つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。
気になった謝罪文の実例を収集してアーカイブしている記事です。謝罪するようなことが起きないことに越したことはありませんが、もしご自身や仲間に何かが起きた時に参考にしていただければ。
猿まわし芸人が猿のコミカミをグリグリ! 指導を逸脱した虐待で謝罪
猿まわしで有名な「日光さる軍団」の芸人による猿を虐待しているように見える指導風景?の動画がSNSで拡散されてしまいました。これを受け、日光さる軍団の代表である村崎太郎さんが公式ホームページで謝罪しました。
物議を醸した動画では、該当芸人が「違う」「こっちこんでいいの」などと言いながら、猿の肩を強くつかんだり、足を叩いたり、両手でこめかみをグリグリしたりする様子が収められていました。猿は時折鳴き声を上げており、こめかみを痛めつけられたときには激しく顔をゆがめています。
引用:芸人が猿を虐待する動画に批判 日光さる軍団の代表が謝罪「指導と大きくかけ離れた行動」(ねとらぼ/2023年02月06日 20時15分)
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2302/06/news165.html
魚拓URL:https://archive.md/vNHPA
私も動画を見ましたが、猿のこめかみをグリグリする様子などはエグいものでした。
こんな感じです。
野生動物の指導は大変だとは思います。かなりハードかつ毅然とした態度も必要だとは思いますが……。
ただ、この指導者のことをモザイク無しで全国に晒してしまうことは、「やりすぎ」だったように感じられます。
・ ・ ・
では、日光さる軍団の謝罪文を確認します。
こちらです(別画面で開くと画像は拡大されます)。
引用:一部SNSで流れている弊社芸人の動画について(日光さる軍団 公式サイト/2023.02.06)
https://www.osaruland.jp/movie/
魚拓URL:https://archive.md/V6hEe
念のために文章に残しておきます。
2023.02.06
一部SNSで流れている弊社芸人の動画について
一部SNSで流れている弊社芸人の動画について
昨日より一部SNSにて、弊社の芸人の動画が拡散され、これは虐待ではないか?とお騒がせしております件で、まずは、弊社の芸人のとった行動で多くの方に不快な思いをさせてしまった事につきまして深くお詫び申し上げます。
社内で調査した所、当該芸人のとった行動に関しては、弊社で指導している内容とは大きくかけ離れた行動になっていた事を確認し、現時点で速やかに芸人と猿との接触をさせない処置をとりました。また私自身も本人から事情聴取し、当日、新しい芸に挑戦したが思い通りにならず、感情的になってしまいあの様な行動に至ったということを確認しております。
この事に関しましては、猿と共に生き、共に芸をする関係において、指導以上のこのような突発的な行動が許されるものではないという事を、伝えきれていなかった私の指導不足と痛感し、重ねてお詫び申し上げます。
弊社では、猿のトレーニングに関しては、現段階でも多方面な視点をもって日々検討を続けておりますが、人間よりも小さな動物と向き合う時には、力をもって制するのではなく、自分を猿の立場におき、自分が猿になれと常日頃指導しております。
今後日本の伝統芸能猿まわしを継承していくにあたり、現代のグローバルスタンダードを意識し、猿のトレーニングに留まらず、野生動物であるニホンザルと人間が共存共栄していくという事について、内部だけでなく、外部からのご意見にも耳を傾け、さらに社内浄化システムの確立をしていかなければならないと心から思っております。
今回のことを教訓に、不快な思いをさせるのではなく、心からおさるの芸を楽しんで頂ける努力を一層して参ります。
日光さる軍団 代表 村崎 太郎
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では、ネットでの声を確認します。
日光さる軍団での猿指導が行き過ぎてしまったことに対する声
さすがに動画がショッキングでしたので批判が多そうですが、どのような声が多かったのか確認します。
<日光さる軍団での猿指導に対する声>
・この動画内での行動は見ていても辛い動画だけど、こんな事は動物をショーとしてる団体では昔から大なり小なり日常的に起きてた事なのでは?と何処かで思いながら観てました。今回たまたま切り取られて世の中に出ただけだと思う。賛否有るとして、この動画を悪として観るなら、動物のショーを観て楽しんでる人達も同罪な気もする
・確かに今回のケースは明らかに逸脱した行為だけど、自分より遥かに膂力のある動物相手にこんな事をしたらどうなるかって普通考えません? イルカやシャチ、猿だって人間が暴力でどうこう出来るような存在じゃないですよ……
・過去を辿ればサーカスの像やライオンなんかでも、ムチでバシバシ叩いて調教してたってイメージはありますよね
・こういう類のものはなくても困らないと思うけどね。サーカスなんかも時代が変われば単なる動物虐待
・伝統とか言えばなんでも正当化されてるようで嫌ですね。サーカスでは怖がって、おしっこちびる動物もいるみたいですね
・元トリマーで飼養管理の資格も持ってるけど、動物って上下関係ちゃんとしないと人間に噛み付いたりってこともあるから服従関係しっかりしておかないといけないってこともあるから難しいよね。舐められすぎるのもよくない
・問題は何でネットに上げたの?ってこと
・猿かわいそうだな…と思いながら動画見たが、あの女の人の顔ボカシも入れずに勝手にTwitterに載せるのって何の問題も無いんですかね…?
・薄々感じてたグレーな部分を使って金稼ぎをしているのだから、プロなら隠し通さないと
・動画見たけどこの程度ならみんなやってたんだよな。浅草でよくやってる
・動物を利用して給料を貰っているなら敬意をはらっていただきたい。人間の勝手で利用されているのに敬意をもてないなら命をを預かる資格はないと考えます
・動物に敬意を払う人はそもそも芸を仕込んだりしない
・これはダメなのに競馬はokなんですかね? あんなにムチで叩かれて、とても痛そうだし可哀想です
・これ動画で観ると、ここそもそも「撮影禁止」と書かれた場所なんですよね。猿回しの方と猿の信頼関係はこの動画だけでは判断出来ないし、ましてこの部分だけ切り取られた画像なら尚更です
・客に見える所でやる事では無いよね
・ようやく出たましたか…。以前、猿回しの猿たちは「根切り」という儀式を経て表に出されると聞いた事があります。猿が懐いたところで折檻を加えて、恐怖や痛みといった苦痛を与える事で主従関係を刻み込むものです。 今回、その一部が露呈したという事でしょう。おぞましい光景ですが、見えない所ではさらに過酷だとも想像します
・食べもしないのに、口に針を刺して死の恐怖を与えながら大暴れさせ、体力を削りに削ってはリリースするフィッシングも酷いよね
・サーカスのチケットを貰ったので見た事あるけど、熊とか虎とか普通にショーの最中にもぶっ叩いていました。熊とか唸り声あげていて最前列で見ていた自分はいつ熊が暴走するかと思い恐かったです。そもそも動物をショーで使う事自体が酷いと思うしそれを見に行く人も同罪です。見る人がいるから無くならないわけで
・普段の人間関係がわからないからなんとも言えない。猿とは言え、人間関係だ。ただ、最近思うのは安易にすぐなんでもネットに拡散するのも、乱暴だなということ
・自分は極端な動物愛護主義者だとは思わないが、人間のほんの僅かな娯楽のために本来される必要のない躾をされ、芸を強制されるのは正しくないのではないかと考えてしまった
・今回の件は、調教師の経験不足からだと思います。ここは母猿とはぐれた日本猿の子猿を保護し訓練して舞台に立たせている様なので、人に対して不信感を持たないか心配です
・こういう指導でしか芸が成立しないのであれば、即刻やめるべきだと思います。この会社は猿がその意図に反して芸を覚えさせられることで食べさせてもらっているとも言えると思うので、そこは意識すべきだし、日頃の環境などがどうなっているのかも気になります
・私が知る限り、猿に芸をさせること自体虐待とする声が30年以上前からあった。当時学生だった私も、テレビによく出ていた日光猿軍団を見ても楽しさは一切感じず、かわいそうに思えて辛くなるばかりだった。人間が楽しめることは他にいくらでもあるのに、本当にこんなの要るだろうか?
・この猿が人間に危害を加えるようにならないか普通に心配になってくる
・動物愛護が声高に言われる昨今、虐待って言われても仕方ないのかなぁ?と思います。その道を生業にしてらっしゃる方達は辛いでしょうが猿回しにしかり鵜飼にしかり現代では厳しいんだと思います
・猿回しという文化自体なくなってほしい
・舐められたら終わりな気はするから調教師の方は強く出た気はするけれど、、、
・猿まわし自体、動物愛護団体から色々と言われているところに、このような行為を公で行ってしまった事は残念
・イタリア人の友人が先日東京に来ていて、吉祥寺駅付近で猿回しを見てとてもショックを受けたと話していました。先進国と言われる日本の首都で、なぜ今でもこんなことをしているのか?と問われ、とても悲しく恥ずかしく思いました。日本を含むアジアにおける動物の扱い、動物への共感能力の低さを私達は認識すべきだと思います
・犬の訓練士でも未だにこのような罰と強制でトレーニングしている人はいる。特に警察犬系(PD)の訓練士にはこれが多い。動物福祉の勉強と、動物に行動を教えるノウハウをアップデートする必要がある
・反省ザルに芸を教え込む映像を見たことありますが叩いたり床に強く押し付けたり虐待そのものでした。おそらくその芸人さんは普段指導してることと同じことをしたんだと思います。「大きくかけ離れた行動になっていた」というのはちょっとしらじらしい
・この業界はフェイドアウトしていったほうがいい
・やってしまったことに反省してこのような虐待が二度と行われないようにお願いします
・猿に仕込むに当たって、人間と猿の主従関係を絶対化するために、背中に思いっきり噛みつく、というものがあった事を見たことがある
・動物に芸を仕込んで商売するなんて時代遅れ
・猿回しでの稽古はほぼ虐待! そもそも犬と違い餌やったり褒めても芸を覚えない! 恫喝や体罰で恐怖心を植えつけて芸を無理矢理やらしてます。指導と言うなら稽古してる動画を見せて欲しい。まず稽古の動画なんて出せないはず
・もう動物を使う娯楽はそろそろ終わりにしたらいいと思う。面白がって見ていた世代は娯楽が少なかった世代でしょ?
・何を今更、、、このような虐待は、昔からずっとあることでしょう
・相手が動物でも人間でも、愛情を持って教えないと伝わらない
・言葉が通じない動物を「芸」をさせようと思ったら、本能に訴えかけるしかない。結局、食欲であったり、痛さや怖さであったり
・国際会議が近所であったとき、海外の要人を水族館のイルカショーでもてなしなら、ブーイングの嵐だったらしい。国際的にはもう動物を使った芸とかはすべて虐待って感覚なのかも
・ただでさえ気性の激しい猿ですから、芸をさせて大人しくさせるにはこれくらい過激にやらないとダメだというのならもう猿回しなんて見世物は止めたほうがいい
・感情で力ずくでここまでする必要があるならば、もうやらないで良いです
・軍団は否定してるけど、裏でこれぐらいのことは躾と称して普通に行われているんじゃないかと思う
・練習風景としては、あのくらいは必要だろうなと思う。力関係、上下関係が全ての動物界と人間界の感覚がゴッチャになっている人が多いのではないだろうか。トレイナーさんを過度に叩いてる人は、ちょっと冷静になるべきだ
・批判はわかるが言葉の通じない動物に芸を仕込むということはこういうことなんだと思いました。本来裏ですべきかもしれないが裏であれば良いということでもない。こうした躾をよしとしないのであれば動物を見せ物にする舞台そのものを考え直す必要があるのでは?
・隔離された喫煙所に嫌煙者が押しかけて喫煙反対と騒ぐようなもん
・少々手荒な「しつけ」も当然行われるであろう。ただそういうのは客の前でやることではない。動画撮影者か周辺の人かは不明だが完全にドン引きの声が漏れてる事も含めて、見に来てる人を不快にさせるような芸ではいけない
・伝統みたいな側面もあるだろうけど、なくなっていく方向なのでしょうね
・動物を痛めつけないと成り立たないものは存続できなくても仕方ない
・人間に対して虐待をする人がいるのだから、動物に対してもそういう悪逆なことをする人がいてもおかしくないでしょうね
・この猿回しの芸人さんにも、芸をさせなければならないという、あせりがあったんだろう。正直「信頼関係」って意見もあるようだが、そんなんじゃ動物は芸なんてやらないよ。サルなんか特に、力によって序列が決まってくる動物だから
・代表はこれまで虐待がなかったと言ってますが、サルに芸を仕込むならば躾として、今回のような虐待やそれに近い事柄は日常的にあったのは安易に想像できます
・これはあくまでも自分の個人的な思考だが、どんな動物もそうだけど芸をやるために生まれてきたわけじゃあるまいし芸をやるからにはより一層の観客に見てもらうといった覚悟も必要だろう。そしてそれに対しての躾も必要だと感じてはいるが、今回の件はついてはやりすぎにも程があるというレベルだしましてや客の前でやった時点でアウト
・日本ザルはなかなか懐かない動物なので、おサルさんには苦しい訓練なんだと思います。日本ザルは芸をさせなくてもいいかなと思います。優しく教えて覚えたら披露すればいいんじゃないですか
・今回は特別的な答えをしているが,昔からサルの調教はかなり厳しい様子を見る事が多かった記憶があります,昔人気だった太郎さんが次郎君を育てていた時の映像ではかなりスパルタだった印象があります
・大佛次郎だったと思うが、飼って一番可愛いのは子ザル。そして飼って一番厄介なのは成長したサルだという
・これ以上のことが行なわれているのは事実でしょうね
・上下関係をしっかりしつけなければ気性の荒い猿になめられてしまうし、芸を仕込むのに、口で諭したとしても猿にはなかなか難しい気がします
・昔は遊びも少なく、祭りなどで猿回しの芸などがあっただろうが、今どき動物を虐待してまで続ける必要があるとも思えない
・ある程度の年になり、動物園の動物達が可哀想と思ったり、競馬馬や、ばんえい馬、サーカスなどなど、本来とは違う行き方をされてる動物達全てが可哀想という目でしか見れなくなりました。競馬もやめ、動物園にも行かなくなりました
・昔水族館のイルカは胃潰瘍が凄くて、常に胃薬を与えられてると聞いたことがあります。それを聞いてから、水族館には行かなくなりました
・観に行く人がいるのが不思議だけど、動物を見世物にしていること自体に違和感を感じる。動物を使ったショーなんて、全部無くなれば良いと思う
・動物に罰を与えてしつけて芸を覚えさせる時代ではない
・近所の公園に来ていて、近くで芸を見たことがあります。この方かはわかりませんが、こういう感じの躾をお客に見せていました
・強制し始めたらきりが無くなる。餌で釣るのは構わんが暴力はいかん。客が見ていようといないとやってはいかん
・客の前でしつけするのは会社の方針とは違う。裏では当然、痛めつけていうことを聞かせる訓練をするでしょう。エサだけに釣られて芸はしない。上下関係でいうことをきく。そんなのわかりきったこと。サーカスの動物もそう
・サルのしつけって物凄く厳しくて人間でいえば確実にDVで訴えられるほど。今はそういう場面は放送しないけど、昔にかなりエグイしつけの場面を見てドン引きした記憶がある
・そもそも野生のサルに芸をさせるのに、虐待と言われるよりも厳しく体でわからせることでやっと芸が出来、言うことを聞くようになると、立花隆さんの著書(村崎さんへの取材)に書いてあったと思います。猿回しとはそういうものではないでしょうか。でも、見る人を不快にさせてはいけないと思います
・実際に日光で見たけど‥芸人さん(と呼ぶの?)によってサルに対する態度も様々でした。小さなまだ調教が完了してないであろうサルに対し、綱を強く引っ張ったり大声で怒ったり、肩を強く引っ張ったりしている方もいました。その度にサルも牙を剥いていて、これは虐待では‥とヒヤヒヤするレベル。ベテランさんはそんなこと全く無く笑いが溢れる舞台だったので、やはり信頼関係やその人の力量によるのかなと
・本来は裏でこうやって躾けた後で表に出てくるんだろうけど、できるようになる前に出てきてしまったんでしょうね
・人間の業やエゴを自覚して欲しい
・別のさる使いの人の公演の中で「練習で叱って本番で叱らないようにすると、猿は学習して本番で反抗的になる。そうならないためには普段から客の前でも恥ずかしくない叱り方をしなければならない」とおっしゃっていました
・今回の件とは別の話として、一般には公開されていませんが、新米のサルに対しては、主従関係を明確にするためのある儀式が行われます。サルは猛獣です。人間の言うことを聞かせるためには、そのような儀式が必要です。この儀式無くしては、サル回しは成り立ちません
・この猿たちは、そんな暮らしは望んでないよね。ショーなんてやらなくていいから、静かな毎日を過ごさせてあげたい
・今となっては多くの動物園や水族館も芸はやめさせて、飼育環境に様々な工夫を凝らしてより自然に近い環境で幸せに生きてもらうために努力をしてます。すぐに法ではどうにもならないかもしれないけど、現代社会においてはあってはならないビジネスだと思います
・ ・ ・
伝統があるとはいえ、動物を見世物にするのは時代的には合わないでしょうね。
では!
気になった謝罪文を収集しています。謝るようなことが起こらないにこしたことはありませんが、何かの時のために参考にしてください。
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