つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。
気になった謝罪文の実例を収集してアーカイブしている記事です。謝罪するようなことが起きないことに越したことはありませんが、もしご自身や仲間に何かが起きた時に参考にしていただければ。
東急ハンズが「ゴリラゲイ雨」ツイート。過去にも同様の投稿も
東急ハンズ公式ツイッターがやらかしてしまいました。
元ツイートに多数のお叱りをいただいており、不快に受け止められた方に謹んでお詫び申し上げます。差別的な意図は念頭になく投稿したものですが、そのような文脈で使用されることもある単語であるとの認識が不足しておりました。誠に申し訳ございません。
— 東急ハンズ (@TokyuHands) June 12, 2022
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問題のツイートは消されていますが、以下のような内容でした。
私のいるところにはゴリラゲイ雨は来てません!
ゴリラゲイ雨が来たらちょっと困るけど、
ゴリラゲイ雨を見てみたい気もする。
…
…
はい、ゴリラゲイ雨って言いたいだけです。
さて、「ゴリラゲイ雨」についてピンとこない人もいらっしゃるでしょう。簡単に説明します。
「ゴリラゲイ雨」は、ゲリラ豪雨から来ている言葉です。初出は2008年頃で、2012年ごろから目につくようになりました。そもそも言い間違いが発端のようです。
ツイッターでは多くの人が無邪気に使っています。
ツイート内容から察するに、東急ハンズは何も考えずに使ってしまったのでしょう。むしろ親しみやすい企業イメージの演出を目論んでいたとも考えられます。
しかし、この言葉は、ゲイをバカにした差別的な表現としても知られています。
そこでの炎上というわけです。
過去にも問題ツイートがあった! 企業アカウントは要注意!
今回の「ゴリラゲイ雨」炎上ですが、6月3日にもツイートされていたようです。さらに2020年9月2日にも似たような内容の投稿が発掘されています。他にもホワイトデーのチョコにひっかけてマイノリティーの方を揶揄するような投稿をされていたようです。「東急ハンズ 人権意識」「東急ハンズ 差別」「東急ハンズ ゲイ」などで検索していただくと出てくるはずです。
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ネットでは東急ハンズを擁護する声も見受けられますが、やはり企業アカウントは軽率な発言に注意しないとヤバイですね。
正式な謝罪を公式サイトにもアップしてないことなど、誠実さが感じられないという批判も目立ちます。月曜日以降の対応も注視していこうと思います。
それにしても担当者は落ち込んでいるでしょうね。。。
では!