つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。前にも記事にしたことがあるのですが、私は身体を掻きむしるクセがあります。昔からのクセですが、これはよくありません。ホントによくありません。身体が傷だらけになってしまいます。
若ければ肌の回復も早いのですが、そうも言ってられない年齢となりました。これを書いている瞬間も身体が痛痒いです。。。集中力も散漫になってしまいます。
そんなわけで、行動を正す意味も込めて、我慢できないかゆさの原因や対処法をあらためて調べ、究極の対処法を提案させてもらいました。
我慢できないかゆさに負けてしまっている人……とにかくかゆさはキツイです。かけば一瞬だけ収まりますが、すぐに倍になってかゆみが再び押し寄せてきます。これは経験者なら納得してもらえるでしょう。今回はかゆさと共に数十年生き続けている私がかゆみの基本から究極の対処法までをリサーチ&提案してみました。何かの参考になれば幸いです。
【目次】本記事の内容
かゆみ(痒み)とはどういうものなのか?
まずは、
かゆみの定義から明確にしておきましょう。
かゆみとは、「肌がウズウズ&モヤモヤ&ピリピリ&ムズムズして、思わず引っ掻きたくなるような感覚」といったところでしょう。
これはサインです!
警告です!
肌の表面、もしくは肌内部(もしくは身体の健康状態)の異常を教えてくれるサイン(警告)なんです。
たとえば「帯状疱疹」などは、疲れやストレスで体の免疫力が下がったときに起こると言われていますね。
ここで! もう一度考えてみてくだい!
かゆみ=サイン(警告)です。
つまり、そもそも掻くことでは解決しません!
大事なことなので、もう一度言います!
掻いても
何ひとつ解決しません!
これを大前提として心に刻み込みましょう! 私も書きながら自分に言い聞かせています。
「痒」と「掻」という漢字の由来
ここで少し話を脱線させます。
「痒い」という漢字についてです。見てのとおり、ヤマイダレの中に羊が入っています。
羊は身体の表面全体がフサフサの毛で覆われています。つまり身体の表面で引き起こされている病気というニュアンスがあるようです。。。なんて書くと、もっともらしいですよね!
しかし、これは間違いっぽいです。
ついは「痒」というのは、「癢」から転じた漢字のようです。
養うとは「羊を食べる」と書きます。つまり「痒」は、羊を食べ過ぎると身体がかゆくなるという現象(警告?)を現した「癢」からきたわけです。
・ ・ ・
続いて「掻」。
これは見たまんまですね。虫に刺されて、手(扌)や爪(㕚)でかきむしるという文字です。
日本で最高の「かゆみ研究機関」は、順天堂大学環境医学研究所!
調べてみると、日本では順天堂大学環境医学研究所が「かゆみ研究機関」としてトップレベルで、世界の最前線に立っています。
一般の方々に向けたサイトもあります。
これです!
「かゆみと真剣勝負、かゆみの克服を目指して!」(順天堂大学環境医学研究所)
内容は、「かゆみの原因」「保湿剤の選び方」「最新の研究」などが紹介されています。
それにしてもサイトに来る人がかなり少ないようですが、それだけかゆみで困っている人が少ないってことでしょうか? 非常に気になります。
一般人向けとなっていますが、やはりアカデミックな人が書いているので……ちょっと難しさは拭えない印象です。そのせいでしょうか。。。
さらに一般向け書籍も出版されています……が、ちょっと専門的な色が濃そうです。
『世界に「かゆい」がなくなる日』(ナツメ社)
↑クリックすると、アマゾンのページに飛びます。
かなり話が脱線したような気がします。さて、本題に戻しましょう。
かゆさが止まらなくなる理由は簡単! それは……掻くから!
かなり乱暴な言い方になってしまいますが、かゆさはサイン(警告)です。その原因を探って解決すれば済みます。
しかし!!!
私のようにかゆさが連鎖して止まらなくなる理由は……別にあります!
それは!
「かゆみの悪循環」を発症しているからです!
簡単に言ってしまうと、「掻くことで皮膚バリア機能が低下する」ということです。
図で見てもらうと一目瞭然です。
この図をはじめ、順天堂大学環境医学研究所のサイト(先述)で詳しく解説されていますので、メカニズムを知りたい人はそちらをご覧になってください。
恐ろしい「かゆみの悪循環」・・・「かき壊し」の繰り返しで生き地獄
「かき壊し」なんて言葉があるのを初めて知りました。
以前にも書きましたが、「かき壊し」を続け、「かゆみの悪循環」にハマると、たくさんのデメリット(無間かゆみ地獄、皮膚の変色、能力低下、感覚異常など)が引き起こされてしまいます。
気軽に掻くクセが……最終的には生けるゾンビになってしまう恐れがあるのです。詳しく知りたい方は、下記からどうぞ。
かゆみへの究極の対抗策はひとつだけ! 掻かないこと!
かゆみ対策の方法はいろいろあります。
たとえば……以下が代表的な対策です。
・保湿する
・乾燥を防ぐ
・長風呂を避ける(熱いお湯もNG)
・身体をゴシゴシ洗いはNG
・優しい素材の肌着の着用
・ゴムなどで締め付けない
・辛いものや酒類を避ける
・ストレスを減らす
・かゆい部分を冷やす
・爪をできるだけ短くしておく
・手袋をして寝る
※悪化している場合は塗り薬や抗ヒスタミン剤を使用して炎症を沈静化させるが、できるだけ避けたいところ。
上記で紹介している対策法は、掻くのを予防する方法です。
つまり……
結局は……
究極の対処法は、シンプルです!
掻かない!
これで決まりです!
掻かないと思っても掻いちゃう! 寝たら意志の力も無理!
意志の力でかゆみ我慢するのは、非常に苦しいです。もしかすると覚醒剤を身体から抜くのに近いのかもしれません。
とくに睡眠中は意志の力など無力となってしまいます。
そんな場合はどうすればいいのでしょうか?
……代表的なグッズがあります。
それはこれです!
「寝るときかかない手袋 フリーサイズ」
↑クリックすると、アマゾンのページに飛びます。
ミトン状の手袋になっていて、ベルトで固定できるようになっています。
しかし……掻きむしりマスターには効き目が薄いという話もあります。
けっこう値段も高いので、まずは下記の方法を試してみるのをオススメします。
<お手軽!寝るときに掻くのを防ぐ方法>
・100均一で「鍋つかみ」や「綿手袋」を購入し、ヒモで縛り付ける。
・すべての指先をガーゼでガンジガラメにして、さらに手袋を付ける。
まずはやってみてください!
掻く前に押し付けろ! これが究極の対策! 代用案だ!
できれば掻かない方がいいですし、患部を触らないのがベストです。
しかし!
これはかなりハードルが高いです。
そこで私がオススメする究極の対策(代用案)は……
押す!
掻くと皮膚バリアが壊されて悪化するわけですから、できるだけ皮膚バリアを壊さない方法で対処するしかありません。
そこで辿り着いたのが……
大事なので、もう一度言います!
押す!
やり方は簡単です。
(1)かゆくなったら我慢する
(2)我慢できなくなったら、指の腹で押す!
(3)押し付けながら回す!揉む!捻る!
かゆみの神経が刺激された場合と圧迫される神経が刺激された場合では、もしかすると分泌される伝達物質が異なるのかもしれません。
ただし、問題点もあります。
押して回すことでかゆみは実際におさまってくれます。それはいいんですが、押しすぎて身体が痛くなっちゃうんですよね。。。
もしかすると、押し過ぎは違った悪影響が出てくるかもしれません。
しかし!
「かき壊し」よりはマシです! ぜひお試しください!
かゆみに効くツボ押しで気を紛らわす!
押すといえば、ツボ!
かゆみに効くツボがあるかどうか調べてみました。
ありましたっ!
実際、アトピー性皮膚炎の患者さんに鍼灸治療が効果あったという報告も少なくないようです。
慢性的なかゆみや皮膚過敏状態には効果がある可能性があります。やってみてください!
ツボは2か所。
「曲池(きょくち)」と「肩髃(けんぐう)」という肺経と大腸経の重要なツボです。
ぜひやってみてくだい!
「曲池(きょくち)」ツボの場所
肘を曲げてできる外側の横ジワの延長線上の先端あたり。押すとズキンと痛む。
「肩髃(けんぐう)」ツボの場所
腕を水平に挙げたときにできる肩関節の前後二つのくぼみの手前側のくぼみ。
このツボ、けっこうい感じです。
かゆい時に気を紛らわすのバッチリです!
合わせて、この後に紹介するリンパマッサージも加えて、かゆみをプラスに転化させていきましょう!
乾燥肌にはリンパマッサージ! 鎖骨リンパ節だけでもやろう!
乾燥肌の人にはリンパマッサージが効果的です。
マッサージする場所はいろいろありますが、オススメなのが「鎖骨リンパ節」。
このあたりです。
理由は、鎖骨リンパ節はリンパ液の「最終出口」で、全身のリンパの流れが集まってくる場所だからです。ここの流れをスムーズにすると、全体がにいい影響を与えてくれるわけです。
結果的には乾燥肌に限らず、免疫力がアップするといわれています。
さぁ、
かゆさに負けるな!
押して!押して!押しまくれ!
では!
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