つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。
気になった謝罪文の実例を収集してアーカイブしている記事です。謝罪するようなことが起きないことに越したことはありませんが、もしご自身や仲間に何かが起きた時に参考にしていただければ。
「マイナビおすすめナビ」が古い情報を最新記事のように更新
2022年12月27日、マイナビは約3年前に公開した記事をは監修したITジャーナリストに無断で改変をしていたとして謝罪しました。
ITジャーナリストの鈴木朋子氏が監修したとされる該当の記事は削除済ですが、ツイッターなどで記事の古さが批判されて発覚したようです。
記事は12月中旬ごろからツイッターで注目された。 「今どきATOMとは」「このITライターさん、いつの時代の知識でしょうかね」「何年前の記事だよ。。って思ったら最近」と情報の古さが多数指摘され、鈴木氏に批判が向かった。 当の鈴木氏は、こうした反応に「私への確認なく編集が重ねられているため、現在事実確認を行っています」「抗議しておきます。ありがとうございます」と返答している。記事のキャッシュを調べると、もっとも古い時点で2020年6月22日更新と書かれたデータが見つかった。ツッコミが相次いだ記事は、少なくとも1年半以上前に公開されていたことになる。
引用:マイナビ、ITジャーナリストの抗議で記事削除&謝罪 監修者に無断で改変繰り返す(J-CASTニュース/2022年12月28日20時12分)
https://www.j-cast.com/2022/12/28453539.html?p=all
魚拓URL:https://archive.md/hnNE1
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この騒動を受け、「株式会社マイナビ マイナビおすすめナビ編集部」が謝罪文を公表しました。こちらです(クリックするとが画像は拡大されます)。
引用:お知らせ「鈴木朋子氏著作記事の無断変更に対するおわび」(マイナビおすすめナビ編集部/2022年12月27日)
https://osusume.mynavi.jp/boards/13/
魚拓URL:https://archive.md/UB92n
念のため、文章に残しておきます。
お知らせ
「鈴木朋子氏著作記事の無断変更に対するおわび」
2019年3月18日に公開した『中学生向けパソコンのおすすめ5選』の記事(コメント部分を含むものとし、以下「本記事」といいます)について、本記事の著作者である鈴木朋子氏(以下「鈴木氏」といいます)に事前にご確認いただくことなく、2022年12月8日までの間に当編集部において本記事の内容と更新日付の変更を行っておりました。記事の性質上、記事内容に変更を加えることが必要な場合がありますが、この点について鈴木氏に対する事前の説明が不足していたこと、また記事中に当初掲載日の記載を遺漏したことにより、変更された本記事が2022年12月の時点で鈴木氏が作成または監修したものであるかのような誤解を読者に与えてしまいました。この点について、読者の皆様および鈴木氏に心よりお詫び申し上げます。本記事は、当編集部において上記不適切な更新を認識した直後(2022年12月22日)に削除させていただきました。
不適切な更新を原因とする本記事の内容に関しては、鈴木氏に非はなく、当編集部に責任があります。今後このようなことが起きないよう、記事内容の確認を強化・徹底し、再発防止に努めてまいります。ご迷惑をお掛けした読者の皆様および鈴木氏その他の関係各位に重ねて深くお詫び申し上げます。
2022年12月27日
株式会社マイナビ マイナビおすすめナビ編集部
記事ではマイナビとなっていますし、間違いではありませんが、問題を起こしたのは「マイナビおすすめナビ編集部」です。マイナビ関連のサイトは非常に多いので、謝罪文を探すのが手間でした(苦笑)。
さて、ネットではどのような声が多いのでしょうか?
マイナビの杜撰なネット記事に対する声
Yahoo!ニュースなどにあがっている声をピックアップしました。
<マイナビの杜撰なネット記事に対する声>
・この手の問題は、ネットのまとめ記事、おすすめベスト◯◯記事などで良く見かける。
日付は最近のものでも、掲載されてる製品は既に販売終了だったりしてなんの役にも立たないことが多い。こういうゴミみたいな記事が氾濫するから消費者は疲れてくるんだよな。無駄骨になる検索結果ばかり載っててさ
・記事の著作権はジャーナリストにあるんじゃないのこれ。少なくても、無断で改変なんて、原稿を受けとって掲載する側が絶対にやっちゃいけないことだろ。書き直してくれませんかねーと改めて依頼するか、相談するのが筋。面接では礼儀正しくしましょうねーとか就活生に言ってる連中が、著作権侵害なんて礼儀かっ飛ばした真似をするとはね
・鈴木氏には非がないのはわかるが、原因は何なの? 監修者に無断で記事内容を改変するのもアウトなら、編集でのチェックも無しにリリースするのもアウトだし、そういうプロセスのモレを防ぐ手立てが機能していないのもアウトだし・・・・・・・・って考えると、そもそも編集者(部)としてまともに機能してる部分なんてほぼゼロじゃん? 何なん?
・本来であればライター本人に書き直ししてもらうのが筋なんだけど、それを行うと新たなギャラが発生するので発注側が「最新記事」のように表面上装って検索エンジンに表示されやすいように画策。でも内容は相変わらず古いままだってので読者側からツッコミが入ったものの、その矛先がサイト側ではなくライター側に向いたから問題化したと
・ライターに書いてもらった記事を中身そのままに【2020年版最新】・・・【2021年版最新】・・・【2002年版最新】・・・などとタイトルと更新日だけを機械的に書き換えていかにも頻繁に更新してる良情報であるかのように見せかけて、googleなどの検索で上位に出るようにして多くの人が記事を開くように誘導、広告収入を稼ぐ悪記事が蔓延してる
・2019年の記事がどうだったのか分からないが、記事の本文を変えずに推奨製品だけ変更して、広告収入を獲得しようとしたのかな?
・SEO対策のために古い記事をタイムスタンプだけ更新してたんだろうね。おそらく他の記事もそうでスクリプトか何かでごっそり更新してたうちの一つなんでしょう
・乗りもの・クルマ関連メディアもそうでしょう。ネタ切れ対策で記事をマイナーチェンジしては掲載を繰り返しているよね
・コアの部分変えたら普通にバレるしトラブルなるだろ。常習犯だな
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コメント数はかなり少なかったです。
監修記事が改変されて使い回されるパターンはネットだけではありません。紙媒体でも行っているところがあります。要するに二次使用の費用をケチっているわけです。
ネットの場合はケチっているという感覚すら失われているかもしれません。
問題は扱うジャンルに詳しくない人がリライトなんてしてはいけないってことです。知っている人にとってはバレバレだし、それに騙されてしまう人が出たら無自覚の詐欺行為といえるでしょうね。
私も他山の石としていく必要がありそうです。
では!
気になった謝罪文を収集しています。謝るようなことが起こらないにこしたことはありませんが、何かの時のために参考にしてください。
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