NHK首都圏ツイッターで「マスク＝顔パンツ」投稿に医療従事者が激怒！ しかし簡単な謝罪と投稿削除は正解だったのか？ | 謝罪文 実例57

つなワタリ＠捨て身の「プロ無謀家」（@27watari）です。

 

気になった謝罪文の実例を収集してアーカイブしている記事です。謝罪するようなことが起きないことに越したことはありませんが、もしご自身や仲間に何かが起きた時に参考にしていただければ。

 

 

「NHK@首都圏」ツイッターが「マスクは“顔パンツ”?」表現でプチ炎上

「NHK@首都圏」公式ツイッターによる「マスクは“顔パンツ”？」という投稿に批判が集まり、表現を改めて再ツイート。合わせて該当ツイートは削除されました。

 

すでに該当ツイートは削除されましたが、不快と指摘した医療従事者のツイッターに画像が掲載されていましたので、貼っておきます。

 

これです。

医療従事者です。
コロナ禍で罹患された方々の生命と真剣に向き合って来ました。
なぜマスクを『顔パンツ』と発信されたのでしょうか？
またなぜ当初のツイートを削除されたのでしょうか？
きちんと説明して頂きたいです。
説明なき場合、こちらを定期的に貼ります。
対応よろしくお願いします。 https://t.co/slJWj4nCW0 pic.twitter.com/EGzX5P6etd

— ハルトラ🌏🍢🍟 (@black_harutora) October 7, 2022

 

 

念のために画像と文章を抜き出しておきます（クリックすると画像が拡大されます）。

 

 

そして、訂正して再投稿したツイートがこちらです。

 

【マスク外せる？ご意見募集】

マスクをすることで安心したり、外すときにためらいを感じたことはありませんか？

当初の記事で、人前で外せないとの意味でマスクを下着に例えた表現に対し、不快感を示す意見が寄せられました。表現を改め当初のツイートも削除しました。https://t.co/RMbO8oaplL pic.twitter.com/zTD35mfQEk

— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) October 7, 2022

 

 

 

世の中全体が “軽く、薄っぺらく ” なっているのか!?

NHKが “顔パンツ” と投稿するとは……かなり恥ずかしいことでしたね。気軽さを出したかったのか、話題性を意識したのか、無自覚に投下してしまったのかはわかりませんが、公共放送としては不用意すぎました。

 

さらに批判を受け、あっさり該当ツイートを削除して済ます対応も失策でした。

 

ツイッターをはじめ、SNSではさまざまな発言や事件などが簡単に可視化され、拡散されてしまいます。責任のある立場の方々は、かなり慎重にSNS運用する必要があるでしょう。

 

とはいえ、SNSの炎上は減るどころか、増えている印象です。

 

あくまでも私の体感ですが、なぜそうなってきたのでしょうか？

 

やはり世の中全体が “軽く、薄っぺらく ” なってきているのでしょうか？

 

こういった問題は感覚で分析しても意味はありません。一定期間の炎上ツイートの数や内容、発信者の傾向を分析する必要があります。

 

それをふまえ、あえて感覚で意見を言わせてもらうとすると、炎上インフルエンサーなどが増えたこと、さらにその人に尻馬に乗った人（無批判に他人の言動に便乗して軽はずみな行動をする人）が増えたからのような気がします。もしかすると、社会的な不況などで精神的に不安定な人が、カタルシスとして膿的な感情を解放させているのかもしれません。

 

 

 

すぐ投稿を削除すればいいのか？　炎上ツイートの対処法

何か問題があれば、謝罪して削除するのがSNSにおける基本対応です。

 

削除しないと永遠に不快さが拡散し続けてしまうので、もっとも適切な対応なのでしょう。

 

 

しかし、

それでいのでしょうか？

 

 

今回のような「不快感を示す意見が寄せられました」ということで削除することが正しいのでしょうか？

 

単純にツイートを削除してしまえば、リプなども消滅します。今回はこのことに対してのお詫びすらありません。これはツイッターを運用している人のスキルが非常に低いことがうかがえます。

 

NHKならば不快感を示す意見の割合なども考慮するなど、削除に至る理由をもっと明確にしてほしかったです。もしそれができないのであれば、試行錯誤しながらも削除ルールを模索する姿勢を見せてほしかったです。

 

今後も炎上ツイートは減ることはないでしょう。

 

だからこそ炎上ツイートの対処法と向き合っていく必要があるような気がします。

 

今回の “顔パンツ” 投稿に関してネットの声を調べてみると、意外と批判だけではない印象を受けました。だからこそ、NHKの対応は残念でなりません。

 

では！