つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。
気になった謝罪文の実例を収集してアーカイブしている記事です。謝罪するようなことが起きないことに越したことはありませんが、もしご自身や仲間に何かが起きた時に参考にしていただければ。
【目次】本記事の内容
- 1 フラワーケーキデザイナーの作品と酷似! ツイッターで拡散されて発覚
- 2 運営会社は明治38年創業! 冷凍おせちのシェア日本一が自慢
- 3 ベイユべールによるフラワーケーキデザイン模倣問題に対する声
- 4 ベイユヴェール? ベイユベール? あっ? 検索回避の策?
- 5 La marque de confiserie populaire beillevaire JAPON présente ses excuses ! Il admet avoir imité des dessins de gâteaux… Les ventes de ces produits ont été suspendues et rappelées.
- 6 ベイユヴェールがゆきさんに直接謝罪する方向へ(ツイッターで報告)
- 7 やっと……解決? しかし、まだ放置状態のベイユヴェールの不誠実さ
- 8 ベイユヴェールもT.K.SHIN(ティーケーシン)も謝罪する気ゼロ?
フラワーケーキデザイナーの作品と酷似! ツイッターで拡散されて発覚
2022年11月から日本限定でベイユベールが販売していた「ガトー・オ・ブーケ」シリーズの「No.12」および「No.14」の2種類の模倣が発覚し、ベイユベールジャパンを運営するティーケーシン社が12月15日に謝罪文を発表しました。模倣の発覚は、ツイッターの拡散によるものでした。
これらの商品について、フラワーケーキデザイナーの女性が12月8日、「私やスタッフが作ったケーキに酷似したケーキが販売されました」とツイート。「パクリといいたくないけど 参考にされたことがわかるくらい配置がまるまる一緒」などと訴えた。ツイートには、女性が過去にインスタなどで紹介していた自作のケーキと、ベイユヴェールの商品を比較した画像も添えられていた。投稿は1万6000件を超えるリツイートを集めるなど、広く拡散した。
引用:人気洋菓子ブランド「パクリケーキ騒動」で謝罪 デザイン模倣の事実認める…商品は販売停止&回収に(J-CASTニュース/2022年12月15日11時15分)
https://www.j-cast.com/2022/12/15452484.html
魚拓URL:https://archive.md/g0gCK
発信したのは東京都世田谷区でフラワーケーキとアイシングクッキーのレッスンを行っている「フラワーケーキデザイナーゆき(正式名称:フラワーピクニックカフェ 義山友紀)」さんによるものです。
酷似を指摘するツイートはこちらです。
フランスの老舗ブランド『ベイユヴェール』の日本ショップで、私やスタッフが作ったケーキに酷似したケーキが販売されました。パクリといいたくないけど😭参考にされたことがわかるくらい配置がまるまる一緒で、ひとつひとつ時間かけて作品作りしてる身としてはとても悲しいことでした。#拡散希望 pic.twitter.com/LbLtCBpuO9
— ゆき フラワーケーキ アイシングクッキー (@yuki_yoshiyama) December 8, 2022
ツイートでは、酷似を指摘するだけではなく、運営会社とのやりとりも投稿されています。一方的な投稿を頭から信じてはいけませんが、運営会社からは「酷似しているのは認める」とまず一言目に言われ、さらに「担当者5人ほどで様々な人のフラワーケーキの写真を見て、話し合いをした」「私たちも美しいフラワーケーキを届けたいという思いでやっていてフラワーケーキへの愛がある」などと話していたようです。
これが本当ならば、運営会社を謝罪程度で済ましてはいけないように感じます。
さて、運営会社はどのようなものだったのでしょうか。
謝罪文は「beillevaire」と「運営会社ティーケーシン」の両方の公式ページで」アップされました。
かなりの長文です。画像は2枚あります。こちらです(クリックするとが画像は拡大されます)。
引用:不祥事発生のお詫びと今後の対応について(beillevaire公式ページ・運営会社ティーケーシン/2022年12月15日)
https://www.beillevaire.jp/shopping/html/user_data/news20221215.pdf
魚拓URL:https://archive.md/RaVtz
念のため、文章に残しておきます。
2022 年 12 月 15 日
お客様、お取引先様各位
株式会社 ティーケーシン
代表取締役
小澤 讓
不祥事発生のお詫びと今後の対応について
平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、弊社が販売しておりましたフラワーケーキにおきまして、そのデザインや形状が、フラワーケーキデザイナー・ゆき様及びスタッフの皆様が制作されたケーキにデザインが酷似しているとのご指摘を頂きました。
弊社内で確認・調査をおこないました結果、弊社が制作、販売した商品はゆき様のデザインの模倣であることが判明いたしました。今般の事態につきまして、ゆき様に対して心よりお詫びを申し上げるとともに、商品をお買い上げ頂きましたお客様、そして弊社商品を取り扱ってくださるお取引先様にご迷惑をおかけしたこと、そして今般の事態によって皆様をお騒がせしてしまいましたことをお詫び申し上げます。
当該商品は直ちに販売を停止するとともに、既存商品はすべて回収して廃棄し、ウェブサイト上の掲載についても即時掲載中止、SNS 上の投稿も削除対応をおこなっております。以下に、本件におきましてのご報告を申し上げます。
記
1.対象商品 :フラワーケーキ No12 およびNo14
2.事案経緯 :
12 月 8 日 ゆき様よりご連絡を拝受
12 月 9 日 弊社営業部取締役部長より、ゆき様にお電話にてご連絡
12 月 9 日~13 日 弊社内において調査確認
12 月 13 日 ゆき様へ文書にてお詫び
3. 酷似したデザインとなった経緯
弊社においては月 1 回、「新商品・開発会議」を開催しており、企画担当者に加えて役員等も参加し、新商品にまつわる意見を出し、議論をおこなっております。
先般、開催された当該会議の中で、新たなケーキ開発に伴うアイデア出しを実施いたしました。その際、企画担当者が持ち寄ったイメージ写真の中に、ゆき様が製作されたフラワーケーキが含まれていたことが判明いたしました。
ゆき様のフラワーケーキのデザインがあまりに理想的なものであったため、企画担当者も「このような仕上がりを目指したい」との考えでデザインを検討しておりましたが、結果的にゆき様のデザインをほぼ模倣するような形となってしまいました。
4. 今後のフラワーケーキの販売について
ご指摘を受けまして、当該商品は直ちに販売を停止するとともに、既存商品はすべて回収して廃棄し、ウェブサイト上の掲載についても即時掲載中止、SNS 上の投稿も削除対応をおこなっております。
5. フラワーケーキデザイナーの方への対応について
弊社は、ゆき様のデザインを模倣した商品を販売するに至った事態を重く受け止め、ゆき様に対して文書にて、上記経緯をご説明差し上げた上で謝罪を申し上げました。また、ゆき様のご了承が得られるのであれば、直接お目にかかったうえで、お詫びを申し上げる所存です。
また今後においても弊社は、ゆき様のデザインを模倣した商品はもとより、着想を得たものも含め、その他一切の利用をおこなうことがない旨を誓約いたしております。
6. 弊社における再発防止の取組みについて
ゆき様をはじめとして関係者各位の皆様へ深くお詫びするとともに、今後このようなことが起こらぬよう、従業員の指導を徹底してまいります。また商品開発にまつわる社内体制、およびコンプライアンス体制についても、外部専門家の指導を受け、取締役含め全社員再教育を徹底し、より一層管理体制を強固なものとし、再発防止に努めていく所存でございます。
以上
なお、本件にまつわる全責任はベイユベールジャパン、および運営会社である株式会社ティーケーシンにございます。フランス ベイユベール社には一切の責はございませんので、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
改めまして、今般の事態につきまして、ゆき様及び関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。
本件にまつわる連絡先:0798-41-2010 営業部宛て
デサインをパクって販売していたわけですから、その売上に関してはどう扱うのでしょうか。さらに「ゆき様のご了承が得られるのであれば、直接お目にかかったうえで、お詫びを申し上げる所存です」などと呑気なことを言ってないで、社長自ら出向いて謝罪するのが筋でしょう。
また、フランス ベイユベール社には一切の責はございませんと書かれていますがl、そんなのは当たり前です。むしろフランス ベイユベール社にこの事実を伝え、ジャッジしてもらうことが必要ではないでしょうか?
運営会社は明治38年創業! 冷凍おせちのシェア日本一が自慢
運営会社の株式会社ティーケーシンは小澤兄弟商会として営業を始めた会社です。現在の社長・小澤 讓氏が代表に就任したのは2004年のこと。
2006年からスタートさせた冷凍おせちのシェアは日本一?らしいです。なんと冷凍おせち100万段分を生産しているようで、重箱を重ねると富士山約14個分の高さにあたる段数だそうです。小澤 讓氏はやり手ですね。
詳細はこちらのリリースをご覧になってください(クリックすると画像は拡大されます)。
引用:函南町から日本全国におせち料理をお届け(株式会社桜スイーツ工房)
https://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-510/genki/nendo/documents/2903.pdf
魚拓URL:https://archive.md/Itnnt
さて、今回のベイユべールによる模倣問題に対し、どのような声が多いのでしょうか。
ベイユべールによるフラワーケーキデザイン模倣問題に対する声
Yahoo!ニュースなどにあがっている声をピックアップしました。
<ベイユべールによるフラワーケーキデザイン模倣問題に対する声>
・似通ってしまう事はあるだろう…と思って元の写真を見たところ、花の色や形、配置全てにおいてほぼ同一で、唖然としてしまった。もうトレースと言うレベル。法的な問題はともかく、これは企業の品性が疑われても仕方がない。デザイン性質上、アレンジはある程度出来るだけに、いくら出来の良い見本があったとしても、そっくりそのままマネする感覚はちょっと理解できない
・これは知る機会がなければ真似されて終わりであり、有名店の素敵なケーキが出回り、むしろ訴えが遅ければ負ける可能性も出てきそうな
・ベイユヴェールという企業でありながら、言葉の使い方も知らないんだね。「結果的にほぼ模倣」って、一般的な人からしたら”言い訳”にしか聞こえないんだよね。模倣していたことをストレートに謝罪することが大事なんじゃないの?
・これは著作権の侵害なので、慰謝料を請求してよいレベル。知らなかった、じゃすまない。著作権管理もできない会社が外資企業の日本法人をうけおってはいけない。義山さんは毅然としてほしい
・イユヴェール側から「『さすがに酷似しすぎではないか』っていう声も上がったが、大変お恥ずかしい話ながら、発売に向けた期日が迫っていたという内部事情もあった」。は? 何その事情、、。結果盗作騒ぎになってますけど?
・これは素人が見てもほぼ同じだと思えます
・バレないと思ったのか、バレてもこっちは大手向こうは個人でどうとでも出来ると思ったのか、バレたとしてもここまでの騒ぎになると思ってなかったのか…
・写真の違いかもしれないけど、ベイユヴェールのはいかにも作り物だけど義山さんの方は本物の花が乗っているように見えるね。完成度までは真似できなかったようだ
・これはヤバいでしょ。SNSみたけど他にもパクリ疑惑でてるし、あきらかにそのまんまパクリ。しかも、パクった側の完成度が低い。これじゃあフランスの老舗名店の名を借りただけの、アイデアも技術も持ち合わせてない洋菓子店ってとこでしょう
・ぱくりましたなら分かるが結果的とかまだ誤魔化してるのに笑う。結局大した罰則ないしやったもの勝ちみたいになっている
・みっともない会社ですね。いい歳した役員達が物事の善し悪しもわからないとは。パクリって笑えるレベルじゃないですよ。デザイナー義山さん達の哀しみ悔しさが伝わってきます
・デザインがいいと思ったら作者と交渉して、きちんと対価を払った上で使えよ。百貨店にも出店してたし、1個1万円以上するようなホールケーキを売って、パクリでいくら儲けたのよ。ものを盗めば窃盗罪だけど、アイデアを盗んでごめんなさいで終わりなの?
・これが逆だったらすぐに訴えられるかも!
・期日が迫っていたなら義山さんに「デザインを買い取らせて頂けないか」持ちかけようとは思わなかったんですかねー。セコいなあ
・SNS全盛ですぐバレる時代なのにな
・盗作した側が『どちらもお菓子を愛する気持ちは同じということでご理解いただきたい』って、盗人猛々しい
・結果としてデザイナーの方の名誉が守られたことは良かったと思います。中小企業の社長から、アイデアが大手に模倣されたり、盗用されたりすることへの不満を聞くことがありますが、疑わしい話があれば、その企業や公的機関に申し出るほか、SNS等を使って自分のオリジナリティを発信することが、中小企業の知財戦略にとって重要な時代に入ったといえます
・今回のように誰が見ても明らかに模倣である場合は、オリジナルを作られた方へのリスペクトに欠ける行為だろうと思いますし、模倣された方もそこに悲しい思いをされたのではないでしょうか
・ストレートにデザイン使わせてくださいって言えばいいのに。後から不祥事対応するコストに比べたら安いし、イメージダウンにならない。経営者や管理職の、①目先の経費削減を重視、②投資(この例なら、デザイン使用料)の回収を数値で現場が示さなければ判断できない、この間抜けさが原因であると推定する。高い報酬や給料もらっているんだから現場以上の感性と判断力を持つべきでしょう。過去の結果に対するご褒美状態だったら先は暗い
・デザイン許諾を申し込む選択肢があるのを知っていながらあえてしなかったのでしょうね。デザインが理想的だのなんだのもリップサービス。本当に理想的だと思うのなら、リスペクトがあってしかるべきで、タダで盗用はありえないでしょう。言ってることが矛盾してる
・ケーキに罪無いのにもったいないですね。デザイナーさんの作品を参考にしましたと、謝罪や彼女の顔写真とともにお店に掲示して販売続け、彼女にも売り上げのいくらかを差し上げるようなことできなかったのでしょうか
・正直コンプラ以前の会社だと思う
・誰もがSNSで情報を発信できる時代に、オープンになっている情報を利用すればその事実が発覚しうるということが分からない間抜けなんでしょうね。自分がその情報(デザイン)に辿り着いたのなら、他の人も辿り着く可能性があるということが分からないというね
・これはものを生み出したことのない人の意見かもしれないですね。正直、自分が苦心して生み出したものを勝手に使われて(しかも劣化版を)勝手に売られたものを、「利益を分けるので許して」は腹立たしいことこの上ないと思いますよ。元のデザイナーさんが監修もしていないんですから、継続販売なんて言語道断です
・最悪なる判断と行動してしまった「やらかした奴ら」の罪は相当に重いだろうね
・今は個人でもSNSで世の中に訴えることができるからよかったけど、昔なら泣き寝入りするしかなく、悔しい思いした人もいたのかもね
・ケーキを作る事自体はそこまで大きな労力になりません。一番大変なのは素敵なデザインを頭の中で絞り出す事で、ここにとんでもない苦悩があったり時間が掛かったりします
・間抜けといえば、今の世の中の情報の発信、拡散力を理解できていないってところですかね。ばれないだろって考えだったんでしょうが、今の世の中じゃ通じない
・有名店がパクってあげたのに炎上させやがってぐらいに思ってるんじゃないですかね。やり方が著作権侵害常連の中華アパレルのシーインと同じとは日本法人も落ちましたね
・会議で元の写真をベースに新商品を開発と称して、何度も試作したんでしょうから、完全なる確信犯ですね
・怒られたくないからか、『あまりにも理想的なものであったため…』などと持ち上げているところも嫌らしい。『結果的にほぼ模倣するような形』というのも、回りくどい言い方。どうせバレないだろうと思って真似したんだろ。『模倣するような形となった』ではなく、『模倣してしまいました』となぜ素直に認めて謝れない?
・何人もいて画像を参考に練ったわけでしょ? 誰一人疑問に思わないのもあり得ない。バレないとでも思ったんだろうね。じゃなきゃ販売なんてしないし
・開き直りの様な事の重大さを理解していない発言、身勝手な会社都合を押し通す企業体質。SNSなどが無い時代でしたら、バレずにそのまま過ぎていた可能性もあります。このアイデアやセンスは、義山さんのものでは無く真似た側のものとして、購入された方には残るのです。努力されて思いを込めた作品は、ご本人のものとして守られるのが大前提であり、今回この件が広く知られる事になり良かったです。とても素敵な作品ですから
・個人の作品を企業がパクる問題については、体力・財力・影響力などの圧倒的な差で個人側が泣き寝入りを強いられる事例がいくらでもあると思う。個人側が反撃するには、SNS活用は有効手段だわな
・今回、日本法人が全面的に非を認めて個人に謝罪したのは、フランスの親会社に対する保身も大きいように感じた。 親会社にとっては、知らないところで日本法人が起こした不祥事で、自らのブランドへの信頼やイメージを傷つけられたりしたら、許し難い大問題。特にフランスは、このような権利意識は高そうだし、契約解除どころか、ヘタしたら賠償問題にもなりかねないのでは?
・よく似ているなとは思っていましたが、認めたというならこれはもう動かぬ証拠で、模倣したことは動かしようのない事実なんでしょう
・拡散されることで「こういうことをするお店なんだ」と認知されて、信頼を失うのは一瞬なので、自身の仕事に責任と誇りをもって真摯に取り組んでもらいたいものです
・大の大人が何人も集まって会議して決めてるはずなのに、だれもそれを「模倣」と疑わなかったことが不思議でならない。食品だけじゃなくデザインも扱う会社として、リスクマネジメントに対する疑問が残る。それに、「既存商品はすべて回収して廃棄し」というのも気になる…。単純に勿体ないし、フードロス問題にもなりかねない
・消費者の中には、フランスベイユベールのブランドに魅力を感じて購入している人たちもいるのに、同社には一切の責がないというのは、運営契約打ち切りを懸念するベイユベールジャパンの自己防衛策であって、本当に心から反省しているようには思えません
・この方のデザインが素晴らしいと思うのなら、デザイナーとして確保したら良かっただけの話じゃないのか? 今はなんでもすぐにSNSで拡散される時代だから、企業側は本当に気をつけないといけない
・オリジナル作製者の意思が通って良かったことです。安直な商売を進めていると、つまらないスタッフの手抜きからこういう事態が発生するのはこの先も出てくるでしょう
・もともとその方のデザインを理想として認識して、出来上がったものと見比べた時に、こうなる可能性を誰も指摘しなかったのだろうか? もしかすると、今まで販売したものの中にも、発覚していないだけで同様のことをやっていたのではないか? 常習犯でないか、過去のものもチェックした方が良いと思う
・企画の時点で、おそらくネット上から収集した写真を貼り付けて書類を作成したのでしょう。ここまでは現代社会ではどの業界でも内々にやっていることで、ここからが問題になる。この企画の商品を試作する段階で、変えねばならないわけだ。制作現場の人間が馬鹿正直に企画書通り試作すると、パクリ商品の完成だ。はっきりいってどの業界でもスレスレのところを行っていると思う
・これだけSNSが発達してるんだからパクリも楽だし、逆にバレるのも早い。昔ブログが流行ってた頃、帯の結び方を自分で絵を描いて解説した所、別のブログに転載されてたと見ず知らずの方に知らされた事があります
・これは日本の食品製造会社が、ブランド名を借りて、製菓の販売を始めたのだろう。業種的に専門外だろうに、自前で作れるデザイナーを雇う気がないのだろうか。名前貸しとはいえ、ここまでブランドを毀損されたら、ブランド使用の契約を打ち切られても仕方ない事案だと感じる
・事実関係の確認で何で1週間近くもかかっているのか、社内管理がずさん過ぎる。さらに、こんなパクリの偽物ケーキが税込11,556円というボッタクリの値段で売られているなんてビックリした
・まるっきり手本のように作った事自体にセンスの無さ常識の無さを感じざるをえない。
色を変える。大きさを変える。モチーフ形を変える。とすればいくら本人が似ていると言っても、よく似た別のものと支持されただろうに…
・これはもろパクリですやん。デザイナーさんの気持ちが強くなければ明るみに出ない一件でした。人気洋菓子ブランドになってますけど、日本法人は西宮が本社で製造が静岡の函南で店舗は神戸に1店舗以外はすべて東京の1等地ですね。関西在住ですがこのブランド聞いたことがありません。フランスの老舗ブランドを東京をメインで売れば儲かるという安易な発想がある様に見えます
・ティーケーシン社の謝罪ページを見たけど、文字ではなく画像で詫び文を掲載していた。他のインフォメーションは文章を文字で掲載しているので、検索避けのためだろう。バレたから仕方なく掲載しているだけで、なるべく表に出てほしくない という思いが透けて見る。心から謝罪しているようには感じられなかった
運営会社は確信犯でしょう。そういう会社は一定数います。被害に遭われた義山友紀さんは苦しいでしょうが、とことん戦ってもらいたいところです。
ベイユヴェール? ベイユベール? あっ? 検索回避の策?
なぜなのかな?
記事を書くときに「ベイユヴェール」と「ベイユベール」という2種類の表記があったので気になっていましたが、運営会社のティーケーシンさんの意図的な改変でしょうね。
今回の謝罪文に関して運営会社の方は画像添付だったので、「ああ、これは検索回避だよね」と感じたわけですが、ブランド名も、やはり姑息に検索回避の意図があったとしか言えません。
なんといっても、会社沿革にはベイユヴェールと表記されています。
こちらです(クリックすると画像は拡大されます)
運営会社ティーケーシン会社沿革
https://tk-shin.co.jp/?page_id=2
魚拓URL:https://archive.md/ZY0Nh
各店舗の名称は「beillevaire(ベイユヴェール)松屋銀座店オープン」「beillevaire(ベイユヴェール)大丸神戸店オープン」「beillevaire(ベイユヴェール)虎ノ門ヒルズビジネスタワー店オープン」「beillevaire(ベイユヴェール)青山店オープン」
運営会社ティーケーシンの謝罪文を見ると、そもそも対象商品が「弊社が制作、販売した商品」「フラワーケーキ No12 およびNo14」という表記で逃げています。本来ならば誠実に『beillevaire(ベイユヴェール)』ブランド名を出すことが基本のはずです。文末でも「ベイユベールジャパン」「フランス ベイユベール社」という表記になっています。
これでは……運営会社のティーケーシンさんが反省して謝罪しているのは、ポーズというのがわかります。
参考:不祥事発生のお詫びと今後の対応について(運営会社ティーケーシン)
https://tk-shin.co.jp/?p=1532
魚拓URL:https://archive.md/5my7t
ちなみに本社「Fromagerie Beillevaire」の公式サイトは、こちらです。
https://www.fromagerie-beillevaire.com/
・ ・ ・
すでに本社に知られているとは思いますが、ネットで世界中に拡散されてしまう可能性もありますよね。
これ、実験としてフランス語に翻訳したニュース(J-CASTニュースの報道をベースにしたものを訳すことにします)でも貼っておきましょうかね。なにか変化があるのかどうか楽しみです。
La marque de confiserie populaire beillevaire JAPON présente ses excuses ! Il admet avoir imité des dessins de gâteaux… Les ventes de ces produits ont été suspendues et rappelées.
Une créatrice de gâteaux floraux qui donne des cours à Tokyo et dans d’autres villes s’est plainte que son modèle ait été imité par la marque de confiserie française populaire “beillevaire”. Le litige portait sur le fait qu’une fleur en crème au beurre avait été imitée par T.K. SHIN. Le problème était la conception du “gâteau-fleur”, qui utilise de la crème au beurre pour représenter une fleur.
Même l’angle et le placement de la photo sont presque de la même conception que ma photo …….
Les copies présumées étaient les numéros 12 et 14 de la série “Gâteau au Bouquet” vendue par des magasins “beillevaire” au Japon. Selon le communiqué de presse, ils ont été vendus exclusivement au Japon (magasins Azabu Juban, Matsuya Ginza, Aoyama, Daimaru Kobe et Toranomon Hills Business Tower) à partir de novembre 2022.
Au sujet de ces produits, une créatrice de gâteaux aux fleurs a tweeté le 8 décembre : “Des gâteaux qui ressemblent beaucoup aux gâteaux fabriqués par moi et mon personnel ont été vendus. Elle s’est plainte : “Je ne veux pas dire qu’ils ont volé le design, mais l’emplacement est tellement identique qu’on peut dire qu’il a été utilisé comme référence.”
Le tweet était également accompagné d’une image comparant le propre gâteau de la femme, qu’elle avait déjà présenté sur Instagram et d’autres sites, avec le produit Beyourvale. Le message s’est largement répandu, attirant plus de 16 000 retweets.
Dans ce contexte, T.K.SHIN, qui opère beillevaire JAPAN, a présenté des excuses le 15 janvier sous le titre “Apology for the scandal and future actions”.
La société a admis qu’à la suite d’une enquête sur deux types de gâteaux, “les produits que nous avons fabriqués et vendus se sont avérés être des imitations du modèle”.
La société présente ses excuses pour les désagréments causés aux clients qui ont acheté nos produits et à nos partenaires commerciaux qui vendent nos produits, ainsi que pour les perturbations causées à tous par cette situation”.
Toutefois, le nom de la société “beillevaire” a été mis à mal par le tumulte, notamment par la modification délibérée du nom de la société et d’autres mesures visant à éviter les recherches.
Ce fait est-il parvenu aux oreilles du siège social français “beillevaire” ? La réponse future du siège social sera suivie de près.
元とした文章(J-CASTニュースの報道をベースにしたもの)
Texte original (basé sur le rapport de J-CAST News).
https://www.j-cast.com/2022/12/15452484.html
●人気洋菓子ブランド「beillevaire(ベイユヴェール)JAPAN」が謝罪! ケーキのデザイン模倣の事実認める…商品は販売停止&回収に
東京都内などで教室を開いているフラワーケーキデザイナーの女性が、フランス発の人気洋菓子ブランド「beillevaire(ベイユヴェール)」にデザインを模倣されたと訴えていた問題をめぐり、同ブランドの運営会社「T.K.SHIN」が2022年12月15日、模倣の事実を認めて謝罪した。問題となったのは、バタークリームで花を表現した「フラワーケーキ」のデザインだ。
●写真の角度と配置まで、私の写真みながら……ほとんど同じデザイン
模倣疑惑が浮上したのは、日本国内の「beillevaire(ベイユヴェール)」店舗が販売する「ガトー・オ・ブーケ」シリーズの「No.12」および「No.14」。プレスリリースによると、2022年11月から日本限定(麻布十番店、松屋銀座店、青山店、大丸神戸店、虎ノ門ヒルズビジネスタワー店)で販売していた。
これらの商品について、フラワーケーキデザイナーの女性が12月8日、「私やスタッフが作ったケーキに酷似したケーキが販売されました」とツイート。「デザインを盗んだといいたくはないけど、参考にされたことがわかるくらい配置がまるまる一緒」などと訴えた。
ツイートには、女性が過去にインスタなどで紹介していた自作のケーキと、ベイユヴェールの商品を比較した画像も添えられていた。投稿は1万6000件を超えるリツイートを集めるなど、広く拡散した。
そうした中、「beillevaire(ベイユヴェール)JAPAN」を運営する「T.K.SHIN」が15日、「不祥事発生のお詫びと今後の対応について」と題した謝罪文を発表した。
2種類のケーキについて調査を行った結果だとして、「弊社が制作、販売した商品はデザインの模倣であることが判明いたしました」と認めた。
「心よりお詫びを申し上げるとともに、商品をお買い上げ頂きましたお客様、そして弊社商品を取り扱ってくださるお取引先様にご迷惑をおかけしたこと、そして今般の事態によって皆様をお騒がせしてしまいましたことをお詫び申し上げます」と謝罪している。
しかし「beillevaire(ベイユヴェール)」会社名を、意図的に改変するなど、検索回避の対応など、騒動に油を注いでいる。
この事実はフランス本社「beillevaire(ベイユヴェール)」の耳に届いているのか? 今後の本社対応が注目される。
ベイユヴェールがゆきさんに直接謝罪する方向へ(ツイッターで報告)
年末の忙しい時期ということもありましたが、大きく話題となった「beillevaire(ベイユヴェール)」のフラワーケーキ問題に約2週間ぶりに進展がありました。
「フラワーケーキデザイナーゆき(正式名称:フラワーピクニックカフェ 義山友紀)」さんのツイッターによると、日程を調整中途のことです。
こちらがツイートです。
ベイユヴェールの件について
直接お越しいただき、謝罪していただくことになりました。先方もだと思いますが、、こちらもかなりの繁忙期だったため💦日程を決めることもできず、やっと日程についての連絡をとりあっています。— ゆき フラワーケーキ アイシングクッキー (@yuki_yoshiyama) December 27, 2022
状況としては、年明け以降になるのでしょうか。
やっと……解決? しかし、まだ放置状態のベイユヴェールの不誠実さ
問題発覚からずいぶんと時間が経ってしまいました。
やっとベイユヴェールによるフラワーケーキのデザイン模倣問題に決着がつきそうです。
ゆきさんがツイッターでデザインの模倣問題について最後のコメントをしたのが2022年12月27日でした。その後も定期的にツイッターを確認していましたが、まったく音沙汰なし状態が続いていました。
さすがにしびれを切らし、諦めモードでしたが、やっと模倣問題について動きがありました。どうやらベイユヴェールからの2回目の謝罪があったようです。
先日2回目の謝罪にきていただき、先方と話が終わりました。先方からも改めて不祥事解決についての文書を発表するそうです。twitterを中心に大事になったことがきっかけで、ことの大きさに気づいたとのことで、本当にみなさまのおかげです。みなさまのご意見も届いているようです。ありがとうございます
— ゆき フラワーケーキ アイシングクッキー (@yuki_yoshiyama) April 6, 2023
ずいぶんと遅いような気がしますが、それはともかくこれで問題は解決でしょうか。
しかし、現時点(2023/04/20)では、2022年12月15日の謝罪文が放置されているだけです。ゆきさんのツイートの後にベイユヴェールの公式サイト、インスタ、運営会社であるT.K.SHIN(ティーケーシン)のサイトをこまめにチェックしているのですが、一向に文書が発表される気配がありません。
幕引きはキレイな方がいいんですけどね。。。残念な会社です。反面教師として学ばさせてもらいます。ありがとうございます。
・ ・ ・
さて、現時点(2023/05/13)でもベイユヴェールの公式サイト、インスタ、運営会社であるT.K.SHIN(ティーケーシン)で謝罪らしきものは見当たりません。呆れてしまいます。
ベイユヴェールもT.K.SHIN(ティーケーシン)も謝罪する気ゼロ?
現時点(2023/05/30 15:00)で確認しましたが、ベイユヴェールにもT.K.SHIN(ティーケーシン)にも謝罪文は掲載されていません。
ゆきさんの4月6日の投稿から2ヶ月が経とうとしています。ベイユヴェールのインスタでは麻布十番店がリニューアルオープンのアナウンスが、そしてT.K.SHIN(ティーケーシン)のサイトでは沖縄県宮古島市に「島中華 蒸籠⼯房 宮古島本店」がオープンする情報がアップされているだけです。
残念な会社です。
もはや時間の無駄ですので、ここで幕引きとさせてもらいます。
では!
気になった謝罪文を収集しています。謝るようなことが起こらないにこしたことはありませんが、何かの時のために参考にしてください。
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