つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。気になった謝罪文の実例を収集してアーカイブしておきます。謝罪することが起きないことに越したことはありませんが、何かが起きた時に参考にしていただければ。
【目次】本記事の内容
トレンディエンジェルの斎藤司さんがフジ番組ロケで背骨骨折
お笑いコンビ「トレンディエンジェル」の斎藤司さん(41)が2020年10月8日、群馬県で行われたフジテレビの番組「でんじろうのTHE実験」ロケで重傷を負ったことがわかりました。
トレンディエンジェル(吉本興業タレント紹介)※右が斎藤司さん
https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=2745
大ケガの原因となった実験は、「エアバッグをお尻で爆発させたら宙に浮くことはできる?」というもので、本番で斎藤さんは1メートル以上も浮き上がり、着地時に左腰を強打。搬送された病院では、背骨の圧迫骨折と右手首捻挫で全治2~3カ月と診断されました。
番組はは2019年2月から放送されている科学実験バラエティーで、この実験に関しては「スタッフによる事前検証時には30センチも浮かなかった」ということでした。
昔から番組収録時での事故やケガはつきものではありますし、各テレビ局も慎重にリハーサルやテストはしているとは思います。しかし、それでも起きるときには起きてしまいます。
斎藤さんのケガの状況はわかりませんが、後遺症もあまり残らずに復帰されることを祈るばかりです。
吉本興行は「患部を固定して、本人は歩くことはできる。日常生活には支障がない。斎藤は明日(9日)も仕事は入っているが、休まない方向で調整している」という状況のようです。ひとまず仕事ができる状況は、不幸中の幸いという感じでしょう。
背骨の圧迫骨折は、高齢者にも起こりやすい!
背骨の圧迫骨折(脊椎圧迫骨折)は、高所から落ちて臀部を強打したときに生じるものです。今回の斎藤さんのケースは、まさにそれに該当するものです。
しかし、近年は高齢者の軽い尻餅や寝返り、長時間の身体を曲げた作業で生じることが増えてきています。原因は、骨粗しょう症によるもので、最悪なケースだと、くしゃみで骨が潰れてしまい、寝たきりになってしまうこともあるようです。
治療法はコルセット着用で骨がくっつくのを待つだけです。これはけっこう苦痛のようです。
最近では骨に特殊なセメントを注入する手術法「椎体増幅形成術」が開発され、副作用や再発の心配もないことから脚光を浴びています。
今回の斎藤さんの処置がどんなものか気になりますが、骨量を増やすカルシウム、ビタミンD、ビタミンKの摂取、日光浴などで一日も速く回復してもらいたいものです。
<オススメの食事>
乳製品や小魚、豆腐、納豆などの大豆製品、緑黄色野菜、レバー、バナナ、鶏肉、さつまいもなどを摂取するといいようです。
さて、話がそれましたが、謝罪文に関してです。
フジテレビ(番組)の発表した謝罪文が、けっこう評判悪いです。
どんなものだったかというと……。
番組サイトで発表されたフジテレビの謝罪文のお粗末
今回の事故に関しては、番組「でんじろうのTHE実験」の公式サイトにて謝罪文が発表されました。
これです。
「でんじろうのTHE実験」(フジテレビ)
https://www.fujitv.co.jp/denjirojikken/
念のために文章を書き残しておきます。
10月8日(木)、番組収録中にトレンディエンジェル・斎藤司さんがけがをされたことについて、斎藤さんをはじめ、関係者の皆様に心よりお詫び申し上げます。また、今後の治療等につきましては誠意を持って対応してまいりたいと考えております。
本番組は出演者とともに様々な実験を行い、その過程、結果を楽しむというコンセプトで、今回は“お尻の下に敷いたエアバッグを作動させ、体が宙に浮くかどうか”という実験の収録を行っておりました。 制作スタッフがシミュレーションを重ねるなど、さまざまな安全対策を講じてはおりましたが、結果として安全対策が行き届いておらず、斎藤さんが負傷された事態を重く受け止めております。二度とこのような事故が起きないよう、より一層、番組制作において安全対策に万全を期して参ります。
なお、今回の実験はでんじろう先生の監修のもとに行ったものではございませんでした。
「デイリー新潮」が指摘する謝罪文のおかしな部分は、本当におかしいのか?
この謝罪に関して、「デイリー新潮」が問題点を指摘して記事にしています。
問題点のポイントは下記のとおりです。
・実験と本番の違いの状況説明不足
・でんじろう先生の監修のもとに行ったものではない
・安全面の配慮は誰がしたのか?
実際、この3点の指摘に関しては、私的には微妙な印象ですね。
もしかすると、あまりに浮き上がらないので、斎藤さんが自ら衝撃に合わせて飛び上がる動きをした可能性もあります。
監修者に関しては、テレビに限らず、そもそも監修者はお飾り的存在ですから、でんじろうさんを守るためにも出さざるを得ないコメントでしょう。
安全面の配慮は誰がしたのかに関しては、スタッフも真剣にやっていたことでしょう。誰だって事故なんて起きてほしいと願ってはいません。それでも起きるのが事故です。
今回の残念な部分は、もう少し詳細を加えて発表した方が良かったですし、やはりフジテレビもしくは番組制作を手掛ける株式会社UNITED PRODUCTIONSの林博史氏なり、島田源太郎氏が連名で出した方がよかったでしょうね。
いや、UNITED PRODUCTIONS社は、日本を代表する良質な「おもしろコンテンツ」を供給する、国内最強の「コンテンツサプライヤー」を目指しているそうですから(詳細は企業情報を参照:https://united-p.co.jp/company/)、代表取締役社長の森田篤氏がきっちりメッセージを出してもよかった気がします。
こういうときに体裁を整えないでやり過ごそうとするのが、テレビ局の良くない部分……いや、マスコミ界、いや、日本全体に蔓延している?? 問題点のような気がします。
反面教師として学ばせてもらいます。
UNITED PRODUCTIONS社の「Mission Statement」
ついでですので、UNITED PRODUCTIONS社の企業情報(上記)に掲載されている「Mission Statement」を紹介しようと思います。
Mission Statement
■テレビに限らず、あらゆるコンテンツプラットフォーマーに向けて、「おもしろコンテンツ」をつくる。
■我々がつくるべき「おもしろコンテンツ」は“映像”、という軸をぶらさない。
■ただし、つくる映像コンテンツを中心に、ビジネスを360度マルチ展開する。
■我々のコンテンツは、人々が感動し、驚き、笑い、幸せを感じるものでなければならない。
■おもしろくても人を傷つけてはならない。
■笑えないくらい茨の道でも「おもしろコンテンツ」をつくるためには、全力を尽くさなければならない。
■常に楽しく働く。楽しく働かないで「おもしろコンテンツ」がつくれるわけがない。
■自ら考え、自ら行動する。主体性の塊であれ。
■失敗しても、笑いにしてまたチャレンジすべし。
■三度の飯よりおもしろい事を突き詰めるが、働き方改革もちゃんとやる。法令も遵守する。
■若手にチャンスを与える組織で、年功序列は禁止。ただし、先輩は後輩を大切にすべし。
■世界でヒットする「おもしろコンテンツ」を開発し、日本を代表する「コンテンツサプライヤー」になる。
私は皮肉でこの会社をやり玉に上げて載せているわけではありません。もしかすると、フジテレビの方針に従っているだけかもしれませんし……。
こういった会社のサイトを見ていると、かっこいい言葉を並んでいて素敵ですよね。
こういう部分も見習わないとなぁ……と思ったりします。
まぁ、ここに「■失敗の原因を追求して明らかにして、反面教師として自らを律せなければならない」あたりを付け加えたら最高かもしれませんね。
では!
気になった謝罪文を収集しています。謝るようなことが起こらないにこしたことはありませんが、何かの時のために参考にしてください。
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