場したのは「冷蔵庫に貼るマグネット」。1,996枚も所有しているそうで、森末慎二、ダンディ坂野、柴田理恵&松村邦洋、舞の海という「冷マ四天王」を中心にの「冷マ」ラインナップが紹介されました。
続いて、前回の「ナイブーム」の検証。
ここでは前回紹介された「カニパンブーム」と「シンスブーム」には多少の動きがあったことが報告されました。
続いてのコレクションはチープなタイの土産物「タイの掛け軸」。ラッセン風の作品など、数種類が紹介されるも、タモリはあっさりと拒絶でネクスト。
この後は「打ち出の小鎚」「ワッフル(斜面のがけ崩れを防ぐ工事)」が紹介されて番組終了かと思いきや、なんと! 翌週に持ち越しという展開に。さて、後半戦では何が登場するのでしょうか。
・・・楽しみです。。。ほんとか??
<みうらじゅん『絶対くるブーム』前半〜『タモリ倶楽部』7月10日放送>
・冷マ(冷蔵庫に貼るマグネット)
・カニパン(カニのツアーパンフレット)
・シンス(SINCEという英語表記)
・タイ軸(タイの掛け軸)
・ウッチー(打ち出の小槌)
・ワッフル(斜面ののり枠工)など
『絶対くるブーム』後半のラインナップ〜『タモリ倶楽部』7月18日放送
『絶対くるブーム』後半も満足度の高い?ラインナップでした
スタートは「マルチーズ」。これは犬じゃありません。地図の道の先っぽが角Rになっているものです……かなりありますので、レア感がちょっとイマイチでした。
続いて登場したのが「角煮」。これは食べる角煮ではなく、清朝時代に作られたとされる肉形石(にくがたいし)のことです。そもそも角煮に似せて作られた石です。ヒスイを彫り上げた翠玉白菜(すいぎょくはくさい)なんてのもあります。美術品としては素晴らしいと思いますが、日本人向けではないかもしれませんね。
ピンとこない人も多いと思いますので、実際に売られているものを紹介しますね。
これです。
「故宮博物院 翠玉白菜 + 肉形石 ミニチュアセット 置物」
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「角煮」はタモリさんも興味ゼロ。しかし、この後に登場した「拓映え」は、タモリさんの琴線に触れた模様でした。
要するに石碑や金属の文字を写し取って映えさせるというものですが、なかなか面白い文字が浮き彫りにされた作品?が出てきたこともあって、なかなかソソられたようです。
そしてラストは「ワニックブーム」。これはワニグッズを集めるブームです。例えば、駄菓子屋や縁日で売られているゴムワニ。非常にバリエーションも豊富で、コレクター心を刺激するようです。そもそもインドではワニはガンガーという女神の乗り物だったそうで、サンスクリット語で「クンビーラ」と呼ばれていたそうです。このクンビーラを漢字で書くと金毘羅となります。なんとなく威厳が出てきましたね。その他、海底怪獣ワニゴンというバッタ物感たっぷりのプラモデル、『クロコダイル・ダンディー』に代表されるワニ映画、熱川バナナワニ園などが紹介されました。
<みうらじゅん『絶対くるブーム』後半〜『タモリ倶楽部』7月18日放送>
・マルチーズ(地図の道の角Rデザイン)
・角煮(清朝時代に作られた肉形石)
・拓映え(石碑や金属の文字を写し取る)
・ワニック(ワニ関連)など
最終的にタモリさんは「拓映え」ブームが来ると予想して番組は終了。果たしてどうなるでしょうね。。。
以上、まさかの前後編の2回放送となった『絶対くるブーム』。みうらじゅんさんの見立ては当たりますでしょうか。。。
マイブームが広がった経緯
冒頭でも書きましたが、「マイブーム」はみうら氏による造語です。
これは、1994年の『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングに出演した際に発言したのがきっかけです。
ちなみにオンエアー日は「1994年1月27日(木)」です。正道会館の佐竹雅昭さんからの紹介で登場し、西城秀樹さんにバトンを渡すという流れでした。
放送後、「マイブーム」はジワリジワリと広がっていき、1997年には新語・流行語大賞で表彰されました。さらに『広辞苑』にも掲載という偉業?を達成しています。
これはマジですごいことですね。
あらためてサイトを見ると、面白い!
あらためてサイトを見てみました。
ぶっ飛んでますね!
いい歳なのに、突き抜けてます!
スゴいです!
見ていて……敗北感にまみれてしまいました苦笑
「みうらじゅんofficial web site」
http://miurajun.net/
必読せよ! 「ない仕事」の作り方
いろいろと検索していると、「ない仕事」の作り方という本がメッチャ面白そうです。
これです。
「ない仕事」の作り方
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宣伝文句を抜粋紹介します。
本書では、それまで世の中に「なかった仕事」を、企画、営業、接待も全部自分でやる「一人電通」という手法で作ってきた「みうらじゅんの仕事術」を、アイデアの閃き方から印象に残るネーミングのコツ、世の中に広める方法まで、過去の作品を例にあげながら丁寧に解説していきます。
レビューからもつまみ食い紹介しましょう。
・要点は3つ「違和感を大事にする」「ネガティブな事をポジティブに」「身近な人に対して仕事をする」
・故赤瀬川原平さんの「超芸術トマソン」を思い出した
・「お母さん」がおもしろいといってくれるものをやりたい
・ひとひねりして世の中に届ける
・自分なくし
・「ない仕事」を企画し、プレゼンする「一人電通」
面白そうです!
そして!
私たちが時代を作っていくのですっ!!!
そんな気になる一冊です!
みうらじゅんの魅力は? 病的な「こだわり」か?
みうら氏が魅力的なのは薄々気づいていましたが、やはり面白いですね。病膏肓に入るという言葉がありますが、まさに病的な「こだわり」の凄みを感じます。こだわって、こだわって、こだわり抜いて……その先に獲得する悟り? 解脱? そんな世界観をもってらっしゃるんでしょうね。
そういえば、別の記事で書きましたが、「飛び出し坊や」を世に広めたのは、みうら氏だという事実も知りました。
気にかける意識(キャッチするアンテナ)が凄いし、そこを増幅させて、自分を追い込んでいくスタイルに憧れてしまいます。
ちなみに「飛び出し坊や」の記事はこちらです。
よかったらどうぞ。
では!
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