添付ファイル「winmail.dat」を3分で開く方法！送らない対処法も解説

 

 

 

「winmail.dat」という添付ファイルとは何か？

そもそも「winmail.dat」とは何なんでしょうか？　何が原因で発生するのでしょうか？

「winmail.dat」という正体不明の添付ファイルが発生する原因は、正しく設定されていないOfficeのメーラー「Outlook」からメールが送信されたときに引き起こされます。

Office「Outlook」はこれですね。

 

 

 

「winmail.dat」は、本来の添付ファイルをMicrosoft独自の書式情報（TNEF標準／Transport Neutral Encapsulation Format）がパッケージしてしまうために白紙アイコンのファイルに変わってしまいます。そして、「Outlook」以外では読み込むことができなくなります。

 

傾向として、画像やPDFファイルでは起こりにくく、WordやExcelだと高確率で発生します。

 

 

 

 

 

送られてきた「winmail.dat」の中身は簡単に見ることができる

「winmail.dat」って、絶滅しそうでしませんね。いまだに忘れた頃に出現します。

 

私が知る限り、添付ファイルが「winmail.dat」に変わってしまう原因はハッキリしていません。

送った側に問題があるのか、受け取った側のせいなのかはわかりませんが、ちょっとしたメーラー間のバグ的な問題でしょう。

 

しかし！

 

そんなことを調べることに時間を使う必要はありません。

 

「winmail.dat」自体は簡単に開くことができるからです。

 

これ、意外と知らない人が多いんです。ビックリです。

 

「winmail.dat」だったから見られないなんて言ってるのはダサいです。

 

なので、備忘録的に書き残しておきます。

 

 

 

 

3分で解決！　「winmail.dat変換ツール（インストール不要）」で一発解決！

昔はフリーソフトで開いていましたが、そんなものは必要ありません。

 

「winmail.dat変換ツール（インストール不要）」というページがあります。

 

コレで一発解決です！

 

こちらです。

 

http://winmaildat.net/

 

このサイトにアクセスして、「winmail.dat」ファイルをアップロードして、ダウンロードすれば完了です。

 

簡単にファイルが変換されます。

 

あまりに簡単すぎて、拍子抜けしてしまうはずです。

3分で解決と書きましたが、3分もかからず解決します。私はいつもお世話になっています。もっとも年に数回レベルですが……。

 

 

◯最新の「winmail.dat変換」サービス一覧

この記事を最初に書いたのは2018年5月です。それから数年が経ち、「winmail.dat変換」のサービスをするサイトも増えました。

 

そこで「winmail.dat変換」がオンラインで可能なサイト一覧を紹介しておきます。どのサイトも優良なネットサービス会社が提供しているツールですので、安心してお使えできます。

 

 

 

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手間はかかるが……他の「winmail.dat」の開き方をご紹介

「winmail.dat変換ツール（インストール不要）」は万能です。これですべて解決するはずです。

しかし、念のために他の方法も5つ追記しておきます。

あくまで参考情報として知っておいていただく程度でかまいません。それぞれ手間がかかるんです。時間のロスになるだけです。この方法がまかり通っているのが不思議でなりません。

 

繰り返します。

 

「winmail.dat変換ツール（インストール不要）」で充分です。

 

もしも、万が一、百万が一、うまく開けなかった場合、下の方法を試してみるのもアリですが、そんなことをやるよりもメールを送ってくれた相手に確認した方がいいと思います。

 

 

（1）Windows用フリーソフト「Winmail Opener（ウィンメール・オーペナー）」活用

フリーソフトはこれにトドメを刺します。

「Winmail Opener（ウィンメール・オーペナー）」
https://winmail_opener.ja.downloadastro.com/

グリーンの「START」ではなく、右下の小さな「ダウンロード」ボタンをクリックして使用してください。

あとはダブルクリックして、表示画面内の「OPEN FILE」で開きたいファイルを選べばオッケーです。

手間がかかりますね。

ところで、どうして“オーペナー”なんでしょう。オープナーの間違いだと思うんですが……。

 

 

（2）アンドロイド用「Winmail.dat Opener」

Android 4.1以上で使えるスマホ・アンドロイド用「Winmail.dat Opener」です。

amazonからダウンロードが可能です。

『Winmail.dat Opener』（画像をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします）

 

 

（3）MACの場合は「Winmail.dat Viewer」が必要

MACの場合は「Apple サポートコミュニティ」で紹介されています。

 

https://support.apple.com/ja-jp/HT201773

 

手順は以下のとおりです。
1.メール App でそのメッセージを開きます。

2.「winmail.dat」添付ファイルを長押しします。または、Mac では、「ファイル」>「添付ファイルを保存」の順に選択し、「winmail.dat」ファイルを保存します。

3.ファイルを他社製の winmail.dat ビューアで開きます。この種のビューアは、App Store で探していただけます。

 

ここまでしか書かれていません。ちょっと不親切です。

winmail.dat ビューアは、「Winmail.dat Viewer – Letter Opener 4」がベストです。

https://itunes.apple.com/jp/app/winmail-dat-viewer-letter-opener-4/id411897373?mt=12

無料アプリのようですが、App内課金があるようです。ちょっと面倒ですね。

 

 

 

（4）GmailやYahoo!メールに転送する

GmailやYahoo!メールに転送すると、「winmail.dat」の中身を見ることができます。

しかし、文字化けする確率が高いです。

これはオススメしません。

 

 

（5）メーラー「Thunderbird」を使っている人はアドオンを！

メーラー「Thunderbird」を使っている人には、便利な「winmail.dat」表示アドオンがあります。

これです。

Thunderbirdのアドオン「LookOut」をインストールすると、「winmail.dat」を表示することができます。

ただし、アドオン「LookOut」は、Mozilla提供アドオンではありませんので、使えなくなる危険性もあります。

以上、添付ファイル「winmail.dat」を最も簡単に開く方法でした。手助けになれば幸いです。

 

 

 

 

さよなら「Outlook」！　「winmail.dat」トラブルを自分から引き起こさない方法

送られてきた「winmail.dat」トラブルは、上記の方法でバッチリ解決するはずです。

 

しかし！

 

自分で気づかないまま「winmail.dat」メールを送る側になってしまう場合があります。

 

要するに加害者になるってことです。加害者って、イヤな響きですよね。

 

これを回避するのはどうすればいでしょうか。

 

方法はひとつだけです。簡単です。

 

メーラー「Outlook」と決別することです。

 

残念ながらこれしかありません。

 

 

○それでも「Outlook」を使いたい人の対策

Microsoftさんは回避方法を紹介しています。どうしても「Outlook」を使いたい人は下記を試してください。

 

（1）リッチテキストで送信しない（テキスト形式やHTML形式なら可）
※形式の変更は、ユーザー設定でできます。

 

（2）Winmail.dat 添付ファイルを含まないようにフォーマットを指定する
※詳細はこちらです。

 

（3）パッチ（Fix it・MicrosoftFixit20123.mini.diagcab）活用
※詳細はこちらです。

しかし、上記の方法をやれば完璧！というわけではありません。やはり「winmail.dat」トラブルは起きてしまう可能性があります。それがMicrosoft「Outlook」です。

 

 

 

 

＜2022年版＞windowsトラブル解決本があると安心！

パソコントラブルは尽きません。アップデートも頻繁にあります。

しかし、その度にネットで調べられる時代ですから、かなり便利になりました。

とはいえ、普段からトラブルシューティング本をチェックしておくと、慌てずに済みます。予防も可能です。

2018年末以降に販売された最新の2022年版「windowsトラブル解決本」を紹介しておきます。

 

 

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発売は「2018/11/2」です。

 

パソコン教室で初心者の方に接している講師による一冊ですので、ツボを心得ている一冊です。最新本ではありませんが、だからこそ基礎を確認するのにはうってつけです。

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以上！

 

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