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【TBSラジオ三村社長】スタッフ自作自演で謝罪するも処分せずの英断に拍手 | 謝罪文 実例132

投稿日:2023-05-02 更新日:

【TBSラジオから「文化」が消えた】番組スタッフ自作自演で謝罪する異常 | 謝罪文 実例132

 

つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watariです。

 

気になった謝罪文の実例を収集してアーカイブしている記事です。謝罪するようなことが起きないことに越したことはありませんが、もしご自身や仲間に何かが起きた時に参考にしていただければ。

 



 

TBSラジオの番組スタッフが自作メールを送り、番組で採用していた

2023年4月30日、TBSラジオがリスナーメールを番組スタッフが自作していたことを謝罪しました。

 

問題が発覚したのは氣志團の綾小路翔さんがパーソナリティーを務める『俺達には土曜日しかない』でのことで、現時点でスタッフが自作して採用されたメールが13件あったことが確認されました。

 

番組のサイトはこちらです。

 

【TBSラジオから「文化」が消えた】番組スタッフ自作自演で謝罪する異常 | 謝罪文 実例132
『俺達には土曜日しかない』
https://www.tbsradio.jp/ore/

 

 

TBSラジオは本紙の取材に「オンエア後、番組関係者からの報告で事態が発覚し、番組スタッフにヒアリング・調査を行ったところ、同様のケースが13件確認されたことから、速やかに番組内で公表することをTBSラジオとして決定した」と説明。また、「本件につきましては番組スタッフが行った行為であり、パーソナリティーの綾小路翔さんは一切関与するものではありません」と回答した。

 

引用:TBSラジオ綾小路翔「俺達には土曜日しかない」のリスナーメールをスタッフが“自作自演”謝罪(日刊スポーツ/2023年5月1日17時50分)
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202305010000973.html
魚拓URL:https://archive.md/61QsX

 

 

・ ・ ・

 

 

この問題発覚を受け、TBSラジオが公式サイトで謝罪文を発表しました。

こちらです(画像を別画面で開くと拡大されます)。

 

【TBSラジオから「文化」が消えた】番組スタッフ自作自演で謝罪する異常 | 謝罪文 実例132

引用:「俺達には土曜日しかない」に関するご報告とお詫び(TBSラジオ/2023年4月30日)
https://tbsradio.co.jp/files/user/pdf/%E3%80%8C%E4%BF%BA%E9%81%94%E3%81%AB%E3%81%AF%E5%9C%9F%E6%9B%9C%E6%97%A5%E3%81%97%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%8D%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%94%E5%A0%B1%E5%91%8A%E3%81%A8%E3%81%8A%E8%A9%AB%E3%81%B3.pdf
魚拓URL:https://archive.md/LpXtd

 

 

念のために文章を残しておきます。

 

2023 年 4 月 30 日

「俺達には土曜日しかない」に関するご報告とお詫び

2023 年 4 月 22 日(24:00~25:00)放送の「俺達には土曜日しかない」番組内で紹介したラジオネーム「サキピ」さんからのメールは、番組スタッフがリスナーを装って自作し、自ら採用していたものであることが判明しました。また、それ以前にも同様のケースが、現時点で 13 件あったことが確認されました。

番組をお楽しみ頂いているリスナーの皆様、パーソナリティの綾小路 翔さん、番組を支援いただいているスポンサー及び関係者の皆様の信頼を損ねる行為であったこと、深くお詫び申し上げます。

TBS ラジオでは今回の件を重く受け止め、このような行為が二度と起きぬよう、徹底してまいります。

以上
株式会社 TBS ラジオ

 

さて、今回の番組スタッフによる自作自演に対するネットの声を見てみました。

 

 

◯TBSラジオ番組スタッフによる自作自演に対するネットの声

そもそも私は投稿番組に自作自演はつきものだと思っています。こういったことを謝罪することに疑問を感じます。また、自作自演の内容も気になるところです。

 

では、ネットではどのような声が多かったでしょうか。

 

<TBSラジオ番組スタッフによる自作自演に対するネットの声>

・長らくラジオの作り手でもあった者として、真摯にお伝えいたします。かつてのラジオ番組において、いわゆる「仕込みハガキ」というものが存在していなかった局はなかったと記憶しています。ケースバイケースですが、演者さんにはその旨を伝えないことが多いものです。演者さんのテンションが変わってきますので。コンプライアンスの時代の現代において、こうしたこともきちんと襟を正していこうという時代になったと言えます
・なんでバレたのか不思議。リスナーが指摘するのは難しいだろうし、良心のある内部の人が指摘したのか
・言っちゃ何だけど、こういうケースって実は珍しくないんじゃないかと思う。特にスタートしたばかりの番組などでは「仕込みメール」があってもおかしくない。よほど悪質な事案でなければ(政治的・思想的に誘導するような内容とか)、目くじら立てるほどの事じゃない
・仮に内部告発だったとして意義はあるんだろうかね。紹介できる質問が来ない日、ちょっと面白くしたかった等、過剰すぎない演出なら特に気にならないけどね
・本当にメール職人なのか、実は作家なのか、素人には判断できない。山下達郎のサンデーソングブックでは、番組の方針ではがきで送るよう働きかけていて、メールは受け付けていなかった。理由は、手書きであることへの近さを感じるためだそうで、何度も採用されている投稿者はもはや筆跡だけでわかるらしく、山下達郎氏が「超常連」というと一つのステータスを達成できるため、リスナーは皆「超常連」と呼んでもらえるよう奮闘しているとのこと
・まぁそれで良いという人もいるのかもしれないけど、そんなの白けるという人も一定数は確実にいるので、こういう事を続けているとますますテレビもラジオもユーザーは減少していくでしょうね
・自作自演がバレたのは内部告発だったのか外部に怪しまれたのか、どちらかであると思うが、自作自演とわかる内容だったからに違いない。紹介されたメールの内容が気になる
・毎回二度としないようにとか言うけど、他の一般企業は、外部機関や第三者を入れて、原因究明と再発防止を詳細に発表してるのに、マスコミはいっつも二度としませんだけ言って、無かったことにしてますよね。信頼性皆無ですよ
・やたら読まれる職人さんいますよね。他局でも読まれるから自作自演じゃないと思うけどそういうセミプロが聴いてくれないと大変かもね
・多くのリスナーが「そういうもんだ」と弁えてる部分もあったと思うんだけど、いちスタッフが独断でやってたってこと?それこそノベルティ転売とか? そうでもないのにわざわざ公にする意図がわからない
・そもそもヤラセ演出仕込みに目くじら立てる人は、テレビラジオは見ない聞かないにした方が精神衛生上よいでしょう
・自作自演なんてメディアでは当たり前だと思ってますから、わざわざ謝らなくても良いのにね
・これってニュースになるようなことなんだ。私はてっきり、そこら辺のラジオ局は皆やっていることだとばかり思っていました。三谷幸喜のラヂオの時間という映画でも、桃井かおり演じるオタカさんの番組のハガキは全部バッキーさんが書いているというエピソードがありましたね。細かいエピソードですが、つい思い出してしまいました
・誰も傷つける内容じゃなく放送も面白かったのなら別にいいと思うけど
・こういう少量の自作自演は必要だし、お手本として聞いて他のリスナーが、面白いネタを送ってくれたらいいんでしょうけれど…。それにしても誰が告発したんでしょうね。人を殺めるような悪いことでもないし、番組を盛り上げるなら、多少は仕方ないこと
・世にメール職人(彼等は放送作家予備軍でもある)数多あれど、採用に値する面白いメールを常に送ってくる訳ではない。何らかの事情でメール投稿の絶対数が少ない週もある。それでもオンエアは容赦なくやってくる。メール抜きのフリートークのみで番組を成立させるのは、どんなパーソナリティにも困難だ。畢竟、放送作家が作りメールを巧みに忍び込ませて演者がノリやすい話題に誘導し、空隙を埋めることになる。番組自体はそれで面白くなるのだから、彼等は寧ろリスナーやスポンサーに孝行しているとも言えるのだ
・作りメールというか、〇〇したら面白いんじゃないか?とか〇〇なメールが有れば的な内容の「お便り」をリスナーとしてスタッフが「お便りメール」してたダケでしょう。それこそ何十年と昔から行われた来た手法のはず。今更、何が問題なのかを聞いてみたい
・これ自体がそういうネタなんじゃないの? 現にこうしてニュースになって、いい宣伝になってるわけだし。自作自演が判明する理由もなければ、公表する理由がないよ
・NHKのラジオを毎日聴いているが、リスナーからの投稿として紹介される名前は毎日同じラジオネームばかり。まぁ、自作自演はしていないとは思うが、毎日読まれるリスナーは投稿することや、ネタを考えることが大変だろうなと思ってしまう。だって朝から夜まで投稿者の名前をメモしてみると20人ぐらいしかいないんだよな
・以前放送作家さんのインタビュー記事かなんかで「見習いの頃は、生放送で紹介される視聴者FAXとか書いてたんすよ、FAXの数が少ない時とかに」と堂々とおっしゃってて、そういうのってもう今始まったものじゃないって認識です…
・ラジオ聴いている側はヤラセあるの知っているから。そもそもハガキも読まれたことあるやつならわかるけど滅茶苦茶手直し入るから
・メールの選別が面倒だから適当に自分で書いたメールを読ませてた。番組進行通り進まないと嫌だった。どっちかじゃないかな
・これがそんなにいけないことなのか、いまいちわからん。世論を偽装した??? でも、一般リスナーの話だって、創作でないという保証はない。スタッフが投稿してはいけないのか??? それも変
・TBSさん、大丈夫ですか? もう一度、TBS問題を検証してしっかりと対策し続けることが必要ではないですか?
・この番組には、そんなにメールが来ないの? 発覚した経緯が知りたい。
・上手い投稿だと放送作家かな?と疑うけど、番組が盛り上がれば良くないか?
・メディアって謝って終わりかと言って偉そうに追い込むくせに、自分たちの時は簡単に謝って終わり
・こういうケース、他番組でも結構あるのではと思います。低聴取率の番組は固定リスナー以外からの投稿はあまり無いと推測します。そうなると内容が偏りがちになるでしょうから、どの番組でも放送作家が書いた投稿があるのでは?と想像しています
・ラジオの業界での「作家のツクリ」と言って、まったくあたりまえのことなのに、いまさらなぜ謝罪させられてしまうのか。きっと不満があって辞めたスタッフによる、報道でなくても何ひとつ演出を許さない今の時代なら謝罪に追い込まれるだろうな、という嫌がらせなのだろう
・この件だけでなく、テレビ・ラジオは結構あるんじゃないかと思っている。テレビ情報番組へのひと昔前ならお便りが、今ならツイッターコメントが。特にリアルタイムのツイッターコメントなんてそんなにタイミング良くたくさん来る訳ないと思う。グレイラインぎりぎりじゃないのか
・何言ってんの!! 昔から有る事だったろうが。面白いのがなければ 横の作家が書くんだろうし、その為に作家は居るんだろう?!
・昔のオールナイトニッポンで、私の投稿ネタハガキがかなり改変されて読まれたことがありました。その番組では何度か採用されていたのですが、改変されたのは初めてでビックリしました。ただ、当時高校生だった私は「ネタが未熟で修正されたんだな、次回はもっと面白いネタを書こう!」と謙虚に受け止めていました。放送作家が自作したり、改変したりすることは当時からよくあったことだと思いますし、番組づくりとはそういった部分も含んだものだと思います
・例えば新しいコーナーを作ろうとして、こういうネタでお願いしますと言うところをリスナーからのネタを装って盛り上げ、方向づけるやり方はアリと言えばアリかも知れません
・スタッフが書いていないラジオなんかないと思っていたけど違うのかな? よく読まれるラジオネームの一つは構成作家が書いている思ってたし、初めからメールが十分に来ないからそうしないと面白くはならないと思う
・自作自演、やらせ、フェーク・・・面白くするためには何でもありのマスコミです。ず~と以前からあったのでしょうが、発覚しそうになると謝罪。「マスコミとしてあるまじき行為、信頼を得べくやり直します」というような謝罪を何度聞いたことか。もはや信頼なんてないから好きなようにどうぞ
・ソースはありませんが、投稿募集系は自作自演沢山あると思います。もっとも沢山の方に人気の番組であればそんな必要ないと思いますが、ニッチな番組の場合は視聴者聴取者層が固定になりやすく、たまに自作自演でお茶を濁す事はあると思う
・今更感が強いですね~。テレビの街頭インタビューですら普通に仕込みがバレる時代。オンエア後に番組関係者からの報告で、そしてすぐに謝罪?景品の横流しとかならまだしも、メールの自作自演で謝罪って、何かチグハグな気もしますね。例えばこれがリスナーに損害をもたらすような行為なら局が謝罪というのもわかりますが…。採用の公平性だとか言い始めたらキリが無いわけで、そもそもリスナーには知る由もないことです。報告した関係者の心に葛藤があったのかどうかはわかりませんが、これは内部告発という類では全くありません。番組スタッフは”誰得~?!”と思ってるでしょうね
・ラジオ番組ではリスナーからのメールを紹介して、出演者がそれを材料にして番組を盛り上げていくような手法も多い。リスナーからのメールがそんなに面白いものばかりでもないだろうしどうなっているのか不思議に思っていたが。やはりそうだったのか
・TBSはJAの職員の問題提議を本人は分からないように放送すべき案件を本人と分かる状況で放送したにも関わらず、問題ないと謝罪もしない。これは明らかな法律違反。被害者は裁判して良い事案です
・本当それ。メールの自作自演どころでない。寧ろこのことを煙に巻いているよう
・謝罪するようなことかね。ラジオで仕込みメールとか普通に行われていて、リスナーも承知のことだろうと思うけど。むしろこれだけ知名度のある人の番組でメールが少なかったり民度が低かったりしたのが原因だとしたら、パーソナリティに恥をかかせることなんだけどね
・昔からラジオを聴いてる人からすれば「なんで今更こんな事が問題になってるの?」と感じる人も多いのでは?
・始めから、このような番組構成でしたが本当のところでは。バレちゃたから謝罪しとこうか、ぐらいじゃないのかな? 内部告発だろうけど、リスナーは番組が面白く盛り上がればOKだと思います
・昔交際していた人が大阪のラジオ番組のADだった。番組内で食事券や新譜のCDなどのプレゼント企画で応募募っていたけど裏でスタッフ達がパクってたよ。当時FAXで曲をリクエストする形式だったからFAXした後に「今送ったよ」ってADに電話したら必ずDJに読んでもらえてた。DJは指示された通りに動くから記事の場合も内々のスタッフが曲者だったんだね
・ソレがバレる過程の方が謎。正直悪質さは薄く、どうでも良いし
・パーソナリティが可哀想だよね。メールや投稿がなければないで話しが出来たり企画も錬れるのにさ。場当たり的なことをすると碌なことにならない、そんな当たり前のことを学習してこなかったんだぜ。そうやって仕事をして来たんだよな
・何でもかんでも差別だの蔑視だの不快だの、そして嘘はダメと古き良き物まで漂白。で上辺だけの謝罪プレイ。こんな物まで漂白してしまってどうすんのよ?ラジオ終わるよ。投稿してない実在人名を勝手に詐称とかならともかく、特に被害者いないじゃん。つまらんなら聴くなで済む話。ラジオ番組制作手法としてのお約束、伝統芸。大半のリスナーは感づきながら黙認して来た
・正直に、メールが来てないとか、来てても採用基準でないとか言ってから、スタッフのメールですでいいと思います。リスナーはそれを聞いてメール送ろうという気になるか
・国民的娯楽番組の「笑って〇〇とも」でさえ、翌日呼ぶ人はすでにきまっているのにあたかもその場で決まるかのようにドキドキ感を与えることで視聴率を稼いでいたのだから、自作自演でも問題ないような気がします
・放送作家がリスナーメール作るのは地方局の番組だと普通にあるし、リスナーも何となく分かって聞いてるけどな。TBSみたいに大きいところだと問題になるのか。それよりもTBSは情報を漏らすスタッフ多いよねぇ。最近だと伊集院さんとか、たまむすび終了とか
・いや、真面目過ぎない? それって、わざわざ公表する必要あんの?
・ぶっちゃけ自作自演はどの番組もやってると思いますよ。普段、深夜ラジオをよく聴くのですが、オールナイトニッポンもJUNKもいつも同じリスナーからのメールばっかり読んでて新規のリスナーのメールをほとんど読みません
・ハガキ職人の質が放送に耐えなかったのかな。こういうケースはたくさんあると思う。構成作家が考えるネタ投稿のほうが面白くなるなら、自作自演も相当に有り得るんじゃないのか
・抽選のプレゼントをガメてたとかならともかく、コーナーが盛り上がらないときや、方向性を示すのにスタッフがメールを作るのなんかよくあると思う。誰に被害が出てるわけじゃなしそんなに謝るようなこと? 社長が変わってから潔癖すぎんかね
・多少はいいんじゃないかな。番組の流れというか方向性を作るためとか
・昔、あるラジオ局で働いていたのですが、その頃はごく当然のようにこういう「捏造」をやってましたよ。リスナーたちもそれをわかっていながら、あえて「だまされて」番組を楽しんでいました。コンプラか何か知りませんが、エンタメの世界ですらそういう暗黙のお約束みたいなことが許容されなくなるのは、社会が幼児化してきたことを示しているように感じます
・そんなの昔からだよ。そのために構成作家がいるんだから。ハガキとかメールを募集してもいいのが来なかったら番組が成り立たないでしょ
・娯楽番組でしょ。ラジオを聴いている人が楽しめれば、別に何も問題ないんじゃないの
・誰も得しないニュースですね。投稿がつまんないなら作家が書くのは当たり前だし、公表したところで誰が得するの?
・昔も今も少しはそういうのあるのかと思ってた。コーナーの手本や見本みたいな内容のとか。紹介しやすい話題のメールとか
・こういった視聴者参加型や視聴者に高額な景品が当たるなどの所謂ヤラセは昔からかなり多いと思う
・スタッフメールとかどこのどの番組でもやってることですし、別に謝罪とかいらなくないですか? 誰にも迷惑かけてないと思います。そのために作家と言う仕事がなりたっているのですから

 

 

・ ・ ・

 

 

私もいまから数十年前にラジオに投稿をガンガンしていました。もちろん何度も採用されたことがありますし、番組によっては深く関わったこともあります。

 

結論から言ってしまうと、ラジオ番組では投稿内容が都合よく変えられることもありましたし、長く聞いているとリスナー投稿じゃないっぽいな。。。みたいなことも多々ありました。番組によっては大量にはがきを送ってきてくれたり(要するにこれ使ってバンバン投稿して!ということ)、グッズなどをプレゼントしてくれることもありました。ラジオ局に招待されて、内容の相談をされることもありましたし、企画を提案するようなこともありました。当時はSNSもないので実際の情報共有はできていませんせんが、同じようなパターンは多々あったと思います。

 

もちろんそこにあるのは「信頼を損ねる行為」などではありません。一途な「番組愛」です。

 

少しでも番組を楽しいものにするために一緒に作り上げるというのは、ラジオ独特の文化だという認識です。現在ではラジオ番組に投稿することはありませんが、現在もそういった文化が変わらずに息づいていてほしいと思う一人です。

 

今回の謝罪文を見る限り、スタッフの自作自演の内容や理由などがまったく書かれていませんので判断できない部分はありますが、謝罪するほどのこととは思えません。むしろ違う目的が隠されているのではないかと勘ぐってしまうレベルです。

 

こんな具体性もなく、今後の再発防止についても書かれていないゴミのような謝罪をすること自体がヤバすぎです。残念ながらTBSラジオの未来は明るいとはいえないでしょう。

 

 

・ ・ ・

 

 

奇しくも同じタイミングでTBSテレビ『news23』で取材相手の秘匿を守らず、一人の人生を台無しにしたことが話題になっています。こちらの問題については謝罪する気配がありません(2023/05/02朝の時点)。

 

素人目にもチグハグ感を抱いてしまうTBSはいったいどうなってしまうのでしょうか。

 

 

 

<おまけ>TBSラジオの本『開局70周年記念 TBSラジオ公式読本』

TBSラジオ70年の歩み、人気パーソナリティのインタビューをはじめ、多角的にTBSラジオの魅力を伝える武田砂鉄さんの著作『開局70周年記念 TBSラジオ公式読本』(←クリックするとアマゾンのページに飛びます)が面白そうです。

 

<内容>
◎ パーソナリティ・インタビュー〈聞き手・構成=武田砂鉄〉
生島ヒロシ
森本毅郎+遠藤泰子
ジェーン・スー
赤江珠緒
荻上チキ
宇多丸
大沢悠里
爆笑問題

◎ 現場レポート「TBSラジオの番組が放送されるまで」

◎ 伊集院光、ラジオについて答えます
◎ TBSラジオ70年の歩み
◎ 「ミュージックプレゼント」毒蝮三太夫インタビュー
◎ 「永六輔さんについて」長峰由紀・外山惠理 対談
◎ 久米宏 寄稿「遊びの大学」
◎ あの人のTBSラジオ
石川顯、松下賢次、林正浩、コサキン(小堺一機・関根勤)、岸谷五朗、渡辺真理、荒川強啓、麻木久仁子、松本ともこ、小西克哉、山里亮太、ハライチ

◎ 対談 神田伯山・武田砂鉄
〈「ファスト」流行の中で、「ダラダラ」について考える。〉
◎ TBSラジオタイムテーブル

 

 

 

原因は三村孝成社長? 不安視される三村体制

TBSラジオは三村孝成社長体制になってかなり変化してきているようです。当然のことですが時代に合わせた改革は必要です。しかし先程も出しましたが、いままで育まれてきた「文化」の扱いは非常にデリケートとなります。「文化」すら手加減なく改革した場合、もはや完全に別物になってしまう恐れもあります。

 

(“隠蔽”された前社長・入江氏のメッセージでは)三村体制をこう評する一方で、次のような懸念が続く。

〈職場に笑い声や怒号が時に聞こえるコミュニケーションや交渉プロレスが乏しいと感じています。コロナの影響もあるでしょうが、まるで機械仕掛けの組織になっているのでは〉〈番組制作についてもマニュアル作成の作業が進んでいます。コンテンツ制作までも、このマニュアルが支配的になるのでは。これも心配です。このような状況で、はたして人を揺り動かすコンテンツが作り出せるのでしょうか〉〈ある考え方だけが支配的になると、そこには必ず陰口、告げ口、ゴマスリが蔓延ります。クリエイティブな組織はそうなったら終わりです〉

 

引用:《沈みゆくラジオの王様》TBSラジオの“独裁者”が破壊する「数字」と「社風」と「伊集院光」(文春オンライン/2023/03/08)
https://bunshun.jp/articles/-/61164?page=3
魚拓URL:https://archive.md/4Bp1S

 

「三村社長はTBSラジオをJ-WAVE化させたいだけ」という声は前から耳にしますが、そもそも三村氏はラジオの本質を掴めていないような気がします。

 

今回のTBSラジオの謝罪は、もしかするとTBSラジオから「文化」が消えてしまった象徴的な事件ともいえるかもしれませんね。

 

 

TBSラジオ三村孝成社長の「スタッフ処分は考えず」の英断

4月30日、TBSラジオは「俺達には土曜日しかない」スタッフの自作自演に関して番組公式サイトで謝罪文を掲載しました。その後、この問題はフェードアウトかと思われましたが、5月31日の定例会見で三村孝成社長があらためてのお詫びをしました。

 

会見では社員集会や外部制作者に対して再発防止の徹底を行っている模様です。気になる当事者のスタッフはどのような処罰がくだされるかも気になりましたが、意外な大岡裁きで決着したようです。

 

今回の“捏造”が起こった経緯については「(本人の)説明もそうですが、会社としても原因を調べた」とし、「この番組はリスナーの悩みにリスナーが答えるという建付け。あるリスナーのの悩みを解決するために、リスナーからの回答が同じような内容が多かったため、スタッフはバリエーションを出すために書いてしまった」と説明した。また、スタッフへの処分に関しては「考えておりません」とした。

 

引用:TBSラジオ社長 綾小路翔番組でのスタッフによるメール捏造を謝罪「深くお詫び」 処分は「考えず」(スポニチ/2023年5月31日 15:19)
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/05/31/kiji/20230531s00041000325000c.html
魚拓URL:https://archive.md/r1B2S

 

これは英断だと思います。私も「処分などもってのほか!」という考えなので、非常にいい決着だったと感じています。

 

では、ネットではおのような声が多かったのでしょうか。

 

 

◯TBSラジオ社長がスタッフの自作自演を謝罪に対する声

やはり問題が発覚してから1ヶ月以上も経っていますので、反応も鈍い印象でした。

 

<TBSラジオ社長がスタッフの自作自演を謝罪に対する声>

・ネタ投稿なんかも含めて放送作家が書くなんてのは昔からあった。パーソナリティや放送作家がインタビューなんかで「新コーナー初回から十分な数が来るわけない」「そんな毎回面白いネタ来ないし」なんて公言してたものだが謝罪に至るのは時代が変わったなあと思う
・処分などは考えていないと明かし「行為が二度と起きないように徹底していきます」
→再発防止の対策になっていません。社内の問題にも、こんな感じの対策をするのでしょうか?がんばりますでは、再発は防げない
・昔のラジオだと番組開始直後で届くはずのないハガキがきてて、パーソナリティが放送作家をイジるみたいなのよく見てました。番組の盛り上がりもかねて放送作家が補完するのは当たり前かなー
・扱う話題を投稿だけに拘る意味はない。堂々と、番組で例えばこんな場合は、ってやればいい
・真面目に答えていた綾小路翔さんの立場が有りませんよね。実際のところ、他の番組もこんなのですかね
・この件を謝罪するなら
性虐待を犯したジャニーズ事務所のジャニー喜多川氏の判決を報道しなかったこと、その後、いくたびの告発を黙殺し、海外メディアの報道後も直ぐに報じなかったことを詫びて欲しい

 

 

・ ・ ・

 

 

たいした感想もないですね。そりゃそうでしょう。

 

ラジオはスタッフの力も非常に大事。パーソナリティーとスタッフのリスナーによる共犯性が面白さのキモですから。

 

TBSラジオにはまだ「文化」が残っているようでした。少しだけ安心しました。

 

では!

 

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