つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。
気になった謝罪文の実例を収集してアーカイブしている記事です。謝罪するようなことが起きないことに越したことはありませんが、もしご自身や仲間に何かが起きた時に参考にしていただければ。
【目次】本記事の内容
- 1 研究者が忙しくて研究できなかった? JAXA会見で感じた意味不明さ
- 2 報告書を読むと、とにかく杜撰すぎて笑うしかない
- 3 研究者が忙しかったから研究に専念できなかった?
- 4 ちなみに研究費はいくらなの? 約2億円らしいが……
- 5 2023年に宇宙へ行く予定の古川聡氏にペナルティーはあるの?
- 6 そもそもJAXAという組織のレベルが下がってきている?
- 7 高市宇宙政策担当相は「気づかなかったは、はなはだ疑問」と批判
- 8 日本は科学技術立国? じつは不正大国だった!
- 9 年が明け、2023年1月12日に古川聡氏が謝罪するも、甘い処分に批判の声も
- 10 古川聡氏の処分は戒告、さらに主任研究開発員は停職14日という甘さに驚き
- 11 データ捏造に関しての古川聡氏への戒告処分に対する声
研究者が忙しくて研究できなかった? JAXA会見で感じた意味不明さ
2022年11月25日、宇宙飛行士で医師の古川聡氏(58)が研究代表者を務めた宇宙医学関連の実験で、データの取り扱いなどに不適切な点があったことがわかりました。
詳細はJAXAの公式ページにアップされています。
こちらです(クリックすると画像は拡大されます)。
引用:「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」不適合事案について(JAXAプレスリリース/2022年(令和4年)11月25日)
https://www.jaxa.jp/press/2022/11/20221125-2_j.html
魚拓URL:https://archive.md/DvpDO
念のため文章を残しておきます。
「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」不適合事案について
2022年(令和4年)11月25日
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)にて実施した人を対象とする研究開発において、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」(医学系指針)に対する不適合があったと判断いたしました。
今般、先だって実施した機構外の専門家による事案調査及び、機構内外の関係者・専門家らによる原因究明及び再発防止策の議論の結果をとりまとめましたので、以下のとおりご報告いたします。
報告書では、どのような点で、医学系指針への不適合の程度が重大であったと判断したのか、そして、その発生要因と再発防止策について説明しております。
<報告書>
「長期閉鎖環境(宇宙居住環境模擬)におけるストレス蓄積評価に関する研究」で発生した不適切な研究行為に関する調査結果及び再発防止に向けての取組みに関する報告書
↑(リンク)https://www.jaxa.jp/press/2022/11/20221125-2.pdf
魚拓URL:https://archive.md/60E1A
また、本日、医学系指針に基づいて文部科学大臣及び厚生労働大臣宛てに報告書を提出しました。
本研究では、公表に値する信頼性のあるデータが取得できず、研究成果も公表できない事態となり、納税者である国民の皆さまからの負託に応えることができなかっただけでなく、研究にご協力いただいた研究対象者の善意を裏切る結果となりました。JAXAとして責任を持った研究遂行ができなかったことについて、深くお詫び申し上げます。
<本研究で実施した有人閉鎖環境滞在試験にご参加いただいたみなさまへ>
このたび、研究に参加いただきましたみなさまから、本件に関してご相談いただける窓口を設置いたしました。
相談窓口の連絡先は、以下のとおりです。
有人宇宙技術部門 担当宛 E-mail: JAXA-HEISA[a]ml.jaxa.jp ([a]を@に変更してください。)
報告書を読むと、とにかく杜撰すぎて笑うしかない
そもそもJAXAには医学系研究をやるだけの能力がなかったようです。
報告書を斜め読みすると、「存在しないデータが作成されていた」「研究データが数多く書き換えられており信頼性を損なった」「評価方法の科学的妥当性が確認されないまま研究が実施されていた」「データの信頼性を棄損させる行為があった」「計算ミス、未記入などの事象が多数」「データは Excel で管理され、履歴が残らない形で保存」「ほとんど研究ノートが作成されてなかった」「モニタリングの不実施」「インフォームド・コンセントの一部に不備」などの不備のオンパレードでした。
清々しいほどの問題が並んでいるのを見ると、「これ、何もしてなかったんじゃん!?」というような内容です。
研究者が忙しかったから研究に専念できなかった?
2022年11月25日(金)の14時から行われていたJAXA記者会見では、あまりにも杜撰な研究状況についての質問もありました。当然です。
それはこちらです。
会見では、「研究者が忙しかったから研究に専念できなかった」「今後は適切に対応する」といった対応に終始する形となりました。
研究者当事者も出てきませんし、研究代表者の古川聡氏も出席はしておりません。あくまでも「聞き取り調査」としての回答で、内容はほとんどありませんでした。
ちなみに研究費はいくらなの? 約2億円らしいが……
一言で言ってしまえば、この研究にかかる時間や費用はドブに捨てたと同じでしょう。
その研究費の総額は約2億円だそうです。
内訳は国からの 研究開発費として「9600万円」、JAXAの負担金が「9500万円」とのことです。ですので、正確には「約1.9億円」となるようです。
とはいえ、内訳なども正確に発表されていませんので、これが正しいのかどうかもわかりませんし、これとは別に人件費が上乗せされる可能性もあるでしょう。
2023年に宇宙へ行く予定の古川聡氏にペナルティーはあるの?
会見ではこのトラブル発覚によって古川聡氏の2023年の宇宙飛行に影響が出ることはなさそうな印象でした。
しかし、宇宙飛行士を志すような方ですので、きっと正義感が強い方でしょう。やはり研究の代表者ですから、来年の宇宙飛行を辞退するかもしれませんね。
会見では「宇宙飛行士の仕事は忙しいからチェックする時間がなかった」的な言い訳が出ておりましたが、それはそれで問題です。
これ、そもそも研究で成果が出た場合は、古川聡氏のチームの成果として評価されるわけです。だとしたら、今回は古川聡氏のチームの成果として責任をとることが正常な考えだと思うのは私だけでしょうか?
そもそもJAXAという組織のレベルが下がってきている?
今回の報告書を読む限り、肝心な部分が何も見えてきません。
報告書の最後のまとめにはこのように書かれています。
「医学研究に携わる者の倫理意識の醸成や研究体制の整備について JAXA としての取組み
が十分でなかった」。
これははどういうことなんでしょうか?
思いつきだけの見切り発車でやったということでしょうか?
通常ならありえない杜撰さの原因はどこにあるのでしょうか?
私は仕事でJAXAの宇宙ステーションの開発をされている方にお会いしたことがあります。関係者しか入れないような場所で実際の作業の様子も見せてもらったことがありますが、非常に意欲的な方々が集まってきている印象を受けました。
知の最高レベルが集うような組織であるはずのJAXAですが、もしかしてレベルが下がってきているのでしょうか? いや、そんなはずはないでしょう。
とはいえ、とても不思議です。
高市宇宙政策担当相は「気づかなかったは、はなはだ疑問」と批判
古川聡・宇宙飛行士が研究代表者を務めた医学研究でデータの改ざんや捏造(ねつぞう)が多数見つかった問題で、宇宙政策担当相の高市早苗氏が苦言を呈しました。
高市氏は「JAXAの対応は非常に遅い。税金を投入している研究であれば、できるだけ速やかに公表し、所管省庁に報告し、本格的に調査することが望ましかった」と指摘した。古川飛行士自身が問題を把握できていなかったとのJAXAの説明については「古川飛行士は管理監督責任を負う立場だ。はなはだ疑問に感じている」と批判した。
引用:古川聡氏が代表の不適切研究 高市氏「気づかなかったのは疑問」(毎日新聞/2022/11/29 12:36)
https://mainichi.jp/articles/20221129/k00/00m/040/113000c
魚拓URL:https://archive.md/M34TM
実際にこの問題が発覚したのは2017年で、文部科学省への報告は4年後の21年でした。
・ ・ ・
このコメントに関しては正しいのですが、ネットでは「政府はもっと酷いだろ」という声が溢れています。
権力者による不正と誤魔化しが横行する日本は沈んでいくだけですね。
日本は科学技術立国? じつは不正大国だった!
今回のJAXAの研究不正に関して興味深い記事を見つけました。ジャーナリストの知野恵子さんによるものです。なんと日本は「研究不正大国」と見られているとバッサリと切り捨てています。
実は日本は、海外から「研究不正大国」と見られている。米国の非営利組織「リトラクション・ウオッチ」は、虚偽や間違いを外部から指摘されたなどの理由で取り下げられた論文を調べ、データベース化している。撤回数の多かった世界10位の中で、日本の研究者が半数を占める。米国の著名な科学誌『サイエンス』も、2018年に「嘘の大波」というタイトルで、日本の論文撤回の多さを取り上げている。
引用:「13泊14日で38万円のバイト」と話題だったが…JAXAの「宇宙兄弟ごっこ」が研究成果”ゼロ”に終わったワケ(PRESIDENT Online/2022/12/12 8:00)
https://president.jp/articles/-/64328?page=4
魚拓URL:https://archive.md/xa6LU
ポイントを箇条書きにしておきますので、興味のある方はご確認ください。
○JAXA不正の原因とは?
JAXA不正の原因はいろいろあるでしょうが、記事のポイントをかいつまんで紹介します。
<JAXA不正の経緯や原因など>
・被験者募集の段階で大きな話題を呼んだ(約1万1000人が応募)
・共同研究に参加した大手化粧品会社の想定外の暴走
・成果は限りなく「ゼロ」に近い
・古川飛行士は責任者でありながらコメントすら出さず
・同時期に内閣府の大型研究「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT=インパクト)」でも問題発覚(お粗末な研究内容)
・不正を働いた研究者は2人だが、1回あたりの実験に60人~80人の研究者が関わっていた
・予算の一部が基金化したことによりチェックが緩くなった
・大手企業と連携による悪影響
・研究費獲得に四苦八苦する研究者の間には、宇宙実験に対する嫉妬、疑問、不公平感も
組織の自浄機能が果たせなくなっているのは間違いないでしょうね。成果をアピールすることばかり意識したハリボテ組織だらけの日本は、すでに地に堕ちているといえるかもしれませんね。
今後、さらに何かJAXAの問題点が明らかにされていくのでしょうか。引き続き気にかけてみようと思います。
年が明け、2023年1月12日に古川聡氏が謝罪するも、甘い処分に批判の声も
2023年1月12日、データの捏造や改ざんが多数見つかった問題で宇宙航空研究開発機構(JAXA)が会見を開きました。研究の責任者である医師で宇宙飛行士の古川聡氏も出席し、謝罪しました。
「特に研究にご協力いただきました研究対象者のみなさま、共同研究機関の研究者のみなさま、そしてさまざまなご助言をくださった信頼を損ねてしまったことの責任を痛感しています。心よりお詫び申し上げます」と頭を下げた。この問題を受け、古川氏は「JAXAから戒告の処分を受けた」と報告した。
引用:JAXA研究で“データ捏造” 古川聡宇宙飛行士を戒告処分に「国民の皆さまの信頼を損ねた」(ABEMA TIMES/2023/01/12 14:26)
https://times.abema.tv/articles/-/10063853
魚拓URL:https://archive.md/Dw1ws
古川聡氏ら会見はこちらをご覧になってください。
古川聡氏の処分は戒告、さらに主任研究開発員は停職14日という甘さに驚き
この件に関して古川聡氏や研究員が懲戒処分を受けましたが、その軽さに驚きました。
古川聡氏の処分は戒告ですが、これは「口頭での注意によって将来を戒めるもの」です。そして主任研究開発員は停職14日です。
しかも処分に関して主任研究開発員は公式サイトで発表されていますが、古川聡氏の処分は掲載されていません(2023/01/12 23:21時点)。これはJAXAの組織的問題を感じます。どうしてこんなに甘いのでしょうか。とんでもないことをしでかしたと感じるのは私だけでしょうか。
ちなみに主任研究開発員の処分については、こちらをご覧になってください(クリックすると画像は拡大されます)。
引用:懲戒処分の実施について(宇宙航空研究開発機構/2023年1月11日)
https://www.jaxa.jp/about/disclosure/data/disciplinary_20230110.pdf
魚拓URL:https://archive.md/RbZr9
念のため文章に残しておきます。
2023年1月11日
国 立 研 究 開 発 法 人
宇宙航空研究開発機構
懲戒処分の実施について
宇宙航空研究開発機構は、下記のとおり懲戒処分を行ったので公表いたします。
記
1 処分内容 懲戒処分(停職14日)
2 処分年月日 2023年1月10日
3 被処分者 主任研究開発員 53歳 男性
4 事実の発生年月日 2016年~2017年
5 事実の概要
当機構が実施した研究において、当該主任研究開発員らによる「人を対象とする医
学系研究に関する倫理指針」(平成 26 年文部科学省・厚生労働省告示第 3 号)や当
機構内規に対する重大な不適合が複数あり、データの信頼性が損なわれて研究全体の
科学的価値を棄損し、結果機構の信用失墜を招いた。
データ捏造に関しての古川聡氏への戒告処分に対する声
Yahoo!ニュースなどにあがっている声をピックアップしました。
<データ捏造に関しての古川聡氏への戒告処分に対する声>
・この会見は専門関係者向けではなく、もう少し一般向けに構成すべきだったのではないかと思います。専門家に任せた監督責任で終わらず、研究成果は結果としてどのような扱いになったのか、不正をする意図の有無といった、デリケートな部分に踏み込めなかったのは、反発を呼ぶ恐れがあるでしょう
・事前に計画された宇宙実験を地上のスタッフとのチームワークの上で「現場で」努力する宇宙飛行士の役割と、研究のリーダーとして求められる役割とにズレがあることに当時は気がつけなかったのではないか
・取り違えは有り得る人為ミスではあるが、研究データの捏造はミスで起こるものではないので、ミスに矮小化するのは組織的にダメな感じ。実データの解析は他人任せというのはその通りなのだろうが、途中経過は定例ミーティングしてるだろ
・それでなくても力のない小さな組織なのにJAXAのやらかしで東大、京大クラス以外の日本の研究所の出す論文はジャパンプレミアムがついて信頼されなくなるでしょうし共同研究者を探すのにも支障が出て予算も手に入りにくくなりしたくもない研究をしないといけなくなるでしょう。ごめんではねすまないんですよ
・悪意のないミス、検体取り間違えだと? 捏造ではないのかな? JAXAは、怪しい組織になったな
・「捏造」という表題なのにヒューマンエラーの記事になっているあたり、マスコミもなんの話かよく分かっていないのでしょうか?
・このタイミングで会見する理由は分かりますよ。もうすぐ国会で予算案の審議になりますから。国民も怒ってるわけですが、国会審議は成果が出ている研究でも正確な報告が求められますから捏造なんてしてたら追及を受けるでしょう与党からもね。だから今更の会見になったわけです。与党も失敗続きのロケットよりミサイルを買うたしにするかという気持ちになっても仕方がないですね利権も票も小さいですから立場がまったく理解できてないです。会計検査院からもマークされる可能性もありますし一人の虚栄心から真面目に働いているみなさんに迷惑をかけるわけです。税金の不適切使用にも関わらず所内の処分に留めて任を解かないようですが、所長を証人喚問するなり告発するのが筋ではないでしょうか?民間ではなく国の機関ですよね
・こういった捏造は、トップ(今回の場合古川氏)が、結果を強く求める場合に起こりやすい。仮説を立て、その結果が思っていた方向に展開しなかった場合は、本来、仮説に誤りがあるか検証方法などに誤りがあるという一つの重要なデータが得られる訳で、本来それでよしとするべきところを、トップが強すぎる要求をすれば、本人が関与しているかどうかにかかわらず、改ざんや捏造につながっていく
・組織的な欠陥もあるのでは? 結果を出そうと部下に圧力をかけるしか能がない上層部。真実をありのままに記録していくということができない組織
・詫びるのは結構だが 詫びだけで済む問題でもない。研究不正なんだから それなりの「科学への裏切り」の責任をとらないといかん
・AXAのような先進的であるべき組織が、時代錯誤なことをしてしまったことには驚愕した。立場上、インパクトのある研究結果で論文発表する必要があったのだろう
・古川宇宙飛行士は、会見はするけどアサインされているから宇宙に行きます…という感じでしょうか。このことを、他のクルーはどう思っているのでしょうか
・捏造が個人的要因か組織的要因か、しっかりと要因を特定して、組織として再発防止策を取って次の研究に取り組んでもらいたいですね
・古川氏は終始、「自分の責任」と「反省」をなん度も口にしていました。宇宙飛行士であり続ける資格があるか?の問いには目の前にあることを誠実に取り組むこと、と、答えにはなっていない返答でした
・部下の捏造を見抜けない、もしくはプレッシャーをかけ期待する結果を無理やり出すよう誘導する、どっちかわからんけど、宇宙飛行士としてこういう人間は共に乗るクルーの命を危険に晒す要因になるよ
・『JAXAは11日、書き換えに関わった男性研究員(53)について「研究全体の科学的価値を 毀損きそん した」として、古川氏よりも重い停職2週間の懲戒処分にしたと発表した』というが 氏名を出すべきだね
・意図せずに間違えたならダブルチェックは有効だと思うけど、悪意をもって改ざんしちゃってんだからそれは対策にならんと思う。組織が根本的に腐ってんだったら研究者とか一新する必要があるんじゃないの? 仮説が正しいかどうか立証するための研究でデータ塗り替えちゃってるならその研究は無駄でしかないし、その研究者は二度と研究者を名乗る資格はないと思う。これまでの研究も全て改ざんしてると思う
・研究ってたとえ予想とは異なる研究結果を得たとしても事実をありのままに論文に記載すること、言うなれば多くの研究者が積み重ねてきた失敗の連続の先に人類に貢献できるような成果が産まれるものだと思っていたのだが、こういう捏造が特に日本を代表する研究機関で産まれるとそういった信頼が全て崩壊してしまうな。真面目に研究している人達の意志に泥を塗る行為で、残念だと思う
・東大医学部卒で博士号も取得、そのうえ宇宙飛行士と本当に素晴らしいキャリアですが、組織のトップとしてのマネージメントスキルは欠落しているのでしょうね。世の中完璧な人はいないという良い見本です。いずれにしても処分は甘すぎるし、彼自身も真に反省し、国民に申し訳ないと思うなら、ここは潔く辞任して責任を取ってから、次の宇宙飛行に旅立つべきでは?
・会見の中継を見ていたが、古川飛行士に一定の責任があるのは仕方ないとしても、無理なスケジュールや少ない人員で多忙な合間に進められていた事で、目が届かない部分があった、という印象だ
・データ捏造と研究者として1番最低な行為をしているのに戒告で済むのか…という印象。この偽のデータを基礎として設計したものがあったら、それも無駄になるよね。担当省庁に確認して補助金の返還は不要とJAXAが言っているとニュース番組で出ていたが、国の補助金は返還すべきでしょう
・研究は成果を求められ、焦る気持ちはわかるが、税金を使っていることもあるので、データの不正は許されないと思う。成果が出なかったのであれば、取り組みましたがダメでしたと、その事実を報告してお詫びすれば良い
・宇宙飛行士はいかなる状況においても冷静に的確な判断ができる人であるはず。次回の宇宙飛行士としての任務は辞退するのが適切。これこそが冷静かつ的確な判断だと思う
・こんな言い訳で済ませる様な日本であれば、未来はないだろう。科学において正確性は最も重要視されるべきもので、科学者がデータの不正を行ったことは、警察が犯罪を犯したに等しい重さが有る。最低限、今年にも予定されている宇宙飛行士として国際宇宙ステーションへの派遣は取りやめるべきだし、JAXAを解雇すべきだ。宇宙飛行士を目指す優秀は人は沢山いるのだから
・処分が甘すぎる。国民の税金を無駄にしたのだから、もっと重罰にすべき。宇宙飛行士としての資質もない。記者会見を見たけど、説明も小学生レベルで誠意も責任感も何も感じられない。っていうか、質問と回答が全くあっておらず、何を言ってるか全然わからない
・宇宙飛行士としてだったらどうだろうか。宇宙空間でそんなことをやったら誰かが死んでいたかもしれない。JAXAの宇宙飛行士試験ってそんなレベルで合格するのか? 仕事ってそんなもんじゃないだろ? 作業分担をしたって向かうべき方向は同じだろ? 1人1人が細心の注意を払って進めるんだろ?この会見を見たところ、失礼ながら全員が全員やる気が無かったんだろうなと感じた
・命にかかわることを、「捏造しました、すみません」じゃあ済まされないだろ。あまりにも、軽んじた行為で謝罪で済ませていいものなのか?
・相変わらず甘い体質ですね。科学研究の信頼性を揺るがす不祥事をやらかしておいて、その統括責任者の処分が訓告や戒告というはあまりにも甘すぎる。組織をあげてスターとして育ててる大切な人物なのか知らないけど、責任者に登用した以上は相応の処分をするべきでしょ
・19年に中止になって、20年に外部の指摘ってどういうことでしょう? 中止になる理由があったのだから、19年に内部から発表すべきことなのではないでしょうか。しかも、22年に表沙汰になって、今日会見って遅いですよね
・宇宙飛行士って頭の回転が速くて、もっとテキパキと確実な回答ができるものと思ってました。もともと話下手なのか、なにかやましい事実を隠しているからなのか、あの質疑応答にはがっかりしました。莫大な予算を使ってあの方を宇宙に行かせてもよろしいのでしょうか?
・データのとりようによっては自分の命にもかかわるようなことに発展することが想像できないなど人として、科学者として失格ですね。一線を退かないと皆さん納得しないのでは?
・戒告が厳しいという人はほぼゼロだと思う。戒告が軽い!甘い!という人が大半だろうね。データの捏造や改ざんが起きた要因はプロセスを確立していない乃至プロセスがあるのにそれを無視したもののようだけど、JAXAに勤めていながらあまりにもお粗末。これで古川さんに対する信用は失墜したよね。金の無駄だわ~
・解雇が妥当です。JAXAの広報も意味の分からない補足していました。イレギュラーに弱い日本の組織が露呈しまくりでした。責任者だったら部下を守るのが当たり前なのに私は任務を全うしたいとか意味不明お爺さんでした
・研究でデータ捏造ですよね、食品会社の産地偽装とか賞味期限儀装とかと変わんないじゃん。場合によっちゃ倒産に追い込まれる事態なのに、「厳重注意を言い渡す懲戒処分で、多くの場合最も軽い懲戒処分」なんですねぇ。ずいぶん寛容なんだなって印象。JAXAさん、本気で「国民の皆さまの信頼を損ねた」って思ってます?
・現役飛行士の古川さんでは荷が重すぎたのではないか。彼のキャリアはすごいが何でも任せるというのはね
・研究の責任者としての能力が無かったか、その仕事をしていなかったか、あるいは研究Gpぐるみの犯行だったか、いずれかですね。こんなことになって戒告で済むんだ。処分の軽さにビックリだよ
・今後、宇宙飛行士として活動しても研究データは信用できない。なので、宇宙飛行士を辞めるべきである
・多額の税金と給与が払われててたかだか戒告とはね。しかも私的事由でなく公的な不祥事なのにずいぶんと甘ったれた処分だ
・有耶無耶な感じで終わりそうだなぁ、、、。もう、日本に明るい未来は待っていない気がします
・名義貸し研究だったにしてもあまりにも他人事すぎる態度だわな
・会見を聞いていたが前半部分のどうでもいい横文字の説明とかいらんから普通に日本語で話せばよい。だらだらと会見せずにサクッと要点だけ話せんものか
・とりあえず自分は改ざんしていないよ。部下がやって申し訳ない。ISSも予定通り行くからね。政治家みたいですね
・「容器に書く文字のサイズを大きくする、2人以上によるダブルチェックを徹底する」って、当たり前だろ。そんなこともやっていなかったのか
・オリンピックや政治献金関連の不正に比べたら、たった2億…とか考えてしまう自分がいる。いやだいやだ
・医者で研究者で宇宙飛行士で、これはやばいやろ。甘すぎる。真面目に研究してる人に失礼、ふざけるな
・解雇すべき
・宇宙飛行士の採用要件が緩和されたと聞いたが、詐欺師でもなれるようになったんですか
・ ・ ・
擁護するような声は皆無に近かったです。そうでしょうね。どうしてこんなことになってしまったんでしょう。
このまま日本は足腰が立たなくなりそうな気がします。
では!
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