つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。私の元に届いた「迷惑メール・詐欺メール」の実例を最速で紹介しています。くれぐれも迷惑メールに引っかからないようにしてくださいね。
【目次】本記事の内容
送られてきた迷惑メール実例紹介
○メールタイトル
【NETstationAPLUS】会員個人情報確認のお知らせ【Luxury Card™カード】
【NETstationAPLUS】クレジットカード等にかかる一部サービス休止のお知らせ【Luxury Card™カード】
ほか
○メール送信者
株式会社アプラス < customer @ aplus.co.jp >
株式会社アプラス < webcus @ aplus.co.jp >
株式会社アプラス < mail @ aplus.jp >
株式会社アプラス < webnetbwbc @ aplus.jp >
ほか
○メール本文
今回の迷惑メールはテキストメールです。
これです。
念のために文章にも残しておきます。
(アプラス ロゴ)
アプラス 新生銀行グループ
2022年10月28日
いつも「Tカードプラス/TSUTAYA Wカード」をご利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。
つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。
※「NETstation*APLUS」へログインし、「ご本人さま確認」後、「お客さま情報の変更」画面に進みます。
>お客さま情報の確認や変更はこちら
※「NETstation*APLUS」にログイン後、「メールアドレスの変更」画面に進みます。
>メールアドレスの確認や変更はこちら
ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。
───────────────────
□■お問合せ■□
https:// www.aplus.co.jp/support/
●「よくあるご質問」をご確認のうえ、お問合せください。
───────────────────
【配信元】株式会社アプラス
https:// www.aplus.co.jp/
───────────────────
Copyright(c)APLUS Co., Ltd. All Rights Reserved.
○このメールに関する感想と危険レベル判断
・この詐欺メールの特徴:「Tカードプラス/TSUTAYA Wカードの利用者に対して、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただきました」と驚かす定番の詐欺メール。
・日本語のレベル:定番の詐欺メールなので、大きな日本語の間違いはありません。相変わらず「下さい」と「ください」が混在するなど、小さなミスが残念な感じです。
・送信相手のドメイン名:アプラスに似せて改変してあります。
・全体の印象:文面では「NETstation*APLUS」へログインした後にメールアドレスを変更するように促しています。2023年になってからも日付とメールアドレスを変えるだけで、何度も送りつけてきます。この詐欺メールの狙いは“生きているメールアドレス”の収集だと推測されます。また、冒頭の銀行ロゴですが、「新生銀行グループ」から「SBI新生銀行グループ」に変わっています。
・危険度は★★(最大★5点)
ちなみに「SBI新生銀行グループ」のロゴはこちらです。
アプラス版「Tカードプラス/TSUTAYA Wカード」とは?
アプラス版「Tカードプラス/TSUTAYA Wカード」というのは、どちらもクレジット機能付きTカードのことです。Tカードプラスはアプラス版以外にもオリコ版、ポケットカード版などがあります。そしてTSUTAYA Wカードはアプラス版とファミマクレジット版があります。少しややこしいですよね。
ちなみにTSUTAYA Wカードは2010年9月27日に新規発行を終了しています。12年前のことです。現時点で有効期限が残っているカードって、どのくらいあるのでしょうね。
注意! 2023年1月4日より新生銀行は「SBI新生銀行」へと商号変更
今回のパターンは以前にも送られてきた詐欺メールをブラッシュアップしたものです。お時間のある方は比較してください。
こちらです。
登録情報確認のお願い【アプラス】(Tカードプラス/TSUTAYA Wカードを装い、お客さま情報の確認のための偽サイトへと誘導する詐欺メール) | 迷惑メール689
・ ・ ・
さて、新生銀行は2021年12月にSBIグループの一員となり、2023年1月4日より「SBI新生銀行」へと商号変更しました。ご存知でしたでしょうか。
つまりっ!
この情報を反社グループが知っているのならば、格好の標的となります。新生銀行を利用している人は新生銀行を装った詐欺メールにはとくに気をつけてください。
参考:
・新生銀行から「SBI新生銀行」へ 新商号変更の注意点
https://www.shinseibank.com/change_info/
宛名のないメールは、すべて詐欺メールだと思え!
詐欺メールは減る気配がありません。さらにつぎつぎと新しいパターンが登場します。最近は件名で驚かすパターンが増えてきているような気がします。
しかし、騙されてはいけません!
詐欺メールは宛名が書かれていません。自分の名前が正確に記載されておらず、過剰に脅かしたりするメールは、すべて詐欺メールだと思っていいでしょう。宛名のないメールはすべて捨ててもかまいません。そのくらいの気持ちでいないと、詐欺メールに足元をすくわれてしまいます。
では、くれぐれも気をつけてください。
もしカード情報などを入力した場合は、下記まで連絡してください。
<お問合せ先>
アプラスカスタマーサポート
電話:0570-008-789(有料)9:30~17:30(土日祝休)
土・日曜日・祝日および上記以外の時間帯
電話:0120-222-548
下記に公式の注意喚起などを載せておきます。くれぐれもご注意ください。
参考:
・フィッシング詐欺にご注意ください!!(SBI新生銀行・公式の注意喚起)
https://www.sbishinseibank.co.jp/security/pd/001.html
・【重要:注意喚起】アプラスを装ったフィッシングメールにご注意ください(公式の注意喚起)
https://www.nttdocomo.co.jp/info/anti-phishing/
・アプラスを装ったフィッシングメールにご注意ください(公式の注意喚起)
https://www.nttdocomo.co.jp/info/anti-phishing/
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● 私に届いた詐欺メールの実例画像一覧を見てみる【2023年版】。 ● 私に届いた詐欺メールの実例画像一覧を見てみる【2022年版】。 ● 私に届いた詐欺メールの実例画像一覧を見てみる【2021年版】。 ● 私に届いた詐欺メールの実例画像一覧を見てみる【2020年版】。 |
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迷惑メール・詐欺メール・勧誘メールは年々増えています。しかも恐ろしく巧妙になってきています。共通する狙いは、財産を奪うことです。もし引っかかってしまうと、人生を食えるわす場合もあります。とくに下記のメールにはくれぐれも注意してください。
<人生を狂わす迷惑メール・詐欺メール>
・フッシング詐欺メール(ECサイト、銀行系)
・架空請求メール(偽の請求)
・乗っ取りメール(マルウェア)
・勧誘メール(副業などの甘い罠)など
<もし引っかかったら>
すぐに関係各所にしかるべき行動をとるしかありません。
気が動転している場合は、まずは冷静になるしかありません。お問い合わせしてくだされば、道筋だけですが無料でアドバイスいたします。また、詐欺にあった場合は、誰にも言えずに悶々とするケースも少なくありません。メールではありますが、聞き役にはなれます。遠慮なくこちらまでメッセージをください。
私は法律事務所の人間でもありませんし、解決する力はありません。しかし、公的な相談機関などの情報をお伝えすることはできます。
世の中は恐ろしいことに、詐欺被害を解決すると謳っておきながら、さらに高額な費用を騙し取るような連中もいますので、お気をつけください。
※当方は個人の人格尊重の理念のもと、相談に関する個人情報を適正に取り扱い、個人情報を保護し、尊重いたします。
<記事原稿など承ります>
詐欺メールに関する原稿執筆、アドバイスなどを有料にて承ります。原稿料は要相談(別途お見積り)ですが、200字で3,000円程度とお考えください。
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