つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。イラストレーターの青柳カヲル(あおやぎかおる)さんが亡くなりました。死因は不明です。まだ34歳の若さでした。
【目次】本記事の内容
青柳カヲルさんの死をご家族が投稿
イラストレーターの青柳カヲルさんが亡くなりました。
報告は、ご家族によって2020年12月4日、午前11:16にツイッター投稿で知らされました。
このツイートです。
大切なお知らせ
この度、青柳カヲルは永眠致しました事ご報告申し上げます。
来る日も来る日も全力で絵を描き、迸るようにその命を駆け抜けた彼女を家族一同誇りに思っています。
彼女がこれまで制作してきた沢山の作品を、どうか心の片隅に置いて頂けますと幸いです。
本当にありがとうございました。— 青柳カヲル (@kaoru_aoyagi) December 4, 2020
本人の最後の投稿は、こちらです。
根本宗子さんの舞台「もっとも大いなる愛へ」の主題歌である大森靖子さんの新曲「stolen worID」の配信ジャケットを描いたという案内ツイートでした。
号泣するMaria https://t.co/S5KVssPQXV
— 青柳カヲル (@kaoru_aoyagi) November 25, 2020
最近まで精力的に創作活動をされていたようですが、何があったのでしょう。
死因は発表されていませんが、アーティストさん特有のパターンでしょうか。
……盟友ともいえる大森靖子さんが公式サイトで追悼文を書かれています。そこから死のヒントが炙り出されてきました。
「ずっと死にたいという気持ちが消えない人は沢山います」(大森靖子)
大森靖子さんのメッセージは、サイトでじっくりご覧になってください。
ここでは最後の締めの文章だけ抜粋しておきます。
「どんなに人生を上手く運んでも、どうしてもずっと死にたいという気持ちが消えない人は沢山います。私もその一人です。(中略)繊細さを振りかざす気持ちは全くございませんが、ゼロからものを生み出す人を、もう少し大切に扱っていただければと思います」
引用:「青柳カヲルについてのお知らせ」(大森靖子)
https://lineblog.me/oomoriseiko/archives/13269822.html
自分に合う世界と自分に合わない世界……どっちが普通?
私は青柳カヲルさんは会ったこともありません。
しかし、数多くのアーティストには接してきています。
その中には自ら命を絶った人もいます。
・ ・ ・
そんな人たちに共通することが一つあります。
それは「自分に合う世界」と「自分に合わない世界」の狭間で生き辛くしているケースが多いことです。
最近は発達障害とか、HSPなんて言葉も耳にすることが増えました。
人間はそれぞれが特別なので、そういった方々を特別視する必要はありません。
しかし、「自分の普通を押し付けないこと」は大事だと感じています。
非常に繊細で敏感な人に対して、非常に鈍感な人の「普通」で当てはめて考えて接すると、あらゆる言動が凶器になりかねません。
結果、非常に繊細で敏感な人は疲れ果て、判断力を失い、そして……。
だいたいの場合、そうなる過程の途中で象徴的なことが起こります。
青柳カヲルさんの場合、秋頃になにか大きな振幅があったのかもしれません。
その理由は……
こちらのツイートです。
なぜ顔出しをしたのか|青柳カヲル @kaoru_aoyagi #note https://t.co/LPRjoWpkjt
— 青柳カヲル (@kaoru_aoyagi) October 11, 2020
さらにリンク先のnoteを読んでみました。
……やっぱりな。。。というのが私の第一印象です。
少しだけ抜粋しておきます。
「自分が他の誰でもない私であるということをわかりやすく発信し、退路を断つ必要があると思ったからです。生まれ直した青柳カヲル第二章として今まで以上に泥臭く足掻いて、精進していく所存ですのでこれからもどうかお付き合いいただけたら嬉しいです」
引用:「なぜ顔出しをしたのか 」(青柳カヲル)
https://note.com/kaoruaoyagi/n/neebc38da5741
退路を断つとか、生まれ直すとか、かなり閉塞感を漂わせています。
こういうことを書かれる場合、実施は真逆のケースに陥っている場合が多いです。
きっと……青柳さんも必死でもがいていたんじゃないかと。。。
あくまで想像ですが……。
まわりの人を観察してみて! 自分の「普通」を疑ってみて!
「HSP(Highly Sensitive Person)」の概念の提唱者であるエイレンN.アーロン博士という方がいます。
2019年の秋にはアーロン博士の研究結果を元に製作された映画「Sensitive :The Untold Story」が公開にもなりました。
これです。
要するに「HSP(Highly Sensitive Person)」の人は、とても敏感である特質を持っているということです。
接する私たちも意識していきたいところです。
最後に、とても敏感な人の特徴とアーロン博士の著作をご紹介します。
「HSP(Highly Sensitive Person)」とても敏感な人の特徴
アーロン博士によると、とても敏感な人は「DOES(ダズ)」と名付けられた4つの特徴があるそうです。
これです。
<とても敏感な人は「DOES(ダズ)」4つの特徴>
(1)【Depth of processing】深く考え、深く処理する
・一を聞いて、十のことを想像し、考えられる
・調べ物をはじめると深く掘り下げ、その知識の広さを周りに驚かれる
・お世辞や嘲笑をすぐに見抜いてしまう
・物事を始めるまでにあれこれ考え、時間がかかる
・その場限りの快楽よりも、生き方や哲学的なものごとに興味があり、浅い人間や話が嫌い
(2)【Overstimulation】過剰に刺激を受けやすい
・人混みや大きな音が苦手
・友達との時間は楽しいものの、気疲れしやすく帰宅すると、どっと疲れている
・映画や音楽、本などの芸術作品に感動して涙を流すことが多い
・人の些細な言葉に傷つき、いつまでも忘れられない
・世間的に些細なことでも過剰に驚いてしまう
(3)【Empathy and emotional responsiveness】感情の反応が強く、共感力が高い
・人が怒られていると自分のことのように感じ、傷ついたり、お腹が痛くなったりする
・悲しい映画や本などの登場人物に感情移入し、自分も傷ついてしまう
・人のちょっとした仕草、目線、声音などに敏感で、機嫌や考えがわかる
・言葉を話せない幼児や動物の気持ちも察することができる
(4)【Sensitivity to subtleties】ささいな刺激を察知する
・冷蔵庫の機械音や時計の音が気になってしまう
・強い光や日光のまぶしさなどが苦手
・コンビニの匂い、タバコの臭いで気分が悪くなる
・カフェインや添加物に敏感に反応してしまう
・肌着のタグなどチクチクする素材が我慢できないほど気になる
・第六感や直観に優れている
引用:「HSPの提唱者アーロン博士のドキュメンタリー映画「Sensitive: The Untold Story」9月16日祝 東京・渋谷にて上映」(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000047860.html
著作に関しては、リンク先に感謝の声が溢れています。
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ご冥福をお祈りいたします・・・。
では!
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