つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。
気になった謝罪文の実例を収集してアーカイブしている記事です。謝罪するようなことが起きないことに越したことはありませんが、もしご自身や仲間に何かが起きた時に参考にしていただければ。
月刊誌「WiLL」の添田詩織議員署名記事は取材記事の捏造だった!?
月刊誌「WiLL」が大阪府泉南市の添田詩織市議の署名記事が「編集部員が添田詩織議員よりお聞きした内容に編集部の意向が混在して構成されたもの」であり、「結果として添田市議の主張となっていることは誤り」だとして訂正し、謝罪しました。
問題となったのは、WiLL2022年12月号(←クリックすると、アマゾンのページに飛びます)の「中国に大阪の土地が爆買いされている」と題した記事だ。添田市議の名前で掲載されているものの、同市議は10月29日、「この記事は私が寄稿したわけではなく、取材に基づいてWiLLの記者が書いたものです。所々私の発言ではない部分がございます」とツイッターで伝えていた。
こうした中、ワックは11月23日、「WiLL編集部」ツイッターに「本誌12月号掲載の記事につきまして、添田詩織議員及び関係者の方々から、ご意見・ご要望がございましたので、ここに弊社の見解を掲示いたします」として、同社出版局局長の名義で出された文章を掲載した。
引用:市議名での掲載記事に「編集部の意向が混在」 市議の主張となったことは「誤り」…WiLL訂正・謝罪(J CASTニュース/2022年11月24日20時14分)
https://www.j-cast.com/2022/11/24451072.html
魚拓URL:https://archive.md/oNppK
・ ・ ・
まずは順を追って流れを確認します。
まず、月刊誌「WiLL」2022年12月号の発売を受け、添田詩織議員は下記のようなツイートをしています。
※この記事は私が寄稿したわけではなく、取材に基づいてWiLLの記者が書いたものです。所々私の発言ではない部分がございます。
— 添田詩織🇯🇵 (@soedashiori) October 28, 2022
この状況を憂いた?のか、行橋市会議員の小坪慎也氏が、かなりの熱量で編集部に抗議されたのではないかと思います。
月刊誌「WiLL」2022年12月号の掲載記事がいかに酷いものかを自身のブログで徹底検証しています。こういった追求力は見習うところがあります。
記事冒頭から厳しく月刊誌「WiLL」を追求しています。
月刊「WiLL」のデタラメでいい加減な編集で添田詩織議員(泉南市議)の政治生命が葬られようとしています。添田議員の名で十二月号に「彼女の論文」が掲載されていますが、実はこの論文は彼女が書いたものではないのです。わずかな時間彼女から話を聞いたWiLL編集部員が勝手に作文したもので、このなかにはアサヒ芸能の記事が大量に剽窃されていることを確認しました。著作権侵害を彼女がした形になっているのです。致命的なのはウイグル問題に関連し、容認し難いような誤報を盛り込んでいるからです。
引用:月刊WiLLが議員名の原稿でアサヒ芸能を”盗作”。ウイグル問題でも容認しがたい誤報を掲載。添田詩織(泉南市議)が苦境に。【これからの保守媒体のために】(行橋市会議員 小坪しんや氏のブログ/2022年11月22日)
https://samurai20.jp/2022/11/will/
魚拓URL:https://archive.md/4ip8A
そして月刊誌「WiLL」はツイッターで訂正、謝罪へという流れとなります。
こちらです。
【弊社出版局よりご報告です】
本誌12月号掲載の記事につきまして、添田詩織議員及び関係者の方々から、ご意見・ご要望がございましたので、ここに弊社の見解を掲示いたします。 pic.twitter.com/bnPfDAWM32
— WiLL編集部 (@WiLL_edit) November 23, 2022
こちらが添付されていた訂正、謝罪文です(クリックすると画像は拡大されます)。
念のため文章を残しておきます。
読者の皆さまへ
WiLL2022 年12月号66真「中国に大阪の土地が爆買いされている」につきまして、ご報告及び訂正をいたします。
本記事は「大阪府泉南市議会議員 添田詩織」先生のお名前で掲載いたしました。本記事は編集部員が添田詩織議員よりお聞きした内容に編集部の意向が混在して構成されたものですが、結果として添田詩織議員の主張となっていることは誤りであり、ここにご報告して訂正いたします。また、添田詩織議員には深くお詫び申し上げます。
ウイグルを応援する全国地方議員の会からも、当該記事についての訂正要望が出されております。デマや誤誘導となりかねず保守を混乱させる危険があり、ウイグル問題の解決の妨害になる内容だとのご指摘をいただきました。添田議員は同会の代表理事を務められており、当該記事において会の肩書を用いていることから政治問題に発展しております。ウイグル等の参院決議の阻害要因にもなりかねないとの認識のもと、弊社としても下線の個所については明確に取消しいたします。
本誌2022年12月号70頁において、添田詩織議員の原稿として「①国防動員法および国家情報法」を断った場合、「②中国人であっても」「③ビザの没収や拘束、拷問、家族が人質に取られる、強制収容される等の”再教育”」が待っていると断定しております。センテンスの末尾にウイグルの強制収容の実態を知れば明らかとも明記されております。ウイグルを応援する全国地方議員の会としては上記を証明するだけの論拠を有していないとのことでした。
ウイグル問題を解決することに、ご尽力されている政治家の活動を阻害するようなことをしてしまい、重ねて深くお詫び申し上げます。
今後において編集部員はこれまで以上に丁寧に取材、編集してまいります。
引き続きご愛読を賜りますようお願い申し上げます
ワック株式会社
出版局
局長 真柄 弘継
この謝罪を受け、小坪しんや氏が終戦記事をアップしています。
誰であっても、どのような案件であっても、「あの時は即応だったのに!」とは誤解を生まないように。議員だから早かったわけでもありません。ここに至るまで様々な調整があり、その行為を私は「政治の仕事」と呼びたい。
引用:【撃ち方止め】ワック(月刊WiLL発行元)が事態を認め、お詫びと訂正を投稿【政治家の仕事】(行橋市会議員 小坪しんや氏のブログ/2022年11月23日)
https://samurai20.jp/2022/11/will-2/
魚拓URL:https://archive.md/QCMa1
見事な幕引きといえる記事でした。
J CASTニュースには小坪しんや氏を取材してもらいたいところ
今回のニュースを取り上げたJ CASTニュースは、ぜひとも小坪しんや氏も取材してもらいたいところです。
私は小坪しんや氏のことをいままで知りませんでしたが、この真実を追求する姿勢と気概はかなりのものだと感じました。
こういう姿勢がマスコミにも必要でしょうね。。。いや、私自身に必要ですね。。。勉強になりました。
では!
気になった謝罪文を収集しています。謝るようなことが起こらないにこしたことはありませんが、何かの時のために参考にしてください。
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