【目次】本記事の内容
「ミスター・ボージャングルス(Mr Bojangles)」の大ヒットが有名
アウトロー・カントリーの立役者の一人、ジェリー・ジェフ・ウォーカーが亡くなりました。理由は喉頭がん。2020年10月23日のことでした。78歳でした。
ウォーカーの最も有名な曲は、ニッティ・グリッティ・ダート・バンドの大ヒット曲「ミスター・ボージャングルス(Mr Bojangles)」です。ビルボードチャートで最高位9位、36週間チャート入りの記録でした。
「ミスター・ボージャングルス(Mr Bojangles)」はウォーカーが1965年に泥酔して投獄された後に書かれたものです。ボージャングルス(有名なダンサーであるビル・ロビンソンのニックネーム)とだけ名乗るアルコール依存症がタップダンスを披露する内容です。
この曲です。
そしてニッティ・グリッティ・ダート・バンドの演奏がこちら。
この曲は、ニール・ダイアモンド、サミー・デイビスJr、ジョン・デンバー、ジム・クロース、ドン・マクリーン、ニルソン、ボブ・ディラン・キャット・スティーヴンス、ロビー・ウィリアムズなど、なんと! 数十人のアーティストがカヴァーしています。
アマゾンでチェックすると、ズラリと出てきます(下の画像をクリックするとアマゾンのページに飛びます)。
「ミスター・ボージャングルス(Mr Bojangles)」
↑クリックすると、アマゾンのページに飛びます。
アウトロー・カントリーって?
ジェリー・ジェフ・ウォーカーは、ウィリー・ネルソン、タウンズ・ヴァン・ザント、マイケル・マーティン・マーフィー、ウェイロン・ジェニングズらと共にアウトロー・カントリー・シーンの発展に貢献しました。
アウトロー・カントリーとは、商業主義カントリーに反旗を翻すスタンスのカントリー・ミュージックのことです。
1950年代の後半以降から中心となったナッシュヴィル派のカントリーは、ナッシュビル・サウンドと呼ばれるものとなります。洗練された録音で、かつ売れ線のポップなサウンドが主流となったことに対するアンチテーゼ的なムーブメントとしてアウトロー・カントリーが発生したわけです。
その動きは1960年代から1970年へと拡大し、テキサスあたりで開花します。
ウィリー・ネルソンの代表曲「雨の別離(Blue Eyes Crying In The Rain)」
ウィリー・ネルソンあたりは王道のイメージですが、じつは異端児的存在だったわけです。
代表曲は、ビルボードのカントリー・チャートで1975年に1位を獲得した「雨の別離(Blue Eyes Crying In The Rain)」でしょう。
「雨の別離(あめの わかれ)」は、1945年に「Roy Acuff」が初録音した曲をカバーしたものです。
これです。
少し話が脱線しましたが、ジェリー・ジェフ・ウォーカーさんのご冥福をお祈りいたします。
では!
↓[ Googleセレクト 関連コンテンツ ]↓
wordpressやるなら
エックスサーバーがオススメ!
このサイトはスタート時より「wordpress × エックスサーバー」によって運営しております。他のサーバーとも契約をして別サイトを構築しておりますが、エックスサーバーの使い勝手がイチバンです。セキュリティ、サポートに満足しております。しかも低コストです。利用者が多いので情報がネットに多いことも助かります。
詳細は下記ボタンより