つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。
2023年4月16日、お笑いコンビ「かまいたち」の山内健司さんがYouTubeでGLP-1ダイエットの効果の凄さを紹介するも、バッシングを受けて非公開としました。
山内さんの動画が不謹慎という声もあるのはわかりますが、そもそもGLP-1ダイエット自体がグレーな状況であり、かなり積極的に勧めている医師も一定数いる事実もあります。ある意味では山内さんも被害者ともいえるかもしれません。
つい最近ではステロイド入りジャムーティーの問題が話題となりましたが、自分が口にするものは慎重に扱い、自分で身を守る必要がありそうです。
参考:
・【滝沢ガレソさんオススメ漢方茶ジャムーティー】ステロイド入で副作用アリで謝罪 | 謝罪文 実例128
https://27watari.com/apology-letter-example-128
【目次】本記事の内容
GLP-1ダイエットを得意になって?紹介する山内さん
2023年4月16日、かまいたち山内さんはGLP-1ダイエットの効果に関するYouTube投稿を行いました。
すでに映像は非公開なっていますが、公開時の宣伝ツイートは現時点(2023/04/19 8:03)では確認できます。
こちらです。
【ダイエット】かまいたち山内がGLP-1ダイエットについて話します https://t.co/gKwGVwtef8 @YouTubeより pic.twitter.com/2ycHbMWA8z
— 山内健司 (@yamauchi0117) April 16, 2023
削除される可能性もありますので、念のために画像も貼っておきます。
https://twitter.com/yamauchi0117/status/1647443848325644290
3ヶ月で8キロ痩せた使用前後の写真がインパクトあります。ツイートに対するリプも「見ます!」「かっこいいー!」「シュッとしてる!」などと好意的なものが8割といった印象でした。しかし中には「ちょっと怖い」「肝機能や腎機能も影響受けないの?」「健康的な痩せ方じゃない」などといった反応も散見できます。
YouTubeでのコメント欄でも議論が活発化したようで、18日夜には動画は非公開となっています。
YouTubeでの内容は視聴していませんが、山内さんは得意になって?紹介しような印象です。以前から一定数の人からサイコパス的な印象を持たれている山内さんですので、今回の投稿は「悪意がある!」と断罪する声もあります。しかし、それだけの効果があったということでしょう。
動画では山内さんが「GLP-1受容体作動薬」と呼ばれる2型糖尿病治療薬を使ってダイエットに挑み、約3か月で8キロ痩せたと成果を報告している。山内さんによれば、GLP-1ダイエットは「テレビ系に出ている人で言ってるの俺だけじゃない?」と市民権を得ているとは言えないものの、徐々に広まり始めている。
コンビでテレビCMに出演したクリニックでオンライン診療および注射、飲み薬の処方を受け、食欲減退を実感したという。さらに、「ラーメン一杯食べたら、半分食べた計算になる」と、口にした糖質の半分が尿で排出されると話す。
引用:かまいたち山内、ダイエット目的で「糖尿病薬」使用を紹介 日医、国民生活センターなどは警鐘…動画非公開に(J-CASTニュース/2023年04月18日22時11分)
https://www.j-cast.com/2023/04/18460083.html?p=all
魚拓URL:https://archive.md/TtBKb
実際にGLP-1ダイエットはリスクがあるの? 不透明な日米の評価
日本でGLP-1ダイエットはどのような扱いになっているのでしょうか?
まず状況としてGLP-1ダイエットを提供しているクリニックは少なくありません。ネットで検索すればわかりますが、安心安全を謳ったラク痩せの宣伝はすぐ見つけられるはずです。
これはGLP-1ダイエットに対する不透明な日米の評価の違いが原因です。では、GLP-1ダイエットのリスクに対する日米の違いを確認してみます。
◯日本では、GLP-1ダイエットは危険視されている
2020年7月から一般社団法人日本糖尿病学会は「GLP-1ダイエット(GLP-1受容体作動薬と適応外使用)」に対する見解を定期的に発信しています(下記参照)。つい最近2023年4月12日にも注意喚起を発表したばかりですので、かまいたち山内さんの投稿は、非常にタイミング的にもバッドだったといえます。
参考:
・GLP-1 受容体作動薬および GIP/GLP-1 受容体作動薬の適応外使用に関する日本糖尿病学会の見解(2023年4月12日)
http://www.jds.or.jp/uploads/files/jds_statement_GLP-1.pdf
魚拓URL:https://archive.md/P7Qvb
内容的には「適応外使用である美容・痩身・ダイエット等を目的として自由診療での処方は、不適切である」というものです。
・ ・ ・
日本医師会の今村聡副会長も2023年3月2日の定例記者会見で『GLP-1受容体作動薬を用いて、「GLP-1ダイエット」と広告し、自由診療として行っていることを例に挙げ、健康な方が医薬品を使用することのリスクおよび医薬品適正使用の観点からも、このような行為を禁止すべきである』と危機感を持って取り締まりの強化をアピールしています。
◯GLP-1ダイエットはアメリカでは認可されている
日本の状況に対し、アメリカでは真逆の評価です。アメリカ食品医薬品局(FDA)はGLP-1受容体作動薬を抗肥満薬として正式に承認しています。
これです。
参考:
・CENTER FOR DRUG EVALUATION AND RESEARCH「APPLICATION NUMBER:
206321Orig1s000」(2014年12月23日)
https://www.accessdata.fda.gov/drugsatfda_docs/nda/2014/206321Orig1s000Approv.pdf
魚拓URL:https://archive.md/Kyhra
※製品名は(Trade Name)「Saxenda Injection, 3 mg(サクセンダ)」で、主成分は「Liraglutide(リラグルチド)」です。効能・効果として「減量食の補助として使用可」とされ、・使用対象者は「BMI(ボディマス指数:肥満度)30以上の方→肥満2度以上」への処方が推奨されているようです。また、アメリカ食品医薬品局(FDA)だけではなく、ヨーロッパ医薬品許可当局(EMA)でも承認されています。
◯日米の見解は異なるが、GLP-1ダイエット日本で推奨しない理由
では、本題です。日米どちらが正しいのでしょうか?
・・・結論はわかりません。
ただし、日本でGLP-1ダイエットが反対されている理由は下記のとおりです。
<日本でGLP-1ダイエットが反対されている理由>
・糖尿病治療薬として適正使用が望ましい
・目的外の使用は医の倫理に反する
・西洋人とアジア人との食生活が異なる
・薬の反応は西洋人と異なる可能性がある
・そもそも体重を落とす薬は認可しない傾向
・副作用として吐き気、食欲不振、便秘や下痢、頻尿
・副作用が発生する原因が不明(初期段階で治まる?)
◯サノレックスよりGLP-1ダイエットの方が安心!?
厚生労働省から唯一承認を受けている食欲抑制剤「サノレックス」というのがあるのはご存知でしょうか。高度肥満症の方に対しての補助剤として使われています。これはマジンドールという有効成分によって満腹中枢を刺激するというものです。具体的には血中濃度を上昇させて食欲を抑えるというものです。
なぜ「サノレックス」が認可されているのかはわかりませんが、GLP-1ダイエットは「サノレックス」よりもはるかに安全だといわれています。
かまいたち山内さんも被害者と私が感じる理由
先程も紹介したとおり、ここ最近になってGLP-1ダイエットに対する風当たりが強くなってきています。
かまいたち山内さんに紹介した医師は、その辺の状況も当然把握していたと思います。
今回の映像発信に関しても協力しているはずですから(あくまで推測)、「いまのタイミングでGLP-1ダイエットをアピールするのはリスクがあるからヤメときなよ」とアドバイスするのは普通の感覚だと思われます。
それをしなかった医師は、かまいたち山内さんを利用しようと考えていたのではないでしょうか?
本当のことはわかりませんが、そんな気がします。
そもそも日本の医療界の判断は正しいのか?
先程、日米の違いを簡単に紹介しましたが、そもそも日本の医療界の判断は正しいのかどうかも疑問です。
日本の医療界などは利権で腐りきっています。
GLP-1ダイエットについても処方次第では問題ない気もします。きっと何らかの力が働いているのではないでしょうか。
少なくとも私は家族に医療機関で働いている人間がおり、内部の実態などを聞かされていたので、日本の医療界の判断に不信感はあります。
では、最後にネットの声を拾ってみます。
かまいたち山内さんのGLP-1ダイエット宣伝に対するネットの声
今回のニュースに関してネットの反応はあまり大きくありません。報じているマスコミも少ないので、なんらかの力が働いているのかもしれません。
<かまいたち山内さんのGLP-1ダイエット宣伝に対するネットの声>
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・体に何か予期せぬ変化あっても全て自己責任っていう覚悟がある人は使えばいいんだろうけど、問題は山内さんみたいな有名人がカジュアルなこととして世間に広める事やないかな。その担当医はYouTubeで手放しで礼賛することをとめなかったのだろうか?
・普通に考えて、コントロール出来ないインスリンを補う物をダイエットと称して世に出していることが恐怖。体って補いすぎると自己コントロールが失われる。そうなるとずっと注射を打たなければならない体になる。糖質制限やファスティングもそう。極端になくしたり、増やしたりすると、体の本来のコントロール機能が失われる
・同じ事を掛かり付けの医師に相談したことがある。思ってるほど痩せないらしい。全然大したことないらしく、その割に医療保険が効かないだけでなく、薬の副作用で発生した治療費も自費になるらしい
・糖尿病で定期的にその注射を打ってる人知ってるけど。本人曰くは? 太らなくはなったとは言って言ってますね
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・こんなに影響力のある人たちが、本人、回りのスタッフ含めリスク管理が出来ていない事をすごく残念に思ってます
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・はしゃいで面白がってもらうのが仕事とはいえ、落ち着いて世の中を観察されたし
・正しい知識の無いダイエットオタクが、影響力と発言力があるのは困ったもんだ
・考え方アップデートして欲しい
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・ ・ ・
かまいたち山内さんが今回の件をうまく謝罪して、さらには啓発に役立たせていけばいいと思うのですが……やはりスポンサー絡みだと難しいのかもしれませんね。
今後の動きが気になります。
かまいたち山内さんは被害者ではなく、コンプラ無視の暴走配信だった!?
GLP-1ダイエットに関しての続報があり、そこで今回の配信の経緯が語られていました。記事の内容が本当ならば、かまいたち山内さんは被害者ではなく、コンプラ無視の暴走配信だったといえます。
実を言うと、民放バラエティ番組のダイエット企画として山内に紹介したことが発端なんです。ところが、よくよく調べるとコンプライアンス的に問題があるということで、その企画は放送中止になったそうです。しかし、山内は『せっかく進めていたのに放送しないのであれば、自分のYouTubeで流したい』と言い出して、詳細なダイエット動画を配信してしまったんです。
引用:かまいたち山内 糖尿病薬を使った危険なダイエットを紹介して、動画は非公開に…報じられていない真実が(デイリー新潮/2023年04月24日)
https://www.dailyshincho.jp/article/2023/04240602/?all=1&page=2
魚拓URL:https://archive.md/jYXDI
そもそも民放バラエティ番組のダイエット企画として取り上げてしまうこと自体がお粗末すぎますね。テレビ番組の質の低下が話題になることが多いですが、こんなものは事前リサーチで簡単に明らかになるはずなんですが……。
さて、ネットではこの記事に関してどのような声が出ているのでしょうか。
◯かまいたち山内さんのコンプラ無視の暴走配信についての声
かまいたちが吉本所属の人気タレントということもあるのか、今回の件は大炎上にはならず鎮火モードです。そんな中での「デイリー新潮」の記事は、頑張ったといえるのかもしれませんね。
では、ネットの声をピックアップしておきます。
<かまいたち山内さんのコンプラ無視の暴走配信についての声>
・かまいたちチャンネルは面白くてよく観る。企画から発展してCM出演したりとうまくYouTubeを使っていると感じる。しかしある回で放送作家の友光氏がダメ出ししたように、山内は少し常識的な知識・判断が世間ズレしていると感じるところはある。面白い方向へのズレなら笑えるが、この記事のようなズレは今後の活動に影響しかねない。飛ぶ鳥を落とす勢いの彼らに周りが忠告しにくい状態になり大きな問題を起こさないようにして欲しい。好きなコンビだから長く活躍して欲しい
・番組がなぜお蔵入りになったのかを深く考えてなかったんかね
・救急で働いていて、数年前からこの類のダイエット目的の使用をして低血糖になって救急搬送されてくる方は増えている印象です。患者さんは若い方のみならず、年齢層は幅広いです。後遺症も出ることもありますし、知識のない方が保険診療外で使用するにはかなりの危険がありますので、使用に関する注意喚起をもっと行った方がいいと思います
・糖尿病の知人が、ダイエットではなく処方薬で若返り効果のあるものを服用してるとかで分けたものを、しきりに勧めてきたが当然ながら拒否してきた。整腸剤等なら別として、疾患治療薬を素人判断でリスクも考えずに服用することの方が恐ろしい。勧めてきた本人に責任がとれることでもないし薬事法違反にも問われる
・私は以前反応性低血糖症だったため、一時的に血糖値が60台、ひどいと60を切ってしまうことがありました。低血糖症状が出ると毎回死ぬのかなと思うくらいしんどいし、手は震えるし頭が回らなくて何も考えられなくなるし、日常生活がままならなくなります。正常な血糖値の人が薬で下げる場合、もっと低くなって運ばれてきているんだと思います
・この薬が自由診療で全部自費として、それでからだ壊しました、保険診療で、とか言われたら、ふざけるな、と思う。仮にルール無視した投与で体壊して治療する時、本人が3割負担なら、その他は、保険料やら税金だとしたら、なんでそれ負担せないかんねん、ていう印象
・山内本人が「お腹に注射を打つダイエット」と発言しているので、これは錠剤(リベルサス)ではなく、注射薬(おそらくオゼンピック)だ。そして、これはGLP-1受容体作動薬であり、インスリンではない。空腹時ではインスリン分泌を誘導しないので、低血糖の恐れはほとんどない。GLP-1は食欲抑制効果があるので、少量で満腹感が得られ、食べすぎを防ぐことでダイエット効果があるとされる。山内本人が誤解しているのは「摂取した糖質とかが半分くらいは尿と共に排出される」という点。これはSGLT2阻害薬と混同している。ただし、もしかするとGLP-1注射薬とSGLT2阻害薬を併用していたのかもしれない。SGLT2阻害薬は、山内のいう通り、摂取した糖を尿中に排出するので減量効果があり、これも自由診療のダイエット薬として使われている
・芸能人の無知なダイエット公表すんのやめてほしい。極端なカロリー制限とか断食だとか。ちょっと勉強すればそれはただ単に太りやすい体を作り、さらに摂食障害になる危険性もあることが解る。ダイエット系は数字をとれるからやるんだろうけどさ
・医薬品だからね。テレビの影響力を考えると、安易に飛びつく人が増えて、問題が起こったらもっとヤバい。バラエティ番組だし、この判断(お蔵入り)は妥当だろう
・日本では糖尿病でしか保険適用ないけど海外では肥満の治療薬としての認証がある国もあるんだよね。アメリカ、韓国やEUの27カ国で肥満症の治療薬として認可されている。
それに、一回に打つ量も日本の最大量の倍までOKな所もある。だから肥満治療に使うのは危険!なのではなく日本では認可されてないから医師の適切な指導が受けられないので危険!というのが正しいかな。といっても、実は日本でも条件付きで肥満症の治療薬としてウゴービが今年3月に承認されたんだけどね
・どんな薬にも禁忌ってのがあって、服用していることによって併用しちゃいけない薬や医療行為があるんだよ。例えば自分が服用している薬の場合はCTスキャンが禁忌行為らしい。
ちゃんと処方されてればお薬手帳で確認できるけど、処方以外で手に入れるとそれができないから危険ですよ
・GLP1自分もやりました。1キロも減らなかったですね。単に針を刺したあとが大量にかぶれてあざのようになってたので、健康診断でDVを疑われるほどでしたよ。興味がある方はいるだろうし実際結果が出る人もいるでしょうが、自分はお金をドブに捨てるってこういうことか…と勉強代だと思ってます
・GLP-1受容体作動薬にダイエット効果があるのは事実で、先日、肥満症に対してウゴービが承認された。ウゴービの成分はオゼンピックと同じセマグルチドなのだが、用量がオゼンピックは最大1.0mgに対してウゴービは最大2.4mg。つまり、それくらい高用量でないと減量効果が小さいということだ。自由診療でオゼンピック1.0mgを出されて「高い金を払ったのに思ったように痩せない」と不満に思っていた人も多かったのではないか。それは当然だ。山内が言う「摂取した糖質とかが半分くらいは尿と共に排出される」というのはSGLT2阻害薬の作用のことで、GLP-1受容体作動薬のことではない。彼はSGLT2阻害薬もダイエット薬として服用していたのか? 減量目的で2剤を併用していたのだとしたら、それを処方した自由診療の医療機関のモラルが疑われる。いや、もともとGLP-1薬を出している時点でモラルはないのだが…
・私、これ32万出してやりました。結果痩せませんでした。医療ダイエットが確実かつ安心なダイエットと錯覚してしまいがちですが、、
・投薬をした場合の副作用の事も大きな問題ですが、本来必要としている患者に行き渡らなくなる事態も考えて国は規制しているのではないでしょうか
・私も半年くらい分買いました正常な体に射つんだからそりゃ副作用や後遺症ある。。でも10キロ落ちた。けど腸の働き悪くなったせいであちらこちらおかしくなり。。普通にやらなきゃ良かったですよ
・今年、濱家さんは紅白を狙ってるだろうし、吉本もそのつもりだろうし、あまりこの件が長引くと山内さん切り離されそう。かまいたちがCMしてる薄毛治療の会社の商品だから、大丈夫だと思ってしまったのだろうけど、もう少し慎重になるべきでしたね
・私も実費で1ヶ月挑戦したことがある。胃がムカムカして吐きたいのに吐けなくて。だからもちろん食欲なんてなくて。揚げ物や炒め物はもとより、あっさりした食べ物すら見るだけで吐き気。家族との食事も、友人との外食も全く楽しくなくなって、、、やめました。薬は毒にもなるってのは本当なんだなと実感。体重は確かに1ヶ月で2キロ減ったけど、食べ物を見るだけで吐き気がするのは投薬やめてからも3ヶ月くらい続いた
・看護師です。糖尿病病棟に勤務して、教育入院を担当していたこともあります。そんなアラフィフの私がダイエットをしています。方法は地味で健康的なもの。無酸素運動と有酸素運動を組み合わせ、食前に水溶性食物繊維をとり、野菜やたんぱく質をとってから炭水化物は最後に食べる。たんぱく質はまんべんなく多め食べ、おやつはナッツか高カカオチョコレート。お腹が減っている状態を正常と認識する。水を1日2リットル飲む。これで痩せるし健康になります
・亜生さんの時にも思ったが、なぜ超肥満でもない男の芸人が、薬まで使って痩せたいのかわからん
・Instagramでは普通に広告で流れてるし、治療で使っている自分からしたら健康な人使ったら低血糖とかなるんじゃと危惧しています。広告で流れる動画では笑顔で注射打ったりしてますが、本当に危険です
・売れ始める前に交流ある人が社長とかお金関係での繋がりがメインだったと言う記憶がある。結構危うい人だな、と思ったことを思い出した。大卒?じゃなかったっけ? 糖尿病薬をダイエットに使うなんて恐ろしい。テレビで放送出来なかった理由も聞いたんじゃないの? かまいたちって山内さんが頭がいいイメージだったけど、むしろ常識あるのは濱家さんだった
・血糖を尿に出す薬は、脱水症状になりやすいので、安易に使うと命の危機になるからね。何にでもメリットとデメリットがあり、デメリットをきちんと理解したうえで使用しないと危ないよ
・処方箋もなく手に入れられる薬がリスクがある。それが問題なのだから、こうやって(危険性が)周知されるのは悪くないんじゃないか? 今はネットで「やせ薬」なるものが沢山広告されている。あまりにも嘘くさくて笑っちゃうけど
・無知が原因ではなく問題があることを承知した上で動画を公開したのは悪質
・収録した番組がコンプライアンスの問題で放送中止になったのにYouTubeで紹介した、つまり公開時に既に問題を認識していた
・糖尿病で今、この薬を使ってダイエットしています。私は肥満なので一ヶ月半で6キロ痩せました。確かに効果は絶大だと思う
・コンプライアンス的に公共の電波では流せないってだけで、実際は芸能人でそのダイエットやってる人は多そうですね
・やるのは自由だろうが知識の無い人間が周りに安易に紹介するのはどうかと思う
・糖尿病患者です。実際に内科の医者な指導の元、使ってますが、本当に必要としてる人に処方をしてほしいと思います
・危険性も語らず、配慮すらされていなければ叩かれて当然です
・食べないだけのダイエットだからよくない痩せ方してるじゃん。運動と食事制限でしか健康的に痩せられないのに、山内っていい年して同じこと繰り返してるよね
・美容クリニックがやっているのならそれなりの安全性が認められていると思いがちですけど危険なんですね
・前々から使われてるし、芸能人が発信したことで公に明るみになってよかったと思う
・わたしはオゼンピックを糖尿病で打ってますが、痩せることはないですね。で、ビクトーザは副作用で我慢できないほどの下痢をして、オムツ無しでは生きていけないほどの下痢に見舞われて、いつも、コンビニやトイレの場所を探すほどでした。それでも痩せなかったですね
・自分もオゼンピック使ってますが、体重減りませんね。ただ、空腹感はあまりないので、食べなければいいんだろうけど。ビクトーザに変更してみようかとも思っていますが、毎日の注射は自分には無理かもと思っています
・ホリエモンが、糖尿病では無いけど、糖尿病が怖いから、予防の為に、糖尿病治療薬を服薬してる…と公表してますが、あれは大丈夫なの?
・山内って関西でやってる頃はクッキーと並んで扱いにくい危ない人認定されてた人だからね
・いや、山内さんが悪いわけじゃないでしょ。これやってるクリニックが悪いんじゃん。消費者側は無知なんだから。叩く先間違ってるわ
・自転車に乗れば普通に痩せるぞ
・テレビではアウトで、YouTubeではOKと思ったのか。なんで
・医療、医薬品、素人は語るもんじゃない
・かまいたちはちょいちょいやらかすなぁ…
・インスタにはめちゃめちゃ載ってるけどねー。売る医療関係者の方が悪いのでは?
・ダイエットして痩せたはずなのに太って見える顔は損してるよな、、、
・ダイエット? 筋トレしろ
・ ・ ・
厳しい声だけではなく、リアルな体験者の体験談、やたら詳しい関係者?などの声もあり、参考になりました。
残念なのはこの問題はフェードアウトしていきそうな気配が強いことです。かまいたち山内さんが今回のトラブルを逆手にとって啓発活動に昇華すればカッコいいのですが、なかなか難しそうですね。
では!