クックビズ薮ノ賢次社長が不適切な教育論ツイート？で謝罪。傲慢さが透けて見えたせいで炎上か | 謝罪文 実例73

つなワタリ＠捨て身の「プロ無謀家」（@27watari）です。

 

気になった謝罪文の実例を収集してアーカイブしている記事です。謝罪するようなことが起きないことに越したことはありませんが、もしご自身や仲間に何かが起きた時に参考にしていただければ。

 

 

クックビズ薮ノ賢次社長が公共の場での子育て論ツイートで炎上

飲食・フード産業に特化した求人サイト「クックビズ」の代表取締役社長である藪ノ賢次氏がSNS上で不適切な発言を行い、本人の申し出により報酬の一部返上することを発表しました。

 

不適切発言の内容は5歳の子どもと電車に乗った際に起きたエピソードで、子育てに関する考え方に関したものです。

 

子育て論の内容に関してはともかく、自由なふるまいをする自分の子どもに対して注意してきた相手に対しての対応が悪すぎました。

 

素直に謝るのではなく、「子どもは泣いたり騒いだりするのが仕事……見ず知らずのあなたの価値観を我々に押し付けないで欲しい」などといったことを伝えたという自慢げな内容がツイートされていました。

 

これは残念な放言ツイートでした。

 

実際の状況もわからないので判断はつきませんし、教育論も別問題です。それはともかく、やはりツイートに傲慢さを感じた人が多かったのでしょう。投稿は一気に炎上することとなりました。

 

まず藪ノ氏のが該当発言ツイートから紹介します。

こちらです。現在は削除されています。

 

 

念のため文章を残しておきます。

 

 

 

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翌日には藪ノ賢次氏はツイートを削除し、「私が昨日の午後9:45に投稿した内容は当社取締役としての立場上、電車での迷惑行為を助長する可能性がある不適切な発言でした。今回ご迷惑をおかけした乗客の方、起業家や電車を利用される皆さまに大変不快な思いをさせてしまいましたこと心からお詫び申し上げます」と謝罪しました。

 

 

それがこちらです。

 

 

私が昨日の午後9:45に投稿した内容は当社取締役としての立場上、電車での迷惑行為を助長する可能性がある不適切な発言でした。今回ご迷惑をおかけした乗客の方、起業家や電車を利用される皆さまに大変不快な思いをさせてしまいましたこと心からお詫び申し上げます。https://t.co/1scxxtqj0o https://t.co/h5ZMI7UJb7

— 藪ノ@クックビズ社長（証券コード6558）／食ビジネス／業績報告／IR／PR／経営あれこれ／関西ネタ (@cookbiz_yabuno) November 17, 2022

 

 

このツイートのリプには下記のようなリプが溢れ、さらに火に油を注ぐ形になってしまったようです。

・「取締役として不適切なのではなく、人として不適切」「注意してくれた方に叱ってくれてありがとうございますと言うのが本当」
・「見ず知らずのあなたの価値観を我々に押し付けるなとの事ですが、あなた自身も貴方の子育ての価値観を他者へ押し付けてますよね。取締役としてとかではなく、電車に乗ったのであれば他の人に極力迷惑をかけないように配慮をするのが当然の行為ではないでしょうかね？」
・「おじいちゃんは君の子供でなく君自身を叱ったんやろうね。でも君は全く気づいていない」
・「犯罪をしないように、人に迷惑をかけないように、育てるのが教育ってものじゃ？　それは教育でもなんでも無くてタダの育児放棄やない？」

 

 

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この謝罪ツイートにはクックビズからの謝罪文も添付されていました。しかし、公式サイトでは見つけられませんでしたので、ツイッターだけで発表されたものかもしれません。もし私が見つけられなかったのならば申し訳ありません。

 

謝罪文はこちらです（クリックすると画像は拡大されます）。

 

 

念のため文章を残しておきます。

 

 

 

 

クックビズ薮ノ賢次社長が不適切発言に対する声

Yahoo!ニュースなど、ネットにあがっている声をピックアップしました。

 

＜クックビズ薮ノ賢次社長が不適切発言に対する声＞

・「子供は泣くのが仕事」とか、他にも「子供のしたことだから～」とかいう言い回しはよく聞くけど、それってあくまで「被害者側が加害者側を許すとき」に使う言葉であって、決して「加害者側が自らを擁護する」ために使っていけない言葉。子供だろうと大人だろうと悪いものは悪いはず
・TPOをわきまえるのは必要。赤ちゃんに泣くなというのは違うけど、泣くんだから、それで迷惑になりすぎるなら親が連れて行かないという選択肢もあるはず
・なんで躾をしなければいけないかというと、人間にとって権利は甘い汁だから。一方で義務の味は苦く、躾はこれに該当する。放っておくと子供は特に甘い方に行きやすい。だから躾は権利の何倍も教えなければ染み付いていかない
・ブーメランですね。その価値観も周りに押し付けないで欲しい。自由な振る舞いが事故に繋がりかねない
・本来、社会全体で育てるってのは他人からお叱りを受けることもあるってことではないのかな。面倒事に巻き込まれたくないし、嫌な思いもしたくないから、注意もしないかわりに手助けもしないわってなってしまうよね
・自分のわがままを通すために少子化の解消を免罪符に使わないでもらいたい。分別のないわがまま放題の人間が増えても何のメリットもない。非常識な人間に振り回される側の方がストレスだ
・そもそも5歳児は赤ちゃんとは違って泣くのは仕事じゃ無い
・迷惑をかけていると言う認識がないのですね。それこそ、貴方の価値観の押し付けですよ。公共の交通機関には、そんなぶっ飛んだ考えの人は極めて少数派しか居ない
・勘違いした大人は、【礼儀】を自分が受けて当然なものだと思っている
・子供に責任はない。しかし親には責任がある
・ここのコメント欄はお互いそれなりに気を遣い合えばいいだけなのに、どちらかが一方的に悪くてこっちは悪くないみたいな意見が多すぎて情けなくなる
・赤ちゃんに対するものならまだしも、話して返事できるぐらいの年嵩の子に対する注意をこの様に返すってのはいただけない話だなあ。当たり前のことを当たり前に教えられる親が少なくなっているなあ、と思う様になってから久しい
・子供は未成熟なので周囲への配慮を欠いている場合は、親がキチンとしてあげなければ社会の道理を外れるでしょう。子供だから何でもありじゃないし、それを親がコントロール出来なければ親の存在意義もない
・言葉がわかるようになったら公共の場では静かにするように躾けるもの。昔は他人に叱られたものだけど今はやると動画にされそうだしね
・自己の感情をストレートに出して良い状況なのか？　そうでないのか？　判断力というのは、大事な自己コントロールスキルの一つ。それは子供に対して指導する項目としても重要。これをちゃんと身に付けさせないと、自分の思い通りにならないとキレる子に育つと言われている。その逆に感情表現を抑圧されつづける環境下でも実は同様の子に育つ
・公共施設や乗り物ではおとなしくさせるのは親の仕事、それを放棄して文句を言うのは間違えてる
・役職や立場云々では無く一人の親、人間としてどうかと思う
・変な金持ちで他の人を見下すマウント思考のある人間は、普段から自分の意見を押し通しやすい環境にいるので勘違いしちゃうんだよね。役員とか、経営者とか。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉があるが、上に立つ人間こそ、謙虚に道徳心を持たないといけない。それがいつの間にか金さえあれば何でも許されると勘違いした輩が増えた気がする。もっと人として、周囲に迷惑を掛けないという当たり前の道徳心を養うべき
・注意して理解不可能な返答をまるで理屈が通っているかのように堂々と言われた方はさぞかし開いた口が塞がらない状態だったでしょう。そこで言い返されなかったのは注意された方が常識人でこれ以上子どもの前で話の通じない親を相手にしても仕方ないと思われたんだと思う
・家の中でいかように子供に教育しようが他人がとやかく言うのは違うでしょう、ことは電車の中（公共スペースですよね）他の乗客が不快に思うような状況ならば静かにしろと子供に理解させるのは躾や教育の前段階の当たり前のこと
・自分だったら「あなたの子育て論とか知ったことじゃないので価値観を押し付けないでください。そんな大きな子供が他人へ迷惑かけても謝れないなんてこの親にしてこの子ありですね」って言い返しちゃいますね
・「自由」を履き違えてる。自分の権利ばかり主張して、義務を果たさない。こんな人がトップだなんて、大した会社じゃないね
・「泣くのが仕事」と言える時期は確かにありますが、言葉を話し人の言葉を理解できるようになるまでかな。5歳児は教えてあげればちゃんと理解します。探究心を伸ばす云々と躾をするしないは当たり前だけど全く次元の違う話。ま、反省してるならもういいと思いますが
・本当に必要なのは、世の中に出て、無駄な批判や攻撃を受けずに済むように、必要最低限の常識を伝える事だと思います
・社会の大切なルールとして教えないといけないと思うが、このお爺さんもカチンとくるような言い方ではなかったのかな。ほとんどは見解の違いではなく、相手の言い方だったり、態度に腹を立ててたりする。誰かに注意する、物申す、意見を言う場合は自身の言い方や伝え方、態度にも十分気を配るべきだと思います。残念ながら特にご年配の男性は突然怒り出す人が相対的に多い気がします
・これだけサービスが満ち足りて競争相手がたくさんいる世の中で、起業するして成功するには、常人には考えの及ばない発想と思考は必要なんだと思います。常識を壊さないと、新しい価値は生まれるわけがない。この人は、その特異な思考が悪い形で表に出しちゃったんだろうなあと。自信、明確なビジョン、圧倒的な自信、空気の読めなさ、という起業家として成功するのに役立った能力が、全部裏目に出たのかもしれませんね
・バスや電車は遊び回ったり叫んだりする場所ではない。赤ちゃんなら仕方ないが4～5歳ぐらいで親がいるなら親がきちんと教えないと
・子供に寛容な社会であってほしいと思いますが、公共の乗り物で自分の子が泣いて苦情を言われて逆切れするのは別でしょう
・赤ちゃんの事ではなく5歳くらいのお子さんの話だったんですね。5歳くらいなら幼稚園等に通われて、子供の社会も「家族だけの社会」から「他人を含めた社会」に変わっていると思います
・この記事の何が悪いかわからない。そのわりには社長がひどく批判されているので、同情するところもある。社長だから、発言が批判されると会社の信用に関わるということで、謝らなくてはいけなくなったようにもとれる。状況がまったくわからない。ともかく、状況がわからないまま、発言を批判されても、それはそれで社長だから謝っているのかともやもやする
・他人の物壊しても壊した人が「物はいつか壊れる」って開き直るのと同じだよね
・この方が反省した上で、子どもにはその後なんと言ったのかが気になります。表面上だけなのか……
・「日本は子育てに冷たい」って言うけど、個人的には思いやりが行き過ぎて過剰な優遇になっていると思う
・激怒する人も躾がなってないとも言える。激怒すると言うことは、コミュニケーション能力が足りないとも言える。迷惑と感じたら、注意すれないい。激怒なんかしないで
・こう言う身勝手な親のせいで、子連れで電車乗る事がますます肩身狭くなります。5歳頃なら約束事は理解してくれますが、それでも目的地まで騒がないか迷惑かけないか親は終始ビクビクして、帰宅後心身共にグッタリです
・会社や関係企業の人達からはチヤホヤされているかもだけど、全く知らない人間からすると、その他大勢の一人に過ぎないことを理解した方が良い。会社の代表なら、尚更、謙虚に生きないと
・実際こうゆう考えの親は多いと思います。子供がした事だからっていう免罪符を盾に叱るをしない。子供そのものに勿論罪はないし、何かしたとしても許せるとは思いますけど、それは親がその責任を取る前提の話です
・子供を叱らない親が多すぎる。あまつさえ親を注意すると逆ギレする始末
・藪ノ賢次氏がどんな教育方針でどのように子育ていていても個人の自由ではあるが、社会常識や礼儀、マナーを躾けないのは子供に対するネグレストじゃないかな。それ守っていることになってるかな？　将来この子は社会に適合できるのだろうか？　しかも教育方針なんだから自分では欠片も悪いと思ってないでしょ
・事の仔細は分かりませんが、嫌な思いをしたら、お互い席を離れれば良いだけのことでは無いですか？　年代違えば価値観違うのは当たり前のことなので、お互い嫌なことが起きる現場に共存しないことを選択するべきだと思います。俺が最初に座ったんだから、とか言う頑固な言い訳は通用しない。いかに自分に快適な場を選択するか、それだけの問題だとおもいます
・私はこの社長に共感する。これも親のエゴだが、本人の感性や創造を第一に、煩いこと言わずに子育てしたい
・個人の考えや教育方針は勝手にすればいい。でもそれを不特定多数に発信するなら社会的評価に晒されるのは当然。そして教育方針は知らんが周囲の人間が迷惑しているのが事実であるなら、それを子供の前で全肯定する親は正しいとは言えません
・昔、飲食店にて「私はインターナショナルスクールに通わせていて、子供には自由を尊重して叱らないんです」という方がいました。結果、個室の部屋は椅子は破壊され、畳に汁や食べ残しが散乱して悪そびれることなくそのまま帰宅なされてました…
・こういうずれた価値観を持つのも自由ですが、一番うすら寒く感じたのはこの方がいいこと言ってやったぞ風に意気揚々とSNSにその様子をあげたことです
・「個人の立場として発信したものだが取締役として配慮に欠けていた」との弁明があったようですが、どの立場で言ったから云々ではなく、どの立場で言っても頭悪くモラル低い発信だと思いますがね。無意味な前提や条件をつけずに普通に謝ったほうがよい
・それはそうと3ヶ月分の報酬10％がどれほどのものなのでしょう?　ちなみに2021年11月期の取締役4名に対する報酬総額は4234万円だそうです
・現場にいないと程度が分からんからな。激怒したとされる乗客が大したことでもないのに怒り出したのか、「周りに迷惑をかけてない」というのは思い過ごしで、客観的には十分うるさかったのかもしれない。何にせよ地位がある人がSNSで発言する際は慎重が過ぎるくらいでちょうどいいかもしれない
・周りから苦情申し立てられた時はまず、申し訳ありませんでしたが言えないといけない。その後の展開は相手次第で変わるけど
・事実は親の不作為が責められているのに、子供の作為が責められていると天然で勘違いしているからダメなんだよ
・言ってきた人がクレーマー気質だった可能性もあるんじゃないの。泣く、喚く、どの程度だったかもわからないし、何だろうねこのニュース。役員報酬を一部返上する必要ある？

 

 

批判が多いですが、状況が正確にわからない部分でアレコレとジャッジして断罪する人の多さに驚かされます。

 

やはり藪ノ賢次氏のツイートは傲慢すぎました。炎上は当然でしょう。

 

不快さに反応する人が非常に多いとうことは、かなりの人がストレスを溜め込んでいるの状況なのかもしれませんね。

 

 

 

薮ノ賢次氏はどのような人物なのか？　経歴などの掘り下げ

まずは基本的なプロフィールです。

 

 

本人がどういう方なのかは、ZENHのインタビュー映像がわかりやすいです。

 

 

映像のタイトルは、「本質とは何か？を考え続けることが経営の本質。」クックビズ株式会社 藪ノ賢次 | 経営に関する無駄と本質 | ZENH。

 

 

その内容は……

 

「利用者数No.1 飲食求人サイト」 を運営するクックビズ株式会社 (東証マザーズ上場) 代表取締役 藪ノ賢次に単独インタビューを実施。取引社数8,000社、マッチング年間2000名を超える飲食求人サイトへと成長させた藪ノ社長が考える経営の本質とは？

 

というものです。

 

 

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また、2022年8月18日に新たなコーポレートアイデンティティを制定したことを受け、詳細について藪ノ社長自らが語る映像もありました。

 

 

 

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いくつかインタビュー記事もありましたので、紹介しておきます。

 

 

マルチに仕事をこなす凄い人のようですね。やはり一般庶民とはレベルが違うようです。

 

 

 

 

経営者が多い環境に育つと、自分の意識を信じ、貫く姿勢が養われやすいかもしれません。

 

 

 

 

飲食業界に限らず、バスの中も含めて、あらゆる場面で人のトラブルがもっとも多いでしょうね。

 

 

 

 

情報をキャッチし、それを形にすることは素晴らしいことですね。

 

 

 

SNSを甘く見ると、本当にヤバい

今回の件ではフルボッコだった藪ノ賢次氏ですが、会社の対応が素早かったこともあり、すでに問題は沈静化してきているのではないでしょうか。

 

今回のSNS投稿に関しては、相手のお年寄りサイドにも問題があったのかもしれません。最近は相手を怒らせる “ 痛い中高年 ” が増えていますから。

 

そして怒りが収まらないままSNSに投稿してしまったことも考えられます。

 

そうなると藪ノ賢次氏は被害者的な部分もあるかもしれません。

 

ちなみに “ 痛い中高年 ” に関する記事も書いておりますので、よかったらご覧になってください。

 

 

では！