つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。私の元に届いた「迷惑メール・詐欺メール」の実例を最速で紹介しています。くれぐれも迷惑メールに引っかからないようにしてくださいね。
【目次】本記事の内容
送られてきた迷惑メール実例紹介
○メールタイトル
Amazon Pay ご請求内容のお知らせ番号:47299157
Amazon Pay ご請求内容のお知らせ番号:oz-655447-07377
Amazon Pay ご請求内容のお知らせ番号:vl-863758-02137
Amazon Pay ご請求内容のお知らせ番号:py-245155-50277
Amazon Pay ご請求内容のお知らせ番号:yl-737893-85325
Amazon Pay ご請求内容のお知らせ番号:hl-201874-04375
ほか
○メール送信者
“Amazon.co.jp” < support @ service.dthaurg.cn >
“Amazon.co.jp” < support @ service.efxdn.cn >
“Amazon.co.jp” < nzdcqwn @ service.aqlpk.cn >
“Amazon.co.jp” < wndb @ service.yvwgl.cn >
“Amazon.co.jp” < pokxqie @ service.hsxpt.cn >
“Amazon.co.jp” < mfimnrl @ service.8qar2.cn >
ほか
○メール本文
今回の迷惑メールはhtmlメールです。
これです。
念のために文章にも残しておきます。
(アマゾンpay ロゴ)
ご請求内容のお知らせ
Аmazon お客様 : xxxxxxxxxxxxxxxxxx(メールアドレス)
日頃は、Amazon をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
お客様のアカウントは強制停止されています – アカウントで不審なお支払いが検出されました。
取引注文を防ぐために、個人情報を確認する必要があります。
Аmazon ログイン
なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。
概要
処理日
2022/10/14 1:19:48 JST
iPhone 14
ご請求金額
¥ 119,800円(税込)
お支払い方法
クレジットカード
Amazon Pay注文番号
P57-62899757-28027694
販売事業者お問い合わせ先
Apple Store
info@ apple.com
販売事業者ご注文番号
6-8096457328
サポート
注文の詳細は、Amazon ページ上部より、Amazon Pay にサインインをクリックしてご確認ください。
ご注文状況や請求内容に関するお問い合わせはApple Store(info@apple.com)にお問い合わせください。
ご注文に関するトラブルは、購入者向けAmazonマーケットプレイス保証の対象になる可能性があります。
このEメールアドレスは配信専用です。このメッセージに返信しないようお願いいたします。
c Amazon Services International, Inc.またはその関連会社。
All rights reserved.Amazon PayおよびAmazon Payのロゴは、
Amazon.com, Inc.またはその関連会社の登録商標です。 Amazon Services International, Inc. and Amazon Services, LLC
410 Terry Avenue North
Seattle, Washington 98109-5210
○このメールに関する感想と危険レベル判断
・この詐欺メールの特徴:「119,800円の注文をした。不審な取引注文を防ぐために、個人情報を確認する必要があります」と驚かす内容です。定番ですが、驚く人もいるでしょう。そこが狙い目です。
・日本語のレベル:日本語に大きなミスはありません
・送信相手のドメイン名:アマゾンのアドレスには似ていません。中国ドメイン(.cn)です。中国ドメインのメールは絶対に信用しないでください。
・全体の印象:定番の詐欺メールのパターンです。この詐欺メールは、以前に紹介した詐欺メール2つを合体させたものです(後述)。「処理日」と「ご請求金額」だけを変えて何回も送りつけてきます。119,800円の他には、102,800円のパターンが増えてきています。くれぐれも注意してください。
・危険度は★★★★(最大★5点)
すでに説明していますが、「処理日」と「ご請求金額」「注文番号」などを変えて何度も送りつけてくる詐欺メールです。2023年に入ってからは、「ご請求金額 102,800円」のパターンが多いようです。
こちらです。
記載リンクをクリックすると、下記のようなログイン画面が表示されます。公式とまったく同じですが、慌てて個人情報は記入しないでください。
amazonの詐欺メールだけは進化と試行錯誤を続けている傾向
今回の詐欺メールは、以前に紹介したことがある詐欺メールを合体させたハイブリット版です。見比べていただくとわかりますが、それだけ罠にハメやすい内容になっています。
紹介した記事はこちらです。
Amazon Pay ご請求内容のお知らせ番号(amazonを装い、ご請求金額39,800円(168,682円)の支払いがあったと驚かし、取引注文を確認ように促す詐欺メール) | 迷惑メール927
最近の詐欺メールの傾向は、ワンパターン化が進んでいます。送られてくるメールの数は多いのですが、とにかく内容がどれも同じです。つまりサービス業者名(銀行名、クレジットカード会社など)だけを変えているパターンです。なので、私も記事にしたいと思える詐欺メールはほとんどありません。
今回の詐欺メールも基本は過去の詐欺メールと大きくは変わっていません。しかし、大事な部分だけをブラッシュアップさせている印象です。
amazonの詐欺メールは昔から非常に多いのですが、同時に種類が多いことも特徴的です。初めて今回のような具体的な注文を提示する詐欺メールを見た人は慌ててしまうかもしれませんが、くれぐれも気をつけてください。
宛名(登録名)のないアマゾンからのメールは絶対に信用するな!
アマゾンからの正規メールは、たいていは宛名がしっかり表記されています。ですので、宛名のないアマゾンからのメールは信用してはいけません。たまに「メールアドレス」や「お客様」、「客様」となってるパターンもありますが、それも無視してください。
今回は「メールアドレス」がしっかり明記されているパターンです。つい信用してしまいがちですが、メールアドレスを文章内に記載するのは特別のコマンドをかませてやれば簡単に可能です。決して慌てて記載URLにアクセスしないようにしてください。
とはいえ届いたメールの内容が気になってしまう人もいるでしょう。なんとかして確かめたい人もいるでしょう。その場合、届いたamazonのメールが正規のものかを確かめる方法があります。
それが以下となります。宛名チェックと合わせて以下のチェックをすれば、確実に詐欺メールの判断が可能です。慎重にチェックして詐欺メールの罠を回避してください。
・ ・ ・
もしも自分に届いたメールの内容が気になってしまうようでしたら、amazonのサービスである自分宛の正規メール一覧を確認することができる「ヘルプ&カスタマーサービス」のページをチェックしてみてください。確認の方法は、下記となります。
amazonからの不審メールは「メッセージセンター」サイトで確認しよう!
そもそもamazon関連で不審なメールを受け取った場合は、自分のアカウントサービス内にある「メッセージセンター」にアクセスして確認するのがベストです。「メッセージセンター」では自分宛てに送られた公式メールを一括して閲覧することが可能です。これをチェックすれば、amazonを装った詐欺メールに引っかかることは100%なくなります。ぜひ覚えておいてください。
参考:Amazon「カスタマーサービスセンター」
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html
・検索で「amazon メッセージセンター」で調べてもらうと、「メッセージセンター – アマゾン」が表示されます。もしくはamazonページ右上の「アカウント&リスト」をクリックして、さらに「アカウントサービス」をクリックすると、いくつかの項目のひとつとして「メッセージセンター」項目が表示されます。
・amazonの表示は変更することが多いので、上記の方法でも見つからない場合は、amazonにアクセスした状態で商品検索窓に メッセージセンター と入力して検索すると表示されます。
amazonを装った偽メールを紹介した記事の一覧を紹介しておりますので、ぜひご覧になってください。見比べてみると、詐欺メールの巧妙さなどを感じていただけるでしょう。
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下記をクリックすると、今回の記事に関連した他のオススメ記事一覧を表示させることができます。
● 私に届いた詐欺メールの実例画像一覧を見てみる【2023年版】。 ● 私に届いた詐欺メールの実例画像一覧を見てみる【2022年版】。 ● 私に届いた詐欺メールの実例画像一覧を見てみる【2021年版】。 ● 私に届いた詐欺メールの実例画像一覧を見てみる【2020年版】。 |
詐欺メールを掘り下げたい方は、合わせてお読みください。
迷惑メールが届く原因、対策、セキュリティソフトなどの情報
迷惑メールに関する参考情報をまとめています。
せひ参考にしてください。
迷惑メールの原因、対策、セキュリティソフト、詐欺被害相談の情報です。
ワンステップで! とっても簡単に詐欺メールを知る方法があった!
迷惑メール・詐欺メール・勧誘メールは年々増えています。しかも恐ろしく巧妙になってきています。共通する狙いは、財産を奪うことです。もし引っかかってしまうと、人生を食えるわす場合もあります。とくに下記のメールにはくれぐれも注意してください。
<人生を狂わす迷惑メール・詐欺メール>
・フッシング詐欺メール(ECサイト、銀行系)
・架空請求メール(偽の請求)
・乗っ取りメール(マルウェア)
・勧誘メール(副業などの甘い罠)など
<もし引っかかったら>
すぐに関係各所にしかるべき行動をとるしかありません。
気が動転している場合は、まずは冷静になるしかありません。お問い合わせしてくだされば、道筋だけですが無料でアドバイスいたします。また、詐欺にあった場合は、誰にも言えずに悶々とするケースも少なくありません。メールではありますが、聞き役にはなれます。遠慮なくこちらまでメッセージをください。
私は法律事務所の人間でもありませんし、解決する力はありません。しかし、公的な相談機関などの情報をお伝えすることはできます。
世の中は恐ろしいことに、詐欺被害を解決すると謳っておきながら、さらに高額な費用を騙し取るような連中もいますので、お気をつけください。
※当方は個人の人格尊重の理念のもと、相談に関する個人情報を適正に取り扱い、個人情報を保護し、尊重いたします。
<記事原稿など承ります>
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