つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watari)です。
自然や健康に興味があり、マヌカハニーに関する情報を集めています。
今回は全世界からマヌカハニーに注目が集まった結果、粗悪品も含めて供給過多になったことで浮き彫りになった問題について紹介します。
健康意識の高い人、優れたマヌカハニーを選ぼうとしている人に読んで欲しい
……マヌカハニーとは、ニュージーランドなどに生息しているマヌカの花から採取された蜂蜜です。非常に強い殺菌・抗菌・抗炎症作用を持っているとされており、体内に入っても殺菌作用が持続するのが特徴です。しかし近年になって粗悪品が非常に増えていることも問題になっています。私たちは敏感に新しい情報を収集するしかありません。私が収集したマヌカハニー情報が役に立てば幸いです。
【目次】本記事の内容
ニュージーランドではマヌカハニーの大暴落が起きている!?
ニューヨークから世界の金融、ビジネス、政治などのニュースを発信している「Bloomberg」というニュースサイトがあります。
2023年1月31日に「$3700-a-Jar Honey Is Hurting New Zealand Beekeepers(1瓶3700ドルの蜂蜜がニュージーランドの養蜂家を苦しめている)」というタイトルでマヌカハニーの状況が報道されていました。
記事によるとマヌカハニーを手掛ける養蜂家が撤退しているそうです。
The industry is slumping after a wave of new entrants created a surplus of the manuka sweetener. Some New Zealand beekeepers are leaving the business.
(新規参入が相次ぎ、マヌカハニーが余剰となり、業界は低迷しています。ニュージーランドの養蜂家の中には、このビジネスから撤退する人も出てきています)
引用:$3700-a-Jar Honey Is Hurting New Zealand Beekeepers(Bloomberg/2023年1月31日 9:00)
https://www.bloomberg.com/news/features/2023-01-31/manuka-honey-overload-squeezes-beekeepers-wallets
魚拓URL:https://archive.md/0Fwxm
◯マヌカハニーは手に入れにくくなってしまうのか?
見出しだけ読むとが、これからマヌカハニーは入手しにくくなってしまいそうで心配になってしまいます。
しかし、そういうことではありませんでした。現実はマヌカハニーの供給が正常化すると考えた方がいいでしょう。
マヌカハニーが世界市場に登場したのは1990年代です。濃い色と強い風味、すぐれた抗菌作用などでセレブたちを魅了し、注目されるようになりました。2015年には「リキッドゴールド(黄金の液体)」と呼ばれるほどに評価されるようになりました。
問題はその後です。
高値に目につけた(釣られた?)業者が参入することで希少だったマヌカハニーが供給過剰となり、残念なことですが粗悪品も大量に混ざることとなってしまいました。
しかもマヌカハニーは賞味期限の長い特長があり、これが供給過多に拍車をかけてしまいました。
結果は明らかです。
価格が急落して新規参入のした業者が撤退するようになりました。しかし、さらにいままで誠実にやってきた養蜂家にとってもダメージが残りました。古くから続けているニュージーランドの養蜂家は儲けは二の次でやってきた農家も少なくありません。
実際には<after peaking around NZ$64 ($41) per kilogram, prices tumbled to about NZ$13 this season. The income isn’t enough to cover his costs, which include tests to grade the honey, disease control and fees to landowners. Now, Hoani says he’s on the verge of exiting the industry.(ピーク時には1kgあたり64NZドル(41ドル)ほどだった価格が、今シーズンは13NZドルほどまで暴落してしまった。この収入では、ハチミツの等級を決める検査や病気の予防、土地所有者への手数料など、コストをまかなうことができない。今、ホアニさんはこの業界からの撤退を考えている)>というところまで追い込まれてしまっているようです。
参考:
・危険! 注意! 希少品のマヌカ蜂蜜は粗悪品が非常に多い!
https://27watari.com/manuka-honey-for-healty-life#i
マヌカハニーの巣箱20%減少は喜ばしいことかも
記事によると巣箱の数はピーク時から20%減少してしまったそうです。
<As a result of the downturn, beekeepers are leaving the industry, with the number of hives now down 20% from the 2019 peak to 730,000. Many of those giving up are newcomers who jumped in when the prices were high.(不況の結果、養蜂家は業界を去りつつあり、巣箱の数は現在、2019年のピーク時から20%減の73万個に達している。諦めている人の多くは、価格が高いときに飛びついた新参者です。)>
巣箱が20%減少したというと、これからも減り続けてしまうかと心配になります。
しかし、私はむしろ喜ばしいことだと思います。
新規参入者によって粗悪品が売られるよりも、誠実に作っている業者さんが正当な値段で販売することに意味があると考えるからです。
記事では最高級品のマヌカハニーとして知られている「True Honey(トゥルーハニー)」(←クリックするとアマゾンのページに飛びます)がどうやって製品になっているかが紹介されていました。
「True Honey(トゥルーハニー)」が高級マヌカハニーと言われる理由
「True Honey(トゥルーハニー)」は230グラムの瓶入りがロンドンでは3,755ドル(2023年2月時点で約5万円)で売られているそうです。
それはなぜか?
「True Honey(トゥルーハニー)」は自動車が入れない人里離れたブッシュランドに蜂の巣をヘリコプターで運び、ほとんど無公害で生産しているからです。
まさしくこだわり抜いたマヌカハニーというわけです。
創設者のジム・マクミランは「It’s certainly not a cheap exercise or a simple exercise(安くはないし、単純な作業でもない)」とインタビューでは語っています。
粗悪品が淘汰され、「True Honey(トゥルーハニー)」のように生産者のプライドで作られた本物のマヌカハニーだけが生き残るのであれば、喜ばしいことでしょう。
「True Honey(トゥルーハニー)」はもちろん日本でも入手可能
「True Honey(トゥルーハニー)」はもちろん日本でも入手可能です。amazonで販売しておりますので、amazonのセール時などに購入するのがベストでしょう。
代表的な商品を2つ紹介しておきます。どちらかを試すのがベストではないでしょうか。この後に「MGO」と「UMF」について説明していますが、2つの数値はマヌカハニーを選ぶためには欠かせない目安です。
トゥルーハニー マヌカハニー MGO UMF 250g 正規品 ニュージーランド産 箱入 はちみつMGO1250+(UMF26+)
↑クリックすると、アマゾンのページに飛びます。
トゥルーハニー マヌカハニー MGO UMF 250g 正規品 ニュージーランド産 箱入 はちみつMGO850+(UMF20+)
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※MGOとはメチルグリオキサールの略で、マヌカのユニークな因子のことです。1kgあたりの含有量が表記されています。実際に効果をすぐに実感したい場合は、「800+」以上が望ましいと考えます。UMF(Unique Manuka Factor)とは、マヌカ協会(UMFHA)が使用しているマヌカのグレードを示す世界基準の数値です。最低でも「20+」ラインは押さえておきたいところです。もちろん数値が低い場合でも効果がないわけではありません。
さて、実際に「True Honey(トゥルーハニー)」がどんなところでどのように採取されているかは公式サイトに出ていますので、それをご覧になってください。その一部をこちらでも貼っておきます。
ものすごい山奥で採取された極上のマヌカハニーであることがわかります。
たしかにヘリコプターでいかなと無理っぽいですね。
こちらが巣箱の様子です。
採取したマヌカハニーは黄金色に輝いています。
引用:https://www.bloomberg.com/news/features/2023-01-31/manuka-honey-overload-squeezes-beekeepers-wallets
こういう記事を読んでいると、やはり誠実に作られているものにお金を使いたくなりますよね。やはり健康が一番ですから。もちろん食べ物ですから相性などもあるでしょうが、一度は「True Honey(トゥルーハニー)」を試してもらいたいです。もしくはプレゼントとして利用するのもいいでしょう。
◯「True Honey(トゥルーハニー)」利用者の声
「True Honey(トゥルーハニー)」を利用した方々の声をピックアップしておきます。海外の声は翻訳そのままで掲載していますので、日本語が微妙なところもあります。
<「True Honey(トゥルーハニー)」利用者の声>
・このマヌカハニーは私を大いに助けてくれました。15年以上にわたり、左下肢の血栓症により、1セントほどの大きさの開いた傷が繰り返し発生しました。、このマヌカハニーを注文し、軟膏のように外側に塗りました。信じられないかもしれませんが、4週間後、傷は完全に治り、それ以来開いていません
・味の点では最高の蜂蜜です。また、ハチミツには傷を癒す作用があることも示されています
・炎症を起こした肌にマヌカハニーを試してみたかったので、その粘り強さ、特にその効果に本当に興奮しました。味の結論:美味しく、クリーミーで、甘さが少なく、以前のものよりも濃厚な味わいです。効果に関する結論:何よりも良いのは、たった3回塗布しただけで肌が落ち着いたことです。私はとても興奮しています
・強烈な味わい。広がりやすい
・最高のコストパフォーマンスセンセーショナルな品質
・とても良い品質のハチミツ
・スーパーハチミツだ!
・本当に甘い味がしました…「信憑性」に疑問があります
・ニュージーランドのマヌカハニーは美味しくてスパイシーな味がします。治癒力があるとも言われている特別な製品です。マヌカハニーは南海のマートルから採取されます。南海のマートルは、オーストラリアの有名なティーツリー(ティーツリーオイルを指します)にちなんだ植物由来のものです。ハチミツには一般的に防腐効果がありますが、このハチミツには特別な成分としてメチルグリオキサール(MGO)が含まれています。はちみつ自体は強くて美味しく、暗い容器にしっかりと包装されています。とてもエレガントで愛情のこもったデザインです。そのため、ギフトとして特に適していますが、もちろん自分用にも適しています
・特別な味に加えて、ハチミツの健康増進の側面も私にとって非常にポジティブです。たとえば、小さな炎症を起こした部分をハチミツで軽くたたくことができますが、ひび割れた唇も再び素晴らしく柔らかくなります。マヌカハニーは、通常の製品よりも風邪に効くとも言われています。このハチミツにはとても感動しました!
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効果に関しては個人差もあるでしょうが、やはり評判はいいようです。なによりも飲むだけではなく、傷に塗るのも効果的だとは思いませんでした。ビックリですね。
日本人が約半世紀作り続ける「TCNストロング マヌカハニー」
じつは日本人でも現地で誠実にマヌカハニーを作られている方がいます。非常に希少なマヌカハニーです。気になる方は、下記からご確認ください。
参考:
・海外養蜂歴40年以上の経験と実績を持つ日本人の養蜂職人のマヌカハニー
https://27watari.com/manuka-honey-for-healty-life#i-6
では!