2022年11月23日の午前0時過ぎ、若手シンガーソングライターの秋山黄色さん(←クリックすると、アマゾンのページに飛びます)が代々木署に逮捕されました。
酒癖が悪いのが欠点? 今回のトラブルが肥やしになればいいが……
秋山黄色さん逮捕のニュースは文春さんによるものです。相変わらず文春の情報収集力は素晴らしいものがあります。
記事によると、どうやら今回は彼女との痴話喧嘩的なものだったような印象です。
とはいえ、痴話喧嘩にしては激しすぎたのでしょう。原因はわかりませんが、お酒が引き金にはなっているようです。
当日の新井容疑者の足取りを追うと、暴行をはたらく数時間前まで、後輩らと酒を飲んでいたことがわかった。容疑者の音楽仲間が声をひそめる。「新井容疑者はそこまで社交的ではないのですが、飲みの場などには参加します。西麻布や六本木でよく見かけることもありますよ。繊細そうなサブカル男子に見えるんですが、いったんアルコールが入ると手が付けられない。とにかく酒癖が悪くて有名です。しっぽり飲むというタイプではなく、テキーラを一気するような無茶な飲み方が好きなんですよ」
引用:「髪を掴んで引きずり回され…」人気アニメ“ヒロアカ”担当ミュージシャン・秋山黄色(26)が交際女性へのアルコールバイオレンスで逮捕!(文春オンライン/2022/11/24)
https://bunshun.jp/articles/-/59025?page=2
魚拓URL:https://archive.md/BDmUo
○喧嘩で逮捕されると、どのくらい勾留されるのか?
記事によると現在(2022/11/26)は代々木署から北沢署へに身柄を移され、取り調べが続いているそうです。
今回の場合は飲酒による激しめの痴話喧嘩(男女間の喧嘩、言い争いなど)といった印象です。こういった喧嘩の場合は逮捕されて最大48時間は勾留され、警察の取り調べがあります。ここでオオゴトでなければ釈放となります。
今回のケースは代々木署から北沢署へに身柄を移されていることもあり、勾留期間が少し長引いているのかもしれません。とはいえまだ釈放されていないとすると、身柄が検察官に送致(送検)され、勾留期間がもう少し延長となるかもしれません。
相手の女性(交際相手?)の想いもあるでしょうし、状況もわかりませんが、今回は強い指導という形で釈放されるのではないでしょうか。いずれにしても事務所サイドが弁護士を立ててサポートしているところでしょう。
この辺の流れは区切りを見て所属事務所「SML Management」から詳細なりが公表されることでしょう。
いずれにしても暴力はよくありませんが、今回のトラブルが今後の活動の肥やしになればいいのですが……。
秋山黄色さんはどんな性格? 創作に対する姿勢は?
私は秋山黄色さんのことが全然わかりませんので、ネット記事のインタビューをいくつかチェックしてみました。参考になりそうな記事をピックアップしてご紹介します。
本心では基本重いことをずっと考えているんですよ。物の生き死にとか、宇宙とかについてずっと考えているから、それをアウトプットする先が作詞になっちゃっているんですよ。結果、注ぐものがそれしかないとゆうだけで、作っているときはずっと楽しい。自分の武器が銃やナイフしかなければ戦うことしかできないかもしれないけど、運良くたまたま持ったものがギターだったので。
引用:引きこもり少年が手にしたギターで切り開く未来。秋山黄色インタビュー。(ミーティア/2019.8.19)
https://meetia.net/music/akiyamakiiro-yuugure/
魚拓URL:https://archive.md/pJXia
けっこう鬱積したモノを抱え込んで、ギリギリまで溜め込んでしまうタイプのようですね。それが音楽という形でポジティブに発散されればいいのですが、お酒によって壊されてしまったのかもしれません。
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基本的に、夜というのは1日を清算する時間だと思うんです。その日あったいろんな体験を振り返って、よかったらそれを噛み締めて、ダメだったら反省する。で、僕自身はあまりいい感情で眠っていないんですよね。音楽を作って発表するという活動において、フィードバックがないことのほうが多いので、当然のように未来は見えない。でも「やってやるぞ」という気持ちでもがいている。それは昼間じゃないんです。昼間はただがんばっている時間だから。で、夜は結果が出てないから体も心もとにかく痛いけど、でも「これしかないからやってやるぞ」と思ってもがいている。
引用:夜にもがくみんなに報われてほしい 強がる生き方を肯定する3rdアルバム完成(音楽ナタリー/2022年3月9日)
https://natalie.mu/music/pp/akiyamakiro03/page/2
魚拓URL:https://archive.md/yEV3k
秋山さんにとっては夜というのは特別なもののようです。酒によって痛みを我慢することができず、自分が甘められる相手(恋人)に向けて暴発してしまったのかもしれません。
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言葉って、人がストレスを伝達する時に最も用いられている最強最悪なツールでもあって。僕、YouTuberの友達が何人かいるんですけど、中には人から言われた言葉に傷ついて、自分の体を傷つけてしまった人もいます。
引用:Interview:秋山黄色 3rd Album『ONE MORE SHABON』(EYES SCREAM/2022/03/09)
https://eyescream.jp/music/111521/
魚拓URL:https://archive.md/rDgzJ
かなりセンシティブでエキセントリックな人かもしれないので、相手の言葉にカッとなった可能性が高い気がします。センシティブでエキセントリックな人というのは、「こんなことでスイッチ入っちゃうの??」ということがありますから。
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高校在学中って何もかもがデリケートで、天然パーマでめちゃくちゃ悩んだりもして。当時の前髪1㎝は今の俺の前髪1㎝とは価値が全く違っていて、何をするにしても人の目をめちゃくちゃ気にしてた。
引用:秋山黄色から悩みを抱える高校生へ│「みんなが平等にもうちょっと笑っていられるべき」(シーエイチファイルズ/2021/04/06)
https://www.ch-files.net/akiyamakiro/
魚拓URL:https://archive.md/coMOd
やはりデリケートかつ、センシティブですね。
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今は周りから期待していただける環境もあるし、自分もよりプロフェッショナルになっているというか、精神的にちゃんとしなくちゃという意識がどんどん強くなっているんですけど、でも「もともと自分って“DROPOUT”な存在だよな」という感じがあった。
僕が言う“名曲”って、地元にいた頃と意味合いが変わってきているんですよね。地元にいた頃は、退屈しのぎに最適な曲が作れればほかはどうでもよかった。でも今は人に聴いてもらえる立場になってるので、ただ自分が好きな曲を作って終了だと嘘になる。評価も伴わなきゃいけない。だから今思うのは、自分がそれを好きだと思う感覚を誰よりも鋭くするということかなって思います。自分の深層心理との対話というか。
引用:秋山黄色 今、もっとも救われにくい人間に刺さる1stアルバム(音楽ナタリー/2020年3月3日)
https://natalie.mu/music/pp/akiyamakiro
魚拓URL:https://archive.md/0A088
しっかりと結果を出してきているので凄いことなんですが、もしかすると本人にとっては周りの期待に対するプレッシャーがキツかったのかもしれません。
インタビューをいくつか読んでみると、劣等感みたいなトラウマを抱えているような印象を受けました。そして、それを挽回するために自分を追い込み、学生時代から内面にあったエキセントリックで攻撃的な部分が酒で露呈しちゃったのかぁ。。。なんて思ったりもしましました。
では!
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