つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。
つい先日のことです。近所のポストにサンダル履きで郵便を出しに行くと……あれ? ん? ポストが消えた? なぜ? 新しいポストに変える気配もなく、ポストの軸足部分はセメントで完全に潰されていました。
私は郵便を使う方だと思いますが、とくに撤去するという案内も気づきませんでした。もしかするといきなりの撤去だった可能性もあります。他にも郵便局の作業の劣化に驚かされることがあったので、まとめて日本郵便について書いておきます。
【目次】本記事の内容
郵便ポスト削減が本格的に検討されることに!
日本郵便のサービスについては不満があります。とにかく異様に劣化しているのです。見出しにも書きましたが、あと5年ほどで少なくとも都市部の日本郵便サービスはオワコンになってしまうのではないでしょうか。それほどのヤバさと劣化を感じています。
そして、2023年7月27日には全国におよそ17万ある郵便ポストの削減の是非を検討する総務省の有識者会議が開かれたそうです。
郵便ポストは、昨年度末の時点で全国におよそ17万5000あり、郵便の取扱量が減少する中、総務省の有識者会議で削減の是非が検討されています。
27日に開かれた会合で、日本郵便は、
▽全体の4分の1で、1か月当たりの投かんが30通以下にとどまり、
▽およそ4%は、ほとんど利用されていないという現状を説明しました。
そのうえで、郵便ポストに投かんされている郵便物の数をデジタル技術で事前に把握するなど、取り集めの業務の効率化が必要で、デジタル化に伴うコストの負担も課題だとしています。
引用:郵便ポスト全国約17万 取扱減で削減の是非検討 有識者会議(NHK/2023年7月27日 13時06分)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230727/k10014143831000.html
魚拓URL:https://archive.md/PxVmE
郵便ポストの削減を検討しながら、郵便物の数をデジタル技術で事前に把握するなどナンセンスです。くだらないことにお金を使うならば、都市部のポストはコンビニに設置し、ゆうぱっく配布者がついでに回収する方が遥かにコスト減になるのではないでしょうか。
・ ・ ・
実際の郵便ポストの稼働率については、「読売新聞」が詳しく報じています。
日本郵便は27日、1か月あたりの 投函 数が30通以下の郵便ポストが全国で約25%を占めているとの調査結果を明らかにした。日本郵便は利用の少ない過疎地などのポストも原則1日に1回、郵便物を収集しており、維持コストが課題となっている。
引用:郵便ポスト、1か月30通以下が25%…10通未満も10・9%(読売新聞/2023/07/27 17:27)
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230727-OYT1T50264/
魚拓URL:https://archive.md/6YDEQ
実際に2003年度末時点では全国に約18万6000本の郵便ポストがありましたが、現在はそこから1万本減となっています。
では、まずはネットの声をチェックしてみます。
◯郵便ポストの削減に対するネットの声
少なくとも10年ほど前には郵便ポストは日常に欠かせない存在でしたので、さまざまな声が出ています。
<郵便ポストの削減に対するネットの声>
・うちの最寄りのポストも一台撤去されました。公衆電話と同じ運命を辿るのだろうかと思います。路面ポストはこれからも減っていくんだろうかと思います。路面ポストがなくなる代わりに、最近ではコンビニ内などにポストが設置されているところもあります。路面上にぽつんと佇んでいるポストよりも、コンビニなどの建物内に設置されているポストのほうが維持管理しやすい面もあるのではないかと思います
・フリマで主に出品していますが、ゆうパケットポスト(シールを貼って投函したらok)が主に利用される為これからポスト利用がどんどん増えていくように思います。メルカリ、ラクマ、ペイペイフリマ等のフリマではネコポスやゆうパケットが一番利用されるので、実は需要が非常に高いです
・家の近所なんて、大きなマンションもあり、人口も比較的多く、年賀時期などは溢れんばかりなのに撤去されて不便です。地主さんや、交通の関係もあるのですかね。民営化=利益追求だから仕方ないのかもしれませんが、郵便ポストは年金所在確認などの葉書を出したり高齢者ほど使うので、過疎地などには、多少配慮してあげて欲しい
・うちの近所の商店前のポストも廃止されました。店主に聞いたところ、切手の委託販売を断ったら撤去になったそうです。切手も買う人は少なく、手間がかかる割に最低保証額は千円/月、5千円以下の販売で2千円/月。ポストを残したいなら私設設置もあると言われたそうですが、今度は設置費用の全額負担や取集手数料が年額最低でも83,810円を負担する必要があるとのことで断念。郵便局も集配コストを下げるのに躍起なので、コンビニだろうが基本的には同じでしょう
・稼働率の低いポストは撤去し、仮に郵便局の前のポストは残すとしても、回収するのは郵便局の人ではなく、集配局の局員が周ります。コンビニにポストを設置しても、回収する手間は同じです。郵便はポストに差し出すものという形態に変化のしようはなく、電話の形態変化(携帯電話の普及)とは意味合いが異なり、ポストが公衆電話と同じ運命を辿ることはないでしょう
・ポストを見かけなくなるのは、寂しいですね
・都内の会社の最寄りポストは、特定局から400mほどですが、夕刻は定形外がドッサリと入り詰まっています。原因は、ポストができた頃より、郵便が大型化したこと。(昭和までは紙の節約でB5が中心。いまは国際規格のA4)レターパックの投函が増えたこと、だと思います。特定局が閉まった18時頃に最後の集荷がありますが、投函したいのに郵便物が入り口までしか入らなくて(函の中に落ちなくて)、心配なのでポストの前に立って待ち、集めるおじさんに直接渡したり、収集する本局に電話をして事情を伝えて改善を申し入れしていますが、なかなかよくなりません。ポストの形状を、改良して欲しいです。あと17時で閉まる特定局、要らないかもしれません。為替窓口はがらがら、なんであるのやら
・土日配達も無くし、配達に時間が掛かるようになりました。仕方がありません。撤去は数字だけでなく、選定して欲しいです
・撤去すれば再設置は簡単ではないのでインフラのひとつとして慎重に検討して頂きたいです。手紙を投函しなくなる理由のひとつがポストまで行くのが面倒臭いこと。便利な場所にあれば利用することも増えるかもしれません
・ネット普及したとはいえ、郵便ポストはインフラ手段のひとつだからコスト赤だからといって撤廃するのはいかがなものかと。最寄りのポストから数百メートル離れたくらいならまだ妥協できるだろうけど、数キロポストがないエリアなどは想像しただけで可哀想すぎる
・「便利な所はそれなりに、不便な所はより不便に」。こんな風になるのでしょう
・この記事で問題とされているのは、投函数が少ないポスト、要は大半が過疎地域、すなわち高齢者の多い地域のポストでしょう。フリマアプリなどでのゆうパケットポストの利用が増えても、元々投函数が少ないポストの投函数が増える可能性は低いように思います。ただ、民営化の際にポスト維持は定められていますし、過疎地域においてこそポストはインフラです
・郵便局で昔から一番無駄な存在は、全国に2万人ほどいるという旧特定郵便局長ですよ。この連中が「全国郵便局長会(全特)」などという団体を作っていて、その既得権益を守ることに必死なのです。ここの膨大なコストをカットすれば、ポストなんて余裕で守れるし社員の待遇も良くなるんですがね
・大昔は、たばこ屋さんの横にポストもあり、切手・はがきの購入も1ヶ所で済んだ。今は廃業したたばこ屋さんの横にポストだけ。稼動率低いのも当然
・ユニバーサルサービスの維持が民営化の前提条件なのだから、元々の人口が少ない過疎地では稼働率が低くても仕方ありません。それで採算がとれないのならば、そもそも民営化してはいけない公共サービスがあり、民営化は間違いだったということです。水道事業も民営化されたら、地方では死活問題になるでしょうね
・日本に民営化を迫ったアメリカの郵便局は未だに国営です。あまり知られていないが、アメリカの政府高官は、郵便事業は国営であるべきだと言っている。つまり郵便事業なんて、元々そんなに儲かるものではないのに、郵貯、簡保の利権に手を突っ込みたいアメリカの外圧に押されて無理やり民営化したということ。間違いに気付いたら、郵便事業だけでも国営に戻せばいいだけ
・ユニバーサルサービスが廃れると過疎化を助長します。そして人口はますます都市部に流れます。しかし農作物の生産など地方があってこその都市部なのです。ポストを撤去するなら他の流通サービスとの一体化など利便性維持のための代替案が必要でしょう
・将来かなりの人口減が見込まれる我が国では切り捨てられる地域が多くなるのは仕方ないのかな?
・確かに民営化選んだの国民だけど、失敗だったと思うんなら戻せば? フランスは民営化した水道を国営に戻したんじゃなかったっけ?
・ユニバーサルサービスをやめればいい。信書という扱いをやめればいい。「あまねく全国に設置されていた郵便ポストの本数を維持すること」という高度成長期の夢のような話は終わりにしよう。古い考えに固執するほど余裕がある状況ではなくなった
・不採算な事をし続けるほど日本全体はもう豊かじゃない
・SNSが普及し便利になった時代に手書き手紙の尊さ。今はもう会うことができない人からの手紙は一生の宝物です
・問題は過疎地のポストをどうするかやね。そもそも郵便物自体が劇的に減ってるご時世に、民営化時のポストの数を維持する法律ができたからって非効率で高コストな収集方法をいつまで続けられるのやら。そもそも論でいえば、ポストの数は維持する一方で、普通郵便の土曜配達を廃止したり、ゆうゆう窓口の営業時間の大幅短縮するなど矛盾した方策が次々実行されており、民営化したあとサービス低下が著しい。郵便の運営そのものがアンバランスなものになっている
・ユニバーサルサービスだったはずですが、役割を終えようとしているのではと思います。郵便局も新たな役割を見つけなければならないと思います。そうしなければ、後がないと思います
・軽すぎて検知難しいかも知れないけど、投かんされたかどうか機械が判別してその場所だけ収集したら良いのでは? その際のルートもAI側で指示出す事も出来るだろうし。単純に投かん口にセンサー設置して、動きが有ったらランプ点灯位のアナログでも良い。一々局員が停車して裏蓋開けて袋を取り出す事をしなくなるだけで時短になる
・郵便局員です。 ポストは維持するだけでもコストがかかります。道路に立っているポストは市町村に道路占用許可使用料として1本あたり年間数千円払ってます。また、落書きされたら局員が消しに行きますが、落書き落とし等で消せない場合は工事業者に塗り替え工事を依頼しますが1万円以上かかります。その際は道路使用許可料として警察に2000円ほど支払う必要もあります。老朽化で建替えや土地所有者からの撤去や移設の依頼があれば、工事や現状復帰のための費用で10万円以上かかります。会社としてはポストの数を減らしたいのが本音でしょう。ユニバーサルサービスのため簡単には減らせませんが、一度撤去すると民営化後は再設置がかなり難しい。道路交通法の問題で交差点から5m以内は駐停車禁止なので新規ポストは交差点付近には設置できません。そのため移設先が見つからず撤去になることもあり、ポストは少しずつ減少していくと思います
・手紙を書いている時のキラキラした子ども達を見ていると、世の中はどんどん電子化してしまう流れですがやっぱり手紙のあたたかさは残していってほしいな…と思ってしまいます
・親の介護保険や医療保険関係の申請において、郵送で指定されてくるものもあります。
役所の本庁や支所も遠く直接は行けないため、郵送せざるをえません。ポストがそんなに近くにないため、自家用車か自転車で投函しに行っています。今は私が親の代わりをしているからいいけれど、自分が高齢になったらどうなるのかな、と思うことがあります
・本来、そのままの運営形態では赤字となるから国営としていたものであったため、民営化としてはダメという典型的な案件。国鉄→JRも主要幹線については潤っているが、地方などでの赤字ローカル線で廃業となった全国の路線がどれだけあったのか。それによって年配の方々の足がどれだけ奪われたのか、容易に想像が出来る。国営であれば、存続できたものも数多くあるはず。だから民営化してはダメなのです
・昔は文通って文化があってすごく良かったな。私にも文通相手がいて人に言えない事も文字でなら書けたし返事が来るのも待ち遠しく楽しかった。今でもSNSでひっそり繋がっているけどイイネするだけの細い関係
・何年か前にポストに投函したレターパックが相手に届かず、行方もわからなくなりました。郵便局に行かずにある意味書留扱いの郵便制度なのに行方知れずになるなんてと愕然としたことがあります。確かに金曜日の夕方だったのでかなり詰まっていた感はありましたが、ちゃんと中に押し込みましたしね。ただ、聞く話によると悪い人が自分の郵便物を押し込むために中からはみ出してるものを抜いちゃう事もあるんだそうです。それ以来、基本レターパックは郵便局内のポストに入れるようにしています。多少手間でもポストの利用方法に関しては郵便局に責任というより、使う側のマナーの話ですしね
・ビジネスとして切り捨てるのが正しいのか、インフラとして残すのが正しいのか…こればかりは数字だけでは推し量れない
・郵便物も東京一極集中ってことなんでしょうね
・やっぱりそうなのか、という感想。かなり山奥の集落でもたいていポストはあるが、いったいどのくらい利用されているのだろう、と思ってはいた。自分が知らないだけかもしれないが、どんな田舎でも週に1回とか2回というような収集日になっているのは見たことがなく、最低1日1回は回収しているから、コストは相当なものだろう。25gまでの封書なら全国一律84円で運べるということもありがたいような不可思議なような話で、通常の民間企業ならあり得ないこと。たいがいのことがウェブ上でできてしまう現在、郵便の在り方を真剣に考えないといけない
・コスト削減の意味で削るなら、利用量ではなく一定距離間で削減する方がいい。役所の配達業務を請け負ってる以上、郵便局にはそれ相応のサービスの提供責任があると思う
・なんでも便利にしようという方向に向かい、手間暇を惜しみ、古き良き慣習が消えていくことにやるせなさを感じる
・そもそも民間でできないから渋沢栄一さんが設置したのが今の郵便局の始まりだったと思うので、そもそも民営化に無理があったのでしょう
・普通の郵便物のポスト投函利用はしないけどフリマの出品物の出荷でポスト投函することはある。その点で現代ニーズに応える形で現状の投函口より更に大きい物が入ると個人的には嬉しいんだけどね
・利用率が低いから排除と、簡単に決めて良いものだろうか。現在、人の少ない土地を外国人が買っている現実がある。外国人に土地を売ることが出来る制度がそもそも問題だが、日本の何処から手紙を出しても一律の値段で届く大変貴重なポストを無くしてしまったら、益々過疎化してしまう土地が増えるだけ。日本の国土を維持するには経営的な側面だけで計ってはいけない
・郵政民営化は便利になる事が前提で国会審議は行われてましたよね。竹中さんも熱心に答弁していた筈ですよ。今や普通郵便の土曜配達は無くなり、どうしても届けたいなら割増となりました。外資系の保険の販売だけが目立ちます。ポストも減らして経費削減と思いますが、情けない話です
・近所のポストは昔、日に3回収集してたが、今は朝に1回となってしまったな。。ポストも画期的革新が必要と思う。例えば街角や公民館辺りとかに、共用の宅配ボックス設置して、ポストと一体化させるとかしてはどうか。宅配便の配達員の人手不足が問題化してるんだから、かなりの合理化が図れて様々な問題が解決出来ると思うんだが
・どんな山奥でも、いや山奥だからか地元の声としてポストを作ってくれって声があると聞いたことがある。あまねく公平って難しいよね。公社や公務員の時代ならともかく、民営化になってから一律で全国同じ料金で維持するのって、難しいと思うけどな。まして人口減少で、住む人も減り、高齢化になり、配達する人も人手不足となれば、少ない人数で少ない人数の場所を維持管理して行くのだし
・そもそも論で言ってしまうと郵政民営化はあまりにも郵便事業がずさんでコストをかけてて国庫に負担があったから民営化する事で引き締めて単体として一般企業となり効率化含め黒字化運営させるのが目的だった。だから無駄を省くという点では郵便ポストが果たして該当するかと言えばユニバーサルサービスという点ではNoだろう、あくまで公共サービスの提供は郵便という意味では重要な要素
・この手の郵便ポストは廃止の一択でいいと思います。民営企業なのですから、合理化を追求するのは当たり前
・出先でポストを探す時にはポストマップの世話になってる。沢山あるはずなのに、知らない土地で自力で探そうと思うと結構見つからない。近所のポストが廃止になっちゃったって方は是非。情報が更新されていれば集荷時刻もわかる
・こうなったのも竹何とかさんと小何とかさん。の民営化したのが原因だと。過疎の地域もちゃんと同じサービス受けられますが選挙時の売り言葉だったと記憶しています。また当時は公務員の為試験があり民営化によって公務員じゃなくなることに不満持った局員も少なからずいたと自分は思っています
・今年定年退職しましたが、職員でしたが、市内の大きなポストで、収集すると、5,6通なんて、日常茶飯事でしたよ。今年の年賀はがきも、思ったより少なく、郵便物は、この先、激変するでしょうね。昔は、収集袋に入りきれないほどでしたが。これも、ネット通信の広がりの裏返し。普通なら、廃業に近くなるだろうと思うが、郵便局は、潰れることは、ないだろう。逆にないと、困るだろうし、今後は、”風前の灯火”で、縮小していくのだろうな
・うちの地域は外国人客が多いのだけど変わった郵便ポストにすると外国人の人がゴミ箱だと間違えてゴミを捨ててしまう人をけっこう見かける。あまり何かのコラボポストとかやらない方がいいんじゃないかなと思う
・郵便でゆうパックの配達とかのアルバイトしたことあるけど、そもそも生産性の低い会社ですよ効率が悪い。忙しいときは忙しいけど暇をもてあましてる時間も多かった。中にいる課長とか社員ものんびりしてたわ。なんだか要らない作業も多いし無駄を省くところはポスト以外にもまだまだ沢山ありそうですけどね
・アルバイトから見た視点っていい加減なもんだよね。正社員になれば、それがよくわかる
・郵便って信書のためのものだから、地域による差が無く「広く・あまねく・公平に」では無いのかな? 配達に時間を要するようにったのは構わないですが、ゆうゆう窓口の24時間営業が無くなったのが不便
・元々この調査を実施したのが日本郵便だからね。良いか悪いかは別にして、要は「ポストを減らしたいけど勝手に減らすと叩かれる。だからなんとか減らす口実を作るための調査」ということは明らかだし
・20年くらい前、年賀はがきは時代遅れだからメールで送ると言った友人。変人だと言われたが先鋭的な男だった。動画でリアルタイムにコミュニケーションが取れる現代で、葉書で文字や静止画で時間差で届けるメリットは何なのだろう。その彼は優秀な大学を卒業したが人間関係が上手くいかず失踪してしまった
・最近の日本郵政の政策は、普通郵便の土曜配達を無くして到着を遅らせたり、ポストを減らそうとしたりと、利益の出ない厄介者のユニバーサルサービスをドンドン不便にして、あわよくば切り捨てようとしているように思えます。使いやすくして、よく使われるようにするのではなく、できれば使いにくくさせて使われないように仕向ける、まるで後ろ向きの政策
・ ・ ・
ユニバーサルサービスとして機能低下し、やる気も感じられない日本郵便ですから、このままの状態では消滅するしかないでしょう。もしも国がお金を投入するようなことになれば、さらに日本の足を引っ張る存在へと転落するのではないでしょうか。
私は郵便は使う方ですので、とても残念ですが、あと5年でオワコンとなると予想します。手紙は違う民間会社が運営すればいいでしょう。
一生懸命にやられている職員もいるでしょうが、やる気も覇気も希薄な職員はかなりいるんじゃないでしょうか。
最後に日本郵便のサービスに関して残念な気分になった私的エピソードを書いておきます。
日本郵便に対して残念な気分になったエピソード
いくつもあるのですが、3つほど書いておきます。
◯予告なしでのポスト消滅
冒頭にも書きましたが、私は郵便は使う方です。近所のポストは月に1〜2回は利用します。サンダル履きで行けるポストも便利で活用していました。しかし、ある日突然ポストは消滅。いまでは数倍の距離も離れたポストまで持っていくことになっています。
ポストが消えるのは仕方ないのですが、事前予告もなしで(あったかもしれえないが)消滅させるのはサービス放棄といえるのではないでしょうか。せめて3ヶ月前あたりから近くのポストの案内も含めて告知してほしかったです。
もちろんなにか特別な事情があったのかもしれませんが、それにしても利用者を置き去りにした印象を受けてしまいました。
◯「土日は仕事しません!」と平気で発言する低レベル職員
私は都内在住です。土曜日の午前中に郵便物を本局まで持っていき、「これはいつ頃に届きますでしょうか?」と質問すると、いきなり返ってきた答えが「土日は仕事しません。都内でも火曜日以降になります」というものでした。
私は「はぁ??」と思うしかありませんでした。一応、サービスを提供している側ですし、最低限の謙虚さのカケラすら感じられない対応でした。
昔のようなサービスをイメージしている人間も多数いるのですから、「以前と違って土日は郵便物を受け取るだけになってしまいました。ご不便をおかけしますが、都内でも火曜日以降の配達となってしまいます」くらいの返事はできなかったのでしょうか。
これは郵便局に限ったことではありませんが、古い体質の組織は基本的な接客などの指導も受けていないのでしょう。もちろん丁寧な接客をされる人もいるわけですが、マトモとは思えない対応をする職員もかなりいらっしゃると感じています。
◯キャッシュカードが使えない! でも交換してくれない!
私は非常に古いキャッシュカードを使っておりました。そのため磁気の読み取りが悪く、ATMの読み込みが全然ダメな状況が続いていました。とにかく一発で読み取ることはなく、何度も何度もカードを出し入れして、やっと読み取ってくれるという状況が続いていました。
もちろん窓口で何回も相談しましたが、「窓口での読み取り機では読み取れるのでカードの交換はできない」と何度もつっぱねられました。そして、そのたびに磁気部分の汚れを消しゴムで消して「これで大丈夫」と言われて……の繰り返しでした。普通に10回くらいは読み取れずに突っぱねられるのは仕方ないとして、後ろで何人か待っている時には非常に肩身が狭い状況で作業を繰り返すことになります。これはかなりキツかったです。
根本的に磁気の読み取りが悪くなっているので、そのうち消しゴムで消しても読み取れなくなりました。しかし、窓口の読み取り機では読み取れるという不思議な現象が1年以上は続きました。
最後にブチ切れて、「こんなに使えないのに交換しない意味がわからない。お互いにとってマイナスではないか」と直談判して、やっと交換してもらえるようになりました。
やっと交換してもらえることになったのですが、さらに驚いたのは、交換は無料サービスだったということです。私は「ああ、だから交換したくなかったんだな」とわかりました。
・ ・ ・
ポストの件も大事ですが、日本郵便は根本的なサービス全般を見直す必要があるでしょう。
お世辞にも商売がうまいとはいえないぬるま湯企業なので、このままでは5年でオワコンになると思います。
手紙文化などを大事にしたいのならば、総務省の有識者会議などでポスト問題を考える以前の抜本的改革が必要です。
それにしても日本はくだらないことに時間をかけすぎです。このままだと日本自体がオワコンになってしまいます。。。
では!