【2センチの指切断よりも配送が大事!?】60代男性配達員の笑えない悲劇

つなワタリ＠捨て身の「プロ無謀家」（@27watari）です。

 

2023年4月24日夕方、京都府舞鶴市の路上で大きさ2センチほどの人の指の先端が落ちていたと通報された “ 事件 ” ですが、60代の配達員の男性が配達作業中に車のスライドドアに指をはさんで切断したまま配達を続けていたことがわかりました。

 

 

発見されたのは、爪が付いている人の指の先端

家に帰る途中の小学生が発見した指は、「爪が付いており大きさ2センチほどの指の先端」で、どの指かは分からず、切断面は鋭利ではなく腐敗していなかったそうです。

 

 

こ、これは……切断した指よりも配送業務の方が大事ということなのでしょうか？　いくらブラックとはいえ、これは笑えません。

 

あなたは指を切断したまま配送作業を続けられますか？

 

その人は指を欠損したまま諦めていたのでしょうか？

 

もう……意味がわかりません。日本の配送業者はこんなところまで追い込まれているのでしょうか。

 

個人の配送のために誰にも頼れなかったのでしょうか？

 

これは非常に深刻な社会問題であり、 “ 事件 ” と呼んでも差し支えないでしょう。

 

では、ネットではどのような声があがっているのでしょうか。

 

 

指切断のまま配送業務を続けたというニュースに対する声

このニュースは26日に大きな話題となっている気がします。

では、速報時点でのネットの声を拾ってみます。

 

＜指切断のまま配送業務を続けたというニュースに対する声＞

・え？え？？ちょっとまって痛いなんてもんじゃないでしょ？どういうことなん？
・高速道路でのバイク事故で膝から下切断したのに気づかずに次のパーキングまで走ったという話もあるし、かまいたち的な感じで痛みはなかったのかな？　痛みを感じなかったとしても指の怪我に気づかないほど忙しいなんて…
・配達をこなさなければいけないとアドレナリン全開だったのかも。軽貨物の方だったのかな。置き配だったとしても、結構荷物を積んで仕事に追われてるイメージ
・トイレのドアに指挟んで血豆が出来ただけでも悶え苦しんだんだけど。配達の現場、過酷すぎ
・aというところは、3分に1件配らないといけないシステムで未配が出ると次の仕事の予約が取りづらくなるらしい
・バタバタしてる時転んだりぶつけたりして、ちょっと血が出てるけど、ま、いっか、早く終わらせちゃおって事はあるけど…レベルが違う…
・ちゃんと労災を使って貰えたか、ちょっと心配だなぁ
・業務委託契約だろうから、労災などはね(^_^;) …60歳だし、そうですよね。。なんか可哀想過ぎますね
・すぐ拾って病院に行ったら何とかして貰えるかも？とは思わなかったのかな？
・責任感が強いひとかもしれないが、相当痛みがあったのではないかと想像するだけで痛くなるね。すぐに指を持って病院に行けば縫合できたかもしれなかった。これが今の宅配の状況何だろうか？　忙しすぎて、けがをしても仕事をやめられないのでしょうか？
・指定日配達なんかもあるし、その日にどうしても終えなければいけなかったのかもしれないですね…何か理由があって病院に行けなかったのかな。それにしてもすごく痛かっただろなぁ。指を見つけた小学生もビックリしただろうし
・指切断してもそのまま仕事を続けなきゃならない状況が怖すぎる。自分がもし同じ怪我をしたなら救急車呼んでしまうかも
・なんと…切断直後で切断面がきれいでかつ清潔に運ばれてたら、再接着も可能だったかも知れないのに(機能は戻らないかもだけど)…そのまま配達してたなんて。痛いうえに、責任感強すぎ
・痛みに強いとかそういう問題じゃない。凄すぎる。。子供の頃、市民会館でドアに左薬指挟んでしまい、抜こうとしてた所、反対側から状況を知らない人にドアを開けられ、私の左薬指輪の爪と指は潰れ大人になった今も形が変です。救急車呼ばれました。この配達員の方、ましてや切断ですよね？切断した指持ち込んで縫合してもらってたら間に合ったんじゃ？
・責任感の強い人ですね
・責任感ではなくクビになるのが怖いからだと思います。相当にお金に困ってたと思います
・痛みや接合のこともありますが、無理にそのまま仕事を続けた理由が責任感やノルマだとしても、そもそも配達物に血が付くのは郵便事業では大きな問題になるはずです
・見上げたプロフェッショナルだとは思うけど。配達業務は個人業者の受託が多いので、他の人にバトンタッチできない事情も
・当人のコメントが何もないので詳細が分かりませんが…普通なら痛すぎて、かなり強烈な事故過ぎて、仕事よりも病院行きますよね…
・そもそもスライドドアで指が切断されるほどまともに挟むとか自体どんだけ時間に追われて焦って仕事してるんだって話。しかも病院も行かずそのまま配達続けざるおえない仕事環境ってなんぞや・・・
・指定した時間にモノが届くことに対しての有難みを感じないといけないと思った
・病院より配達を優先するという考えしかできないくらい、よっぽど追い詰められてたんだな…。とりわけコロナ禍以降、配達業のパンクが問題視されてきたけど、こういうふうに従事者個人の健康が犠牲になってるって、もう限界なんじゃないの
・責任を現場に押し付け過ぎるからこういう我慢し過ぎる担当者がいるのです
・挟んだ時痛みはあったものの指先が落ちたことに気づかなかったとか？
・痛くないのかって言ってる人が多いですが、挟んだらそりゃ痛いですが切断そのものは皆さんが思ってるほどではないです。ちなみに第一関節だったようですが出血もそれほど多くないと思われます
・そこまで切羽詰まってたのだろうか？？
・指先を切断したのは自分の不注意だから仕事続けたの？　怪我しても仕事中断して病院にも行けないような雰囲気の会社なのかな
・どこの会社？人命軽い　労基署ここで確認いるのでは　会社の風土？　個人の仕事熱心で片付けられないのでは
・最初は謎のニュースでしたが…指切断したのに仕事続けたの！？
・責任感強すぎて、もっと自分を大切にしてほしい。痛いどころじゃなかったと思う。お大事にしてください
・そもそも、スライドドアでの切断は、時折発生しているのでしょうか？
・スライドドアで指切断するって事？　自分の車もスライドドアなんだけど、恐ろしい
・もし自分の親だと思ったら・・・。泣けてくるよ
・怖い事件かなと思ってたのですが意外過ぎるニュースでした
・いや、ちょっと意味がわからない。人の指より配達を重んじる職場だったのだろうか。ブラックどころの話ではないんだけど…
・気付かないまま仕事をしていた？　気づいていたけど仕事を優先していた？　事件だと思ってたけど不可解さ、疑問がまた生まれた。。。
・うわぁ配達員さん可哀想に…本人はもちろん、ご家族だって哀しいですよこんなの。もし自分の父親がこんな大怪我負ったら泣いてしまう…
・指より配達優先か。判断がおかしい。それぐらい追い込まれてしまってるんだろうな
・配達時間に遅れたくないのでそのままにしたとしたら、あまりにも悲しいな
・直ぐ病院行ってれば縫合出来た可能性があったのに…
・そのまま配達に行くとか想像できない。自分なら最優先で病院行く
・指が無くなっても気付かなかったの？
・配達を続けたとは…
・なんでなん。。。
・ブラック職場なのか？　配達してたら気付かんわけないやろ
・指より配達が大事な訳はありません。ヤクザな運送会社で怖くなります
・そんな大怪我をしたのにそのまま仕事をしなきゃいけない状況が怖い。普通指が取れちゃったら救急車呼ぶレベルじゃないの？
・こうゆう社会(国)が悲しすぎる。配達の方の心情は想像することはできませんが、普通に考えると雇用主になにも言い出せない立場だと考えられます(雇用契約であることを前提として）。年代からすると、有期雇用契約で下手に労災とか言い出すと雇用の継続が難しい状況だと思います。それゆえ、配達を続けたと思います
・会社員じゃなくて配達員。車持ち込みの個人請負の方かなぁ。確かに「怪我したんで病院行きます。代わりの人よこして下さい。」は通じそうにないな。痛みに耐えて商品を血で汚さない様に気を遣って…お大事にとしか言えない
・昔の自分ならこういう行動取っていたかもしれないね。一度仕事のやり過ぎで精神を壊し仕事なんて適当でいいって事を覚えてよかったです
・明らかにIQの問題だと思いますけど‥自分の指が切断しているのにそのまま配達を続ける人間を政府・社会批判に繋げるのも‥
・こうゆうのは社会や国ではなく、この配達員個人の問題でしょう。同じ状況になった場合、ほとんどの人は病院へ行くよ
・「こういう」を「こうゆう」なんて打ってしまうのは悲しいね
・この事実を知って、切ない気持ちになりました。ここまでの大怪我をしたにも関わらず、仕事を優先的に考えて働き続けた彼の姿を想像すると悲しいですね。この事故の背景には、今の日本社会の問題点が幾つか見えてくる気がします。配達業界の人員不足や、「仕事を最後までやり遂げないとクビになる」プレッシャーと恐怖。特にこの方の場合は60代ということもあって、仕事へのプレッシャーが大きかったのではないかと勝手に予想してます
・とても忍耐強い真面目な人なのかな。背景が分からないけど、自分の健康を犠牲にしてまで配達を続けなきゃいけなかった事が悲しい。自分の健康より仕事を失う危機感があったんだろうか。とにかく辛い話だ
・会社は労災を嫌がるのを知ってるから、怪我を隠したりする日本人は多い。ただ大怪我なら労災手続きするべきですよ。会社は個人を守ってくれないから
・そもそもドアに指挟むくらい急がなきゃ行けないっていうのがね。
配達員さんあっての社会になってきてるので労働環境が改善されてほしいものです
・仕事辞めさせられて、生活くるしくなるくらいなら、指の１本や２本くらい…21世紀とは思えない。江戸か明治くらい、せいぜい戦前かなとも思うけど、高度経済成長期の荷役とか肉体労働はそんなもんだろうな。まだまだ最近まで当たり前だったかも
・そうでしたか。仕事中でとは・・・自分も入社して２年目ぐらいの頃、朝出勤で急いでて自転車で駅へ行こうと下り坂を降り死角になってる角を左に曲がったら出会い頭に逆走の車と衝突しかけ、避けて転倒。車がそのまま逃走したにも拘らず私の頭の中は早く会社へ行く事しか無く駅へ急ぎ、電車に乗り出社。そこで職場中に「どうしたの！？」とすごく驚かれ、初めて自分が血だらけ(幸い軽傷)なのを知りました。第三者から見ると信じられない事ですがそういう心境(怪我に気づかず仕事優先)になってしまうんですね
・事件性は無くても大事故でしょ。指切断してるのに仕事を続けてる時点で論外だし、配達員の男性が黙ってたのかわからないがこの状況で業務をさせるのはおかしい
・責任感と失職の恐怖。この年代の人の置かれた状況
・小指を切り落としてしまったまま仕事を続けるなんて普通で考えたらあり得ない話。いくらブラック会社だったとしても小指切断なんて尋常では無い状況。転んで足を擦りむいたとは話が違う
・自分の指よりも大切な他人の荷物なんてないです！　配達員さんが骨折したとか事故に遭ったら荷物が届かないのは仕方ない事なので、他の社員に頼んで欲しかった
・そもそも、労働中の事故なら労災適用になるはずだが、それを無理してまで仕事続けてたとなると……
・運送業はどこもキツイと思うよ。宅配便でさえ、皆走り回って（歩いてならこなせない）やってるし。長距離ドライバーなら、配送先の都合で何時間も待たされ、その影響で寝ずに運転といったことも強いられたり。一部ホワイトカラーを除き、日本なんて、無理な負担をどこかへ押し付けて成り立ってる経済。だから鬱や自殺も多いのでしょうね
・個人事業主だった場合、第2種特別加入、運送にかかる一人親方労災に加入済みであれば労災で障害補償年金一時金まで取れるのですが、そこはどうだったのでしょう。心配です
・送料無料の皺寄せがこう言う方に行ってるかと思うとやるせない。日本はサービスしすぎ。労働にはきちんと対価をつけるべき。これには消費者の意識も変えなければ成り立たない
・宅配やってるとモンスタークレーマーの多さにビビる。時間指定に少し遅れただけで気が狂ったようにクレームいれる人がいる。軒先で一時間近くネチネチやられたことがある。今回もそんな背景があって指より仕事を優先したのかもしれません
・個人事業主だろうね。個人事業主なら自分の担当分を配りきらないとペナルティがあるだろうし
・まぁ、配達員と言っても個人事業主が多いからね。自分で特別労災に入ってなければ労災はないですね
・事件性がないことはわかったけど、そのようなものを放置したままにしていたことも問題じゃないのかな？
・私は訪問介護ヘルパーですが、利用者宅でぎっくり腰になった時も自己判断で当日は仕事を続け、整体で対処して翌日も仕事した。さすがに身体介護は事故を起こす恐れがあるので交代してもらったが、肋骨にヒビが入った時も肘の痛みで曲げるのが難しくなった時も痛み止めの注射を打って働いてた。人手不足の業界だから休むのは難しく、よほどの事でない限り長期休養は言い出しにくい。でもさすがに指切断は…
・スライドドアにどうやって挟んだのか知りたい。指がちぎれるほどの力というのは、相当なものだ。安全周知の為にも、当時の状況の続報をお願いしたい
・驚くべき点は２つある。１つ目はもちろん、配達員が指を切断したのにもかかわらず、その指を放置し、そのまま配達業務を続けていたという点。2つ目はたまたま通りがかった小学生が、配達員が落とした指を発見し、母親に相談したという点。
・病院に行ってないって嘘でしょっと言いたくなる。指先は神経が集まっているから少し切っただけでも痛いのに、切断…想像するだけで痛すぎます。普通は救急車を呼んで病院に行くべき大事故なのに
・自分が通りかかってもおもちゃか何かだと思って気にせず通り過ぎると思う

 

 

・　・　・

 

 

コメントが非常に多いですね。それだけショッキングなニュースということでしょう。

 

どんな方がどんな状況でこうなったかは調べて追記したいと思います。

 

 

明日は我が身!?　高齢者が苦しむ未来が待っている!?

現在は2023/04/26の15時過ぎです。

 

現時点で指切断の配送員の横顔は見えてきていません。年齢が60代ということだけです。おそらく男性でしょう。その程度です。

 

今回のニュースに関しての反応はさまざまでした。

 

「なぜ病院に行かない？」「労災は？」「なんてブラック企業なんだ」「昭和のプロ根性！」「あたおか」「指より配達の方が大事なの？」「怖すぎる……」などといった声が目立ちましたが、きっとどれも的外れな感想ではないでしょうか。

 

 

私的には……

 

今回の事故は、なるべくしてなった印象です。

 

 

勝手にプロファイリングすると、今回の配送員は下記のような方ではないでしょうか。

 

◯指切断の配達員のプロフィール（推測）

明らかになるかどうかはわかりませんが、推測してみました。

 

 

 

・　・　・

 

 

それにしても今回のニュースは、まさにケン・ローチ監督が映画『家族を想うとき』（←クリックすると、アマゾンのページに飛びます）で警笛を鳴らしたような状況です。いや、映画よりも悲惨な印象です。

 

 

『家族を想うとき』というのはイギリスが抱える社会の貧困問題を淡々と描いた内容です。主人公はギグ・ワーカーとして配達員の仕事をしています。予告編を見ていただくと、似通った内容に胸が締め付けられてしまいます。

 

 

こちらです。

 

 

 

ついでですので、ケン・ローチ監督のインタビュー映像をいくつか載せておきます。外国版の映像は日本語に自動翻訳してご覧になってください。

 

 

 

 

 

 

日本でも高齢者のダブルワーカーやトリプルワーカーが増えてきている現実があります。やはり日本は破綻の道をまっしぐらに転落していっているように感じます。

 

続報がありましたら追記します。

 

 

 

＜重要＞指を切断した際の処置はどうする？

今回のようjに指を切断してしまった場合、どうすればいいのでしょうか。簡単に応急処置の方法をお伝えしておきます。

 

 

では！