つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。『GAFA(ガーファ)』はグーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンの頭文字をとった呼び名です。『FANG(ファング)』はアップルがNetflix (ネットフリックス)に取って代わられた呼び名です。
急成長を遂げているIT企業の未来はどうなっていくのでしょう。2019年以降、さらに新しい変化が起きるかもしれません。先が見えにくい状況ですが、だから未来は面白いともいえます。今回は有名どころの呼び名の紹介と合わせてIT企業の未来について考えてみました。
【目次】本記事の内容
『GAFA(ガーファ)』『FANG(ファング)』以外も? IT企業の呼称
すでに冒頭にも書きましたが、急成長を遂げているIT企業の呼称を再確認しておきます。
○『GAFA(ガーファ)』は、2018年に席捲した4社
『GAFA(ガーファ)』は、「Google」「Apple」「facebook」「Amazon」の頭文字を集めた呼び名です。
2018年にもっとも社会を席捲したIT企業ということに異論を挟む人は少ないでしょう。
○『FANG(ファング)』は、2019年以降に牽引する4社か
『FANG(ファング)』は、「Apple」が消え、「Netflix」が加わっています。
日本でもNetflixのサービスは2015年からスタートしています。最近の勢いを実感している人も多いことでしょう。
○他には『FAAA』『FAANG』『FANNG』などの呼称も
『GAFA(ガーファ)』『FANG(ファング)』が有名ですが、他にもあります。
『FAAA』は「facebook」「Alibaba」「Amazon」「Alphabet」の頭文字からとったものです。「Alibaba」は中国発のネットショップです。中国国内で電子取引が浸透しているのは、「Alibaba」グループ(阿里巴巴集团)による功績です。
「Alphabet」は2015年に Googleの生みの親、ラリー・ペイジ(Larry Page)氏が中心になって設立した会社です。「Alpha(未知なるモノ)」に賭けるという意味合いを持った「Alphabet」社が新時代を切り拓く可能性は非常に高いです。
ラリー・ペイジ氏
Stansfield PL [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons
『FAANG』は「facebook」「Amazon」「Apple」「Netflix」「Google」の頭文字をとったものです。『FANG(ファング)』に「Apple」が加わっているパターンです。
続いて『FANNG』。これは「facebook」「Amazon」「Apple」「Netflix」「NVIDIA」「Google」の頭文字をとったものです。
「NVIDIA」はアメリカの半導体メーカーです。ゲーム開発から派生したロボットや自律走行車でめざましい業績を上げている会社です。2018年に発表された「GeForce RTX 20シリーズ」は超高精度なリアルタイム3D演算がウリで、その完成度の高さは現実なのかCGなのか判別がつかないレベルで知られています。
IT企業の未来はどうなる? 『GAFA』『FANG』は盤石なのか?
ここ10〜20年での社会変化はとてつもなく大きなものでした。
「Google」「Apple」「facebook」「Amazon」が牽引し、さらに「Netflix」なども加わったIT企業のサービスに支配されつつある社会・・・これが現在の状況といえます。
このIT企業群に支配された社会の未来はどうなっていくのでしょうか?
当面は変わらないという考えが主流でしょう。
私も2〜3年は変わらないような気はしています。
しかし、この状態が5年、10年と続いていくのでしょうか?
そう考えると、「う〜ん」と首を傾げざるを得ません。
私個人としては「facebook」は昨年からオワコンと位置付けております。とっくの昔に「Apple」はピークが完全に過ぎたと考えています。「Amazon」は強力なライバルが登場してきてもおかしくはありません。動画系はまだまだ「Netflix」以外にも席が残っています。
唯一、「Google」はかなりのウェートで生活に入り込んでいます。すでに私の場合は埋め込まれてしまっています。そういう人は少なくないでしょう。
ただ、この「Google」の支配から逃れようとしている人たちが目立ちはじめてきています。
冷静に考えると、『GAFA』『FANG』は盤石とは思えません。
「影真似の術」から逃げ出すのか? 「Google」を利用して養分を吸い尽くすのか?
先程も書いたとおり、「Google」は私たちの生活に密接に入り込んでいます。もちろんそれはそれで便利です。
しかし、完全に「Google」の掌の上に乗せられてしまった感もあります。
プライバシーは握られていますし、検索結果だって「Google」の意のままです。
例えば「Alphabet」を検索すると、先程紹介したラリー・ペイジ氏の設立した「Alphabet」社がトップに出てきます。
これには違和感しかありません。
まるで漫画「NARUTO(ナルト)」に登場する奈良シカマルの忍術「影真似の術」にハマった印象すら抱いてしまいます。
ここから思いきって逃げ出したくなる人が出てくるのは当然です。
しかし、今の段階で逃げ出すのは得策ではありません。完全に社会のプラットフォームを握られている状態ですので、逃げ出しても活躍の場面が限られてしまいます。
ここは「Google」を利用し、養分を吸い尽くすまで活用して新しいサービスを打ち立てるという方法がベストでしょう。
「Google」と同格のサービスを打ち立てるのは難しいかもしれませんが、アイデア次第と共感性によっては何とかなるかもしれません。
ラリー・ペイジ氏が「Alphabet」社を設立した理由も、そこが不安だからでしょう。
さて、5年後、10年後、どうなっているでしょう。
そして、あなたは何を意識して生きていきますか?
『the four GAFA(ガーファ)』四騎士が創り変えた世界
「Google」「Apple」「facebook」「Amazon」・・・数百万回再生を誇る動画「Winners & Losers」、TEDの講演などで知られ、「世界最高のビジネススクール教授50人」に選出されたスコット・ギャロウェイがこのIT企業4社をヨハネの黙示録の四騎士(四騎士はそれぞれ支配、戦争、飢饉、死を司っている)になぞらえられて著した問題作です。
出典:「TED」Scott Galloway
https://www.ted.com/speakers/scott_galloway
Scott Gallowayツイッター
https://twitter.com/profgalloway
彼はGoogleを「今や神とさえ崇めている」と表現しています。
さらに彼は……ほとんどの人は「農奴」になると予言めいたことを書いています。
そしてGAFAに続く「第五の騎士」は現われるのか?まで言及しています。
では!
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