【目次】本記事の内容
「#被災地いらなかった物リスト」でミスマッチを防ごう
大きな自然災害が発生すると、必ず「被災地いらなかった物リスト」が話題となります。
最近では「西日本豪雨(2018年6月28日~7月8日)」の際に話題となりました。
ツイッターでは「#被災地いらなかった物リスト」というハッシュタグで議論が広がりました。
賛否両論はあるでしょうが、支援物資のミスマッチをできるだけ避けるためにも、こういった議論と確認は必要でしょう。
東日本大震災の支援物資保管場所で見たゴミ地獄
私は東日本大震災の支援物資保管場所の際、行政のサポートで「震災支援物資の実行委員メンバー」として物資の仕分けなどの作業をしました(3ヶ月程度の期間)。
その現場はすさまじいゴミ捨て場所の様相を呈しておりました。
あまりにも大きな災害だったことで仕方がないことはありますが、支援物資の内容を確認もせずに受け取った行政が処理に困った形で民間側に放り投げた状況での仕分け作業でした。
急場で用意した保管場所も清潔な場所ではなく、雨ざらしになってドロドロになった物、倉庫の中で埃まみれになった物、さまざまなゴミ地獄を身体の芯から体験しました。
もちろん素晴らしい支援物資もありましたが、ゴミの方が圧倒的に多い惨状の中にまみれてゴミと化していきました。
支援に便乗して、マジでゴミ処分するスタンスの方もいらっしゃるので、そういった人に対するコントロール、さらに「必要なもの」「不要なもの」のアナウンスは本当に大切だと実感しました。
日テレの報道特集「被災地いらなかった物リスト」を考える
日テレでは、西日本豪雨でのツイッター「#被災地いらなかった物リスト」の動きを考える形で特集を組みました。
これです。
「#被災地いらなかった物リスト」を考える|日テレNEWS24(2018年7月12日放送)
https://www.news24.jp/articles/2018/07/12/07398492.html
実際にツイッターに投稿された「いらない物リスト」には以下のようなものがありました。
<被災地いらなかった物>
・千羽鶴
・寄せ書き
・生鮮食品
・お米など調理が必要な物
・賞味期限が近い・分からない食品
・辛いラーメン
・明らかな古着
・季節外れの新品の服
・周波数の違う家電
他にも下記のような物が「いらない」とされていました。
・毛布
・布団
・古くて使えない家電
・使用済みの文房具&おもちゃ
・医薬品
・漢方薬
・サプリメント
・本
・雑誌
意外な「いらない物」も多かったようです。
・使用済みのレジ袋の山
・提案書
・成分表が読めない海外の食品
・使いかけの生地や毛糸
・皮の厚い柑橘類
・いつ溶けたか判らない冷凍食品
・飯ごう
・自作の詩
イザというときに「自分の想像力」に頼るな!
被災地で何が求められているのか? 被災地の方々が何を欲しているのか?
重要な物を「自分の想像力」に頼って送ることは危険です。
snsなどが発達している現在だからこそ、過去の経験と情報ツールを有効活用していきたいものです。
では!
台風などを中心とした自然災害に関する記事です。
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