つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。子どもの頃から身体を掻くクセがあります。よくないです。身体に最悪です。掻くことは身体を破壊する行為です! 大袈裟ではなく、自傷行為の一種です! どうしてもかゆみに負けてしまいますが、負けないでください! デメリットばかりです!
【目次】本記事の内容
(1)掻くと皮膚のバリア機能が破壊される
かゆみは、痛みの特殊バージョンです。
かゆみのがある場所は、傷があることと一緒です。これを認識してください。
冒頭にも書きましたが、掻くことは破壊行為です。身体を守る皮膚のバリアを破壊する行為です。ホントに大袈裟ではなく、自傷行為の一種なんです!
少しでも掻く回数を減らすだけで、皮膚のバリア機能は回復します。ツライと思いますが、クセをできるだけ治していきましょう。
(2)痒みは掻くことで連鎖する! 無間かゆみ地獄を引き起こす
掻けば、皮膚が傷つきます。そして、かゆみを引き起こす「ヒスタミン」を誘発する物質(神経ペプチド)が分泌され、かゆみが止まらなくなります。
また、掻くことで、かゆみという苦痛が快感に転化されてしまいます。こうなると中毒の世界です。
まさに“無間かゆみ地獄”に陥ったら最後、抜け出すことは困難となります。最悪、かゆみが全身にトビヒしてしまいます。
(3)皮膚が変色してしまう
掻けば傷ができ、そこに色素が沈着したり、黒ずみができたりしてしまいます。最悪、皮膚自体が硬質化するなど、大きく変質してしまいます。
(4)周辺の健康な肌にも悪影響をもたらす
「自家感作性皮膚炎」というものがあります。これは掻くことによって、他の部位にかゆみが伴う炎症が起きることです。メカニズムははっきりわかっていません。免疫力の誤作動といわれています。
人によっては数年も治らないケースもあります。
(5)抵抗力→免疫力→我慢力→集中力が順番に低下する
掻くことで身体の抵抗力が低下します。抵抗力が低下することは、免疫力低下と直結します。
結果、精神的にも弱くなり、我慢力が低下します。
よく掻く人は、我慢力低下の危険性が非常に高いです。最後は痒みに感覚が支配され、集中力がなくなります。
そうなると廃人同様となります。
(6)感覚が狂い始める〜熱湯シャワーは絶対にNG
痒さを極めた人は、熱湯と出会ってしまいます。
熱湯シャワー(50度くらい)は、痒さを和らげる魔法なんです。
ウソだと思ったら調べてください。
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そんな風に思うようになったら、感覚が狂い始めたサインです。
痒さは、掻き続けることで、精神や平常心が破壊されてしまいます。
ちなみに熱湯シャワーは、完全に皮膚を破壊します。最悪、ケロイド状になります。
高温が好きならば、温泉に行ってください。
(7)生けるゾンビ=廃人となる
掻き続けた人が行き着くのは、生けるゾンビです。
皮膚はドロドロ、異臭を放つようになります。精神的に壊れます。人と会えなくなります。
悪循環が、日常生活を粉砕します。
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場所によりますが、人目につく場所に症状が出はじめたら非常ベルが鳴り出した状態です。
アトピーの患者さんなんて、そのこのパターンです。
ツライと思います。
○アトピー当事者のSNS「untickle」
「untickle(アンティクル)」は2013年からスタートしているアトピー当事者ネットワークです。
アトピーで悩んでいる人は、ぜひご覧になってください。
掻くことは、百害あって一利なしです! 掻いちゃダメです!
私も書きながら、掻きたい欲求と戦っていますww
では!