つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。
2018年の台風発生数は29個でした。そのうちの5個が上陸し、変わった進路に翻弄された人も多かったと思います。また勢力の強さも印象的でした。“猛烈な強さ”まで発達した台風の数は7個で、これまでの最多記録を上回りました。
2019年はどのような状況になるのでしょうか。心配です。
備えあれば憂いなしです。河川の氾濫などといった水害から身を守るために欠かせない対策として、情報入手方法や保険金を申請するために有効な無料調査サービスなどを紹介します。
水害に対する備えを考えている人……大きな河川そば、山間、台風の進路などにお住まいの方はもちろん、水害に対する備えを考えている方に向けた記事です。
【目次】本記事の内容
河川氾濫や堤防決壊の災害が相次いで発生した「西日本豪雨災害(2018年発生)」
2018年は台風の進路がちょっと変わっていました。
とくに「平成30年7月豪雨」と命名された西日本豪雨災害での雨量は、四国地方で1,800ミリ、中部地方で1,200ミリ、九州地方で900ミリ、近畿地方で600ミリ、中国地方で500ミリを超え、観測史上最大値を更新しました。
1カ月が過ぎても避難生活を強いられている人は3600人以上もいらっしゃいました。
降水量は以下のとおりです。
By Original: Japan Meteorological Agency(気象庁), Tracing image(Vectorization): Peka [CC BY 4.0 ], via Wikimedia Commons
西日本豪雨災害での生存者の証言はそれぞれですが、生死を分けることとなった根本的な意識は共通しています。
それは
早期の避難です。
助かった人はすぐに情報を入手し、対応しました。
各自治体ではハザードマップなどを作成しています。早期避難した方々は、被害予想の情報を活かすことで自らの身を守ることになりました。
河川氾濫や堤防決壊の災害が相次いで発生した「西日本豪雨災害」。じつは、そのほとんどがハザードマップで想定されていた被害でした。
結果論にはなってしまいますが、避難勧告などが出ていなくても、河川のそばや土砂災害の可能性のある土地に住んでいらっしゃる方は、早めの判断による行動が最善の方法です。
日頃からそういった意識を持っているかどうかが、明暗を分けてしまうのは間違いありません。
水害から身を守る方法は、
住んでいるエリアの災害リスクをハザードマップで確認しよう
住んでいるエリアの災害リスク(洪水・土砂災害・津波・土地の特徴など)簡単に調べるサイトがあります。
それは
国土交通省
「ハザードマップポータルサイト」。
これです。
国土交通省「ハザードマップポータルサイト」
https://disaportal.gsi.go.jp/
住所を検索するとマップが表示されます。調べたい場所を“危険マークの虫眼鏡”でクリックすると想定される浸水深、危険性、昔の土地の状況が一瞬でわかってしまいます。
これは足立区のエリアのリスク情報です。
都内でも、想定最大規模の浸水深は「5〜10メートル」と表示されます。
「えっ? ウソでしょ? ホントなの!?」なんて思ってしまうのは私だけでしょうか。
この記事をご覧になった方は、自分の家や実家のリスクをぜひ確認してもらいたいです。
意識が変わってくるはずです。
2018年6月8日には「全国109 水系の国管理河川における洪水浸水想定区域(想定最大規模)」の情報をスマホで簡単確認できるように改良されたばかりです。
もう一度言っておきます。アドレスはこちらです。
川の洪水災害から命を守るために「洪水警報の危険度分布」活用を
気象庁が発信している「洪水警報の危険度分布」はご存じでしょうか。
これです。
気象庁「洪水警報の危険度分布」
https://www.jma.go.jp/jp/suigaimesh/flood.html
マップを拡大してみましょう。
こうなります。
小さな川まで網羅しています。約2万河川が収録されているらしいです。すごいです。平穏時に見るのも楽しいです。
川の洪水災害発生の危険度の高まりは、5段階で色分け表示されます。
こんな感じです。
さらに特筆すべき特徴は、
<避難にかかる時間等を考慮して、3時間先の未来までの予測値を用いて色分けされている>ところです。
とくに中小の河川は急激な水位上昇が起こりやすいのが特徴です。
危険の予測ができることで、早めに避難行動できるようになります。
リスクの未来予測ができるなんて、
かなりすぐれものだと思います!
川のそばに住んでらっしゃるすべての方々に活用してもらいたいサイトです。
国土交通省「リアルタイム河川水位(川の防災情報)」
「リアルタイム河川水位(川の防災情報)」は、国土交通省が河川の水位等の情報をリアルタイムで提供するサイトです。
こちらです。
国土交通省「リアルタイム河川水位(川の防災情報)」
http://www.river.go.jp/kawabou/ipAreaJump.do?gamenId=01-0201&refineType=1&fldCtlParty=no
スマホサイトはこちらです。
こんな画面です。
川の水位情報
http://www.river.go.jp/s/
現在、強い台風13号 (サンサン) が勢力を維持したまま9日朝にかけて関東付近に上陸する恐れがあるとされています。9日午後6時までに予想される24時間雨量は最大で関東甲信400ミリ、東北300ミリだとか。
2018年はラニーニャ現象の影響で台風が多く発生するともいわれています。
危険情報は
早め早めに収集していきましょう。
各自治体で発行している「水害ハザードマップ」は要チェック!
江戸川区が11年ぶりに改訂し、2019年5月20日から全世帯に配布した「水害ハザードマップ」が話題になりました。
これです。
出典:「江戸川区水害ハザードマップ(江戸川区)」
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e007/bosaianzen/bosai/kojo/kanrenmap/n_hazardmap.html
江戸川区に限らず、各自治体では詳細な「水害ハザードマップ」を作成していることが多いです。
ご自身が住んでいる自治体のサイトを日頃から確認しておくことも必要です。
2018年は台風の当たり年だったのか? 2019年は天候不順に?
ちなみに気象庁の統計によると、2018年は台風の当たり年と言っても過言ではありませんでした。
ちなみに気象庁の統計によると、2018年は台風の当たり年と言っても過言ではありませんでした。
2018年の台風の発生数は29個で平年値の25.6個を上回りました。日本上陸したのは、12号、15号、20号、21号、24号の5個でした。
2017年までの気象庁の統計で最も台風が上陸した年は、2004年。
6月に2回、7月に1回、8月に3回、9月と10月に2回で、合計10回でした。
「台風上陸」の定義は、台風の中心が北海道、本州、四国、九州の海岸線に達した場合のケースで、一月で最大の上陸数は2016年の4回です(2016年8月)。
過去最大と比べると少ないわけですが、平年の数である「2.7個」の約2倍の多さでしたし、かなりの被害をもたらしました。
ちなみに気象庁はすでに2019年の夏(6〜9月)の予測を出しています(2月25日発表)。
気象庁によると、ほぼ平年並みという予想です。
しかし、「エルニーニョ現象」が発生していますので、不順な天候になる可能性が高いです。梅雨が長引いたり、梅雨明け後も晴れが続かず雷雨が多くなったりする可能性があります。
もちろん台風にも影響が出ます。「ウェザーニュース」によると・・・
2019年は9月をピークに長寿台風が増えるという予測を立てています。
・ ・ ・
さらに昨今は台風に限らず「ゲリラ豪雨」「大雨特別警報」「記録的短時間大雨情報」といった言葉を見かけるようになりました。
河川の氾濫だけではなく、街中での排水能力を超える内水氾濫が何回も発生するようになりました。
しかもゲリラ豪雨は事前予測が困難という特徴もあります。
常に私たちは情報に気を配り、災害から身を守らなくてはなりません。
台風や大雨の被害でも火災保険金は下りる! 知ってた?
火災保険金は火災が起きた場合にしか下りないと思っている方が非常に多いです。
しかし!
約9割の火災保険は、火事以外の台風、大雨などの自然災害による被害にも適用できるんです!
ご存じでしたでしょうか?
しかも、なんと!
一見被害のないように見える家を含め、築5年以上の一戸建てで平均100万円の保険金が下りる可能性があるんです。
ただし……保険申請が非常に煩雑なのがネックです。
その煩雑さを代行してくれるサービスがあるんです。
お家の保険相談センターは、無料での実地調査から見積書の作成、保険会社とのやり取りのアドバイスなどのサポートをしてくれます。
まずは無料調査からはじめてみてはいかがでしょうか?
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では……宇宙から見た台風の画像を最後に。
なんともすごいですね。
ヤバイです。。。
By NASA [Public domain], via Wikimedia Commons
では!
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