つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。言葉の雑学を掘り下げた記事です。今回は「反省(後悔)することしきり」。そもそも「しきり」って何なんでしょうか? 漢字で書けますか? ちなみに「仕切り」と書くわけではありません。
言葉の由来について興味がある人……言葉の由来って面白いですよね。私は大好きです。さらに言葉を調べたり、派生した謎を掘り下げていくと、さまざまな歴史や風俗、文化などを知ることもできます。今回は「反省(後悔)することしきり」。私の興味がどのように広がっていくかも含めてお楽しみください。
「反省(後悔)することしきり」の「しきり」って? 漢字では「頻(しき)り」と書く!
「反省(後悔)することしきり」というのは、何回も何回も反省(後悔)するという意味で使われます。
この「しきり」って……
決して「仕切り」ではありません!
漢字では、「頻(しき)り」と書きます。
「頻」とは、「步+頁」の組み合わせですが、これは「涉+頁」から転じたと考えられています。ここから、水際スレスレに接しているという緊迫感や時間的な継続をイメージして付けられたと至ります。
海辺で何回も波が押し寄せてくる水際を進んでいる繰り返しをイメージすると、同じようなことを繰り返して考える「しきり」のイメージに近づいてくるのではないでしょうか。
自分の外部から何度もチョッカイが出されるイメージか
例文を考えると、だんだんとイメージが水際を濡れないように歩いているイメージと重なるのではないでしょうか。
具体的な文例を挙げてみます。
・子どもがしきりに声をかけてくる。
・うっかり引き起こしてしまった失敗に反省することしきりだ。
・あの人は、昔の思い出をしきりに話し続けた。
・しきりに勧誘電話がかかってくる。
例文からは単純なことを繰り返されて、少しうんざりさせられている状況が目に浮かんできますね。
反対にポジティブな例文もあります。
・憧れの審査員に褒められて、感激(感動)しきりだ。
・相手はまったく想像しなかったようで、私の態度に感心しきりだった。
<まとめ>「しきり」は、繰り返し
とにかく延々と何かが繰り返して行われることを表現しているのが、「頻(しき)り」という言葉だったとは……。
私も勉強になリまました。
では!
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