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社会問題

【松尾潔氏の契約解除騒動】松尾氏は山下達郎氏を許容する寛容さが必要では?

投稿日:2023-07-02 更新日:

【音楽プロデューサー松尾潔氏が契約解除へ】原因はジャニーズ事務所の発言? いったい何を言った?

 

つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watariです。

 

2023年7月1日に投稿された音楽プロデューサー松尾潔氏のツイートが話題になっています。

 

内容はジャニーズ事務所の問題に言及したことが原因で所属事務所とのマネジメント契約が途中で終了したというものです。所属事務所はミュージシャンの山下達郎や山下の妻・竹内まりやらが所属するスマイルカンパニーで、代表取締役社長は小杉周水(こすぎ しゅうすい)氏です。

 

じつは小杉周水氏の父である小杉理宇造(こすぎ りゅうぞう)氏は元ジャニーズ・エンタテイメント代表取締役社長であり、2019年7月9日にジャニー喜多川氏が無くなる直前の2019年5月31日に事業終了するという関係性が原因ではないでしょうか。

 

つまり、ある意味ではジャニーズ事務所は親戚関係ともいえる関係性です。性犯罪の真実を暴くという正当性に関係なく、身内の噂には蓋をしておきたいという気持ちが働いたのかもしれません。

 

 

・ ・ ・

 

 

では、まずは話題の発端となった松尾潔氏のツイートから紹介します。

 

 



 

 

 

【目次】本記事の内容

「山下達郎さんも会社方針に賛成とのこと、残念です。バイバイ!」は演出ツイート?

松尾潔氏による問題の発端は、下記のツイートです。

 

 

 

最後の「バイバイ!」から松尾潔氏の怒りと無念さが伝わってきます。人によっては「バイバイ!」なんて軽口は失礼だし、山下達郎の名前を出すなんて卑怯だと感じるのでしょうが、私はあえて軽薄さを振る舞って自分を悪者にしようとする演出に感じてしまいました。

 

「いや、そんなの考えすぎだ!」という意見もあるでしょうが、ま、ひとつの意見として聞き流してください。

 

 

・ ・ ・

 

 

このニュースをマスコミはどのように伝えているのでしょうか?

 

 

ん?

 

 

あれ?

 

 

うそ?

 

 

現在は7月1日の22時過ぎですが、検索した結果、大手マスコミでは「東スポWEB」程度でした。あとは「まとめサイト」などがチョボチョボといった感じという状態でした。

 

明日以降になれば他の記事も出てくるのでしょうが、これは忖度というやつでしょうか。

さて、敬意を評して「東スポWEB」の記事を紹介します。こちらです。

 

松尾氏は「15年間在籍したスマイルカンパニーとのマネージメント契約が中途で終了になりました。私がメディアでジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長に言及したのが理由です」と報告。音楽ライターとしての顔も持つ同氏は、騒動となっているジャニーズ事務所の性加害問題に関して、事務所側やメディアの姿勢についてラジオなどのメディアで鋭い分析を行っていた。

 

引用:音楽プロデューサー松尾潔氏がジャニーズ〝性加害〟言及で契約終了 山下達郎も同意(東スポWEB/2023年7月1日 17:48)
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/268244
魚拓URL:https://archive.md/LGSTW

 

 

 

ネットではどのような声が多いのか?

このニュースはYahoo!ニュースで紹介されるも、コメント欄は開かれていませんでした。そこで松尾潔氏のツイートのリプなどを中心に声をピックアップしてみました。

 

<松尾潔氏のジャニーズ問題言及で事務所契約終了に対するネットの声>

・バイバイって言葉、軽いようで重い
・1年後には全て変わります
・最後は金屏風の前で会見して一矢報いて頂きたかったが、更なるご活躍を
・メディアで言及した内容は桜井翔さんについてでしょうか?
・それを言い訳にした「なるべくしてなった」リストラかもね
・スマイルカンパニーの元代表取締役社長とジャニーズ事務所の元顧問は同一人物であり、金屏風事件とSMAP解散騒動の黒幕であった小杉理宇造氏ですもんね…
・「我々が最後に覚えているのは敵の言葉ではなく友人達の沈黙だ」というキング牧師の言葉を連想しました。ちょっと他人事じゃないととらえています
・山下さんは頑なにサブスク対応しない方針のようです。何か信念があるのかと思っていたけど、J事務所やレコード会社との深い関係があるから?
・松尾さんは松尾さんらしく。他人は変えられない、まさにそんな感じに思えました。これからも音楽界に生きていただけたらと思います
・達郎さんはあっち側だったんだ、、。残念。罪と作品には関係ないのスタンスでしたがさすがにこれは許せません。今迄楽しませてもらってありがとうとしか言えません
・山下さんも骨がある方だと思っていましたが、意外と日和っちゃうんですね。これから新天地で頑張ってください!
・現役Artistはサブスクで世界を市場にしないと生き残れないと解っている。予想通り、#山下達郎 も今後の音楽業界なんて知ーらない、利益最優先!性加害も知らん!ってタイプだった
・達郎さんのライブへ行く予定ですが…とても複雑な気持ちです
・松尾先生が、仰られたことは、勇気ある行動やと思いますけど……何だか寂しいですね
・全然スマイルなカンパニーじゃないですね
・あなたは音楽家として、人として、本当にかっこいいです!
・闇深いわ
・正論を述べた方がこんな悲しい事になるなんて…
・関ジャム出られないなんてことは無いですよね? そこが凄く心配です
・権力に逆らうとこうなるっていう見せしめですね。でも、SNSが発展している現代だから、昔のように金と力で黙らせることはできないのに
・日本社会、どこもかしこも権力に忖度。美しい日本人のプライドはいずこへ
・らしくご活動ができるよう、祈念しております
・周りに流されないで、ぶれない軸を持って行動される松尾さんは素敵です!
・闘志が感じられるツイートですね
・「ヤワなラブソング」を作るお方はヤワじゃない、ということを僕たちは知っています
・おめでとうございます。そんなことで契約を打ち切るような事務所から、揉めることなく離れることが出来て最高にラッキーだと思います
・お若い頃、R&Bのアルバムのライナーノーツを書いておられた頃から、松尾さんの存在を知っている同世代です。ライナーノーツを書いてたライターさんが、ChemistryやEXILEなどを手掛けるプロデューサーになったのに驚き、誇らしく思ってきました。拾う神はあります。負けないで下さい
・心身ともに消耗する事態に直面しておられるわけですが、にもかかわらず、あるいは、だからこそ、できるだけ無理を避け、心身の健康に、ご留意ください
・理不尽が罷り通る世の中
・松尾さん応援します
・音楽業界が善い方向に行きますように願っています
・スマイルカンパニーに居ながら自由に物を言うのは無理ですね。そういう理由で人材を手放すとこに長居する必然性は無いので、これからは松尾さんが気持ち良く仕事をやれる環境で活躍して頂きたいです
・人それぞれの事情と正義があるでしょうから、断片的な情報だけで誰かを否定するような事はしたくはありませんが、松尾さんの姿勢と潔さには敬服します
・松尾さんの発言は、非常に勇気のある発言だったと思います
・松尾様、昔のBMRの記事とツイッター上でしか存じ上げませんが、今後も活躍期待しています。そのままのスタンスで!
・ワイはジャニオタですが関ジャムにも関わって下さった松尾さんにこの仕打ちは悲しいです・・・
・どこに所属しようがしまいが、松尾さんの詩、曲は私たちの宝物
・ご英断に敬意を表します
・長く一緒に仕事していると良くも悪くもシロクロYesNoの判別そして同じと思っていた方向性がズレてくるどの仕事でもある
・松尾さんは、物申せない事が、エンタメを閉鎖的にし、信頼を無くし、このままでいいのか!と、声を挙げられたと思います
・松尾さんの意見には全面的に賛成ですが達郎さんもご自身の立場も考えたら致し方ない判断なのですね。せめて個人的な付き合いとたまのラジオのゲスト出演は続けていただくことを願っています
・またキャスターな会に出演してくださるといいな〜
・衝撃です
・こうやって”忖度”という形で、業界内部からの浄化姿勢は摘み取られてゆくのか。これからも今まで通りの活躍(本業も、声を上げることも)に期待しています
・なんだかビックリです‼️ 悪い事は悪い、良い事は良い‼️と発言する事がなんで悪いのでしょうかね⁉️ 黙っていればいいと言う事務所を離れていいと思います
・長年に渡る小児愛者の犯罪を無言で擁護する日本のメディア、エンタメ関係者にはほとほと呆れともどかしさを感じるこの頃です
・松尾さんとスマイルカンパニーさんとの間でどの様な話し合いがなされたかによって考えが変わりますよね。「友達の家庭やそこの親戚問題の事を外野の僕が勝手にSNS上で広めたら友達の縁を切られた」というふうに当てはめて考えると複雑な心境ですね
・業界内で、ジャニーズ事務所にNoという態度を表明した勇気を尊敬致します
・物言えぬ世の中では音楽界も疲弊しますね
・偉そうな人にヘコヘコビクビクしながら日々を過ごして心を失う。。。松尾さんがそんな人間じゃなくて良かったです
・問題になっていることに沈黙するようになったとき、我々の命は終わりに向かい始める
・悪いものは悪い、いいものはいいと、自由に発言できる芸能界になりますように
・他社の批判なんてしたら一般企業でも処分されるだろう普通
・権力に従う時代は、もう終わっています。正しさは、自分が決めて良いのです。正しき行いは、良い結果が必ず訪れるんです。因果応報です。お釈迦様は、『どんな昔にやった行いでも、どんな遠くでやった行いでも、堂々としていない。必ず、良い結果が来るよ。』と説かれています
・J事務所とスマイルカンパニーとの関係性が見えました。古くは中森明菜さんの金屏風記者会見、SMAPの解散にも関与しているとの事。今はSNS全盛期古い、悪い風習、関係など直ぐに暴かれます
・中途で契約が終了というのはよっぽどのこと。達郎さんを尊敬していたこともよく知っています
・ライターとしての矜持を示した結果なのでしょう。立派だと思います。子どもの犠牲の上に成り立つエンタメなんかあり得ない!
・声をあげていただきありがとうございます
・社会に対する考えや思いを自身の大事な生活、人生かけて伝えてくださったこと忘れません
・松尾潔氏…わざわざ腹いせのように、山下達郎さんの名前を出しての印象操作は嫌らしくないですか?
・日本のマスコミ、芸能会では子供の性被害なんてどうでもいいんだろうなあ。不倫のほうが大罪ってか?
・ジャニーズは後ろの穴と人生をささげて頑張ってる人たちがいっぱいいるんだから、こういう裏側から刺す人を許しちゃいけないと思う
・性加害者組織への非難でなく、未成年者性加害組織を擁護する日本社会はもう終わりです
・被害者をはじめとした声を上げた人へのジャニーズファンの攻撃が日に日に酷くなっている。厄介だ
・人道連れにして子供かこいつ。山下達郎さんが同意って、性加害賛成な人間なんかいる訳ないだろ。言えばあんたみたいに契約終了になるなら責められねーよ
・好きな歌手のCDの歌詞カードによく見かけてた名前の人だよね。負けないで
・「僕はこんなんで辞めさせられます。みんな聞いてー」とばかりのなんの中身もないツイート
・今も出てるかわからんけどテレ朝の関ジャニの番組に結構出てたよな
・言及することも許されないタブーなのか
・スマイルカンパニー サーバーダウンw
・スマイルカンパニーサイト死んでるのか
・代表的な例が政治絡みだが、広く深く根を張ってる組織ってのは情報が周知される時代になってもどうにもならんのかね
・山達も番組でジャニー喜多川のこと散々礼讃してたしな。特集までして。その後全く今回の一連の騒動に対して口をつぐんで。立場もわかるけど
・ジャニーズメンバーには罪は無いからな。仕事を一緒にしている同士だし、スキャンダラスな時事より大切するものがあったんだろ
・仕事もらう立場でどよく分からないことに首突っ込む奴がばかだろ
・普通に考えたら被害者側が証拠出さないと周りの人間はなんともいえんぞ
・きな臭いとかいってる変なのが沸いてるけど普通のこと言ってるだけやん
・山下達郎が松尾を切り捨てるとは考えづらい。山下達郎ですらジャニーズの巨大な圧力に勝てなかったと判断するべきだろう。結局さ、力には力でしか勝てない

 

 

・ ・ ・

 

 

炎上するというところまではいってない印象です。

 

それにしても2023年6月30日から「山下達郎 PERFORMANCE 2023 Supported by Rakuten Card」がスタートしたばかりで、2023年7月2日(日)には中野サンプラザさよなら公演を行うタイミングですので、マスコミもあまり取り上げたくないでしょう。

 

 

◯スマイルカンパニーのサイトはダウン中

現時点(2023/07/01 23:45)でもスマイルカンパニーのサイトはアクセスができません。かなりの数のアクセスがあるのでしょう。

 

アクセスすると、こんな表示が出てきます。

 

【音楽プロデューサー松尾潔氏が契約解除へ】原因はジャニーズ事務所の発言? いったい何を言った?
https://www.smile-co.jp/

 

 

調べてみると、マイルカンパニーのサイトは「さくらインターネットサーバー」ですね。いくつかプランはありますが、「さくら」は大量アクセスに強い印象はありません。スタンダードプランで1日あたりの転送量は80GBですので、一気に数万アクセスがあった?ということでしょうか。スマイルカンパニーのサイトの内容がわからないので明確に判断できませんが……。

 

 

◯ネットの声だけ? 日本が分断されてきている?

ネットでの声には山下達郎さん絡みの厳しい声もあがっていましたが、それはほとんど割愛しています。

 

結局、ネットでは意見が極端にわかれてしまいますね。とくにコロナ以降、あちこちで分断が起きている印象です。

 

今回の件も「善か悪か」「好き嫌いか」「忖度か正論か」みたいな形になっているのが残念な印象です。

 

 

そこまで白黒つけなくてもいいんじゃないの?

 

 

そんな気分になってしまいます。

 

 

では、松尾潔氏はどんな発言をしてきたのかを自分なりに検証してみようと思います。

 

 

 

松尾潔氏によるジャニーズ問題に関する発言の紹介

すべてをチェックできていませんが、松尾潔氏によるジャニーズ問題に関する発言をピックアップしています。内容の一部を抜粋しているだけですの、ぜひ全体をご確認ください。

 

◯松尾潔「私はタレントを守りたい」ジャニーズ社長に記者会見求める(2023.05.15)

前日の5月14日、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長がジャニー喜多川氏からの性被害に対する自身の見解を動画と文書で発表しています。

 

事務所が発表した文書を、私は何度も読み直しました。その要点は4つあると思います。①記者会見はしない、②事実認定をしていない、つまり性加害をきっちりとは認知していない、③第三者委員会の設置を否定している。その理由は、現および元所属タレントを守るためだというふうに言っていますが、私から見れば事務所の保身ではないかという疑いを捨てきれません。④経営陣の引責辞任に関しても否定。

つまり「4つのNO」ですね。記者会見はしない、事実認定をしない、第三者委員会は設置しない、引責辞任もしない、と。これで納得する人がいるでしょうか?

 

引用:松尾潔「私はタレントを守りたい」ジャニーズ社長に記者会見求める(radiko news/2023.05.15 up)
https://news.radiko.jp/article/station/RKB/88545/
魚拓URL:https://archive.md/PBN9M

 

 

 

◯松尾潔「寡黙を日本の伝統として褒めそやすのは、もう止めにしませんか。」(2023.05.19)

日刊ゲンダイでの連載「松尾潔のメロウな木曜日 」での発言です。松尾氏は口を開く理由として「見て見ぬふりは気分が悪いから」「いつも人を動かしてきたのは正義より生理ではなかったか」「タレント最優先の原則を死守しなければこの国のこの業界は滅びるという危機感がある」と訴えています。

 

(藤島ジュリー景子社長は)ドラマ『3年B組金八先生』等に出演していた元俳優とはいえ、現社長の彼女が顔を出して謝罪したのにはたいへん驚いた。同社トップだった叔父のジャニーさんも母親のメリーさんも、表に顔を出さない裏方という姿勢を終生にわたり貫いたからだ。遅くはあったが、老舗の社是を変えて顔出しに臨んだ決断は、現トップが事態を深刻に捉えていることを証明するには十分だった。

引用:寡黙を日本の伝統として褒めそやすのは、もう止めにしませんか。(日刊ゲンダイ/2023/05/19 06:00)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/323178/2
魚拓URL:https://archive.md/54B7X

 

 

 

◯松尾潔「ジャニーズ問題はメディア全体のあり方が問われている」(2023.05.22)

RKBラジオ『田畑竜介 Grooooow Up』で「ジャニーズ問題はメディア全体のあり方が問われている」とコメントしました。

 

「創業者がワンマンで、ゆえに会社も大きくなったんですが、変なルールが残っていましてね」みたいな会社があるでしょう? そういうことはどこにでも転がってる話だと思います。もしかしたら「うちの父親がそうだ」という人が、リスナーの中にいるかもしれませんね。でも、正すべきところは正しましょう。

いっそのこと、これを機に“キャスターごっこ”はみんな辞めたらどうかと思います。そもそも僕は、キャスターを名乗る人が民間企業のCMに出るような状況はおかしいと思っているので。

今回の問題は一事務所だけのことではありません。このタイミングで、朝日、読売、毎日といった大手新聞社、テレビのキー局、さらに音楽業界4団体が共同声明を出すべきです。そうしないと、この国のエンターテインメントビジネスの地盤沈下は避けられないと僕は思っています。

 

引用:松尾潔「ジャニーズ問題はメディア全体のあり方が問われている」(radiko news/2023.05.22 up)
https://news.radiko.jp/article/station/RKB/88936/
魚拓URL:https://archive.md/lQtnn

 

 

 

◯【ジャニーズ】松尾潔「ジャニーズ問題はメディア全体のあり方が問われている」(2023.06.20)

6月12日に前検事総長の林真琴氏や精神科医などで構成する、故・ジャニー喜多川氏の性加害疑惑を調査する、外部専門家による再発防止特別チームが記者会見を開きました。これを受けての発言です。

 

林氏(座長の林元検事総長)の言葉をそのまま引用するならば、「ジャニーズ事務所が設置したものなので(報酬も事務所から)いただく」と。そして調査結果をいつ、どんな形で公表するかについても、ジャニーズ事務所にイニシアティブ(主導)があるということです。

そういうところが問題ではないのでしょうか? そして、なぜ社長が同席しないのでしょうか? 企業ガバナンスとして、社会的に影響の大きい組織であれば、当然やっていることでしょう。

 

引用:ジャニーズ性加害問題「メディアの風向き変わった」松尾潔が評価(radiko news/2023.06.20)
https://news.radiko.jp/article/station/RKB/90569/
魚拓URL:https://archive.md/rJjem

 

実際のところ、普通のことを言っている印象です。いや、むしろジャニーズ事務所に対しての前向きな提言だったのではないでしょうか。

 

松尾氏の番組や記事について当事者がどう感じるかはわかりません。しかしこの問題をソフトランディングさせるためには、ある程度の痛みも必要となります。

 

昭和からの芸能界を牽引してきたジャニーズ事務所だからこそ、モヤモヤしたまま時間が解決するとばかりにジッとしているままでいる選択は残念すぎますから。

 

参考:
・松尾潔(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E5%B0%BE%E6%BD%94
「現代黒人音楽の研究者、紹介者であると同時に、プロデューサー、ソングライターとして音楽制作にも直接関わる存在。音楽プロデューサーやソングライターとしては、SPEED、MISIA、宇多田ヒカルのデビューの際のブレーンの一人として、あるいは平井堅のブレイクの仕掛け人やCHEMISTRYの生みの親として彼らを成功に導き、日本の音楽シーンに多大な貢献をしている。それ以外にもEXILE、三代目J Soul Brothers、東方神起、DOUBLE、JUJU、由紀さおり等、数多くのアーティストの楽曲制作に携わっている」

・松尾潔ツイッター
https://twitter.com/kiyoshimatsuo

・スマイルカンパニー公式サイト
https://www.smile-co.jp/

・スマイルカンパニー(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%8B%E3%83%BC

・小杉理宇造(Wikipedia スマイルカンパニー元代表取締役社長/ジャニーズ事務所元顧問/元ジャニーズ・エンタテイメント代表取締役社長)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%9D%89%E7%90%86%E5%AE%87%E9%80%A0

・小杉周水(Wikipedia スマイルカンパニー代表取締役社長)
https://ja.wikipedia.org/wiki/Shusui

・ジャニー喜多川(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%8B%E3%83%BC%E5%96%9C%E5%A4%9A%E5%B7%9D

 

 

 

やはり大手マスコミは問題をスルー? FLASH、サイゾー、日刊ゲンダイが後追いするも……(2023/07/03更新)

松尾潔氏のマネジメント契約の中途解約問題についてですが、現時点(2023/07/03)で取り上げているのが「FLASH」「サイゾー」「日刊ゲンダイ」といったところです。どうやら大手マスコミは問題をスルーするようです。

 

では、3つの記事を確認してみます。

 

サイゾーについては何も新しい事実は書かれていませんでした。ディープなエンタメニュースを標榜している日刊サイゾーとしては腰の引けた当たり障りのない内容でした。

私が知らなかったのは、山下達郎氏が初代ジャニーズのファンだったことぐらいでした。

 

山下氏は、60年代にあおい輝彦氏ら4人で結成された初代ジャニーズのファンとしても知られ、2020年7月5日放送のTOKYO FM「山下達郎のサンデー・ソングブック」では、ジャニー喜多川氏の一周忌を記念して「初代ジャニーズの洋楽アプローチとアメリカ進出計画」という特集を組んだこともある。

 

引用:ジャニーズ批判で事務所クビ、山下達郎氏に飛び火のワケ(日刊サイゾー/2023/07/02 22:00)
https://www.cyzo.com/2023/07/post_349726_entry.html
魚拓URL:https://archive.md/yS71z

 

 

◯ジャニーズはジャニーズ事務所からのデビュー第一号アイドルグループ

ジャニーズは1962年4月結成し、「初代ジャニーズ」などと呼ばれるとおり、 ジャニーズ事務所からのデビュー第一号アイドルグループです(1967年12月31日解散)。メンバーは飯野おさみ、真家ひろみ、中谷良、青井輝彦(あおい輝彦)の4人です(当初は長田晴夫を加えた5人でしたが脱退して事務所を移籍してソロ歌手へ転向)。

 

検索すると、当時の映像も出てきます。かなりキレのあるダンスはセンセーショナルだったことでしょう。

 

 

ちなみに解散した理由は……結成前からの性的行為、さらに無報酬で働かされたという金銭問題などが原因とされています。関連書籍として当時のメンバーだった中谷良さんによる告白本『ジャニーズの逆襲(1989年刊行)』(←クリックすると、アマゾンのページに飛びます)が有名です。

 

参考:
・ジャニーズ(ジャニーズ百科事典)
https://jjpedia.web.fc2.com/johnnys.html
魚拓URL:https://archive.md/6ugd2

・あおい輝彦が昔いた初代ジャニーズの解散理由が酷すぎる!
https://koimousagi.com/35932.html
魚拓URL:https://archive.md/vOknP

 

 

・ ・ ・

 

 

つづいて「FLASH」の記事です。

 

「FLASH」では7月2日に閉館する「中野サンプラザ」のラストステージに立つ山下達郎氏の話が中心でした。

 

閉館と同じ日である7月2日に放送された『山下達郎のサンデー・ソングブック』(TOKYO FMほか)の放送内容も取り上げつつ松尾潔氏の話へとつなげる形でしたが、やはり無難にまとめた印象です。

 

ちなみに中野サンプラザに対する山下達郎氏の想いは、以下のようなものです。

 

(中野サンプラザの)閉館に合わせて、ツアーを例年より早めたことを明かした。

「43年、中野サンプラザでやっております。50年中、5分の4以上をやってまいりました。本当は、もっと華やかな人が記者会見をやり、花火を上げてやらなければならないんですけど、私はそういうセンスじゃございません」

 

引用:山下達郎、中野サンプラザの“大トリ”公演へ 音楽プロデューサー松尾潔氏「契約終了」ツイートで集まる注目(FLASH編集部/2023.07.02 19:30)
https://smart-flash.jp/entame/242309/1/1/
魚拓URL:https://archive.md/Ms85P

 

「FLASH」の記事はYahoo!ニュースでも取り上げられ、コメントは300弱ほど書き込まれました。その一部をピックアップしておきます。

 

 

◯FLASH記事「山下達郎、中野サンプラザの“大トリ”公演へ」に対する声

記事は山下達郎氏のサンプラザ公演の話が中心でしたが、コメントの内容はどのようなものが多かったのでしょう。

 

<FLASH記事「山下達郎、中野サンプラザの“大トリ”公演へ」に対する声>

・スマイルカンパニーとジャニーズの根深さは双方の社長の関係だけでもなかなかのものです。ずっと昔から続いていたんでしょうね。別にそれはいいんだけど、性被害の立場に寄り添って発言した人を契約途中で切るというのは、ジャニーズにとってもマイナスなのに何故こういう悪手ばかりとるんだろう。スマイルカンパニー側の忖度なのかもしれないけど、メディアの忖度やらスポンサーの忖度やらジャニーズを取り巻く忖度にうんざりです
・「達郎さんは悪くないんじゃないか。達郎さんでなく会社の方針だから…」と歯切れ悪く山下達郎氏を庇ってるのを見るとファン心理というのは本当に根深いものだなあと感じる
・も事務所に松尾さんを誘ったのは貴方。辞めさせるなら松尾さんにオフレコで良いから何かコメントをしてあげないと
・山下達郎は80年代にはジャニーズべったりでしたよ。妻のまりあさんはジュリー社長と旅行に行く位の仲良しさんです
・彼を長年支えてきたのは日本の消費者なのだから恩返しの意味でも日本社会に貢献するようなことをしてもらいたいものだが、芸能界での未成年に対する性加害の追及に後ろ向きなのはいかがなものなんだろうね
・もともと小杉さん絡みだし楽曲提供でもつながりが深いのだからいつかは火の粉が…だろうとは思っていたが、ようやくここに話が飛んで来たかという感じはする
・今回の松尾氏の件は残念すぎる。そりゃいっぱい曲書いたし稼がせてもらった感謝もあるだろうけど
・事務所を守る選択はショック
・山下氏がこれまでジャニーズと密接な関係を持ってきたのは「仕方がない」とするとして、それをそのまま続けるのか、それとも路線を変えていくのかという最後の分岐点だったんだと思います。山下氏は、ジャニーズとの関係を一切変えず一蓮托生だとして今後も生きていくという選択をしたのでしょう
・松尾氏の心中を想像するだけで胸が痛くなる。こういう事態になる可能性があると解った上で、それでも言わずにはいられなかった
・昔は好きだったけど、クレジットカードとの抱き合わせのファンクラブ、嫁のベストアルバム「Impressions」のライナーでの中森明菜批判、メリー喜多川の接待でハワイ旅行、ガッカリする出来事が多過ぎて嫌いになりましたよ、でも一番最高に幻滅したのは某年の中野サンプラザでのMCです。「結婚して子供が産まれて一人前の人間になれた気がする」。聞いててゾッとしましたよ
・自分は嫌われない、という自信のもとに他人を気遣えない発言が過去に何度かあるから、いつかこうなる気がしてた。サブスクも音質が悪いから絶対に解禁しない、とさんざん批判してたのに自分は使ってる、て意味不明だったし
・今回は完全に受益者側の忖度という感じで悪人の仲間たちの一員ですね。功利主義者という意味でも実にシティポップだと思います
・残念な話ですが、事務所関係者からしたら、逆に、何で今更みんな騒いでいるのか、みんな知ってて目を瞑っていただけなのに?と思っているのかも。世間が騒いだから態度を変えるのはナンセンス、なんて言いそう
・楽曲自体はすごいけど特にメッセージ性はないシティポップだし、むしろキャラクターとしては妥当な気もします
・「長いものには巻かれろ」的意見も散見されるが、悪いことを率直に悪いという松尾氏の行動を賞賛する
・CITY POP ブームにのってアナログ出したり、限定といいながら再プレス。コロナの時はヤダと言ってた配信ライブ。CD売れなくて喰えないからライブやります、充分喰えてるよね? とか矛盾が沢山あった。要は金ですよ、金
・達郎夫妻も、今は新しいヒット出せないから、余計にジャニーズ事務所に忖度しないと
いけない弱い立場なんですよ。それなら、自分達は市井で頑張って生きてる人達のために歌ってるとか、綺麗事言わなきゃいいのにね。しらじらしいわ
・たくさんの名曲、ありがとうございました。サタデーソングブック→サンデーソングブックでのトークも、いろいろ得るものがあって楽しかったです。だけどもう、それも終わり。Respect(リスペクト・尊敬)が、わずかな時間でDisrespect(軽蔑)に変わるということを、はじめて体験してしまいました
・こういう事になっているのにジャニーズ事務所は未だだんまり、松尾さんがやめた件もテレビ、ラジオでは報道されない。おかしい!
・この記事、肝心のスマイルカンパニーの前社長の小杉理宇造氏に触れてませんね。そこに触れないと一般の人には伝わらないんじゃないかなあ。ジャニーズ事務所の顧問だった人ですよ
・山下達郎も竹内まりやも、当然、ジャニー喜多川の少年たちに対する卑劣な行為を「知っていた」から、今さらそれを糾弾する側に堂々と回れないんだよ。糾弾したら、いずれ「お前らだって、知ってたくせに何言ってんの? ビジネス優先で、少年たちが苦しむのを見て見ぬふりしてきたんだろ? 同罪だよ」って責められるからね
・流石に発言後、何が起こるか分かってるでしょうから。平たく言えば表だって取引先批判、スポンサー批判した会社員。今後の松尾氏の動きに注目ですね
・今回の騒動で芸能界の闇の深さが改めて浮き彫りになりましたね
・かっこいい唯一無二の音楽を作り、自身をロッカーと言いながらやってる事はアンモラルな忖度。もう達郎は聞かない
・大きな取引先の悪口いうのは許さないぞっていうことでしょう
・達郎にしてみれば小杉との関係性もあるわけだし、泣いて馬謖を斬るではないが 松尾の発言を肯定してやることも出来なかっただろう。こうなることは織込み済み。その批判も無言で引き受けていくだろう。ジャニー喜多川の禄を食んでいたというのはそういうこと

 

・ ・ ・

 

「がっかりした」という声が多いのはわかります。山下達郎氏は酷評を黙って受け入れるか、耳を塞ぐしかないのでしょうね。あとは山下達郎氏のまわりが判断して行動するしかないでしょう。

 

 

・ ・ ・

 

 

ラストは「日刊ゲンダイ」の記事です。

タイトルは「山下達郎が中野サンプラザの掉尾(ちょうび)を飾るも…ジャニーズと“蜜月”で性加害問題ダンマリ貫くのか」といった告発的な内容かと思わせますが、実際はそうでもありませんでした。

山下達郎氏が中野サンプラザ最多となる96回のコンサートを行ったこと、スマイルカンパニーは山下達郎の著作権管理等を目的として設立されたことなど、既成事実を並べただけで終始した印象です。

 

締め部分だけはギリギリ絞り出した言葉で一矢報いた感じでしょうか。こちらです。

 

中野サンプラザの掉尾を飾った山下達郎。だが、ジャニーズ事務所との関係を優先し、ジャニー喜多川氏の性加害問題についてダンマリを決め込むのなら大いに晩節を汚すことになる。

 

引用:山下達郎が中野サンプラザの掉尾を飾るも…ジャニーズと“蜜月”で性加害問題ダンマリ貫くのか(日刊ゲンダイ/2023/07/03 16:07)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/325424/2
魚拓URL:https://archive.md/3kHnb

 

しかし「日刊ゲンダイ」の記事はYahoo!ニュースでも取り上げられ、コメントは1000件を超える数が書き込まれました。やはりタイトルに感化された人も多かったのかもしれません。その一部をピックアップしておきます。

 

 

◯日刊ゲンダイ記事「ジャニーズと“蜜月”で性加害問題ダンマリ貫くのか」に対する声

前出のFLASH記事へのコメントと大差はないのでしょうか。確認してみます。

 

<日刊ゲンダイ記事「ジャニーズと“蜜月”で性加害問題ダンマリ貫くのか」に対する声>

・普段から辛口の山下達郎がジャニーズには批判はしないんだ。昔からマッチなんかに曲提供してるからとはいえ、ダメなものはダメと言う人かと思ってたので残念ですね
・昔から音楽の質については「良心」を強く持ちこだわりの人だけど、いわゆる人間関係とか物事の善悪みたいなことはあまり言わない人だよね
・社会問題に一切言及しないという方針は理解できるけど、発言した社員をクビにするのは行き過ぎだ
・嫁が楽曲提供した「駅」で中森明菜さんをたたいていたのもジャニ側の指示なのかなって今となっては思う
・ジャニ批判者を業界から抹殺。批判を自分が口にしないまでも、やってる事は自社のハラスメントの片棒担ぎ
・山下達郎さんはマッチさん、キンキさんの時代からジャニーズは大得意様だったからね。同様の人にマツコ・デラックスさんがいると思ってる。明石家さんまさんも半分足突っ込んでるけど
・達郎氏は芸能評論家ではなく(音楽評論家的なところは多々おありになりますが)一ミュージシャンであり、音楽で飯を食っている一商売人。収入に影響、もしくは無くなるような事をわざわざアクションしないのでは?
・山下達郎と竹内まりやの曲は、大好きだ! だからこそ、契約終了のことについては、ハッキリとした声明を出してほしい! 何も言わない大人がいることで、若い人たちが被害にあってはいけない! 山下夫妻には、自分の子供がそうなったらと考えて、行動してほしい
・話す話さないは山下さんの自由だからそれはマスコミに言われる事じゃない。しかし同じ事務所所属ミュージシャンがその事に言及したら解雇され、そこに助け舟も出さなかったそうですね。それを聞いてガッカリしました
・達郎さん側のコメントが今のところ無いので真偽は不明だが、近藤真彦の「ハイティーンブギ」以来、ジャニーズ所属歌手に曲を提供し続け、最近も嵐のシングルや木村拓哉さんのアルバム曲を提供、編曲にも演奏にもほとんど関与。ジャニーズ側だとしても不思議ではありません
・山下達郎さんですらジャニーズ帝国の前にひれ伏してしまうということで、芸能界の闇を感じる。ジャニーズが力を持ちすぎたせいで、テレビや雑誌などのメディアも、音楽も、Jpopも多様性が奪われ、レベルが下がってしまった
・自身のラジオで、尊敬する人は誰ですか? という質問に対して、この業界とか有名人にはあまりいないが、あえて挙げるとするとジャニー喜多川と言っていた。ジャニー喜多川の罪を許容してると思われても仕方ない
・山下達郎にはがっかりしたな。もうちょっと骨のある、こだわりのあるアーティストだと思っていたから
・佐野元春は昨日の大阪フェスティバルホールで、大人が立場を利用して夢見る無防備な子供に危害を加える現在のエンタテインメント業界の罪について憤り、彼の最近の曲である“エンターテイメント“をコヨーテバンドの最高の演奏と共に力強く歌った。本当に素晴らしかった。彼はデビュー後の元春ブームからマネーゲームを避けて理想をぶち上げて理想のまま40年以上突き進んできた唯一のアーティスト。大人の都合だけで作られた金の匂いばかりのエンターテイメントなんてどこに夢と希望がある?
・正す道は賢い消費者になる事。おかしな事をやる会社の商品は買わない、、見ない、話題にしない。会社ってのは社会的信用で成り立つものであるべきで信用のないおかしな会社は成り立たせてはならない
・「ミュージシャン」だと思ってたんだけど、幻滅した
・進歩的でポップで不法な権力には進んで物言える人と勝手に思っていただけに残念
・事務所を批判した松尾さんを切ったのは間違い。これを批判しないメディアがあれば、又も同じことを繰り返しているだけ
・音楽の才能は素晴らしいと思う。が、人としての魅力は昔からない人だと思っている。ラジオを聞いても「山下教」の信者ばかり
・松尾潔さんのツイートはセンセーショナルでしたが、Twitterの閲覧制限と被ったおかげで霞んでしまい、スマイルカンパニー側はホッとしているのでは?
・私も山下達郎さんのラジオを聴いていて、違和感を感じていました。なぜジャニー喜多川による子どもへの性加害について、言及しないのか。達郎さんはこれまで、コロナや政治問題など何年にも渡って自分のラジオで考えを述べていました
・山下達郎が中森明菜の「駅」を「そのアイドル・シンガーがこの曲に対して示した解釈のひどさにかなり憤慨していた」とわざわざをライナーノーツに書いてまで批判したのは、メリーが明菜を嫌ってたのも少しはあるのかな
・ジャニーズ上層部がしっかり決着つける対応しないから色々な人達が巻き込まれてる
・70年代から山下達郎と二人三脚でやってきた「小杉理宇造」という人物がいます。達郎のための事務所スマイルカンパニーを立ち上げて社長を務め、ジャニーズエンタテイメントの社長も務めた人です。この人と達郎の歩みを鑑みれば、達郎の取った態度は「まあ、そうだろうな」と。古くはマッチと明菜の金屏風事件でもいろいろ噂されましたから。当時にネットがあれば炎上したでしょうね。これまでの言動から、達郎はかなりビジネスライクな人であることは分かっていたので「ついにこの日が来たか」という感じですね
・山下達郎はただの音楽好きのミュージシャンですよ。しかし事業主の側面も当然あるし、お金の心配してたら良い音楽なんか作れないし、そりゃお金になる木としての音楽制作なんだよね
・コメント出すとしたらスマイルカンパニーの社長でしょう。達郎は長いものに巻かれただけです
・いわゆる全共闘世代で、学生運動をしていた人達の多くは、自分達がなぜ国家権力に勝てなかったのか、最終的に連合赤軍の内ゲバまで行った運動についてどう考えるのか、しっかり総括することなく、その後も「なんとなく中道左派」のような態度を取り続けている人が多く見られる。山下達郎も坂本龍一もそんな人というい印象です
・辛辣な意見言うけど悪人になるのは避けたいって感じ。山下の尊敬するジェイムスブラウンはバリバリ共和党支持で「自由が欲しけりゃ金稼げ」って公言してニクソンとも面会してる。ヒッピーボケのミュージシャンが大半の70年代では相当居心地悪かったと思うけど、山下には無い突き抜けた潔さはある。還暦過ぎて警官とカーチェイスしたしね
・山下達郎がジャニーズ問題をどうこう言う必要は無いと思うし、その立場にあるわけでもないからそこはどっちでも良い。だけど、「ジャニーズ批判を主たる理由に解雇」なんて言論封殺する方針に【賛同】するなんて「表現の自由」の下に楽曲を作り続けて、その恩恵まで受けてきた人間としては筋が通らないよね
・この人は、音楽家としても自分より凄いやつは居ないと信じてる人で、昔アイドル出身の女性歌手が、彼の曲を歌ってるのを、昨日今日出てきたような子が俺の歌歌えるわけないとラジオで辛辣に批判してたから、ジャニーズと共演というだけで驚きだ(笑)。なのでこの人に正義感を求める方が無理がある
・事務所は山下達郎が立ち上げて、仲の良いジャニー氏のジャニーズ事務所から連れてきた人を社長に据えたと聞いたが。その事務所でジャニーズ批判をしたら首になったというのとでしょう。山下氏も社長もジャニー氏が男色家であることはよく知っていたはずだから、「いまさら、そこをつつくな」という気持ちなのだろう
・山下達郎氏は偏屈でプライドは高いけど、ダメなものには相手関係なく毅然とした態度を取れる人なのかと思っていたが違ったようだ
・山下氏自身は、ここまで世話になったジャニーズ事務所&故・ジャニー喜多川氏に今更手のひら返しをする事=晩節を汚す事、と認識しているようです。ジャニーズ事務所やジャニー氏に仁義を通す事が非なのか、知っていることを率直に話しジャニーズに改善を促すことが非なのか、あとは山下氏自身の判断に任せるしかない
・達郎さん本人がダンマリなのは喋りたくないんだから別に問題ないと思う。(色々な意見はあるにしてもそれは本人の自由意志)
でも今回は松尾さんの発言を非として契約解除までするのは完全に悪手達郎さん本人がダンマリなのは喋りたくないんだから別に問題ないと思う。(色々な意見はあるにしてもそれは本人の自由意志) でも今回は松尾さんの発言を非として契約解除までするのは完全に悪手
・松尾氏のジャニーズへのコメントを見たが、極めて理性的で合理的なことしか書いてなかった。もし、ジャニーズ批判が解雇理由なら立派な言論封殺であり、憲法に違反している。スマイルカンパニーは解雇理由にジャニーズが関係しているかどうかは社会的に説明する義務を要する。理由いかんでは一企業の問題に止まらないし、そうした企業の姿勢がジャニーを野放しにした原因であると反省していない証左であるからだ
・忖度ってより昔からジャニーさんとメリーさんとは仲良かったからなんだろうね
・山下達郎さんが長いものには巻かれる様な人だったとは思いませんでした。昔はオフコースとガチバトルしてた様な無骨な男気のある人だと思ってましたから残念でなりません。心底がっかりしました

 

 

・ ・ ・

 

 

コメント欄が山下達郎氏の批判で埋め尽くされていた印象です。

 

今後、山下達郎氏が何らかのアクションを起こすことはないでしょう。問題は松尾潔氏がどのような道を辿るかですね。その部分は注視していこうと思います。

 

 

 

遅れを取った?が、破壊力ある文春砲で明らかになった新情報(2023/07/05更新)

松尾潔氏の契約解除問題で文春砲が炸裂しました。今回の報道では少し遅れをとっていた印象でしたが、きっちりと破壊力のある一発を放ってきました。

6月2日、スマイルで全体会議が行われた。

「社長が『小杉家と山下家と藤島家は義理人情で長年繋がっている。わが社もジャニーズシンパだということを忘れないように』という趣旨の発言をした。その日、社長が松尾さんに契約解除を伝えたようです」(事務所関係者)

 

引用:“わが社もジャニーズシンパ” ジュリー社長に会見要請した松尾潔氏の契約解除 山下達郎の所属事務所で何が起きたか 山下はラジオで見解表明へ(週刊文春/2023年7月5日)
https://bunshun.jp/articles/-/64130?page=2
魚拓URL:https://archive.md/5g3JP

 

説明不要ではありますがあらためて説明すると、小杉家はスマイルカンパニーの社長、山下家は山下達郎氏、藤島家はジャニーさん一族となります。

 

義理人情で繋がっていることは悪いことではありません。いわば盃を交わしたような関係ということでしょう。あとはまわりが反社なのかどうかを判断すればいいことです。

 

さらに興味深いのは、山下達郎氏が日曜日(7月9日か?)のラジオ『山下達郎のサンデー・ソングブック』(TOKYO FM)で、性加害問題について言及する予定という話です。

 

きっと、こんな話をされるのではないでしょうか(以下妄想)。

 

<山下達郎氏のラジオでの発言(妄想編)>

「7月9日はジャニー喜多川さんの命日です。僕にとってジャニーさんは恩人であり、芸能界の厳しさを教えてくださった大切な人です。いくら感謝しても足りません。その、僕にとって大切な人であるジャニーさんの問題が、世間では大きく取りだたされています。亡くなって丸4年経っても、こういった話題になることの凄さを感じるとともに、すでにお亡くなりになった方に対し、このような仕打ちをすることで成仏できないのではないかと心配にもなります。

先日、ジャニーズ事務所所属の中島健人くんと話をする機会がありまして、そんな話になりました。そのときに健人くんは「達郎さん、ぼくはジャニーさんと出会って人生が変わりました。こんな状況だからこそ、笑って立ち向かいたい。石を投げられてもパンで返すだけですよ」と言うんですよね。まったくそのとおりだなと。

僕は恩人に対して厳しい言葉を浴びせられることに我慢できるほど大人ではないようです。それが僕の率直な気持ちであり、世の中へのアンサーです」

 

実際に本当に何かを語るかどうかはわかりませんが、奇しくも7月9日ですから。やはり何かを語ってくれる期待感が高まります。

 

 

◯文春記事「山下(達郎氏)はラジオで見解表明へ」に対する声

Yahoo!ニュースのコメントをピックアップしてみます。

 

<文春記事「山下(達郎氏)はラジオで見解表明へ」に対する声>

・山下達郎さんがラジオでどのような説明をされるかわかりませんが、これまでのジャニーズ事務所との付き合い、特に小杉家、山下家、藤島家の関係から見るとあまり期待できない気もします。松尾潔さんの今回の契約解除のことについては、こういうことになってスマイルカンパニーの方が正しいと思う一般の人は少ない時代だと思います。おかしいことを「おかしい」と同業者、メディアが言えなかったからここまで引き延ばしてしまったのだと思います。毅然とした意見と対応ができる企業、人がこれからの世の中では求められていくと感じます
・小杉が明菜さんと二人だけの事務所をつくり、マッチも絡んで移籍すすめてさ。そうしたら活動何もさせないで小杉は明菜ちゃんとの事務所をやめてすぐにジャニーズ関連会社の社長や取締役社長に就任。研音の関係者が何度も病室に訪れてもあわせなかったんですよ
・事務所が仲がいいから所属している人の口に蓋、できないなら絶縁なんて過剰反応すぎだし、それが圧力ではなく勝手に気を回してやってることなんて驚きでしかない
・むしろ達郎氏以よりも、社長が説明をする場を設けるべきだと思っている。達郎氏のラジオを聞いたことがある人なら分かるが、「教祖と信者」のような空間になっている。彼がその場を利用して声明を出せば、それをサポーター信者は論理を駆使して正当化しようとすることが想定される。つまりラジオでの声明発表は「出来レース」でしかない
・父親のスマイルカンパニーを息子が引き継いて現社長に。父親はジャニーズエンターテイメントの元社長で、息子はジャニーズの作詞作曲をいくつもしている。ジャニの印税となると結構な収入でコネの人生。利権みたいな音楽業界だからクリエイティブな物もダメになるし音楽番組も偏ってる。工藤静香の娘が17歳で紅白歌手に楽曲提供とかあるくらいだから
・意外にやってることが若々しいのが山下氏より平均年齢上のムーンライダースなんよ。去年たまたま彼らのライブを見たが、古い懐メロやるかと思いきや新進気鋭の若手「オープンリールアンサンブル」呼んでの新曲ばかりの全曲聴いたことないアレンジの前衛的なコンセプトライブだったわ。何気に白井良明さんはさらに上手くなってソロではメセニーみたいなことやってるし、ああいう人たちがもっと評価されるべきやわ
・山下達郎は妻が中森明菜に依頼された楽曲「駅」について中森明菜本人を非難する記述を永遠に残るライナーノーツにわざわざ書いたり正直人間性を疑う。自身が作る楽曲は素晴らしくても、根底にあるものは何か偏ってる気がする
・故ジャニー氏が、これまであらゆる所で忖度が働き逮捕されなかったのは、警察官僚マスコミ上層などの中に”同好の士”が居て、”特別な接待”を受けたからじゃないのと疑ってたんだけど…もしかしたら
・記事の登場人物の「山下達郎」「小杉理宇造」「ジャニーズ」「近藤真彦」って、中森明菜の芸能活動にマイナスを与えた奴らだよな。松尾潔さんに中森明菜のプロデュースして欲しいなー。意外とかっこいい楽曲ができそうな感じがするんだけど
・喉元過ぎればで、逃げ切れそうなジャニーズ事務所。正論を話した松尾さんだけが損をして終わる展開。「業界の常識」はこれからも変わらず続くんでしょう。ただ、事の成り行きを冷静に見ていて、松尾さんの正しさを理解している人は無数にいる。業界が腐りきっていると知った子供も無数に居るだろう
・これほどの不祥事が露わになれば事務所の方が出禁になるのが普通だと思いますが? それなのに大手マスコミは全て右に倣えで事務所に忖度して追求せずにスルーして、正しいことを主張した人が契約解除になるのって何かおかしくないですか? これで日本の芸能界は社会と良識を共有していると胸を張って言えるのでしょうか?
・ジャニーズ事務所は時間をかけて緩やかに崩壊に向かうと思います。スポンサー企業だって、契約更新時には更新をしないでしょうし、親だって自分の子供をジャニーズ事務所に入れるなんて恥ずかしくて出来ないと思います
・彼(山下達郎氏の方)は音楽に関して歯に気を着せぬ言動をし、職人としての強いプライドを持っているが、雑誌コラムなどでは思想、音楽性が異なる人々を暗に攻撃する発言をする場合が少なくない。シティポップが米国でブームになっているのに乗って、舌禍が過ぎる場合が増えている。そのつもりで今までのコメントを見てみると、明確にその方向性を感じることができるだろうと思う。その背景を以て見解を想像すると、「これは純粋な音楽の場の話であって、事務所がどうのは関係ない」「松尾(おそらく呼びつけにする)は純粋に音楽を音楽と思っていない」「私はあくまでも職人なので、与えられた仕事と自分の仕事をするだけ。そこに思想や世の中の理想は反映しない」といった発言になるだろう。何だかんだで、すり替えもうまい
・ジャニーズ好きだったけど、色々明るみになってからはもういらないかな? と思う様になった。ジャニーズなくても、他の事務所のタレントいるし
・山下達郎さんがとても好きなだけにとても残念なニュースです。ジャニーズと深い付き合いがあるなら、今回の問題について事実を明らかにしたうえで被害者のケアと再発防止策をしっかりと引き出したうえで末永くジャニーズと付き合ってゆくのが事務所のあるべき姿だと
・長年タツローさんのラジオを愛聴してきた立場からすると、最近の言動には残念に思う点がいくつかあった。この件への対応も残念。彼はジャニー喜多川とも仕事上深い付き合いはあったろうから、悪くは言えないのだろうな
・山下達郎にしてみれば、楽曲制作にあたって少なからず恩義のある人の弟からも実名で告発があったばかり。その事実を山下達郎が知っていたかどうかはまだ分からないにしても、結果的に間接的に恩を仇で返した事にも繋がると思う
・山下達郎氏の言及に社会的認知に合致した論理があれば良いとは思います。しかし義理人情的な話が出て来たら、大半の人たちにソッポを向けられるかも知れません。確かにジャニーズ事務所とは長年の関係がありいきなり袖に出来ないでしょうが、そうであるなら、犯罪行為に関しては否定し、きちんと非難すべきは声にすべきだったでしょう。義理人情があるから犯罪行為を飲み込むんだと言うなら、自ら共犯者を宣言することになりますね
・山下達郎さんにとっては、キャリアで初めての危機かも。これまでこのようにバッシングの対象になったことはなかった。政治的な動きは極力避けて、音の職人としての立場に徹していたから。ラジオでどう答えるにせよ、難しい。本来は、アーティストを傷つけないように、マネジメント側がきちんと対応すべき事と思う
・8歳の時に被害にあったと言う証言も出てるジャニー喜多川の作った事務所を庇うのは義理人情? 記者会見しようと訴えかけてるのを理由に契約解除するとは
・山下さんの作品は好きでした。しかしたくさんの方々の人生を踏み躙った人(しかも故人)に忖度するなど、意味不明です
・一番の問題は山下達郎が自身の考えを一度も述べなかったことに尽きます。過去の独立騒動でジャニー喜多川氏に力になってもらった恩義はあるにせよ、2000年代以降もジャニー氏と個人的な関係を続けてきたことは批判されても何も言えないでしょう。昔からのファンでさえも違和感を持っていました
・山下達郎の弁明に納得できるものがあるのかどうかとても興味があります
・この言及の中身次第で、山下達郎というネームのブランド価値が大きく毀損され、下落することは有り得る。松尾氏の処分と矛盾することなく、世間の納得が得られる発言ができるのだろうか?
・山下達郎の見解表明にあたっては、綺麗後の言い訳だけはしてもらいたくないですね。ジャニーズとは金の繋がりがあるため、ジャニーズを擁護するしかないのですと、正直に言ってもらいたいです
・山下達郎と言う人は音楽に関してはかなりマニアックな所があって、「こんなの流すの?!」と言うところがある。当然音楽もマニアックなアレンジを作るんだが、ジャニーズタレントの下手なパフォーマンスに良くガマンできるなと思っていた
・非常に残念な話。本当に義理人情で付き合いがあるならスマイル側はジャニーズに「世間は納得してないのできちんと説明しましょう」と言うべき
・何という、前近代的な発想。 義理人情 が犯罪をも覆い隠しかばうとは。もはや 義理人情 だ、仁義だなどと言ってられない事態。 山下さんがラジオで話すと言うなら、山下さんにも、勇気ある回答を願いしたい
・昔ラジオか何かで山下達郎が、『ジャニー喜多川は最も尊敬する稀代のエンターテイナーだ』という趣旨を発言していたのを記憶している
・ジャニーズにとっての山下達郎さんてタレントに作品を提供していただいているお客様的な存在としかイメージしてなかった。でも近藤真彦への提供時からしたら現在のレジェンドと呼ばれる存在にまでに登りつめるには天才的才能があるだけでは無理だったのかな
・社長は一応スジとして松尾の契約解除の話を達郎に通したし、反対されたら再検討したかもしれないけど、達郎は経営者ではない自分の分を弁え、社長の判断に従った、こういうことだと思う
・山下達郎の音楽は閉じていてガラパゴス。そこが良さなのだが、時代感覚だけは今を掴んでいてほしかった。良くも悪くも昔の人だよね
・まあ達郎さんが何を言うかだな。それが落胆にならなければいいけど
・若い時から山下達郎さんの音楽を聴いてきたので、今回のことは残念です。いつからか夫婦でジャニーズに楽曲を提供したり、ジャニーズ主演ドラマの主題歌歌ったり、まぁ座ってても今や濡れ手に粟なんですから、お金に目がくらむと善悪の区別すらつかなくなるんですね。音楽にこだわる割にまともに歌えてない彼らに楽曲提供するのは長年の疑問でした。音楽のポリシーよりお金に目が眩んだということでしょう
・山下がラジオでジャニー喜多川の件を話すと。凄いね。でもまあ、松尾氏の契約解除を了承するぐらいだから、ジャニーズ事務所寄りの発言になるんだろう。予想される発言は、松尾氏の揚げ足をとって契約解除の正当性を主張する、ジャニー喜多川の功績を称える、ジャニーズ事務所とはビジネス上の付き合いがある…とスマイルカンパニーとしての立場の正当性を主張するんだろう。ジャニー喜多川・ジャニーズ事務所擁護になるんじゃないの? であるなら、世界に宣伝してやればいい。「シティーポップの代表者・山下達郎はJPOPの捕食者・ジャニー喜多川の協力者だった」とね
・一方的な見解もあれなので山下さんの発言を待ちたいと思います。コロナの時と同じような事を言われるのではないかと予想しますが。「冷静に寛容さが大事」とか「過去ではなく今できることをする」的な

 

 

・ ・ ・

 

 

私の予想は前出のとおり完全に核心から逸れた発言だと予想しますが、はたして……。

 

 

一気にマスコミがヒートアップ!? 山下達郎氏は騒動とどう向き合う?(2023/07/07更新)

7月6日、松尾潔氏が連載している「松尾潔のメロウな木曜日 」にて、山下達郎・竹内まりや夫妻の“(契約解除の)賛成事実”を確認するまでの経緯が綴られています。

 

松尾氏が10年にわたる交流があった山下達郎氏に誘われ、スマイルカンパニーと契約を交わしたのが2009年のことでした(個人事務所として業務提携)。そして当初1回かぎりの予定だったSCとの年間契約を、その後14回も更新してきたそうです。原稿では山下達郎氏との強い信頼関係が記されていました。

 

しかし2023年3月の英BBCのドキュメンタリー放送を契機に、一気に信頼関係が揺らいできます。そして引き金となったのが5月15日生出演した福岡RKBラジオ『田畑竜介Grooooow Up』での発言だったようです。

 

ここでの松尾氏はジャニーズ批判ではなく、提言として「疑惑を放置することで社会全体が諦めの気持ちを子供たちに植え付けかねないのではと怖れを感じています」といった内容の発言をされました。この放送での発言をスマイルカンパニーは問題視したようです。

書き起こし記事がYahoo!ニュースになって配信されたのが翌16日。それを読んだ小杉周水SC社長に本社オフィスに呼び出されたのが18日。理宇造氏の長男の周水くんは作曲家の顔を持ち、ぼくにとっては親しい後輩でもある。付き合いも家族ぐるみだ。彼は、こんなことで松尾さんと向きあいたくはなかった、性加害は当然許されないことだし、松尾さんの話も正論、でも……と、Jやジュリー社長の名前をメディアで口にすること自体を問題視し、マネージメントの中途解約を切り出した。いわば不敬罪による一発退場である。

 

引用:「スマイルカンパニー契約解除の全真相」弁護士を通じて山下達郎・竹内まりや夫妻の“賛成事実”を確認(日刊ゲンダイ/2023/07/06 20:43)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/325603/3
魚拓URL:https://archive.md/oTVle

 

松尾氏が最終的に契約解除に応じたのは、弁護士経由で「『山下氏と竹内氏が契約解除に賛成している』と社長から説明を受けているが、それは事実か」という問いに対し、「そうである」という回答が返ってきたからでした。

 

 

◯松尾氏は事前に膝を付け合わせて話すことができなかったのか?

なんということでしょう。

 

大事な問題だからこそ、松尾氏も独断専行ではなく、山下達郎氏や小杉周水氏と膝を付け合わせて話をしておけばよかったような気がします。それによって問題解決に至らなかったら、契約解除し、自分の好きなように提言できたのではないでしょうか。

 

正直、ジャニーズ事務所とスマイルカンパニーの関係性に目をつぶってきたのは松尾氏自身ともいえるかもしれません。山下達郎氏や小杉周水氏も松尾氏を清濁併せ呑む人間として信頼していたでしょう。きっとテロ的に背後から殴られたと思ったのかもしれません。

 

今回の件は同じ事務所所属のS氏の人気グループの舞台裏に関する物語と合わせて取り立たされたりしますが、S氏はしっかり根回ししていたから許された?可能性が高そうです。

 

ここまでの情報を組み合わせると、松尾氏が非常に真っ直ぐな性格であることがわかりますが、デリケートな問題だからこそ公で提言する前に、内部的に提言する必要があったと感じます。

 

まさにボタンの掛け違いといえるでしょう。

 

 

 

松尾氏のツイートは「土佐カフェ炎上ツイート」と同じ? 弁護士が残念……(2023/07/07更新)

限られた文字数でのSNS発信は、いくら配慮していても誤解や疑惑を生んでしまいます。さらに恐ろしいことに興味本位で事実が歪曲されて拡散されてしまいます。

 

あらためて松尾氏のツイートを確認してみます。

 

 

「15年間在籍したスマイルカンパニーとのマネージメント契約が中途で終了になりました。私がメディアでジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長に言及したのが理由です。私をスマイルに誘ってくださった山下達郎さんも会社方針に賛成とのこと、残念です。今までのサポートに感謝します。バイバイ!」

 

このツイートは弁護士チェックを経ての投稿だったそうです。万全を期した内容ということでしょう。もちろん非の打ち所はありません。とはいえ……。

 

冒頭でも書きましたが、私はつぎのように感じました。

 

最後の「バイバイ!」から松尾潔氏の怒りと無念さが伝わってきます。人によっては「バイバイ!」なんて軽口は失礼だし、山下達郎の名前を出すなんて卑怯だと感じるのでしょうが、私はあえて軽薄さを振る舞って自分を悪者にしようとする演出に感じてしまいました。

 

とはいえ、読み手によっては印象も変わってくるでしょう。とくに最後の「バイバイ!」は、試験問題で出しても意見は分かれそうです。「イタチの最後っ屁」のように受け止めた人も少なくないはずです。

 

 

◯相手を責めるようなニュアンスを出す投稿の是非

「土佐カフェ炎上ツイート」にも感じたのですが、非常に一方通行的な物言いは、得てして投稿者の想いとズレが過剰に生じる場合が少なくありません。

 

松尾氏もせめて下記のような形でツイートすればよかったのではないでしょうか。

 

「15年間在籍したスマイルカンパニーとのマネージメント契約が中途終了になりました。理由は具体的には記しませんが、会社の方向性とズレが生じてしまったからです。私をスマイルに誘ってくださった山下達郎さんや会社の皆さんと袂を分かつは苦渋の決断でもありましたが、今までのサポートに感謝します!」

 

「ジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長に言及したのが理由」「山下達郎さんも会社方針に賛成」なんて言葉を入れてしまうと、完全に燃料投下となるのは想像できなかったのでしょうか。まして双方に弁護士が入っている案件なのに……。

 

まさに「土佐が好き!」と言いながら、土佐バッシングを喚起させるだけだった「土佐カフェ炎上ツイート」と同じ構図になってしまいます。

 

そして松尾氏側の弁護士が残念すぎます。騒ぎを大きくするツイートを許してしまったことに疑問を感じます。

 

・ ・ ・

 

これに対してスマイルカンパニーは公式サイトにて大人な態度で対応しました。

こちらです(画像を別画面で開くと拡大されます)]

スマイルカンパニー公式サイト 松尾氏の事務所・山下達郎批判に対しての声明

引用:スマイルカンパニー意思表示(公式サイト/2023年7月5日)
https://smile-co.jp/info/20230705.html
魚拓URL:https://archive.md/SxKp5

 

念のために文章も残しておきます。

 

皆さまへ

平素より大変お世話になっております。
この度、スマイルカンパニーと業務提携をしておりました松尾潔氏と松尾潔事務所との業務委託契約が本年6月30日をもって双方の合意により終了しましたことをお知らせ致します。

契約終了直後に、松尾氏がTwitterで弊社所属の山下達郎の名前にも触れてツイートを行ったことが各方面で取り上げられておりますが、今回の契約解除は、松尾氏によるこれまでの社内外での言動等に鑑み、弊社代表である私自身の判断により、松尾氏との協議の上、合意により終了することとなったものです。
双方の代理人弁護士による署名/捺印済みの解約合意書もございます。
その他については、守秘義務の関係もあり、お答えを差し控えさせていただきます。

尚、一部週刊誌やインターネット上で拡散されております件につきまして、今週日曜日(7/9)14時からTOKYO FMとJFN(全国38局ネット)で放送されます山下達郎サンデー・ソングブック内にて、山下達郎本人より大切なご報告がございます。
この度は、ご心配とご迷惑をおかけして申し訳ございません。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

2023年7月5日
株式会社スマイルカンパニー
代表取締役社長
小杉 周水

 

 

・ ・ ・

 

本当なのかどうかわかりませんが、FRIDAYでは元事務所スタッフの声が掲載されていました。

 

松尾氏も事務所のツテを使い、『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)出演や自身のラジオレギュラー番組『松尾潔のメロウな夜』(NHK-FM)獲得などの恩恵を受けてきました。苦しい台所事情も理解していたはず。それを思えば、このように事務所を一方的に批判するようなやり方には、配慮がなさすぎるのではないかという声も上がっています

 

引用:松尾潔の契約終了のウラにある事務所の重鎮・山下達郎&竹内まりや夫妻とジャニーズ「ただならぬ関係」(FRIDAY/2023年07月06日)
https://friday.kodansha.co.jp/article/319588
魚拓URL:https://archive.md/y0Nt4

 

 

・ ・ ・

 

 

いずれにせよ松尾氏の「メロウな木曜日 」によって俄然、7月9日オンエアーのラジオ『山下達郎のサンデー・ソングブック』(TOKYO FM)への注目度がアップしました。

 

番組自体は録音ですので、すでに収録済でしょう。7月2日の中野サンプラザ公演を終え、7日は島根でのライブです。きっと7月3〜5日あたりでの収録だったのではないかと予想します。

 

繰り返しますが、私の予想する山下達郎氏のコメントは「山下達郎氏のラジオでの発言(妄想編)」をご覧になってください。

 

ちなみに「土佐カフェ炎上ツイート」については下記の記事をご覧になってください。

参考:
・【土佐市カフェ騒動】そろそろ幕引き? 自分なりの土佐カフェ騒動総括
https://27watari.com/tosa-city-cafe-eviction-notice

 

 

 

【コメント全文】山下達郎氏のラジオ言及は無難回答(2023/07/09更新)

7月9日、山下達郎氏がTOKYO FM『山下達郎サンデー・ソングブック』にて今回の騒動についてのアンサーを行いました。

 

番組内のコメント全文は以下のとおりです。

 

まずもって、私の事務所と、松尾氏とはですね。彼から顧問料をいただく形での業務提携でありましたので、雇用関係にあったわけではない。また、彼が所属アーティストだったわけでもなく、したがって解雇には当たりません。弁護士同士の合意文書も存在しております。松尾氏との契約終了については、事務所の社長の判断に委ねる形で、行われました。松尾氏と私は直接何も話をしておりませんし、私が社長に対して、契約を終了するよう促したわけでもありません。そもそも、彼とはもう長い間会っておりません。年にメールが数通という関係です。

 

今回は松尾氏がジャニー喜多川氏の性加害問題に対して憶測に基づく一方的な批判をしたことが契約終了の一因であったことは認めますけれど、理由は決してそれだけではありません。他にも色々あるんですけれど、今日この場ではそのことについては触れることを差し控えたいと思います。ネットや週刊誌の最大の関心事はですね、私がジャニーズ事務所への忖度があって、今回の意見もそれに基づいて関与してるのでは。という根拠のない憶測です。今の世の中はなまじ黙っていると言ったもの勝ちで、どんどんどんどんウソの情報が拡散しますので、こちらからも思うところを正直に、率直にお話ししておく必要性を感じた次第であります。

今、話題となっている性加害問題については。今回の一連の報道が始まるまでは漠然とした噂でしかなくて、私自身は1999年の裁判のことすら聞かされておりませんでした。当時、私のビジネスパートナーはジャニーズの業務を兼務していました。けれど、マネジャーでもある彼が、一タレントである私にそのような内情を伝えることはありませんでした。えー、性加害が本当にあったとすれば、それはもちろん許しがたいことであり、被害者の方々の苦しみを思えば、第三者委員会等での、事実関係の調査というのは必須であると考えます。しかし、私自身がそれについて知ってることが何もない以上、コメントの出しようがありません。

 

自分はあくまで一作曲家、楽曲の提供者であります。ジャニーズ事務所は他にもダンス、演劇、映画、テレビなど業務も人材も多岐に渡っておりまして、音楽業界の片隅にいる私にジャニーズ事務所の内部事情など、全く預かり知らぬことですし、まして性加害の事実について私が知るすべ全くありません。

 

私は中学生だった1960年代に初代ジャニーズの楽曲と出会って、ジャニー喜多川さんという存在を知りました。何年か後に初代ジャニーズの海外レコーディング作品を聞いて、私はとても感動して、このサンデー・ソングブックでも特集したことがあります。1970年代の末に、私の音楽を偶然に聞いたジャニーさんに褒めていただいて、そのご縁で数年後に私のビジネスパートナーが近藤真彦さんのディレクターとなったことから、『ハイティーン・ブギ』という作品が生まれました。

 

その後も、ジャニーズに楽曲を提供する中で、多くの優れた才能と出会い、私自身も作品の幅を大きく広げることができ、成長させていただきました。たくさんのジャニーズのライブに接することができたおかげで、KinKi Kidsとの出会いがあって、そっから『硝子の少年』という作品を書くことができて、昨年の『Amazing Love』まで、彼らとの絆はずっと続いております。芸能というのは人間が作るものである以上、人間同士のコミュニケーションが必須です。どんな業界、会社、組織でもそれは変わらないでしょう。人間同士の密な関係が構築できなければ、良い作品など生まれません。

 

そうした数々の才能、タレントさんを輩出したジャニーさんの功績に対する尊敬の念は今も変わっていません。私の人生にとって1番大切なことは、ご縁とご恩です。ジャニーさんの育てた数多くのタレントさんたちが、戦後の日本でどれだけの人の心を温め、幸せにし、夢を与えてきたか。私にとっては、素晴らしいタレントさんたちやミュージシャンたちとのご縁をいただいて、時代を超えて長く歌い継いでもらえる作品を作れたこと、そのような機会を与えていただいたことに心から恩義を感じています。私が一個人一ミュージシャンとしてジャニーさんへのご恩を忘れないことや、それから、ジャニーさんのプロデューサーとしての才能を認めることと、社会的、倫理的な意味での性加害を容認することとは全くの別問題だと考えております。作品に罪はありませんし、タレントさんたちも同様です。

 

繰り返しますが、私は性加害を容認しているのではありません。アイドルたちの芸事に対するひたむきな努力を間近で見てきたものとして、彼らに敬意を持って接したいというだけなのです。ですから、正直残念なのは、例えば、素晴らしいグループだったSMAPの皆さんが解散することになったり、最近ではキンプリが分裂してしまったり、あんなに才能を感じるユニットがどうして。と疑問に思います。

 

私には何もわかりませんけれど、とっても残念です。願わくば、みんなが仲良く連帯して素晴らしい活動を続けていってほしいと思うのは私だけではないはずです。キンキ、嵐、他のグループもみんな末永く活動をしていってほしいと思うばかりです。先日、男闘呼組の再結成という嬉しいニュースがありましたが、同じようにいつか、近い将来、SMAPや嵐、キンプリの再集合も実現するような日が来ることを、竹内まりやと共に願っております。

 

性加害に対する様々な告発や報道というのが飛び交う今でも、そうした彼らの音楽活動に対する私のこうした気持ちに変わりはありません。私の48年のミュージシャン生活の中で、たくさんの方々からいただいたご恩に報いることができるように、私はあくまでミュージシャンという立場からタレントさんたちを応援していこうと思っております。彼らの才能を引き出し、良い楽曲を共に作ることこそが私の本分だと思ってやってまいりました。このような私の姿勢をですね。忖度あるいは長いものに巻かれていると、そのように解釈されるのであれば、それでも構いません。えー、きっとそういう方々には私の音楽は不要でしょう。以上が、今回のことに対する私からのご報告です。長々失礼しました。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます

 

引用:【全文】山下達郎、ジャニーズへの忖度は「根拠のない憶測」 事務所の契約巡る騒動に初言及(ENCOUNT/2023.07.09)
https://encount.press/archives/483671/
魚拓URL:https://archive.md/d9fP1

 

時間にして約6分50秒間に渡ってのアンサーでしたが、松尾氏の決意の表明へのアンサーとしては、非常にクールで無難なものだったといえるでしょう。

 

最後のキメ台詞は「私のことが不快なら、聴かないでもらって結構」という切り捨てでした。「文句があるなら、見るな! 買うな!」的な態度と同じですね。永遠に交わらない平行線といったところでしょうか。実際、反論するのは時間の無駄でしかありませんし……。

 

さて、山下氏のラジオでのアンサーについて、ネットではどのような声が多かったのでしょうか。

 

 

◯山下達郎氏のラジオ言及に対するネットの声

暖簾に腕押し状態ですので、これでは松尾氏もナチュラルに幕引きするしかないのではないでしょう。そして、一般の方々はどのように感じたのでしょうか。気になるコメントをピックアップしました。

 

<山下達郎氏のラジオ言及に対するネットの声>

・山下さんの説明は、いつもの滔々とした口調でしたが、文字起こしをしたときに主語の循環等の矛盾がないことから、文章を読み上げていたものだと推定されます。内容的には、松尾さんの姿勢を「性加害問題に対して憶測に基づく一方的な批判」とし、「ジャニーさんのプロデューサーとしての才能を認めることと、社会的、倫理的な意味での性加害を容認することとは全くの別問題」としたあたりが気になりました。たしかにジャニーズ事務所はまだ性加害を事実として明確に認めていませんが、だとしても松尾氏の姿勢を「憶測」と言い切り、同時に「理由は決してそれだけではありません」と他の要因をほのめかしたあたりは狡猾に感じられました。松尾氏が問題視していたのは、この問題に対する音楽業界やメディアの向き合い方ですが、山下達郎さんの姿勢はとてもはっきりしたとは思います。(松谷創一/ジャーナリスト)
・解体されつつあるジャニーズへの悲哀を語る前に、松尾氏とのことをもっと話すべきだったのではないでしょうか?
・これまでの言動から、そしてこの番組でも折に触れて語られてきた言葉から達郎はかなりビジネスライクな人であることは分かっていたので、「ついにこの日が来たか」という感じですね。驚きは無いです。それはそれ、これはこれという事です
・松尾氏 山下氏 双方の声明は聞けた。山下氏は松尾氏のマネジメント契約解除に関わっていないらしい。ではなぜ 社長である小杉周水氏は山下・竹内両氏の名前を出し、後日 山下家 小杉家 藤島家 という繋がりを出してまで契約解除通告まで至ったのか? ここに焦点がいくのかな。山下氏のジャニー氏に対する美辞麗句に気持ち悪さを感じたが、プロデューサージャニー氏に対する言葉であり、人間ジャニー氏については そのようなことは当時の担当者から聞かされていないし 現在もそのような事実は山下氏自身は認知していない というスタンス
・山下達郎がジャニーズのおかげでだいぶ稼いでいるのだから忖度ないなんてある訳ない
・ジャニー氏への深い思いはよくわかった。松尾氏には他にも色々問題が、、、なんて、でもこのタイミングなわけでしょ?
・解雇したのはスマイルカンパニーなのだから、社長がコメントすべき。社長自ら、ジャニーズへのマイナス発言は困るから解雇した、とはっきりコメントするならまだ分かる。ジャニーズ問題以外にも理由がある…なんて山下さんに言わせないで、自分の口で説明したらいい
・本人死んだからもう知った事ではない、どうでもいいと言ってるように聞こえる。「戦後の日本でどれだけの人の心を温め、幸せにし、夢を与えてきたか」→その人々の夢をブチ壊し、踏みにじり、日本の恥を世界に晒したことを、同じ業界の人間として何とも思わないのか?
・契約解除に同意したかどうかが論点であるのに、問題をすり替えたうえ、現在の性加害の件についても一方的な憶測による批判とした。一方的な憶測による批判ではなく被害者の訴えによる解決を促す提言だった物を一方的な批判とした。ここでおおよそ達郎氏は松尾さんの提言によく思ってない事を認めている。さらにこの期に及んでジャニーズを大絶賛し、キンプリやSMAPの復活を望むといれたのはじゃにファンを取り込み、批判の大方であるキンプリSMAPファンに媚を売るところも小賢しい。問題の本質は性加害を知ってた事務所が放置し現時点でも解決しようとしない事が問題なのにタレントと作品は素晴らしいにすり替え問題を置き去りにしてる。これがジャニーズ事務所をとりまく芸能界、マスコミテレビ局の縮図であるのを達郎氏が全部丁寧に表現してしまった
・根拠が無いということは告発者の証言も無いということ。他の性加害事件もほとんど証拠がない場合が多い。文春との裁判では事実認定されている。山下達郎にとって根拠って何ですか?
・最後にSMAPやキンプリの再集合希望されてましたが、色々な事情で今の形になった訳ですので、この事に言及すべきではなかったですね。ファンは既に分裂しています。二度と再集合してほしくないです
・今回の達郎のコメントと松尾氏のコメントに大きな齟齬は無かったので、むしろ松尾氏の言う事を補完する結果になった気はするが
・めちゃくちゃ冷徹。自分は知らぬ存ぜぬで非は一切ないと言いたいらしい。ともに仕事してきた松尾氏にも「そんな契約の人いたねぇ」か。すごいな
・至極真っ当なコメントだったと思います。本人の言う通り、山下氏の音楽が不要だと思った方は、勝手に離脱すればいいと思います
・山下達郎、今までのあなたの姿勢を良く思わなかった人達沢山居たんだろうけど、我慢できず姿を現すようになって来た
・なるほどね。ぜんぜん理解できない。ますます忖度度が増したね。これから山下と竹内の歌は聞かない
・また「知らなかった」かよ、ジャニー喜多川関係者、こればっかりだな。知らないわけねーだろ、いい加減にしろよ
・山下さんのように社会的に影響力のある人が発信という形でジャニーさんの才能を讃えることは直接の被害者にとって苦痛になり得ますし、性被害者一般からしても気持ちの良いものではないと思います。「ジャニーさんのプロデューサーとしての才能を認めることと、社会的、倫理的な意味での性加害を容認することとは全くの別問題」とは必ずしも言い切れなくなっているのではないでしょうか
・ジャニーズは夢を与えたかもしれないが、その陰でたくさんの少年たちが性的に搾取され、圧力忖度でその他の事務所に所属するタレントや辞めたタレントを排除してきた。明るいところだけを都合よく切り取り、改めてこういう発言をされるということは、この方はジャニーズ事務所と一心同体なんだということです。忖度ではなく本体に近い。想像通りです
・ビジネスライクに契約解除に至ったのは山下氏のコメントで分かったけど、人としての共感力はあまり無いのかなと思った
・まあ、山下達郎氏の言うことも分かるし、お世話になった人のことを非難するのは難しいのも理解できる。この人たちに期待はできないだろうね。だとすると、なんのしがらみのない人たちがジャニーズ事務所が排除・解体されるように各方面に働きかけるのが大事だろう
・松尾氏は、業界人の1人として勇気を持ち、言葉を選びつつ真っ当な意見を表明しただけなのに、山下氏も同意した時点で、契約解除はパワハラにみえる。同意したのでしょう、アイヒマン裁判においてハンナアーレントは凡庸の悪を解いた。悪は狂信者や極悪人によってだけではなく、悪に対し見て見ぬふりをする、普通の社会生活を送る人々の中にも存在しうる恐ろしを説いていた。ヒトラーにしてもアウトバーンや失業者対策の功績があったとしても、ホロコースト問題一つでアウトな訳で、ジャニー氏も功績があったとて決して許されるものではない
・ジャニーさん賛美は過剰すぎませんか? その裏でどれだけの少年に非道な行為を行っていたのか。もはや一人二人の過ちではありません
・ジャニー喜多川氏の功績を評価するのは自由ですが、一方で、喜多川氏が犯した罪に対しての見解をもっときちんと述べるべきです
・感情を感じることができない、性加害を大したことだと思っていないと思える。何故ならば、そこまで思い入れのある人がそんな事常習的にしていた事を知ったら普通ショックじゃないか?
・この方はやはりダメですね。山下氏のような考え方では芸能界から性加害は無くならないでしょう。とても残念な発言でした
・女々しい。正直にスマイルカンパニー一同ジャニーのおかげで長年ごっつあんでした、性被害は色々な噂は知ってはいたけど見て見ぬ振りしていました。と、正直に言えばさすが山下達郎は真っ直ぐな人間だってなったけど
・仮に当時は本当のことを知らなかったとして、知った今はどう思ってるのか、過去の功績には触れても、過去の悪事には触れないのは卑怯
・未成年への性加害に厳しい欧米でこんなことをほざいていたら、山下達郎は社会的に終わっていたな。達郎さんよ、よかったな、日本人で
・山下達郎はジャニー喜多川がもし大量殺人犯だとしても、同じ事を言えるのだろうか?性犯罪を軽く見てるんじゃないの?
・つまり義理人情に厚いので例え黒でも白と言わなければスマイルカンパニーにはいられないよってこと
・山下達郎夫妻が如何に社会や人間にリアリティを欠いているか分かりました
・山下さんには失望しました。山下さんほどのビックスターで、富も名誉もあって、力もじゅうぶんに持っている人こそが、性加害はNOだと忖度しない姿勢をみせずにどうする?
・ジャニー氏への恩や尊敬があると言っていましたが、そんな人物が裁判を起こされてたのに、無関心だったなんてあり得ますかね? 私の関わりの深い人、恩義がある人が裁判の被告になったとして、その事実が一切耳に入らないんてあり得ないし、どうなるか絶対に見届ける。現社長といい、この人といい、なぜ誰も信じないような言葉を平然と並べられるのか
・おそらくこういう説明になるだろうと思っていました。山下氏はあくまで「自分はそれを解決する立場ではない」という態度を続けるおつもりのようです。それがつまり忖度だと言われているわけですが、理解しておられないようにも思えます
・所詮、ジャニー喜多川と同じ穴の狢ということだろう。業界には業界のルールが有る事は理解している。しかし、良くないルールは力のある者が変えなければ永遠に変わらない
・この問題と真正面から向き合おうとする人間と、そうでない人に分かれるとすると山下さんはどちらかな…と思いました。私は思春期にテレビの前でジャニーズを観ていただけの普通の人だけど、1人の大人として親としてこの事から目を背けちゃいけないと思って時には悩んだり考え込んだりしています。音楽だけ作って世の中が素晴らしくなるならそんな必要もないけどね
・松尾氏のコメントには嘘偽りはいっさいないってことだな
・松尾氏の発言はあくまでまっとうなもので、相手に失礼なところは何もない提言だと思います。それに対して契約解除で応じるとは残念です
・これだけ性加害問題が噂のレベルではなく、事実として浮かび上がってきているのに、物凄く近くで、長く仕事していた人が「私は知らない」の一点張り。同じ人間として、日本人として恥ずかしい。擁護してるファンも、他人事と考えないで、日本の社会問題として冷静に考えてほしい
・「忖度」報道は根拠のない憶測だ、というなら、自分の行動原理が「御恩と御縁」にある、などと言わない方がいい
・松尾氏のラジオを拝聴している人間ですが、近年の間にラジオゲストに山下氏は出て対談しているはずですが、長く会っていないと言っている事に、何か不都合があるのかなと思いました。憤りがあると感じました
・松尾氏の契約解除に関して自分はノータッチと山下氏は主張していますが、それはつまり反対しなかったと同義であり、結局松尾氏の言い分の方が正しかったように感じます
・私達リスナーには知らない貴方の音楽ビジネスから広がった世界(上級国民のネットワーク)を堪能されるようになり、モラルや矜持も失せてしまったように見えます
・自分は何も知らないとかよく言えたわ。憶測でしかなかったでしょとか。今回の件はその後実名告白して相当経ってからのことでしょ。かなり強気でしたけどより窮地に陥ってしまったね
・全部聞きましたけど、松尾さんの件は、あまり関係ないみたいな言い方で寂しく思いました
・山下氏も妻・竹内まりあ氏も藤島ジュリー氏と懇意だからね…。山下氏の作品は好きだったけど、この歳になるとメロディとかだけでなく、そのスタンスが1番気になる。海外のアーティストは、自らの立場や発言の力を承知して、責任ある発言をしてるよね。ま、山下氏がわかる機会になったから、いいか
・業界ぐるみで全て右に倣えで事務所に忖度して追求せずにスルーして、正しいことを主張した人が契約解除になるのって何かおかしくないですか? これで日本の芸能界は社会と良識を共有していると胸を張って言えるのでしょうか?
・性加害について悪いのは当たり前だが作品やアイドルには罪がないという。しかしながらそのアイドルは知っているのに放っておいて社長の犯罪はみてみぬふりだったわけですよ。
それを知らなかったで片付けるのは無理あります
・「憶測で」には、もう絶句しました。被害者がこれだけ声をあげている事を真正面から否定に掛かりましたよね。松尾さんのことも、何ですか?あの失礼な物言いは?強気も時には良いと思いますが、被害に遭われた方に同じ言葉を向けられますか?そしてわざわざまた「ジャニー氏を尊敬してる」と言う必要がどこにあったのでしょうか?
・初めてコレ聞いた時に山下達郎が「リクエスト曲は私の曲以外はかけません。変なメッセージも読みません。(褒め称えるようなメッセージのみ)」とか番組冒頭でいきなり発言したので「こんなラジオあるんだ。。」って当時引いたけど、今もやってると言う事は人気あるんですね
・ジャニーズ事務所の役員を務め、現在は自社の代表職を務める社会的地位のある人が黙っているのは許される行為なのでしょうか?
・小杉理宇造と関わった事、達郎にはよかったのかもしれないけど、私には、残念としか言いようのない結果になりました
・なぜ世間が松尾氏応援一辺倒なのか理解できない。そもそも顧問料をとっての契約、つまりエージェント契約だったのだから、所属でもなんでもない、提携解除でしょ。しかも、関係ない山下達郎の名前まで出して、あたかも一方的に解雇されたかのような投稿。ビジネスをする相手としては信用できないという印象です
・ヤマタツの場合忖度じゃないでしょう。あきらかにビジネスです
・憶測といっても、実際被害に遭われた方が複数別々に顔出しで証言していること。古くはフォーリーブスのメンバー、最近では服部良一さんの次男(70代)の方も証言している。ジャニー氏が若い時からずーっとそういうことをしていたのは明らかなのに、憶測は無いよねと思います。それに、契約解除したのは他にも理由がある様なことを仄めかして、本当に狡猾だなと思いました
・山下氏は結構難しい人というイメージがあります。作ってきた音楽も歌唱力も素晴らしいですが、なんとなく近寄りがたい人ですよね。彼は音楽をやりたいだけであって、他のことにはあまり興味がないのではないでしょうか。今回もあまり口出しせずに、社長にお任せしますみたいな形だったのではないでしょうか
・古くは北公次の暴露から文春の記事など、一般人でもジャニーズの性搾取の話は耳にしていた。それなのにこれだけ近くで仕事を長年していて、全く知らなかったなんて主張が通るだろうか。実際の本音は結びの一段上にある、縁とか義理とか関係性を重視しただけの忖度でしょうよ
・「今の世の中は、なまじ黙っていると言ったもの勝ちで、どんどんどんどんウソの情報が拡散しますので」 ここがミソだな。
・ある程度は想像してましたが思った以上に時代錯誤な考えで、それを電波にのせて発言しても良い、自分の方が正しいと言う物言いで発信したのには少し驚きです
・普段は切れ味鋭いのに今回は達郎さんらしくない見解で驚きました。具体的な問題には触れず、憶測を否定するだけ
・山下氏はカリスマだの芸術家だの崇められるたびに、自分は単なる職業音楽家に過ぎないと答えています。失望したという人は、あれだけ名曲を世に出した人物だから人間的にも優れているに違いないという先入観があったのではないでしょうか。カネのために曲を作る職業音楽家、それ以上でもそれ以下でもありません
・全然説得力ない説明だな…
・よくあるパターンで、罪を憎んで人を憎まずとか、芸術作品には罪はないというような逃げ口上だと聞こえた。まあ、ヤマタツソングに罪はないが、それを歌っていたジャニタレに悲惨な出来事があったということをこれからは心して聴くことにしたい
・リアタイで山下さんのラジオ聴いたけど、冷静というか冷たいというか
・こういう人がいるから被害者が増えていってしまったんだろうな…知っていたのに「私には関係ない」という立場で面倒を免れ、かつ甘い汁を吸い続ける。自分はそういう人間になっていないか。自戒の意味も含めて考えたいです
・こうなってしまうとやっぱり、山下達郎の曲にも声にも色がついてしまうね。正直もう純粋な気持ちでは聴けない
・事前に推敲された文章で、狡猾な意図が見受けられる。文春のあの具体的な数々の証言を憶測と言い切るところがすごい。やはり業界としてあの事務所を存続させようという意思が動いているのだろう。とにかく不快なので、今年のクリスマスは彼の曲は流さないで欲しい
・こんな言い方では世間からの批判が加速するのは明らかで、誰が台本を作ったのか甚だ疑問です。スマイルカンパニーは最悪な経営判断をしてしまいましたね
・松尾さんは、いま現在も、山下達郎のことをとても尊敬して、敬愛の気持ちを持っているのではないかと推測しますが、それを慮った山下さんの発言はなかったと(番組内の発言では)思いますので、松尾さんにとっては、非常にショックを受ける内容だったのではと感じました
・松尾氏はスマイルカンパニーや山下氏をリスペクト、失礼のないような形で最大限配慮しつつご自分の感情、思いを表現されていたように私は感じとれました。一方、山下氏はそれらに一切応じることはなくビジネスライクに発言されているだけに聞こえました。何よりも山下さんの心情が一切感じられない、熱が感じられないところががっかりです
・少年が1人や2人じゃなく何人も性被害を訴えても「証拠がない」から批判するのは間違い
・こんなコメントなら出さない方がマシだったのでは。山下氏が現代のコンプライアンスや危機管理に疎いのは仕方ないとして取り巻きがそれを指摘すらできないのはいただけない
・「業務提携」「雇用関係ではない」「解雇ではない」 誤解されかねない、これらの点について言及した点はよかったのではないでしょうか。当事者意識は無いように見える。「性加害は一般的に見て悪いことです。」「でも、面倒なのでそういうのは噂だと思うようにしてきました」「とりあえず現状維持でやっていきます、、、」。まさに、このような身の振り方こそが、マスメディアのジャニーズ事務所に対する態度そのものだったのではないか
・音にこだわる山下達郎、彼の耳に被害者の声は何と響いたのだろう。「業界互助会」に仇なすものとしてだろうか?
・素晴らしい詞や曲を作る人だったけど、人間性はそれまでだったということです。こういう晩節の汚し方はしたくないと思いました
・「根拠のない憶測」ってニュースZEROのなんちゃってキャスターも言ってたけど、ベースに同じ弁護士がいるのかな? 「ご縁」「御恩」を大切にしてるらしい山下達郎はジャニー喜多川を尊敬してるんだ。失望が大き過ぎて曲もう聴けないな
・だいたい辞めたほうは「クビにされた」って言って
辞めさせた方は「総合的判断、合意」っていうんですよね。契約を中途で反故にした時点で、まあどちらの言い分が真実に近いかはわかります
・山下達郎にしてはお粗末な表現ですね。弁護士が作った回答に5%くらい自分の言葉を入れたくらいでしょう
・作品と人格は別ものだって、ジャニーさんが奇しくも証明した訳だから。優れたミュージシャンが優れた人格者であるとは限らない

 

 

・ ・ ・

 

 

もはやキリがありませんね。さまざまな問題へと発展しているジャニーズ問題はどういう決着となるのでしょうか。

 

togetterでもコメントがまとめられていますので、補足としてリンクしておきます。

参考:
・山下達郎コメントで「嫌なら聴くな」トレンド入り「忖度」と解釈する人に「わたしの音楽は不要」 ← この言葉聞いたファンの方は悲しいだろうなぁ〜〜〜〜。 (togetter/2023年7月9日)
https://togetter.com/li/2183050#c12258663(魚拓URL:https://archive.md/Fwhci

 

 

 

◯松尾さんはツイッターでつぶやきを……

放送を終えて、約7時間後に松尾潔さんはツイッターを更新しました。

こちらです。

 

 

まさに想いが集約された言葉でした。

 

 

◯気になる「理由は決してそれだけではありません」とは? 政治がらみ?

この問題を掘り下げても閉塞感だけが増していくような気がします。とはいえ山下達郎氏ほどのビッグネームに関する話題ですので、もう少しウォッチングを続けていこうと思います。

 

今回の山下達郎氏の発言で気になる部分はいろいろあるのですが、その中でも『理由は決してそれ(ジャニー喜多川氏の性加害問題)だけではありません。他にも色々あるんですけれど、今日この場ではそのことについては触れることを差し控えたいと思います』というくだりが気になりました。

 

「理由は決してそれだけではありません。他にも色々ある」とは、何を指しているのでしょうか。

 

ネットでは松尾潔氏に対するバッシングとして政治色が強すぎる指摘は出ています。

 

通称「赤旗(アカハタ)」と呼ばれる『しんぶん赤旗』や日本共産党東京都委員会の機関紙といえる『東京民報』への登場をはじめ、共産党の伊藤岳氏と共に安倍晋三元総理の国葬反対運動を行うなど、とくに2022年あたりから政治色の濃い行動が目立ち始めていたのは事実です。対して山下達郎氏はノンポリ(ノンポリティカルの略で、政治運動に無関心)で有名ですので、拒絶感がしだいに大きくなってきたところで今回の問題が起きてしまった……とも考えられそうです。また共産党が児童虐待防止法改正に強く関わっていることも無視できない問題だったのかもしれません。

 

ちなみにジャニーズ事務所は統一教会や自民党と浅からぬ関係が昔からあるのも事実で、結局、どのルートを辿っても最後はジャニーズ問題へと回帰するところが面白いところでもあります。

 

参考:
・ジャニーズ事務所と統一教会を結びつける“ある芸能夫妻”…知られざる芸能の戦後史
https://biz-journal.jp/2022/10/post_320835.html(魚拓URL:https://archive.md/mW5WZ

・統一教会と岸信介、そしてジャニー喜多川とメリー喜多川、その夫の藤島泰輔との“点と線”
https://biz-journal.jp/2022/10/post_320995.html(魚拓URL:https://archive.md/CbVgm

 

 

 

山下達郎氏のラジオ発言に対し、松尾氏は「誘導・恣意的・不適切」と批判(2023/07/11更新)

山下達郎氏のラジオ発言を受け、松尾潔氏が「ミヤネ屋」でラジオ発言に関する3つの質問に回答しました。取材に応じた理由は、番組側が『自筆テキスト、切り取りなしの全文紹介』の条件を呑んでくれたからだそうです。

山下氏への想いはどのようなものだったのでしょうか。全文は以下のとおりです。

 

――山下達郎さんがラジオで話された内容についてどのように思われましたか。

「オンエアの時、私は自分が関わったミュージカル『ムーラン・ルージュ』で帝国劇場にいましたので、radikoのタイムフリーで番組を聴いたのは夜になってからでした。

美声の達郎さんのよどみない語りは素晴らしい芸だなあと、あらためて痛感。かつて一緒に落語を聴きに行ったり、落語CDをいただいたことを思い出しました。

でも、冷静になって聴き直し、ネットの全文書き起こしを読むと、内容には事実を歪めかねない箇所がいくつかあり、また社会的弱者への共感と配慮を著しく欠いていたのも非常に残念でした。

以下、端的に実例をいくつか。

25年間ずっと「松尾くん」と呼び続けてきた達郎さんが、番組内では「松尾氏」という表現をされていました。〈この人と自分との間には結構な距離がありますよ〉というイメージ誘導の意図を感じずにはいられません。

「そもそも、彼とはもう長い間会っておりません。年にメールが数通という関係です」という言葉にも、同様の意図を感じますね。実際には、昨年のアルバム『SOFTLY』のNHK-FM特番にも、達郎さんとスマイルカンパニーに請われて私は生出演しました。会った回数やメールの本数で〈親密さ>を数値化するような考えかたは、アーティスト山下達郎が最も忌避してきたものではなかったでしょうか。何よりそれ以前の交遊さえ希薄だったように印象づける言い回しが恣意的すぎて残念です。

「理由は決してそれだけではありません。他にもいろいろあるんですけれど。今日この場ではそのことについては、触れることを差し控えたいと思います。」とおっしゃいました。一方でご自身を「いちタレント」と位置づけた達郎さんが、ではなぜその〈いろいろ〉な〈理由>をご存じなのか。それは何なのか私が教えていただきたいほど。漠然とした何かを匂わせるような物言いは不適切であると考えます。

 

――山下達郎さんが「松尾様は所属アーティストではなく解雇にあたらない」と話していましたが事実でしょうか。

当然です。私も「解雇」という表現は一度も使っていません。

今回の件について予備知識がないままラジオを聴いた方が、あたかも私が「解雇」されたと主張しているかのような誤解を抱きかねないミスリードになる危険を感じました。

また、スマイルカンパニーと15年間にわたって業務提携を結んできた立場から申し上げると、同じ事務所に所属している他のタレントの契約内容のデリケートな部分をご自身のラジオ番組で語る姿勢は不適切で、大いに問題があると考えます。

 

――山下達郎さんが「社長に対して契約を終了するように促したわけではありません」と話していましたが、松尾様が代理人を通して聞いた話と齟齬はないでしょうか。

「促した」という表現には大いに齟齬を感じます。私は7/1のツイートでも、7/6の日刊ゲンダイ連載「松尾潔のメロウな木曜日」でも、達郎さんが「促した」とは一度も書いておらず、「賛成」という表現を用いて、彼が是認あるいは追認した事実を書いたのみです。ご自身の番組内で、私の表現をいったん変えてそれを否定する達郎さん。仮に意図的ではなかったにせよ、やはり疑問を抱かざるを得ません。残念です。

 

引用:松尾潔氏 山下達郎のラジオ発言に対する質問の回答を投稿「達郎さんを敵対視なんてしてません」(スポニチ/2023年7月10日 18:39)
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/07/10/kiji/20230710s00041000636000c.html
魚拓URL:https://archive.md/5OR4M

 

松尾潔氏の回答は山下達郎氏との「思い出補正」的な部分、そして「誘導・恣意的・不適切」と論破的に批判することに終始したような印象を受けました。

 

 

◯公の場でのモヤモヤな争いは不毛だし、やり合う必要はなかったのでは?

例えば、「松尾くん」が「松尾氏」と表現するのはイメージ誘導とはいえないのではないでしょうか。むしろ「松尾くん」と呼ぶことで馴れ合い感が出てしまう恐れもあります。筋の通し方として関係が深いからこそ一線を引いた形で「松尾氏」を使った可能性もあるのではないでしょうか。

 

他にも「〈親密さ>を数値化するような考えかたは、アーティスト山下達郎が最も忌避してきたもの」といった部分など、私には『かつての自分の大好きだった山下達郎氏への想い』を美化して持ち上げて落とすという姑息さを少し感じてしまいました。

 

実際、松尾潔氏は山下達郎氏のことを過去も、現在もリスペクトしているのはわかります。今後もその立ち位置は揺るぎないものがあるでしょう。

 

だからこそ公の場でモヤモヤな状態のまま言い争うことに違和感……いや、不快感すら抱いてしまいます。

 

そもそもメッセージが山下達郎氏本人によるものなのか、誰かが書いたものを言わされただけなのかはわかりません。

 

松尾潔氏のジャニーズ性加害問題に対する意見は真っ当ですが、山下達郎氏への対応は是々非々でやりあう必要はないのではないでしょうか。

 

今回の山下達郎氏からのアンサーに対しての松尾潔氏の回答は他の人達にはどのように映っているのでしょうか。少なくとも本筋はジャニーズ性加害問題のはずが、山下達郎氏のバッシングとなるのは松尾潔氏にとっても不本意だと思うのですが……。

 

 

◯山下達郎氏の発言に対する松尾潔氏の「ミヤネ屋」回答に対する声

では、松尾潔氏の「ミヤネ屋」回答に対する声をピックアップしてみます。

 

<山下氏の発言に対する松尾氏の回答に対する声>

・やっぱりここで松尾さんが言ってる内容からすれば、松尾さんは同じ音楽業界のレジェンドである山下さんを尊敬し、信頼してたんだなぁということが分かる。それだけに松尾さんの発言を「憶測による非難」と断じた残念さは大きいし、寧ろ「悔しい」に近いように感じる。「他にも社内外におけるいろいろの理由」というのは、松尾さんも「なんのこっちゃ?」だったんですね。松尾さんの冷静な発言に対して、山下さんの「俺知らんがな」という門外漢ぶりが際立ってます
・要するに山下達郎は、自分の名前出されて一番自分が嫌いなことに対応せざるを得なくなったことを凄く怒っている、ということかな。彼にとって、松尾氏の契約を切るかどうかは、実はさしたる問題ではなく、ビジネスパートナーが切りたいというのなら、別にいいや
くらいの軽い感じで考えていたんじゃないかと思う。ジャニー氏の行いの部分なんか、あのちぐはぐな回答を見ると、そんなに深く考えていなかったのでは?
・同じ意見もあったが、松尾潔は主義主張からプロパガンダを形成したかっただけ。営業的に新しい話題をクリエイトする傾向。自分についてくる味方がいなかったからSNSで新規賛同者を獲得したいだけ。プロデューサー気質だからしょうがない。山下達郎は問題視はしていても、自分が先頭に立つ気が無い。めんどくせえ話と思っている。技術屋らしく既存の著作印税、権利、タレントを守ろうと消極的な思想を語って炎上。会社でもよくあるだろ、そんな意見の食い違い。意見が合わずスマイルが後押ししてくれないなら独立して自分でやればいいだけの事。どこの会社でも同じだろ。実際この先個人で動き出すのか注視しているが、恐らくスポンサー(代理店)からの圧力で収束しますね。社会正義とは別の話。手順と社会倫理観が欠如していたのは、どう見たって松尾の方なんだよ
・諸悪の根源は、松尾氏が自分の立派な主義主張を世間に認められたくて、山下達郎の名前を勝手に出した事。山下達郎はいい迷惑
・(上のコメントに対して)諸悪の根源はこう言うミスリードをする輩ではないのか? 松尾氏の書いたものを、一語一句きちんと読んでの発言とは到底思えない
・松尾と達郎の内ゲバというか場外乱闘というか、プロレスだよね。しかし確認できた範囲で両者の言い分を読むと、松尾に完全に分があるというか説得力がある。達郎は論点のすり替えや開き直りが多い。達郎にもブレーンがいるんだろうけど出来が悪いブレーンなんじゃないか。もし本人が考えて言っているなら、ピュアな職人ミュージシャンだから、という自己規定から始まり世事に疎いんだから下世話な話には関与しないが、恩義のある人は擁護するみたいな上から目線の言い訳が完全に現在の危機管理の手法からずれてしまっているって自覚があるのだろうか
・ジャニーズ事務所とテレビはこの問題に真摯に取り組んでいる姿勢を世間に見せない限り、これからもジャニーズに対して違和感を持つ業界人とそうでない人との間で同じような揉め事が起こると思う。どちらもそれぞれの考えや正義があるとは思うけど、それでもやはりジャニオタや山下達郎、TV局の幹部など性虐待を擁護する側は、論点がずれてるとしか思えないコメントばかりで記事を見るたび憤りを感じる
・(松尾氏は)民意が味方となるであろう情緒かつ感傷的なコメントを挟みつつ冷静かつ論理的に非の打ち所がない見解を述べている
・松尾氏はケンカ売る相手を間違えてないか? 少なくとも大恩人の山下達郎に世間の批判が集まる様に仕向けるコメントしておいて敵対視してないってのは無理がある。どんな業界も人と人との縁で繋がっている。例え自分の主張が正しいと思っても、実際世間的に正しくても、恩人を追い込み平気で蹴落とす様な不義理をしてはいけない。主張するにしてもやり方が間違ってる。
・山下達郎氏自身が発信したことだけでもわかっていたことだが、事実に塩コショウを振ったり、印象操作を試みたり、論理のすり替えをしていたことがわかった。妻の竹内まりやの名前を唐突に出し、自分の援軍であるかのような印象操作は見苦しい
・ジャニーズ事務所を枢軸に置いた場合、その芸能界において音楽というものは決して唯一の中心要素などではない。ましてや、音楽業界の中においても、スマイルカンパニーやら山下氏やらも中心的存在ではないし、松尾氏はそこの単なる客人である。いくら面白いからって、こんな隅っこの存在に注目して、事態の解決から目を背けてしまうのはおかしいだろう。そろそろ私も、こんな無関係な会社のことを気にするのはやめて、ジャニーズ事務所が過去の全ケースに対し、どのように事実認定を進めて損害賠償なり見舞金の支払いなりを法の手順に沿って行うのかを、見ていきたいと思う
・この問題点は、松尾氏がSCからの契約打ち切りの際にジャニーズ事務所(ジャニー喜多川)の性加害についての発言によって契約打ち切りになったかどうかが問題点だった。もう既に双方弁護士を立ててその点の確認をしており、それによると性加害発言が問題となっており、山下夫妻もそれによっての契約打ち切りに同意しているという弁護士同士の確認は合意済み。しかし山下達郎のラジオでの発言はそれに反するものであり、松尾氏の言ってる事は何もおかしくはない。山下夫妻には『失望』という言葉しかない
・法と正義より、義理と人情、御恩と奉公に殉ずることを選んだわけだ。まあね、歌手なんてのは「世界中を敵に回してもお前を愛する」なんて歌うわけだしね、それでも現実社会に生きる以上そういうのはファンタジーに過ぎない事が概ねなのだけれども、カネと名誉といった成功を手に入れればそのファンタジーに生きることもできるってわけだ
・山下さんの言う事はちょっとおかしいね。例えるなら、強い野球チームを作ったけど、それは暴力と恐怖で支配したものだったとしたら、そんなやり方は認められないだろう。それが明らかになったにも係わらず、監督の指導や能力は尊敬していると言い、一方で暴力は認めませんと言ったら何のコッチャと思うだろう
・今回の問題は松尾氏の不用意な自分のラジオでの発言が発端です。スマイルカンパニー(以下SC)がジャニーズと仕事で関係が深いと認識しながら、軽々に他社の問題についての発言は無責任であり、SCや達郎さんとしても契約解除は苦渋の決断だったのではないでしょうか
・松尾さんのコメントが冷静で達郎の矛盾点を悉く突いていてある意味爽快です。この人は相当に凄い。対して達郎の発言はある意味感情的で情緒的で音楽性の違いもあるんだろうなと思いました
・山下氏のわずかな印象操作や自己防衛の言葉を見つけ出してきっちり指摘するあたり、やはり松尾氏は明晰な方だ。時代の読み方やSNSの使い方にも長けている
・懐の深さと指摘すべき点は冷静に指摘しておく好ましい姿勢を、感じます。ちょっと正しすぎることで、一方をこじらせちゃう心配はありますが
・徹頭徹尾ロジカルに相手の言葉尻を論破してくる。まるで弁護士みたいな人だが、この人からは本人が言ってる尊敬も恩も義理も全く感じないな。それがそのワードに塗れて溺れてるタツローさんとの差。ここはもう生き方が違うんだよ相互疎通は今生では不可能
・松尾氏にとって達郎氏の事務所は長年のクライアント、契約を切られたからと言ってこのような言動は常識ハズレ。ビジネス常識上ありえない。達郎氏を敵対視してないというが、ジャニーズに忖度し、セクハラを達郎氏が黙認していたような印象を植え付けてしまった。結果として達郎氏は大炎上。達郎氏だけでなく、会社、従業員、ステークスホルダーに大きな迷惑をかけることになりそう。責任とれるんすか?、そんなに親しかったならきちんと直接話すべきだった
・天下の山下達郎も前後不覚になるほどの問題なんだろうね。そんなに媚びを売らなきゃならない理由はなんだろうね
・松尾さん。
もうこれぐらいで良いのではないですか? 松尾さんが契約終了で感じた不本意さ・無念さを、山下さんに擁護して欲しかった気持ちは痛いほどわかります。でも、それをネットで愚痴ってネットに擁護を求めるのは筋が違う話である事は、松尾さんであればよく分かってらっしゃると思います。その結果、期待通りにこのザマです。もう山下さんへの言われなき復讐は気が済んだのではないですか。これ以上はカッコ悪いです。契約解除に不満があるのであれば、会社対会社でなされば良いと思います
・「敵対視なんてしてません!ご提案しているのです」→同調を強要、逆らえば燃やすいつもの左翼ムーブ  「以前の交遊さえ希薄だったように印象づける言い回しが残念」→真偽は別として他人のフリされる程度の関係  「なぜそのいろいろな理由をご存じなのか。それは何なのか」→貴方の言動を見れば察しはつく  「『解雇』されたと主張しているかのような誤解を抱きかねないミスリード」→”所属していた会社”から契約解除された、と解雇のニュアンスをミスリードしてたのは自分  「契約内容のデリケートな部分をラジオ番組で語る姿勢は不適切」→もっとデリケートな契約解除理由はぼかすなと言うのに矛盾してるが
お金払って立場を買ってたのをバラされたら恥ずかしいね  「促したという表現には大いに齟齬」追認はしたと受け取っても良いんじゃないですか。だから何って話だけど。
・達郎さんが袋叩きになったのを見計らって「敵対視してませんよ」と人格者のようなコメント。もう充分うっぷんは晴れたでしょう、なかなかややこしい人です
・公開絶交を何万人って人が聴いている前で断絶されたのだから事実を受け入れろと思う。
今更よく恥ずかしげもなく敵対視していないとか言えるもんだ。貴方の言動のお陰で達郎さんご本人以外にも気分を悪くしている人も少なからず存在する。達郎さんと対面で会話をしたければ絶交する前にきちんと対話をすべきだったんじゃないか。もう二度とお互い生きている間に和解はないだろう
・何なんだこの人は。山下達郎に引き留めてもらいたかったけど止めてもらえなかったからTwitterで名前を出したの。自分と一緒になって、恩のある取引先であるジャニーズの不祥事を批判して欲しかったと。そんなの、当の事務所社長がしらばっくれてる話に、わざわざ首突っ込む理由もないでしょ。それで即関係絶てるほど簡単な話じゃないでしょ…。被害者もきちんと被害届出して訴えたらこんな事にならないのに…。犯罪に加担してた訳じゃないし、なんで関係ない人達が騒いで責められたりしてるのか。悪いのは故社長と逃げてる現社長なんだから、そっちになぜ山下達郎の名前出して、矛先を変えるような真似するんだろ
・敵対視していないといいつつ、かいてあることは敵対視そのもの。こういう人と一緒に仕事したくないと思う気持ちはわかる気がする。山下達郎がジャニー糾弾したとて、それで問題解決になるとは思えないし
・最初にネットやsnsを一切やらないからラジオでって言ってましたよ。それをsnsで唐突に発表したから達郎さんは怒っているのでしょう。会って話を先にしないから、あんな感じの発表になったと思います
・松尾潔さんが山下達郎さんにケンカを売ってる?2023年夏、凄い時代になりましたね。達郎さんが松尾さんについて番組で話した事が全て真実だったとしたら、私は松尾さんを軽蔑します
・もうあとはマスコミの面白半分の記事でしかない。本来、松尾さんと山達さんでやり合えば良い話。マスコミは自分たちのことは一切持ち出さず、ここぞとばかりに煽り出す
・わざわざサンプラザ中野での講演にあわせてツイートして、名前まで出しておいて敵対視してないわけがない。共産党を支持しているようなので、選挙の材料にしているのが見え隠れして本当に不快
・達郎さんの名前なんで出したの? 達郎さんに直談判すれば良かったのに。Twitterなんか使って悪口言って。ジャニーのことを告発するために、達郎さんの名前を使って炎上させて注目浴びたかったんじゃないのかな
・壊れた人間関係はもう戻らないのに松尾さんのほうが未練がましい感じします
・えっ、ミヤネ屋? ジャニーズ幹部はじめヒガシ、イノッチ、タッキーの説明責任は追及しないのに楽曲提供した人のことは言及して叩くの?
・ジャニーズ事務所がはっきりさせないといけない。それに尽きる。達郎さんは関係ない。みんな意地悪すぎて、引く…
・仮に主張がどれだけ正論だとしても、取引先を非難する人間はいらないだろうなぁ
・山下達郎という人は元々こういう人だったのでしょう。そこに気づかず勝手に人格を尊敬してた松尾氏にも見る目がなかったと反省するしかない
・共産党支持者の言動を鵜呑みにはできない
・山下達郎さんのそもそも知らなかったとか、義理や恩義に報いたい、ジャニー氏は偉大という話も一旦飲み込んだとしてもこれから業界の一員としてどうするべきという話が出ない以上、彼はやはり性加害容認者なのかなと思う。松尾さんはこれ以上の山下氏との言い合いは平行線だと思うので、是非とも粛々と芸能の正常に向けて頑張って頂きたいです
・山下さん70代、松尾さん50代、なんかこの感じこの関係性わかるような気がします。
私も50代ですが、70代の先輩方とは最近全く思考、価値観が合わずに衝突します。世の中の変化、社会の流れに先輩方は全くついていけてない。悪しき昭和の価値観のままアップデートできないままいろんな場所で社会的立場の高いところにしがみついている。老害と言われる前に表舞台から身を引いてもらいたいものです
・山下達郎無様だな。この期に及んで性犯罪者ジャニーを必死の擁護。性犯罪ば許せないけど、まだ本当のことはわかってないので憶測に基づい批判はしてはならんと堂々と世間に発表した。顔と名前を出して告発した被害者を愚弄する大御所。自分は何も知らんと言い張るとは本当に醜い
・なぜ、山下達郎を土俵にあげたがるんでしよう。ご自身と社長で揉めれば良いのに。自分自身も音楽業界にいて、山下達郎と同程度はジャニーさんの性加害について知っていたのではないですか? この人、完璧に自分に酔い出したましたね
・山下達郎さんの中では、ジャニー氏は偉大なのです。他の人の性犯罪は許せないけど、ジャニー氏の性犯罪は黙って目をつぶるのです
・ああ言えばこう言う方?
・今回のラジオスピーチは、達郎流の仕事に対する自信とプライドの現れだと思うが、最も大切にしなきゃならない、彼の音楽に愛や夢や希望を感じて聞き続けてきたファンに対する配慮や思いやりに欠けている。もっと他の言い方ややり方があったはずだと思う
・ファンは彼(山下達郎氏)の真意を理解してると思うよ。事実を歪めてるのはネット記事の方。「嫌なら聴くな」というタイトルを散々見たが、山下氏はそんなこと言ってない。彼のスタンスを忖度と解釈する人たちには自分の曲は不要でしょう と言っただけ。彼は「忖度ではない」と言いたかった
・松尾氏に対して「表に出さずに個人同士で話すべき」って意見がちらほら出てきてるけど、そう言ってる人達はジャニー喜多川の問題を表に出さなかった(出せなかった)メディアと同じ体質だと思う。今迄ほとんど触れられて来なかったこの問題がここまで大きく取り上げられたのは、イギリスのBBCが扱ったから。要は外圧。山下氏がジャニーズにベッタリなのは今回のラジオを聴いても明らか。そんなところに何の力もない松尾氏が個人で行ったって、同等の対話なんて出来ないよ
・ジャニーズ発言が問題になったから契約解除という趣旨で話されたら誰もが忖度と思うだろうし、それが公になれば問題視されるであろう事は想像に難くないとは思うのだけれど。もう少し揉めない話し合いはできたんじゃないか
・これで山下さん松尾さんどっちの仕事が減るかっていうと松尾さんだったりするんですよね。もちろん良いか悪いかは別です。業界というのはそういうおそろしい力を持っています。松尾さんがこれからも音楽家としてたくさんの良い仕事に恵まれることを心から願うばかりです
・達郎さんをまんまとポリコレ(ポリティカルコレクトネス)検査キットに引っ掛けたのだから、後は勝手に落ちぶれていくのを見ているだけで、追い討ちはほどほどにしておいたほうが良いと思いますよ。それよりも負けずにジャニー氏問題について書き続けたり、本業で成果を出し続けることが古巣を打ち負かす最大の手だと思います
・松尾氏は思慮深い人だと思うから、ここらで一旦様子見で静観モードに移ったほうがいいと思いますね。事務所社長もこのまま引き下がる訳にはいかん!ってなところでイライラしてるでしょうからね。松尾氏は足元をすくわれないように気を付けとかないと
・ジャニーズ事務所が未だに芸能界を支配している理由の1つ。山下氏のような”応援団”がどこにでもいて、仕事の供給をコントロールする
・松尾さんは、山下さんから距離を置かれたと思い寂しさを感じたのが「君」を「氏」と言われた事と思った。それだけ山下さんを慕っていたのだと思う。だから最初の社長の申し入れを保留にして山下さんの考えを聞きたかったのだと思う。それが同意していると弁護士さんを通じて言われた事で決定的になってしまった。その寂しさの裏返しが、ツィッターで「バイバイ」となった。その心情を理解出来ない山下さん若しくは、理解出来たとしても立場として突き放した表現になったのかは・・・山下さんしか分からない
・山下氏の発言には色々な違和感があった、それは松尾氏がピンポイントに指摘しているところな感じがする、しかしながら山下氏のスタンスはだいたい分かった、納得した人もいるだろうしガッカリした人もいるだろう、山下氏からはこれ以上のことは出て来ないだろうしこれから一緒にジャニーズやジャニー氏が犯した罪を糾弾するのは難しいでしょう、岩は動かない、松尾氏の正義感は正しいとと思うけどこれからどうしたいのか? 動くはずがない山下氏を執拗に攻撃するのはあまり得策じゃない
・山下氏にとって音楽はビジネスでもある。食えないミュージシャンが思いの丈を歌っているのとは違う。関わる多くの人がその音楽を生業としている。氏が大株主でもあるスマイルカンパニーにとって、ジャニーズも松尾氏も取引先だ。取引先が不祥事をやらかしたとして、それをある事ない事あげつらう会社など無い。内部調査なり第三者委員会なり警察なり税務署なりに対処は任せて静観するというのは当たり前。キチンとした報告が成されてからでしか自社の立場など決められない。そこを一方の取引先の松尾氏が義憤に駆られて言及し始め、山下氏に同調を求めた。そこで「僕は事の推移を見守るだけだからあなたとは提携解消ね」「別に不祥事を肯定するわけではないよ」というのは真っ当な姿勢だと思う
・人が走った、転んだ、目に見える事柄はそれが明らかな事象となり説明もできます。でも、目に見えない部分については人の心情だったりいろいろなものが加わり、事実も人それぞれ変わってきたりしますよ。人がどうとらえるか。悪意全くもってないのに、相手にムッとされた経験はありませんか? えっ、そんなつもりで言ったんじゃないよ、となった事。人にどう思われるか、そこまで全て自分でコントロールできるとは限らないのです。時には思ってもないように捉えられる事も。「事実を歪めかねない・・・非常に残念」との発言は自分の思う事実だけが正しいと言ってるように聞こえます。いつまでもそんな事言ってても仕方ないのでは?山下さんはジャニーズの性加害について関わる気はないとはっきり言っています。それに対してガッカリした、ファンやめるの声も多数出ましたがそれでもと仰ってます。ならば、他の同志を探す方向に向かった方がいいのでは
・公に向けた発言として「松尾氏」と呼ぶのは別に構わないけども、「促してない」なんて、別な方向から返しちゃった印象。結局、賛成したのか否かはハッキリわからなかった。でもその一言のおかげで、(本件ということではないものの)「人事や契約の是非について、社長に対して促せる立場」ということがわかる。そういう立場にない人は「促す」なんてフレーズは使えないのだから。いずれにせよ「ジャニーズ批判するなら辞めてもらって結構」という構図でしょう
・2人で話すときには「松尾くん」でも、第三者に公表するコメントでは「松尾氏」と呼ぶのは一般常識に沿う表現かと。家では「お母さん」と呼んでいても外で他人に話すときは「母が」と言うが如し
・松尾氏は、山下氏の考えを変えようと努力するより、ご自分の道を建設的に進んだ方がいいのでは
・松尾氏はSCとの契約中に赤旗新聞への寄稿や、特定の政党候補者を積極的に応援されてきていますよね。私はジャニーズ事務所への発言はあくまでダメ押しで、そちらの方が以前からSC側に問題視されていたのではないかと思いました。以前からご本人も発言されていますが、山下氏は音楽活動から徹底的に政治色を排除したいタイプなので、そのマネジメントを主業務とするSCも恐らく同じスタンスでしょう。そう考えた時に、「契約解除の理由は他にも有るが詳細は控える」としたのは、松尾氏の主義思想を晒さないための山下氏なりの配慮だったのでは
・色々切り分けて考えなきゃいけない案件と思う。契約解除、ジャニーズ、確執など
・松尾氏がジャニーズ批判をしたいなら一人で、或いは同じ思いの人同士ですればいい、それはこういう契約解除も覚悟しなければならない事だと思う。今までジャニーズ批判しなかったのは松尾氏も知らなかったから? ジャニーズ批判はもちろん同意でもまだ立ち上がれない人をとやかく言う資格はない
・松尾氏にしてみれば「してやったり」なんでしょうね。ここは自分を最大限に売り込むチャンスですからね。櫻井翔さんを批判したことや、今回の山下達郎批判には、少々違和感がある。山下達郎氏がジャニー喜多川氏やジャニーズ事務所批判、もしくは糾弾に参加するはずがないのである。達郎さんはそういう人間ではない。それは達郎さんが言っているように第三者委員会がきっちりとやれば良い話。達郎さんはジャニーズのタレントさん達と同じ目線や感情で今回の事を見ている。松尾氏も達郎さんと長い付き合いなら、そうした苦しい胸の内を理解できるなら、一緒に糾弾しましょうなどと言う言葉は出てこないでしょう

 

 

・ ・ ・

 

 

いろいろな意見はありますが、そもそも山下達郎氏やお世話になった事務所をマイナスな形で巻き込んでしまったのは残念な話ですね。

 

松尾潔氏が自分にとっての正義を貫くのはいいのですが、正義を振り回しすぎるのはいかがなものなんでしょうね。今回のジャニーズ性加害問題は、昔の宗教戦争的な空気感すら漂っている気がします。

 

これでは登場人物すべてが傷つくという誰も得しない展開になってしまいます。一連のコメントも個人批判に偏りすぎている印象です。残念なことです。

 

 

◯松尾潔氏には寛容さが必要なのでは?

「ミヤネ屋」での回答後、松尾潔氏はさらに自分の主張を拡散しているようですが、このような投稿もされています。

 

 

すでにお断りされたのですから、もう山下達郎氏のことは出さなくてもいいのではないでしょうか。私は山下達郎氏のファンではないし、どのような人間性なのかはわかりませんが、かなり迷惑な話なのではないでしょうか。

 

自分と異なるスタンスの人がいても、それはそれで許容する寛容さが松尾潔氏には必要ではないでしょうか。繰り返しますが、問題の本質は山下達郎氏とのすれ違いをクローズアップすることではありません。

 

私ならば、むしろ事務所と円満契約解除した後、ニュートラルな立場で自分の意見を公に発信していくのが筋だと考えるのですが……。

 

引き続き、追記します。よろしくお願いいたします。

 

では!

 

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