つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。「星のロミ-漫画村クローン-」の動向を見守るという趣旨で書いている記事です。今回で9回目となります。ついに「漫画村」の運営者だった星野ロミ容疑者がフィリピンで拘束されました。さらに星野ロミ容疑者以外にも男女2人を逮捕、さらに複数名が逮捕と芋ずる式に逮捕者が出てきているようです。この結果、新サイト「星のロミ」に影響は出るのでしょうか。
「星のロミ-漫画村クローン-」が気になる人……「漫画村」に代わる存在として登場した「星のロミ」の動向が気になる人向けに書いている記事です。このまま「星のロミ」もカットアウトするのかどうか……非常に気になってきました。
<はじめに>「星のロミ」の動向を見守る理由
「星のロミ」の動向を見守る記事です。
今回で9回目です。
正直、もっと早いタイミングで閉鎖されると思っていました。思いのほか、継続している印象です。利用者も増えているんでしょうか。気になります。
ちなみに過去8回の記事は下記です。「星のロミ」サイトアドレス、管理者のsns、サーバーの増強経過、利用者数、収録作品数、違法広告の出現……といった経過を紹介しています。
第1回:【漫画村が復活!?】「星のロミ」アドレス
第2回:「星のロミ」ローディングは死んだふり?
第3回:【星のロミがサーバー増強!狙いは?】ピークタイムでも接続が快適に
第4回:【星のロミがパワーアップ】利用者増加!出版関係者、政府は静観?
第5回:【星のロミの利用者は一日100万人】ツイッターは凍結?
第6回:【星のロミは当分継続か?】日々のパワーアップにストップは無理?
第7回:【星のロミは余裕たっぷり】閉鎖されずに放置状態が続きそうですね…
第8回:【悲報!星のロミに広告が】アダルト、詐欺カジノ…稼いだら閉鎖か…
そんなわけで、9回目となる動向確認記事です。今回は非常に大きな動きがありました。
なんと!
「漫画村」運営者とされる星野ロミ容疑者が身柄拘束されました。
「漫画村」運営者、星野ロミ容疑者が拘束
7月9日に「漫画村」運営者とされる星野ロミ容疑者がフィリピンにて拘束されました。
こちらは「NHK NEWS WEB(2019年7月9日 13時36分)」の一報です。
「漫画村」の元運営者 フィリピンで拘束 日本に移送し逮捕へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190709/k10011987541000.html?utm_int=detail_contents_news-related_002
長くなりますが、文章を転載しておきます。何かの記録として残れば幸いです。
「漫画村」の元運営者 フィリピンで拘束 日本に移送し逮捕へ
2019年7月9日 13時36分
人気漫画をインターネット上に無断で掲載していた海賊版サイト「漫画村」の元運営者が、滞在先のフィリピンで身柄を拘束されました。日本の警察が著作権法違反の疑いで逮捕状を取っていて、今後、日本に移送して逮捕する方針です。
9日フィリピンの入国管理局は、人気漫画をインターネット上に無断で掲載していた、海賊版サイト「漫画村」の元運営者の星野路実容疑者(27)をマニラの空港で拘束したと明らかにしました。
「漫画村」は人気漫画の単行本や漫画雑誌のほか、週刊誌や女性誌などをインターネット上に無断で公開していた海賊版サイトで、去年4月に閉鎖され、福岡県警などが被害を訴える大手出版社から告訴状の提出を受けて捜査を進めていました。
これまでの調べで、星野容疑者はサイトの運営に中心的に関わっていたとみられていますが、捜査関係者によりますと、警察が著作権法違反の疑いで逮捕状を取ったということです。
フィリピンの入国管理局が滞在中の行動について確認したうえで日本に移送される見通しで、警察は、日本に到着したあと逮捕する方針です。
フィリピンの入国管理局によりますと、日本大使館の要請を受けて星野容疑者の行方を捜していて、7日フィリピンから香港に出国しようとしていたマニラの空港で発見し、身柄を拘束したということです。
海賊版サイト「漫画村」 5万点以上を無断掲載
海賊版サイトの「漫画村」には、漫画や雑誌など5万点以上が作者や出版社に無断で掲載されていました。
こうしたコンテンツは誰でも無料で閲覧することができたため、おととし秋ごろから多くのアクセスを集め、コンテンツ海外流通促進機構の試算では被害額はおよそ3000億円と推計されていました。
去年2月には漫画家でつくる日本漫画家協会が「このままの状態が続くと、作品が作り続けられなくなり、日本の文化が滅びてしまう」と、海賊版サイトを利用しないよう読者に呼びかける異例の声明を発表したほか、政府も知的財産戦略本部などで海賊版サイト対策を検討するなど、大きな社会問題となっていました。
漫画村のサイト自体は去年4月中旬に突然、閉鎖されましたが、福岡県警察本部などが、被害を訴える複数の大手出版社から告訴状の提出を受けて、著作権法違反の疑いで捜査を進めていました。
福岡県警や大分県警が合同捜査本部を設置
「漫画村」をめぐっては、福岡県警察本部や大分県警察本部などが、去年、被害を訴える大手出版社から著作権法違反の疑いで告訴状の提出を受け、合同捜査本部を設置して捜査を進めています。捜査は、サイバー犯罪を担当する専門部署を中心に行われ、「漫画村」が経由している海外の複数のサーバーや、サイトの運営に関わった人物を特定するための捜査を続けてきました。
警察は、今回身柄を拘束された星野元運営者がサイトの運営に中心的に関わっていたとみて捜査していますが、「漫画村」が海外の秘匿性の高い複数のサーバーを経由していたため、捜査は長期化しています。
警察は、今後、強制送還される見通しの星野元運営者から事情を聴くなどして捜査を進めることにしています。
元運営者「自分は運営者ではない」
滞在先のフィリピンの入国管理局に身柄を拘束された海賊版サイト「漫画村」の元運営者は去年、NHKの取材に対して漫画村のサイトのプログラム開発などを担うとする会社の関係者だと認めた一方で「自分は運営者ではない」と答えていました。元運営者は去年4月、取材の中で漫画村のサイトのプログラム開発や広告の仲介を担っていたとする会社の関係者だと認めました。
その一方で「漫画村の運営者か」という質問に対しては「違います」と否定していました。
そして、管理者や運営者を知っているか聞くと「答えられない」と話していました。
講談社「全容解明を期待」
漫画村の元運営者がフィリピンで身柄を拘束されたことについて、講談社の広報室は「警察とは、一昨年から連携し捜査に協力してまいりました。すでに当該の違法サイトが閉鎖されたあとですが、『漫画村』の運営者とみられる者が身柄を拘束されたことで全容解明を期待しています。今後、当該の人物が著作権法違反等で立件されるとしたら、その大きな被害にかんがみて当然のことだと考えます。ただ依然として違法な海賊版サイトが存在すると伝えられていて、著作者の才能と権利を守り、コンテンツ創造のサイクルを破壊させないためにも、出版界として、さらには講談社として、引き続きさまざまな解決策を講じていきます」とコメントを出しました。
続報として、さらに星野ロミ容疑者以外の逮捕者も出てきています。
7月10日、福岡県警などが東京に住む20代の男女を逮捕し、さらに数人が逮捕されたというニュースも続いています。
海賊版サイト「漫画村」著作権違法容疑で男女2人を逮捕 #nhk_news https://t.co/41exyePHnR
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年7月10日
「漫画村」めぐる著作権法違反事件 さらに数人逮捕へ #nhk_news https://t.co/c4BCNsIgh5
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年7月10日
マンガの違法配信について、出版業界もコメント
一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)からも運営者の逮捕について正式コメントが発表されました。
「漫画村」を通じた漫画作品の無断アップロード、2名逮捕(ACCS)
http://www2.accsjp.or.jp/criminal/2019/1224.php
こちらも記録として文章を転載しておきます。何かの記録として残れば幸いです。
「漫画村」を通じた漫画作品の無断アップロード、2名逮捕
6都県警察合同捜査本部(福岡県警察、警視庁、栃木県警察、鳥取県警察、熊本県警察、大分県警察)は、令和元年7月10日、違法漫画リーディングサイト「漫画村」を通じて、漫画作品を権利者に無断で共謀の上公開していたとして、男女2名を著作権法違反の疑いで逮捕しました。
なお、今回は1作品に関する無断アップロードの事実で逮捕に至っておりますが、下記記載の各出版社は著作権者とともに複数作品についてすでに刑事告訴を行っており、それらの立件に向けた捜査が継続される見込みです。
ACCSでは、今後も会員社とともに、悪質な著作権侵害行為に対しては断固たる措置を講じるとともに、著作物の適切な利用のための普及啓発活動を通じて、著作権が尊重される社会の実現に向けて活動を進めてまいります。
【共同コメント】
「漫画村」を通じたマンガの違法配信は、出版業界をあげて対応しなくてはならない最重要案件であるとして、(株)KADOKAWA、(株)講談社、(株)小学館、(株)集英社、(株)スクウェア・エニックスの5社では、ACCSを通じ問題解決に向けて共同で取り組んでまいりました。
その一つは刑事事件としての対応で、問題発覚当初から捜査機関と連携し、情報を提供するとともに捜査に必要となる関係書類の提出を行いました。そして、上記5社の複数作品を対象として、著作権者とともに出版社自身も連名で刑事告訴を行うなどの手続きを進めてきたのです。
刑事事件はその性質上、客観的証拠の集積によって事実を立証することが求められており、極めて詳細な証拠揃えと厳格な手続きを経て行われるものと理解しております。
今回の「漫画村」事案は、国外のサーバーその他が悪用されるなどにより、行為者の秘匿性が高い中で侵害行為者の具体的特定に多くの困難を伴ったものと推測いたします。
こうした状況下において、捜査機関による地道な捜査が結実し、侵害行為者が特定されたことで今般逮捕に至りました。さらに、サイト運営者の男性は逃亡先とみられるフィリピン国内において現地当局に拘束され、今後日本国内において逮捕される見通しと聞き及んでおります。日本の捜査当局ならびにフィリピン当局の尽力に感謝するとともに、これを機に「漫画村」の全容が解明されることを期待します。
共同対応した5社は、引き続き捜査の行方を見守るとともに、著者並びに出版社が受けた甚大な被害を回復すべく民事訴訟の手続きも検討してまいります 。
残念ながら悪質な海賊版サイトによる被害は甚大で、いまもなお多数の海賊版サイトが跋扈しておりますが、関係各方面と協力して、これらの根絶に向けて今後も努力していく所存です。
「星のロミ」自体に変化は出ているのか?
さて、「漫画村」とは運営者が異なる「星のロミ」自体に変化は出ているのでしょうか?
さっそくアクセスしてみました。
SNSをチェックすると……相変わらず作品は追加しています。余裕なんでしょうか? 無修正アダルトの広告も表示されます。
変わった部分は……
ありました!
Twitter(緊急用)が作られています。
トップページの表示されていた「NTTのブロッキングに対する注意文」が消え、「Twitter(緊急用)」が表示されています。
これです。
クリックするとツイッターに移動しました。
これです。
https://twitter.com/hoshinoromi_PR
まだ何もツイートされていません。
「サイトに緊急事態が起きたときのみ使用されます。」と書かれています。
「星のロミ」運営者も何らかの危険を感じているのでしょうか。何かが起きたら、書き込みすることもできないと思われますが……。
タイミングで「星のロミ」サイトを閉鎖し、何らかのアナウンスをする可能性もあります。
引き続き、見守りたいと思います。
では!
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