【マヌカ蜂蜜は抗菌活性力抜群】しかし粗悪品注意！選ぶポイントは？

つなワタリ＠捨て身の「プロ無謀家」（@27watari）です。新型コロナの流行を受け、さまざまな健康に関するアンケート調査が行われています。結果は、やはり健康志向に拍車がかかっているようです。少し検索するだけで、「85.3%の主婦が免疫力向上の乳酸菌入り食事を希望」とか「中高年の健康意識、約半数の人が意識の変化」などという調査結果が出てきます。

 

そんな状況の中で、健康意識の高い人たちの間でとくに注目されてきているのが、「マヌカ蜂蜜」です。希少な蜂蜜で高級ではありますが、なによりも抗菌活性力が高いのが魅力で、海外では多くのセレブたちに愛されています。

 

 

 

危険！　注意！　希少品のマヌカ蜂蜜は粗悪品が非常に多い！

まず私が言いたいのは、コレです。

 

マヌカ蜂蜜は

慎重に選ぼう！

 

健康意識の高い人たちの間で話題のマヌカ蜂蜜ですが、その希少性から高値で取引されています。その結果、悪徳業者による模倣品や混ぜ物をした粗悪品が世界中で出回っています。

ニュージーランド政府行政機関のガイドラインに準拠してマヌカ蜂蜜を審査している独立審査機関「UMFハニー協会（UMFHA）」のリサーチによると、ニュージーランド国内生産量は年間約1,700トンなのにも関わらず、世界には「マヌカ蜂蜜」と称した商品が……なんと！　約10,000トンも販売されているそうです。

これには驚くしかありません。正規のマヌカ蜂蜜は17％しか出回っていないなんてビックリです。

どうしてこうなるかというと、現地では生産者の巣箱が盗難に遭うことも頻繁に発生しており、闇ルートで「水増し？マヌカ蜂蜜」が流通しているからです。

もちろん最初から混ぜ物を前提にして取引している生産者もいるようです。

 

だからこそ！

 

マヌカ蜂蜜選びは慎重になることが必要です。

 

 

どういう商品を選べばいいのか？　UMF値やMG値（MGO値）をチェック！

マヌカの木は、1300年代からマオリ族（ニュージーランドの原住民）の薬草として使われていました。冒険家で有名なキャプテンクックたちも大切に扱っていました。そして、ニュージーランドにしか採取できないマヌカの木から採取されたマヌカハニーは「奇跡のハチミツ」と呼ばれ、愛され続けています。

 

 

そしてUMF（ユニーク・マヌカ・ファクター）という基準が設定され、UMFハニー協会（UMFHA）が厳しくチェックや管理、指導を行うようになりました。

しかし！

時代の変化とともに、マヌカ蜂蜜を選ぶ基準だったUMF値が揺らいでくるようになりました。

 

 

現在のマヌカ蜂蜜のランクは、MG値（MGO値）で決まる！

マヌカ蜂蜜による効能の決め手は、抗菌活性成分のひとつである「MG（メチルグリオキサール）」の含有量で決まることが解明されたことにより、ニュージーランド政府は厳格なMG値（MGO値）表示を義務付けることとなりました。結果、UMF値という基準は不認証されることとなりました。

いまだにUMF値を謳って販売している会社は、残念ながらニセモノというわけです。

これでマヌカ蜂蜜の選び方はわかっていただいたと思います。

 

しかし！

 

まだマヌカ蜂蜜の選び方には……

 

 

落とし穴が2つも

あるんです！

 

 

その2つの落とし穴の紹介、さらにそれをクリアしていると思われる商品をご紹介します。

 

 

 

マヌカ蜂蜜への「発がん性疑惑農薬」混入疑惑！

まず最初の落とし穴です。

 

2020年夏に話題になった農薬混入疑惑です。

 

調査はニュージーランド政府によるもの。ニュージーランドの国有テレビ局TVNZによって報じられました。

これです。

 

「Weed-killer glyphosate found in New Zealand’s mānuka honey」（Sun, Jul 26 • Source: 1 NEWS）
https://www.tvnz.co.nz/one-news/new-zealand/weed-killer-glyphosate-found-in-new-zealand-s-m-nuka-honey

 

問題視されている部分を箇条書きにしてご紹介します。

 

＜マヌカ蜂蜜への「発がん性疑惑農薬」混入疑惑＞
・マヌカハニーから発がん性が疑われている「除草剤グリホサート」の成分が検出
・調査は2回実施
・1回目は「300サンプルの22％（67サンプル）」、2回目は「60サンプルの18％（11サンプル）」から検出
・残留基準はクリアしている低レベルなので安全と強調されている
・原因はグリホサートを使用している農場や牧場の近くに巣箱を設置したため
・農薬汚染に敏感な養蜂業者は、農薬汚染の心配のない山奥に巣箱を設置している
・グリホサートは世界で最も使用量の多い除草剤だが、2015年に危険度レベルが高い農薬に指定され、世界各国では使用禁止が広がっている
・日本でもグリホサートは農業や公園の除草、ガーデニングなどに使用されているが、現時点で禁止の動きはない

 

 

つまり！

 

 

「食べる抗菌剤」と思っていたマヌカ蜂蜜が「食べる農薬」になってしまうのを防ぐためには、マヌカ蜂蜜に対して誠実な養蜂業者を選ぶことが大切になってきます。

 

 

閲覧注意！　ショッキングなグリホサートの悪影響

海外サイトを見ていると、グリホサートの持つ悪影響に警笛を鳴らす記事をいくつか見つけました。

 

下記サイトは、そのひとつです。

 

「Glyphosate found in NZ Manuka Honey – a stark warning!」（ATA Pty Ltd）
https://ata.land/glyphosate-new-zealand-manuka-honey-warning/

 

ミツバチが死んでいる写真がトップに出てくる記事ですが、その中身はかなりショッキングです。閲覧注意ですが、貼っておきます。これを見ると、マヌカ蜂蜜……というか、グリホサートがメッチャ怖くなります。日本では禁止される気配がないので、なおさら怖いです。

 

繰り返しますが、閲覧注意です。怖いものを見たくない人見ないでくださいね。

 

 

マヌカ蜂蜜が怖いなんて言ってる前に！　もっと怖いニュースが！

ここでは掘り下げませんが、2019年9月にグリホサートが話題になりました。その内容は、「農民連食品分析センター」が日本国内で販売されている小麦粉やパン、パスタなど小麦製品（市販の小麦粉やパスタなど24商品、パン15商品）の農薬残留検査を行ったところ……なんと！　そのほとんどから農薬の成分グリホサートが検出されたそうです。

 

 

「農民連食品分析センター」では、さまざまな検査を行っています。今回のニュージーランド政府の発表を受けて、日本産ハチミツの検査も行ったところ……結果は微量ながらグリホサートが検出されたそうです。

もろもろの検査結果は、下記から飛んでいってください。

 

「一般社団法人　農民連食品分析センター」
http://earlybirds.ddo.jp/bunseki/index.html

さて、農薬に関しては掘り下げはじめるとキリがありません。つぎの落とし穴について話を進めます。

 

 

 

純粋なマヌカ蜂蜜だからこそ！　個性的なクセのある味が独特すぎる！

続いて2つ目の落とし穴です。

これは誠実に作られたマヌカ蜂蜜の特徴からくるものです。

 

「う〜〜ん、まずいっ！もう一杯！」

 

こんなCMが昔ありました。「キューサイ青汁」の宣伝です。

 

 

最近はパッケージもスタイリッシュになっています。

 

キューサイ 青汁 国産ケールまるごと100%
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話が少しそれてしまいましたが、純粋で高品質なマヌカハニーというのは独特の強い香りがあるんです。

 

その香りとは……

 

「湿った土っぽい」「古い機械油っぽい」「土草っぽい」という印象を持つ方が少なくなく、さらに味も「苦味があって、薬っぽい」とものです。

 

良薬口に苦しとは言いますが、ちょっと美味しくないのはキツイですよね。

 

これだけ世界の健康意識の高い方々から注目されているマヌカ蜂蜜だからこそ、業者さんはいい事ばかりを並べ立てて高額で販売しようとしています。

 

困ったものです。

 

さて、そこで調べました。

今回、さまざまなデメリットをクリアして販売されているマヌカ蜂蜜を紹介します。

 

 

 

日本人の養蜂職人が厳しく製造する「ＴＣＮストロング マヌカハニー」

まず最初にご紹介するのは、「ＴＣＮストロング マヌカハニー」です。

これです。

 

「ＴＣＮストロング マヌカハニー」
↑クリックすると、公式ページに飛びます。

 

海外養蜂歴40年以上の経験と実績を持つ日本人の養蜂職人の手によって作られています。

山岳地帯の直営養蜂場で採取された安全なマヌカハニーは、MG値（MGO値）を測定した分析書が同封されて出荷されています。

ちなみに「ＴＣＮストロング マヌカハニー」ではMG値という名称ではなく、「MGO値」という名称が使われています。これはＴＣＮだけが使うことができる特許庁の登録商標です。

公式サイトには商品の詳細、お客様の声などが詳しく掲載されています。

まずはご覧になってください。

 

 

 

 

活性基準最高値！　徹底的な味へのこだわり！「山田養蜂場のマヌカ蜂蜜」

高品質といわれるマヌカ蜂蜜は、活性基準であるMG値が1kgに100mg以上含まれていること（MG100+）が条件です。

しかし、山田養蜂場が史上最高値であるMG1200+と、MG500+を実現させました。

これです。

 

山田養蜂場「マヌカ蜂蜜＜MG1200+＞（写真左）」
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MG値が高いことは素晴らしいことですが、結果的にマヌカ蜂蜜独特の風味も比例してアップします。つまり……

 

 

飲みにくい！

 

 

しかし、山田養蜂場は「低温で蜂蜜を攪拌（徹底した温度管理と48時間以上）」させせることで、超微粒子の気泡を蜂蜜中に含ませて結晶化させることを実現。自然な状態の抗菌力を維持しながらもクリームタイプのマイルドな味わいに仕上げることに成功しました。

まだ2020年8月3日に新発売されたばかりですが、かなり大きな話題になっています。なにより「飲みやすい！」というのは革命的なんです。

 

さて、山田養蜂場がこちらの商品をリリースするタイミングで、「マヌカハニーから発がん性が疑われる除草剤のグリホサートの成分が検出されたとの報道」が大きく話題となりました。山田養蜂場では、「採取している養蜂場は、農場や牧場から 3km 以上離れた自然 豊かな山奥にある」ということを理由に、安全な商品であることを公式サイトでアピールされています。気になる方は、公式サイトをご確認ください。参考：「マヌカハニーに関する報道について」（山田養蜂場）

 

 

 

 

 

 

海外でもっとも信頼されているブランド6品紹介

ちなみに海外の健康サイトでマヌカ蜂蜜のランキングを紹介している記事を見つけました。

今回はその中のブランド6品を紹介します。画像をクリックすると、アマゾンのページに飛びます。興味のある方は、チェックしてみてください。英語での評価が多数掲載されていますが、なんとなく雰囲気は感じてもらえると思います。

 

◯Wedderspoon マヌカ蜂蜜 ケーファクター16 500g

 

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◯マヌカハニー Kiva UMF値15以上 の 未精製マヌカハニー (250g)

 

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◯Good Natured生マヌカハニー認定MGO 820+（NPA 20+）250g

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◯4位　Wild Cape (ワイルドケープ) マヌカハニー UMF 15+ MGO 550+ 250g

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◯5位　コンビタ マヌカハニー UMF 15+ 250g

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◯6位　マヌカヘルス マヌカハニーMGO400+ 250g

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せっかくなので、飲み比べするといいかもしれませんね。日本のマヌカ蜂蜜のレベルはかなり高いとされていますので、その比較も楽しいはずです。

 

 

 

 

飲むだけではなく、直接肌にも！　マヌカ蜂蜜の驚異的パワー！

どちらかというと、マヌカ蜂蜜のネガティブなことを中心に紹介してしまいましたが、誠実に作っている会社も多いので、あまり怖がっていても仕方ありません。

実際、マヌカ蜂蜜は抗菌活性力抜群とされていますが、その驚異的な効果は海外の健康サイトには詳しく紹介されています。

 

といったわけで、最後に海外の健康サイトなどからマヌカ蜂蜜の効能をピックアップして紹介しておきましょう。

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか？

 

飲むだけではなく、肌に直接つけることでも効果的というマヌカ蜂蜜のパワーは素晴らしいものがあります。

 

 

 

女優・石田ゆり子は「マニカハニーをしょっちゅう舐めています」

有名人の中にもマニカ蜂蜜ファンは多いと思いますが、常に若々しい女優の石田ゆり子さんは新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、「とにかく栄養つけて　免疫上げて　口角上げて。わたしはマヌカハニーをしょっちゅう舐めています」と自身の対策をインスタグラムで綴っていたと日刊スポーツが報道していました。

 

こちらの記事です。

↑クリックすると、魚拓ページに飛びます。

 

念のため文章を残しておきます。

 

 

 

 

 

マニカハニーを愛用している有名人

石田ゆり子さん以外にも、マニカハニーを愛用している有名人はたくさんいらっしゃるようです。

筆頭はスカーレット・ヨハンソンさん。食べるだけではなく、フェイスマスクとしてもマヌカハニーを利用しています。※「Antipodes Organic Aura Manuka Honey Mask by Antipodes」下記参照。

 

 

日本では藤原紀香さん、吉瀬美智子さん、モデルのRIKACOさん、aikoさん、大地真央さんらが愛用しています。

 

 

 

＜まとめ＞毎日小さじ一杯のマヌカ蜂蜜で健康に！

希少なマヌカ蜂蜜の効能と落とし穴、さらに商品のご紹介をしましたが、まずは一度試してみるといいでしょう。

本物のマヌカ蜂蜜の味や効果をぜひ体験してみてください。

もし可能でしたら、「ＴＣＮストロング マヌカハニー」と「マヌカ蜂蜜（山田養蜂場）」を食べ比べしてみてはいかがでしょう。そして、さらに余裕があるならば、海外のマヌカ蜂蜜も含めて試してみてください。

 

 

 

 

＜蜂蜜はやっぱりスゴイ＞前田京子『ひとさじのはちみつ』

蜂蜜の効用、さまざまな使い方がまとめられている前田京子さんの『ひとさじのはちみつ』は、かなり評価が高い一冊です。

 

これです。

 

『ひとさじのはちみつ 自然がくれた家庭医薬品の知恵』（前田京子）
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歯磨きに使用したり、パックや塗り薬、さらには目薬としても活用できる蜂蜜のすべてを知ることができる一冊です。

蜂蜜が完全食品といわれる理由は、ピュアなブドウ糖・果糖だからです。酵素やビタミンB群、アミノ酸全20種、ミネラル全27種、ポリフェノールなどの各種抗酸化物を含んでいます。

水分、ビタミン、ミネラル、エネルギー補給を素早く吸収できる薬みたいなものです。

 

 

 

 

＜医薬品として認可されている＞日本薬局方「ハチミツ」

日本薬局方（にほんやっきょくほう）「ハチミツ」は、第三類医薬品に分類されています。いわば、お墨付きの蜂蜜です。

これです。

 

【第3類医薬品】日本薬局方 ハチミツ 500g
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大阪市の山善製薬株式会社によるもので、「矯味の目的で、または丸剤の結合剤、栄養剤として調剤に用いる。また、皮膚・粘膜の保護剤として用いる。」ものとして販売されています。

 

では！

 

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