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蒸留器(錬金術の礎)の発明 – 3〜4世紀 | 世界の発明・発見

投稿日:2017-12-20 更新日:

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すべての道はローマに通ず! ローマ時代に生まれた多種多様の発明品

ローマ帝国では商業が栄え、多種多様な文化が誕生しました。

活字の書体、法制度、ビキニ、靴下、生ハム、ソーセージ、ベアリング、ロウソク、滑車、ビー玉、ハサミ、暖房設備、選挙ポスター、コンクリート、下水道設備、ホットカーラー、拡大鏡など、挙げだしたらキリがありません。

その中の一つに、3〜4世紀に盛んに使われるようなった蒸留器があります。この蒸留器の存在は、後の錬金術発展に大きく役立ちました。

 

 

古代ローマの最も代表的な標語「SPQR」の意味

古代ローマ帝国では、あちこちに「SPQR」の文字が刻まれていました。「Senatus Populusque Romanus(セナートゥス・ポプルスクェ・ローマーヌス)」の頭文字をとったものです。意味は「元老院とローマの人民(市民)」で、国家ローマとその市民の栄光と誇りを現すものでした。

 

すべての道はローマに通ず! ローマ時代に生まれた多種多様の発明品
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Roman_SPQR_banner.svg
「SPQR」の文字は、古代の国家ローマとその市民の栄光と誇りを現すもの

 

「SPQR」は現在もローマ市の紋章に使用されているだけではなく、マンホールの蓋やタクシーのドアにも描かれています。

 

すべての道はローマに通ず! 古代ローマの最も代表的な標語「SPQR」の意味
See page for author [GFDL or CC-BY-SA-3.0], via Wikimedia Commons
ローマにある四角いマンホールの蓋

 

 

映画『グラディエーター』に出てくるローマ軍兵士の腕にも「SPQR」のタトゥーが彫られています。

 

 

クレーンも発明され、大規模な建築が盛んだったローマ帝国

世界最大の都市として栄えたローマには神殿を筆頭にさまざまなスケールの大きい有名建築が作られました。

コロッセオ(コロッセウム)は5万人収容。東京ドーム級のスケールといえますね(長径188m、短径156m、外周527m、高さ48m)。

 

すべての道はローマに通ず! 東京ドーム級のスケールのコロッセオ
By Diliff (Own work) [CC BY-SA 2.5], via Wikimedia Commons
コロッセオの正式名称は「フラウィウス闘技場」

 

また国家事業として高層アパートも建築されました。その数は45,000にものぼります。材料を高い場所に引っ張り上げるために、高層建築用のクレーンも発明されました。

 

名画『ローマの休日』では、ローマの建築が余すところなく出てきますので、楽しみながらローマを知りたい人にオススメです。

 

 

 

錬金術とは卑金属から貴金属(特に金)を精錬しようとする試み

錬金術は化学的手段を用いることによって、鉄や鉛などの卑金属を高価な金や銀などに錬成する試みのことです。

中世の頃に花開くことになりますが、その礎になったのが蒸留器。また、実験の過程の中で偶然の副産物としてアルコールが生まれました。

 

 

ローマに関する栄養になる名言

ローマに関する名言、ローマ時代に活躍した人の言葉を集めてみました。しかし、キリがありませんね。

『すべての道はローマに通ず』(ラ・フォンテーヌ)
『ローマは一日にして成らず』(格言)
『われわれは、教えることによって学ぶ』(ローマの諺)
『髭は哲学者を作らない』(ローマの諺)
『遅れは危機を引いてくる』(ローマの諺)
『ローマ市の滅亡はやがて全人類の滅亡である』(ヒエロニムス)
『始めたときは、それがどれほど善意から発したことであったとしても、時が経てば、そうではなくなる』(ユリウス・カエサル)
『ローマ人は、負けたときにもくじけず、勝ったときにもオゴらない』(ニッコロ・マキャヴェッリ)
『ローマは、三度世界を征服した。一度は武力で、次は法律で、三度目はキリスト教で』(ルドルフ・フォン・イェーリング)
『ローマ法大全は悪魔の聖書だ』(ハインリッヒ・ハイネ)
『二度、考えなおした考えが一番いい』(キケロ)
『一般の人は見たい現実しか見ない』(カエサル)
『険しい道こそが、偉大なる高さに結びつくのである』(セネカ)
『人生より難しい芸術はない』(セネカ)
『絵画は言葉を持たぬ詩である』(ホラティウス)
『愛と笑いのないところには、楽しみもないはずだ。愛と笑いの中に生きよ』(ホラティウス)
『人は誠実さを讃えるが、誠実は飢え死にする』(ユウェナリス)
『死ねば皇帝も奴隷も同じだ』(マルクス・アウレリウス・アントニヌス)
『逆境は才能を現し、繁栄は才能を隠してしまう』(ホレス)

 

名言とその背景や逸話が書かれた『ギリシア・ローマ名言集 (岩波文庫)』

 

 

の 記 事 を 書 い た 人

つなワタリ

つなワタリプロフ画像

宮城県仙台市出身。夢を持って上京後、さまざまな活動を経て編集者へ。人が好きで、好奇心が強く、誰かに何かを伝えるのが好きなキャラを活かす形で仕事漬けの日々を過ごし、締切に追われながら、気がつけば四半世紀以上もの時間が経過してしまったロートル。仕事と並行しながらアートイベントを立ち上げ、多様な表現関連の企画にも携わる。同時に杉並エリア中心に地域活動も続けて20年ほどとなる。一旦はバーンアウトし、心身共に低空飛行が続いているが、フリーでエディトリアル・アーティスト「プロ無謀家@つなワタリ」として自分の生き様を模索中。詳しいプロフィールや仕事キャリアなどはこちら


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