つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。
2021年から新型コロナ感染拡大の長期化や社会情勢不安の影響により値上げする商品・サービスが増えています。2023年に入ってからは、さらに深刻になりつつあります。値上げに関する最新ニュース・企業に関連した雑学を共有する記事です。
最新の商品やサービスの値上げ情報を知りたい人……2021年から食品関連を中心に値上げを発表する企業が増えてきています。この傾向は2022年以降も続き、さらに2023年には深刻さが増しています。そんなわけで目にとまった商品の値上げ、サービスの値上げの最新情報を紹介していきますので、買い物の参考にしていただければ幸いです。今回は「ココイチことCoCo壱番屋」に関する値上げ情報です。
【目次】本記事の内容
2022年での2度にわたる値上げで、ココイチの営業利益6割減!?
国内で約1200店舗、海外200店舗と、人気ナンバーワンのカレーチェーンとして知られる「ココイチことCoCo壱番屋」の客離れが深刻です。原因は2022年6月、12月に敢行された値上げ。地域によって値上げの幅は異なりますが、平均的には10〜15%の値上げとなりました。
値上げの客離れ対策として、「量やトッピングのハーフサイズ」「少量サイドメニュー」なども登場させましたが、焼け石に水。客足は遠のき続けています。
2023年2月期の連結営業利益は、最高益を叩き出した2020年2月期の6割程度になる見込みだ。さらにネットでは、「C&C(都内にあるカレーチェーン)ならロースカツカレーが740円。その方が安く済む」「(牛丼屋チェーンの)松屋のビーフカレーの方が680円で味噌汁も付くのでお得感ある」といった、同業他社への“転向”を仄めかす文言までが数多く並んでいる。
引用:大手カレーチェーン「CoCo壱番屋」 年に2回の値上げにファンの悲鳴、深刻化するココイチ離れ(デイリー新潮/2023年01月20日)
https://www.dailyshincho.jp/article/2023/01200601/?all=1
魚拓URL:https://archive.md/NMilb
私はココイチには行きませんが、ファンは多いチェーン店です。ネットではこのニュースについてどのような声が多いのでしょうか。
値上げでココイチ離れのニュースに対する声
Yahoo!ニュースなどで書き込まれた声をピックアップします。
<値上げでココイチ離れのニュースに対する声>
・これまでは家族で利用することが多かった。比較的リーズナブルでお好みで楽しめるオーダーが良かった。ここまで値上げしちゃうと足が遠のく。家族でリーズナブルに済ますにしても、同じ値段出すにしても、どちらも他の選択肢が優位になっている。他のチェーンに比べ、消費者サービスに関連した企業努力が薄弱な感が否めない
・個人的にボクシング漫画「はじめの一歩」が全巻置かれているので、週一の割合で通っていた時期があったが、上記のコミックスを読み終えたのもあって足が遠のいて久しい私。トッピングやサラダを足して普通に1000円は超える価格は決してコスパが良いとは云えない
・2023年2月期と2020年2月期の営業利益を比較して、いかにも昨年の2回の値上げで営業利益が大きく落ち込む見込みのように書かれている。しかし営業利益が大きく落ち込んだのはコロナ禍での自粛が顕在化した2021年2月期であって、そこから少しずつ回復している。値上げによる客足の減少は(単価の上昇で補えて居るのか)そこまで深刻ではないようだ。もう少し様子を見ないとわからない。記事のミスリードのようにも思える
・味が変わっての客離れではなく、今回のは明らかに値上げによる客離れ。味のほうなら工夫次第でどうにかとも思えますが、やむを得ぬ事情で値上げたものをまた元に戻すというのは不可能に近いのではと思われます。しかしながらファストフードレベルくらいまでには戻さないとこの先も厳しい
・個人的には価格に見合った美味しさではないと思うし、ぶっちゃけ言えば家の近くにココイチより安くて美味しいご当地カレーの店がある
・トッピングを贅沢にせずにすればいいと思うが、値上げ幅が大き過ぎる。チェーン店であれば全国共通価格だから、地方では昼食に700円から800円でも贅沢な感じがする
・妻子持ち、普段から自炊してると貴重な外食の機会にカレーをあまり食べようとなりません。家庭で簡単に作れるし、味は店の方がおいしいですが価格が高すぎる
・私自身CoCo壱を、利用するのは月1あるかないかかな、外食そのものも減っています。1000円以内でランチが食べれれば良い時代が終わりを告げ、ワンコインで弁当も無理が来ているのを実感しています
・値上げによる客離れは、ここ最近の話ではないでしょう。もうすでに5年以上前には、「年中行事のように値上げをする店」と評判になっており客離れはしていました
・サッカー選手の「ラーメン2000円」発言の答えがこれだよ。庶民の「大好き」はやはり価格と味のバランスが庶民のお財布に合っているからである。少しの値上げが、お客様離れになる。CoCo壱番屋まだライバルが少ないのでダメージは小さいかもしれませんが、ラーメンやファストフードでは少しでライバルへ流れる。「外食」が「大衆化」というのはもう既に限界で貧しい日本は出来上がっている。「外食」は貴族の遊びでしっかりと利益を取るモデルじゃないともうやっていけないかも
・ハウス食品か何か大手食品メーカーの傘下になってから微妙に味が変わった様な気がする。別に不味くなった訳でもないし、気のせいかもしれないが、以前のCoCo壱の味の方が好きだった。メーカーからすると「何も変えていませんよ。」となるかもしれないし、自分の味覚が変わったのかもしれないから確かな事は言えないのだが
・行くか行かないかは客の自由。当然企業努力はしていると思いますし値上げは怖いことが分かっての値上げ。上がるのはしょうがない。それで会社がなくなるのであれば商品力がなかったとあきらめるしかない
・特別美味しいという訳でもなくコストと利便性から行ってただけなので、近年の値上げによってカレーというジャンルに出せるお金、ランチに出せる金額を超えたので行かなくなりました
・確かにすぐ1000円超えるのは厳しいが値上げ、値上げで客離れと騒ぎ立てるからデフレから脱却できないし給料も上がらない。どの店にもファンも居ればアンチもいる。ファンは少々高くても利用するだろう。この原材料高騰では仕方ないが、この値上げで従業員が潤うとは思えない。しかし、厳しい物価高だなあ
・2、3個トッピングするとあっという間に高くなる。かと言ってトッピングしないのなら簡素すぎてレトルトカレーでもいいような…とか思ってしまう
・ランチに1,000円出せる人も多くはないし、外食産業の厳しさは増すばかりです。牛丼チェーン店や、中国人の中華店ばかりの毎日です
・CoCo壱番屋のカレー、値上がりしだしてから本当に食べなくなりました。ランチで食べるような値段でもなくなり今は、かつやや松乃家のロースカツカレーや松屋マイカリーのカレーでランチを済ますことが多くなりました
・ココイチの値上げはヤバイ。20年前、アルバイトの時給800円で消費税5%でチーズカレーが520円くらいだったと思うが、今、アルバイトの時給1000円で消費税10%でチーズカレーが840円くらい。1.5倍以上の値上げをする理由が解からない。松屋でも、この20年で定食が1.2倍くらいで抑えているのに。そりゃ客減って当たり前だろ。で、粗利は上がるが客が減るなら、店員の数を削減するしかない。店員の数を異常に減らした店って大体倒産するけどね
・昔は色々トッピングしても1000円を越えることはなかったので気軽に行っていたが、どんどん値上げしていったので、すっかり利用しなくなった。価格は10年前の3割増しくらいになってると思う
・ほぼセントラルキッチンで作られた物を混ぜたり揚げたりするだけなのに割高感は否めず、あえてCoCo壱番屋のカレーを! と価格面、味、共に選択する事はないかなぁ
・カレーに1000円はやはり高いかな。トッピングつけなければいい話だけど、やはりお財布には厳しいと思う。それだったら牛丼屋に行ってカレー2杯食べた方がコスパは良い
・「回答を差し控えさせていただきます」はまずい対応です。やむを得ない値上げならその旨をきちんと説明して誠意を示すべきです
・ココイチは最近食べていないけど、カレーにトッピング込みで1000円以上は高い。急激な為替変動も理由にしてましたが、その円安も今はだいぶ落ち着いている。2回目の値上げ理由は前回と全く同じで「おかしくない?」と思った
・値上げって普通のことだと思います。今まで上がっていなかったことがおかしいだけ。昭和の30年間で相当値上げしているのに平成ではほとんどなし。そりゃみんな貧乏になってしまいますよね。国際競争に勝てないやっと最近みんな気が付きたけど…。みんな企業や国の懐に入れられて騙されてましたよね
・CoCo壱は今まで気軽に入れたのがよかったけど、今のあのレベルであの値段はあり得ない
・ベースが高いんだよなあ。どうせトッピングするんだから、ベースは安くしたら良いのに。低価格で行きたい人は素のボークカレーだけにすることもできるし。700円とかからスタートして積み上げたらそりゃ満足感満たすの無理だわ
・極端なデフレ競争に陥ってたマクドナルドなんかも、無理な安売りをやめて息を吹き返しました。数十円の値上げで離反する客層からは、この際に脱却して提供価値と客単価を上げていく路線にシフトするのではないでしょうか
・ココイチに限らず外食そのものから足が遠ざかっている
・本当に高くなった。ココイチを食べ始めた頃はごはん400グラムにトッピング、サラダで1000円~1200円程度。サラダを頼まなければ余裕で1000円以下。以前の値上げでサラダを頼まなくなり、今回の値上げでは単価の高いトッピングは頼まなくなった。それでも1000円を切る事はない
・以前はたまに行ってたが、さすがに1000円を軽く超えるとなると足が遠のく。すぐ近くにすき家があるから、そっちになるな。味は極端に不味くなければどっちでもいい
・今まで生き残れてたのが不思議なくらい
・薄利多売は辞め、客数と客層を絞り収益を高めていくのが今後の飲食の成功モデルでしょうな
・ポークカレーが400円だった時代が懐かしいですね。金欠の時には助かる価格でしたから
・レトルトカレーもだいぶ進化してますから今はレトルトカレーで満足してます
・業績好調の頃から美味くないし割高感あったのに何故か持ち上げられていたのが不思議だった
・ここは年がら年中値上げしてる
・値上げしませんアピールする方が賢いのに
・C&Cかマイカリー食堂でしかカレーは食べません。松屋のカレーも高くなったので食べません。CoCo壱の1000円オーバーなんて行く価値がない
・ ・ ・
はたして値上げが吉と出るか、凶と出るか……。
強力なライバル不在の一強時代はそろそろ終わりか……
「ココイチことCoCo壱番屋」の店舗数は2番手以降を大きく引き離しています。
正確な数字は把握していませんが、後続の「マイカリー食堂」「日乃屋カレー」「ゴーゴーカレー」などは100店舗程度のはずです。
ちなみに全国のカレー店の数はどのくらいなのでしょうか。
「タウンページデータベース」によると、2022年は2,598店舗という数字です。傾向としては2014年に3,015店舗あったピーク時から徐々に数が減ってきている状況です。
参考:
・最新!日本全国ランキング ~日本の国民食の代表格!カレー店都道府県別登録件数ランキング~(東日本電信電話株式会社/2022年9月20日 15時02分)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000325.000098811.html
このデータを見る限り、数字的には「ココイチことCoCo壱番屋」は踏ん張ってきている印象です。
しかし、強力なライバル不在の一強時代はそろそろ終わりかもしれません。とくに「マイカリー食堂」は独自メニューの挑戦、カレー部員を増やす積極的アプローチなどが話題です。
まだまだ店舗数は少ない「マイカリー食堂」ですが、ここで一気に攻勢に出てくるかもしれません。そうなるとカレー業界地図が塗り替えられる可能性も出てきます。
ココイチのファンブックが発売! 起死回生の起爆剤となるか!?
2023年1月18日にの『CURRY HOUSE CoCo壱番屋 FAN BOOK』(宝島社)(←クリックするとアマゾンのページに飛びます)が発売され、売上が好調のようです。
これです。
『CURRY HOUSE CoCo壱番屋 FAN BOOK』(宝島社)
↑クリックするとアマゾンのページに飛びます。
内容は「ココイチ」のおいしいヒミツを公開するものですが、購買者のお目当ては『店内飲食のお会計総額から10%オフになる、お得なパスポート(有効期限:2024年1月31(火)まで)』のようです。これはお得感あります。10回も行かずに元は取れてしまいます。
この宝島社のファンブックシリーズは1月11日の『カラオケ BIG ECHO FAN BOOK(20%オフパスポート付)』のファンブックが皮切りとなり、今回の「ココイチ」版、さらに2月には「PRONTO」版が発売されるそうです。
『BIG ECHO FAN BOOK【SPECIALパスポートつき】』(宝島社)
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もしかすると、このファンブックが起死回生の起爆剤となるかもしれませんね。
では!
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