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山口達也さんが会社設立!業務内容はアルコールなどの依存症対策に関して

投稿日:2023-03-24 更新日:

山口達也さんが会社設立!業務内容はアルコールなどの依存症対策に関して

つなワタリ@捨て身の「プロ無謀家」(@27watariです。

 

元TOKIOメンバーの山口達也さんが会社を設立しました。

 

な、なんと社名は「株式会社 山口達也」。まるで「株式会社 斎藤佑樹」的な印象です。

 

自分自身の名前を会社名にするのはわかりやすいとはいえますが……。それだけ自尊心や承認意識が強いともとれますし、あえて自分の責任を背負い込むという決意の強さも感じます。

 

もしかすると「株式会社TOKIO」と合わせた可能性もありますね。

 



 

 

「株式会社 山口達也」公開は2023年3月19日?

2023年3月22日、元TOKIOメンバーの山口達也さんが自身の会社設立する報告ツイートをしました

 

こちらです。

 

 

 

シンプルに「山口達也です よろしくお願いいたします」というメッセージと会社サイトURLだけが書かれた内容です。

 

せっかくの新しいスタートですので、もう少し濃いメッセージを投稿されてもいいような気もしますが、本人的には “ とことん謙虚に ” といった気持ちなのでしょう。

 

現時点(2023/03/24 8:18)では600を超えるリプが付いていますが、ほとんどが好意的に応援しているものばかりです。

 

自身のメッセージの日付は3月19日ですので、きっと公式サイトは3月19日に公開されたのでしょう。この「3月19日」について特別な意味があるのかは不明ですが、タイミング的には年度末の忙しい時期ですので、話題的にあまり露出しないことを望んだのかもしれません。

 

 

・ ・ ・

 

 

公式サイト(https://yamaguchi-tatsuya.co.jp/)では自身のメッセージや親近者(兄や元妻)が掲載されています。

 

私にとって自慢の弟でしたが、若い頃から過度な飲酒の傾向があったように思います いつしか彼はいくら酒を飲んでも気持ち悪くなることもなく、吐くこともなく、目が回ることも無くなっていました 要はアルコール摂取のブレーカーが壊れてしまい、いくらでも飲むことが出来る体になっていました しかしある一定の量を超えるとブラックアウトして体は動くが記憶がない状態になっていました 私は、兄として弟が『一生アルコールを口にしない』という言葉を信じたいと思います

 

引用:元TOKIO・山口達也さん 会社設立し再出発報告 過去の騒動も改めて謝罪 元妻もエール(スポニチ/3/24(金) 7:25)
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/03/24/kiji/20230324s00041000209000c.html
魚拓URL:https://archive.md/gssv7

 

 

 

山口達也さんの社会復帰に向けた決意表明メッセージ

では、まずは山口達也さんの社会復帰に向けた決意表明メッセージを見てみます。

 

こちらです(画像を別画面で開くと拡大されます)。

 

山口達也さんが会社設立!業務内容はアルコールなどの依存症対策に関して

引用:株式会社 山口達也
https://yamaguchi-tatsuya.co.jp/
魚拓URL:https://archive.md/9qLiH

 

 

念のために文章を残しておきます。

 

2018年、2020年に私が起こしてしまった事件、事故につきまして、誠に申し訳ございませんでした改めてお詫び申し上げます

今は何故このような事態を招いたのか深く反省を続け、自戒をしつつ日々過ごしております

当時の私は、社会的影響力が強い立場でありながら、私に関わる全ての人々の信頼を損ね、又その報道を通じて多くの方々に不快な思いをさせてしまいました

どれだけ謝罪をしても、犯した罪を消せる訳ではありません
犯した罪を真摯に受け止め、同じ過ちを犯さぬよう歩んでいく所存です
重ねてお詫び申し上げます

2023年3月19日
山口達也

 

 

・ ・ ・

 

 

ちなみに気になる業務内容は、アルコール依存症などに対する講演活動やセミナーです。そのために「ASK認定 飲酒運転防止インストラクター資格」「JDAP認定 メンタル心理カウンセラー資格」「ASK認定 依存症予防教育アドバイザー資格」も取得済です。

 

 

参考:
・【元TOKIO山口さん逮捕】自分が、もし山口くんだったら? もしTOKIOのメンバーだったら?
https://27watari.com/tokio-yamaguchi-arrested-reason-of-sake

 

 

では、山口達也さんの会社設立報道を受けた直後のネットの反応を確認してみます。

 

 

 

山口達也さんの会社設立報道直後のネットの声

山口達也さんの会社設立報道直後のネットの声として、Yahoo!ニュースでの声をピックアップします。

 

<山口達也さんの会社設立報道直後のネットの声>

・弟が薬物依存症です。真面目で優しい弟でしたが、興味本位でやったたった1回の薬物でその後の人生を壊しました。立ち直ろうとする弟を信じて応援しましたが、何度も裏切られました。他人ならとっくに見放すでしょうが、やっぱり血を分けた弟を見放す事は出来ません。山口さんのお兄さんの言葉は自分も痛い程良くわかります
・たった一度で依存になるのが薬物なんですね。恐ろしい
・介護士です。昨晩も「アルコール依存症」の方の介助に行きました。もう、すごく普通なんです。なんで介助が必要なの??と、思います。が、定期的に誰か訪れて確認しないとアルコールを大量に飲んでしまうんですよね。本人曰く「ほんの少しだから」と。本当は飲んでほしくないのですが、24時間監視は不可能。監禁するしかありません
・お兄さんの人柄、愛情が感じられます。何度も裏切られた心が折れますよね…。でも優しい弟さんとわかってるから見離せない。うちも兄が薬物に手を出しました。お互い心配でしょうが信じて生きていきましょう
・薬物経験者には、売人があの手この手で近寄ってくる、と聞いたことがあります。本人が立ち直ろうとしても一日中監視するわけにもいかないし難しいですね
・家族が諦めたらもう支えはありませんからね
・アルコール依存症は不治の病であり対処療法しかない。そしてそれはアルコールを一切口にしない。それしかないんです
・ロバートダウニーJrさんも薬物で苦しんでたよね。でも、MARVELの人の支えがあって克服できたらしい。その前はほんと何度も何度も薬物に負けたとか
・薬物依存には生活環境を変える事が一番効果あると思います
・裏切ると言うよりそれが薬物の怖さ。精神力の問題ではない
・息子さんもよくインスタや記事に登場するので気にはなっていましたが、再出発を応援したい気持ちです。いつまでも過去の事を引きずっていても何も始まらないし何も変わらない。ご本人色々苦しんで自らの欠点と向き合ってきたのではないかと思います
・私もアルコール依存症の方の断酒会にいる方をサポートしておりました。普段は大人しい方でしたが 一口でもアルコールが入ると人が変わったようになる方でした(暴れたり)。とにかく治らない病気ですので周りの方の協力も必要ですし 何よりストレスを溜めずにいることが大事です
・できれば (株)tokioに所属して鉄腕ダッシュに復帰してほしかった
・TOKIOが会社設立した時にグループ名に株式会社をつけただけだったので、ぐっさんも自分の名前に株式会社つけただけなんだね
・反省もせず、あの時はバッシングされて辛かった、とかばかり言ってる人はもう戻ってこないでと思うけど、こうやって反省して決意を述べて頑張ろうとしている方は応援したい
・医療系施設勤務です。アルコール依存症の方は、いつも本気で反省し、禁酒に取り組みます。が、退院すると結局、元に戻ります。例外は見た事ありません。医者も、癌より治癒が難しいと言ってました。お酒は、その辺で簡単に手に入るのが問題だと思います
・難しいかもしれませんが、メンバー全員が揃ってくれないかなぁ。復興支援の一環としてDASH村で
・随分痩せてスッキリされましたね。健康的な生活を送っているのかな? 根が優しい人だから、何か人に喜ばれるような仕事があったら生き甲斐になりそう
・精神的な病気に関わったことのある人なら、そこからやり直すことの難しさをよく分かると思う。元通りには決してなれないだろうけど、より良く変わっていくことは出来ると思うので、これは素直に頑張って欲しいと思ってる
・従兄弟が数十年前に薬物に手を出しました。叔父と叔母が半狂乱になり、泣き喚き心身共に壊れる手前でした。その姿を見て、こんなにも傷付けたんだ、失望させたんだ、と猛省したらしく、一切手を切ったようです。本人の強い強い意志も大事、周りの愛して信じて導く助けも大事ですね
・酒は飲み方、飲む量をコントロール出来てこそ美味い酒になるのでしょうね。テレビを見てる限りわからない酒への思いでしたが話題になり人生も狂わせた
・自分の意思で病院に行って依存症を治そうとしていく事が何よりもすごいと思います。
私の父も依存症ですが本人に自覚ないです。自分の事よりも周りの人を大切に思えるなら治したい意思に変わるのかもしれないですね
・一生一口も、ってすごく難しい気がするし、逆に心配になるけど、一口だけ、少しなら、って言うのがアルコール依存の人からしたらすごく危険なことなんだろうな
・本人が出したコメントの通り、前向きな気持ちでの会社設立、活動の開始であればとにかく頑張ってほしいという気持ちしかありません
・周りが勧めない、酒の席に連れていかない。1口だけなんて言わない人が本当に彼のことを考えてくれる人
・働くことはいい事です。アルコールを断ち、会社経営もうまく行けば、成功体験が積み重なり自信にもなるでしょう。自信を持つことで生きる事に前向きになり、それがアルコール依存と戦う力になるかもしれません
・アルコール依存も薬物と同じで、治ることはなく一生付き合っていかないといけないもの、だからこそ周りのサポートを受けながら自分もしっかり持って生きていかないと誘惑に負けてしまう。山口さんは周りの人に恵まれていたと思います
・なかなか立ち直るのは難しいと思うし社会的信用を取り戻すのは相当困難だと思う。しかし改めて全面的に謝罪して会社名もあえて自身の名前である事は覚悟があるのかなと思います
・一度失った信頼はなかなか取り戻すことはできません。それに加えてアルコール依存症という足枷もある中で、新たな決意と共に事業をスタートするという行動がどうなるのかは見守るしかありません
・日本はアルコールに対する間口が広すぎるような気がします。コンビニ、スーパーでは目立つところに陳列されており、見た目も綺麗で美味しいよ。と誘ってくる。アルコール断ちには強い精神力が必要だと思いますが頑張ってください
・山口さんとは同年になります。51歳と言う年齢は色々思う事があります。やり直すには遅い?とも思いますが罪を犯し後悔し今を生きるには難しいでしょう。けど、記事にもあった通り前を向かないといけないと思います
・一生口にしない、これを周りの人間に宣言することは非常に有効だと思う。公に宣言することで山口氏の周りで飲み会を開こうとする人や、目の前で飲もうとする人が確実に減るので、本人にとってとてもメリットがあると思う
・黙って起業しててもいずれバレるし、似てたり同じ名前だったら何かと問題が生じるから自分の名前をつけたのかもしれん。この人を苦手だと思ってる人は容易に避けることが出来るからいいと思う
・これからの人生も長いし、再起出来るチャンスは必要ですよね
・日本では酒が強いのは凄いことみたいな風潮が未だに残ってることが残念。お酒強くても何も得しないし、何ら凄いことでもないことが世の風潮になれば
・TVの復帰はダメだろうけど、DASHで一緒にTOKIOメンバーと作業はして欲しい。何か没頭できるものがあれば更生に向けて大いに役立つ
・日本はビールのCMや広告が多すぎです。海外ではおいしそうにアルコールを飲む描写を入れません。日本のように外でアルコールを飲むことも禁止されています。アルコール依存を増やさないためにも、アルコール依存症で苦しむ人のためにも、日本にはもっと配慮が必要です
・自分はギャンブル依存症でしたが、月1ですがカウンセリング等を受けています。そこで誰でも人間は依存する性質を持っていると聞きました。お酒、ギャンブル、タバコ、スマホなど。自分はそれがギャンブルだったんですね。一口も飲まないと決めた事は良いことだと思います。ちょっとだけと言う甘い気持ちがあると立ち直れませんから
・本当にお酒を止めない人、やめれない人は自身をアルコール依存症とは思わない。ギャンブル依存症も同じ。自分は違うからいつでも止めれるて思って止めれない。自身を依存症だと認識出来ることはかなり前向きなことだと思うし、向き合えると思います
・敢えて名前を社名にすることで自分への決意なんでしょうね

 

 

・ ・ ・

 

 

ネットでは応援する声が溢れています。依存症から脱することは大変でしょうが、なんとしても乗り越えてほしいものです。

 

関連記事:
・【自分に克つ】スイッチ思考で「なまけ依存症」から脱出【ダメ人生さようなら】
https://27watari.com/switch-thinking-for-good-life-069

・【同じ失敗の繰り返しを変える】変わる呪文とアンカリングと運動と | 書く瞑想(2020年10月29日版)』
https://27watari.com/mindful-keep-diary-2020-1029

・【お酒を飲まない選択】ノンアル生活のすすめ&お酒を飲まない有名人たち
https://27watari.com/non-alcohol-life-for-good-life

 

 

 

依存症から脱するために役に立ちそうな著作

山口さんの場合はアルコール依存症ですが、依存症は他にもさまざまな種類があります。

 

そもそも依存症とは「やめたくても、やめられない状態になる」というものです。

 

そして、依存症は大きく2種類に分けることができます。

 

それは「物質への依存」と「 プロセスへの依存」です。

 

「物質への依存」というのは、アルコールや薬物、たばこといった精神に依存する物質を原因とする依存症状のことです。「プロセスへの依存」は物質ではなく特定の行為や過程に必要以上に熱中し、のめりこんでしまう症状のことです。

 

 

回復する手段は、

ひとつしかありません!

 

それは「止め続ける」ことです。

 

止め続けることで負のサイクル(我慢→意識が高ぶる→手を出して解放→後悔)から抜け出すことができます。負のサイクルを繰り返すと、「耐性(もっと大量に飲まないと満足でない)」がついてしまい、それだけ依存状態が強く起きるようになり(手のふるえ、発汗、頻脈、不安、幻覚など離脱症状)、抜け出せなくなります。

 

その状態から抜け出すためには、「健康な依存・よい依存に移行する」しかありません。

 

もし自分の中で不健康な依存の兆候を感じ取ったのならば、その芽は早めに摘んでおく必要があります。

 

さらに依存症について深堀りされたい方は、下記を足場にしてみてください。

 

参考:
・依存症についてもっと知りたい方へ(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000149274.html

・「依存」について(東京学芸大学)
https://www2.u-gakugei.ac.jp/~hokekan/d-izon0908.html

・本当の依存症の話をしよう -ラットパークと薬物戦争
https://amzn.to/3K347sp

・だらしない夫じゃなくて依存症でした
https://amzn.to/3nj8s1v

・「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本
https://amzn.to/3K40LWb

・自力で克服!ギャンブル依存症 徹底対策ガイド: ~やるべき事がすべて解る!依存症対策の決定版~
https://amzn.to/40al4H6

・二重洗脳―依存症の謎を解く
https://amzn.to/40d2Y75

・マンガで分かる心療内科 依存症編(ネット・スマホ・ゲーム・ギャンブル・ポルノ)
https://amzn.to/40hgkiP

 

 

 

山口達也さん、朝日新聞でアルコール依存症を語る

山口達也さんが朝日新聞のインタビューで自分の起こした事件(強制わいせつ事件、酒気帯び運転によるバイク事故)、アルコール依存症などを赤裸々に語りました。

 

当時を振り返り、いずれも飲酒時の問題だったが、「お酒そのものが悪いのではなく、問題があったのは自分のマインド。お酒を使うことで自分のゆるみが悪い形で出てしまった」と話した。

事故後、バイクを蛇行運転していた自身の映像をワイドショーで見て、起こした事実の恐ろしさに「ようやく気づいた」という。断酒を決意し、20年11月に依存症の専門病院に入院。3カ月ほどの治療プログラムを受けて退院した。いまも自助グループへの参加を続けている。

 

引用:山口達也さん「恐ろしい、ようやく気づいた」アルコール依存症を語る(朝日新聞/2023年4月17日 7時00分)
https://www.asahi.com/articles/ASR4D4GBPR44UTFL01Q.html
魚拓URL:https://archive.md/pNG0l

 

バイクの蛇行運転についてはかなりフラフラだったようです。当時のニュースでポイントを箇条書きにしておきます。

 

『山口達也さんバイクの蛇行運転の様子』

 

山口達也さんバイクの蛇行運転の様子

・2020年9月22日、9時半頃に事故発生
・酒気帯び運転
・酩酊状態の蛇行運転
・センターライン超えで対向車にぶつかりそう
・事故前夜に麦焼酎ロック5〜6杯を飲んだ?
・日付が変わる前に酒を飲み終えて寝てから出かけた?
・追突したのは警察官が私用で運転していた車
・1リットルあたり0.7ミリグラム以上のアルコールが検出
・バイク運転は「友人の家に行く途中だった」

 

この事件について、古舘伊知郎さんがコメントを出しています。

 

アルコール依存症である可能性が言われているが、古舘は「病気だとしたら…というのはあるんですけども、やっぱりボクは甘えなんだと思うんですよ、ベースにあるのが。喪失感があって、一人でいて酒に手を出しちゃうというのがね。わかるんだけど、甘えがあったと思う」と指摘。

 

引用:古舘伊知郎「蛇行運転していて危ないんだけども、本人にとってはこれが真っすぐなんだと思いますよ」…山口達也容疑者の酒気帯び運転(スポーツ報知/2020年9月23日 17時29分)
https://hochi.news/articles/20200923-OHT1T50149.html?page=1
魚拓URL:https://archive.md/ZCIMH

 

・ ・ ・

 

朝日新聞のインタビューは連載です。まとめてリンクを貼っておきます。

 

<山口達也さん/朝日新聞のインタビュー 2023年4月>

・山口達也さん「恐ろしい、ようやく気づいた」アルコール依存症を語る
https://www.asahi.com/articles/ASR4D4GBPR44UTFL01Q.html
魚拓URL:https://archive.md/pNG0l

・自信なくした40代、重ねた「負の成功例」 山口達也さんの依存症
https://www.asahi.com/articles/ASR4D55PPR47UTFL00V.html
魚拓URL:https://archive.md/6K6AP

・アルコール依存症の記者が見た山口達也さん 「回復に終わりはない」
https://www.asahi.com/articles/ASR4D560DR47UTFL00W.html
魚拓URL:https://archive.md/6snwt

・「あいつバカじゃね」でもいい 依存症みとめた山口達也さんの現在地
https://www.asahi.com/articles/ASR4D55WYR45UTFL01D.html
魚拓URL:https://archive.md/ZTGnX

 

◯山口達也さんのインタビュー記事に対するネットでの反応

有名人ということもありますが、アルコール依存症に悩まされている人は少なくないこともあり、かなりのYahoo!ニュースでは数のコメントが書き込まれていました。「いいね」数が多かったコメントを中心にピックアップしました。

 

<山口達也さんのインタビュー記事に対するネットでの反応>

・アルコールや薬物などの依存症は嗜癖(不利益・不都合な行動であることがわかっていてもそれをやめられずに繰り返すこと)が拡大した行動・疾患です。「心や意志の弱さ」が根元のように思われていますが、そうではありません。依存症は「孤独が招く」という側面があります。孤独感や過度な使命感から生じる不安や焦りをひとりで抱え、そこから発症するケースは少なくありません。周囲の人の関わりや、当事者同士の支え合いが有効な治療・対応となるケースがほとんどです。一方、依存症は「否認が重症化させる」という側面もあります。自分では問題を認め難いため、適切な治療や支援に結びつきにくく、浪費や暴力、不適切な行動を家族がすべて尻拭いせざるを得ない状況に追い込まれます
・アルコール依存症は、発症・再発いずれも孤独が増悪の因子であると言われ、孤独の病と呼ばれることもある。治療効果が大きいものとして挙げられるのは、通院加療とそれに付随する断酒会やAAなど集団精神療法だ
・山口達也さんも20代の頃は、ただ楽しくて飲酒していたんだと思う。まさか自身がアルコール依存性になってしまうなんて微塵も考えていなかったのではないかな?逆にお酒飲んでる自分カッコいいくらいだったかも。私はそうでした。もっと酒害についてメディアは取り上げるべきじゃないかな?
・アルコールは医学的には「薬物」扱い。容量用法を守るということが必要(つまり過度な飲酒はしない)。アルコールを摂取すると、脳の機能が低下する(酔いや高揚感が得られる)→アルコールが切れる→ストレスや高揚感が欲しくて飲む→低下する→切れる→飲む…と負のスパイラルなる。必ず断酒日を作ること。アルコールの量を減らすことよりも、アルコールを完全に絶つ日を作ることが大事。家族が「飲みすぎでは?控えては?」と進言しても聞かない場合は、すでに片足を突っ込んでいると自覚せよ
・誰でもアルコール依存症になる可能性があること、依存症になったら、アルコールを飲まない選択肢しかない(程々に飲むとか無理)。このことが周知されるだけでも救われる人がいると思う
・離婚したときに「えっ?」と思って、あの辺りから徐々に精神的に狂ってきたのかなと思います
・アルコールが薬物だという認識をどれくらいの人が持ってるかですよね。脳に作用して正常な判断ができなくなったり、意識があいまいになったり、気持ちよくなったり。医学的、科学的には体には全くいい面がないと既に判明しています
・知人がアルコール依存症で亡くなりました。まだ30代。アルコールはヘロインに次ぐ依存度の高さで、たまたまこの国で合法なだけのドラッグだと精神科医は断言していました
・結局口では何とでも言える。クスリの常習者も反省を口にしながら何度でも逮捕なんてザラ。まして芸能人は宣伝するのも達者。今年会社立ち上げたなら宣伝したいよね。昔のつてを頼って記事化してもらったのかもしれないけど、18年に事件起こし、20年に飲酒運運転で逮捕。それから2年ちょっと。更生したかどうかなんてまだわからない
・ビールのCMで影響力のある芸能人がビールを飲んで「あ~~幸せ~~」というのはどうなのかと思った事があります
・この国は利権関係があると問題あることでもないことにしてしまう
・問題は依存症云々では無い、酒のせいにしてるだけで、やったことが悪いんですよ
・当時間違いは間違いと毅然とした姿勢を示した仲間の方が痛々しく感じた。でも彼らのこと、かつての仲間が立ち直り自分の足でしっかり歩む姿を待ち望んでいると思う。誰でも命ある限り生き直す戦いは許されていい。経験から目を逸らさず自分と同じ弱さに苦しむ人の生き直しを応援する仕事を選んだのは、二度と失敗を繰り返せないところに自分を追い込む意味もあったかも
・自分はアルコール依存症ではないけど、気持ちはすごくわかります。現在会社を経営しており、会社の業績も悪くなく、多分パッと見はエネルギー溢れる経営者のように映っているのでしょう。でも、常に不安がつきまとい、足元がおぼつかない感覚があります。他人は自分に気軽に頼ってくるのに、自分は誰にも頼れない。だから何かに依存してしまう気持ちは本当にわかる
・私自身も間違いなく依存症だったと思う。と過去形で言ってはいるが根本的にアル中は治せないものと思っている。遡る事8ヶ月前に極度のめまいで体調を崩し入院したのだが、その後はアレだけ好きだったアルコールを何故か欲しなくなってしまった。結果としては良かったのだが逆に考えたら体質が変わってしまったのかとちょっと心配にもなった
・もちろん今後どれだけの活動をしても変えられない事を起こしてしまったのは事実だし、様々に傷つけられた人達への思いが一番大切だけど。僕にとってのこの方は、物作りでも企画でも遊びでも何でも、楽しく真剣に頑張って取り組む人なんだって思いが変わらないのも事実。積み上げて来た事実は今後もまた積み直せる人なんだと思うし期待したい、その姿にまた励まされたい
・彼の罪は司法が裁くもので、第三者の私刑は許されてない。彼を嫌うのは勝手だが、彼の仕事や立ち直るための努力を邪魔する権利は誰にもないと思う
・第三者が被害者の気持ちを代弁するつもりで何かを言うのもまた違う
・若い頃は付き合いもあってかなり飲んでいた時期がある。ただ今はほとんど飲むことはない。一番のきっかけはγGTPの数値が基準値の2倍になったこと。さすがに危険だと思った。
ただこれは体質もあるのか、酒を飲まなくなっても数値はそれほど下がらない。でも飲まなくなったら飲めなくなった。飲めなくなって初めて体にどれだけ有害だったか気づいた。アルコールにより脳委縮もあるという。肝臓だけではない。全身に悪影響がある
・過去の事を反省して、立ち直ろうとして、そしで自らの体験を今悩んでいる人の為に知名度も活かして広めていくのはとても良い活動だと思う。お酒の怖さを知らない人たちにも、勉強になると思う
・一人目は高校時代の同級生で有名大学卒業して、銀行に就職した。ストレス発散なのか、自分に負けたのか知らないが、出世街道まっしぐらだったのに。仕事帰りに運転しながら缶ビールを飲んで、逮捕され懲戒免職処分で退職した。2人目は義理の弟で中小企業の2代目だった。肝臓が悪くなり、医者に禁酒指示出てたのに、妹の話では酒の空き缶が自動車の中に大量に隠してあったそうだ。今は内臓全体が機能不全になり、左足を切断して入院している
・これから講演会などでお話する機会があるならば、山口さんと同じ境遇の方々に寄り添って頑張って欲しいと思います
・医療系療養施設勤務です。アルコール依存症の方もたくさん見てきました。全員ではないですが、この病気に罹る方には、「期待されてる」というキーワードがあります。なので、お見舞いの方には「みんな待ってるよ!」などの期待の言葉掛けは、避けるようにお願いしています。けど、コメント欄見てると「また戻ってきて欲しい」というコメントがたくさんありますね。ファンの方は、この病気についてもう少し勉強してほしい、と感じました
・私もアルコール依存症で通院経験ありですが、私の場合ですが、筋トレは効果的でした
・アルコール依存症の場合、脳の快楽受容体がアルコールに特化した状態になっているので、もうお酒のことしか考えられなくなります
・未成年への性犯罪者に甘すぎでしょ。友だちがついてなかったら何されてたか? おっさんが立場利用して娘ぐらい年齢違う子を夜に呼び出して…立派な性犯罪。一般人なら未成年に性犯罪犯した奴が顔出しして、インタビュー受けないし、会社名にもしない!! 先進国ならこんなことを許さない。どこまで性犯罪に甘いのか?
・セカンドチャンスでしたっけ。これはキリスト圏の人達の考え方なのは分かるんですが、日本もこういう方でも復帰出来る世の中であってほしいかな。禊はずっとやるものじゃないとも思うし
・私自身人付き合いが苦手で、楽しそうなフリをするために、その場に馴染んでいるフリをするために、無理矢理倒れるまで飲んでいました。お酒に関する規制も必要なのかもしれませんが、適正に飲める人達が多く存在するということは、やはり山口さんが仰るように問題はその人自身のマインドなのだと私も思います
・酒を飲み始める十代以下の時に「酒は凄く怖いものでタバコと同じで飲める体質であったとしても一生飲まないという選択肢もあるよ」という教育をすべきだと思うんだよね。人によっては酒の味を覚えてからじゃもう遅いんだよ
・酒程の依存度の高い薬物が合法であり24時間どこでも買えてどこでも飲めるのが恐ろしい。アルコール依存性になるスイッチはお酒を飲む人なら誰でも持っていて、自分は適量しか飲まないから大丈夫と思っている人でもあるきっかけである時突然スイッチが入ってしまいそのスイッチはもう一生戻る事はない。アルコール依存性者の平均寿命は52歳と言われている。私はアルコール依存性者を何人も見てきたがハッピーエンドはなかったし、52歳の平均寿命は前後するが大体当たっている
・アルコールは依存症を考えるとたばこより怖いし、手軽さを考えると麻薬より怖い。賛否はあると思うけど、世界的に酒税の大増税とアルコールの広告禁止の流れができてくると思う。カナダは既に週ビール1,2杯までというガイドラインを出している
・アメリカ人だったか(?)日本のコマーシャルでお酒のCMが一日中バンバン流れてる日本が不思議らしい。外国で貧困層スラムで暮らしドラッグや酒から犯罪へとなる為、コマーシャルでさえも禁止 政府が政策として飲酒抑制するようになってしまっている
・麻薬覚醒剤はなかなか買えないけど、アルコールなんて24時間全国どこでも買えちゃうってのがね
・人は少なからずさまざまな方法でストレスを発散したり、心の支えになってることがあると思うけど、度を超えると依存症になる
・アルコール依存も問題だろうけど未成年に手を出した事が問題なのでは? アルコールもさることこながら性的問題もなかなか改善難しいのではと思います
・原因と結果があって反社や暴行は結果、それはいけない事だけどその原因を断つことも反省や根本だと思うけどね
・山口の場合は酒発進。酒を絶たなければあらゆる事の引き金になってしまう
・映画で「アナザー・ラウンド」という飲酒についてを題材にしたデンマークの映画を観たが興味深く、面白かった。血中アルコール濃度を一定に保った方が、力を抜いて人生を楽しめるのではないか?という仮説に基づいた男達の実験の話。作中、飲酒を肯定とも否定とも取れないストーリー展開だが、総じて言うと、ほどほどにって話になってしまうのだろうか。デンマークも日本に似た社会なのかな?と思ったが、やっぱり生きづらさからなんだよね、お酒って
・それを見せないのがプロなんでしょうね。喫煙に対しては、近年かなりの圧力がかかっているのに、お酒に関しては何もないのは不思議に思います。タバコで殺人は起きませんが、アルコールに関しては、飲酒運転で何人もの命が奪われいたり、お酒の場での殺人が起こっているのになんの規制もないのは、おかしな感じがします
・依存症は脳の病気であり、本人のやる気だけでどうにかしていくのは非常に難しいです。精神論で物を言う人がいますが依存症治療はそんなに生ぬるい物ではありません。もちろん本人の努力は必要ですが、依存症と向き合い闘っていく術を学び、周囲のサポートを受けていかないと治療は厳しいです
・アルコール依存の怖いところは、なかなか自分では依存症と認めることができず、いわゆる『底つき体験』をしないと本腰を上げて治そうとしないところ。しかし底つきの段階に至る時点ですでに社会的に信頼を失っている場合が多く、アルコール断ちを宣言しても認めてもらえず、絶望感や自己嫌悪から再びアルコールに走ってしまうことが多い
・なんか、激励とかセカンドチャンスとか応援のコメントが多いことに違和感。この人は、未成年に対する淫行未遂みたいなことがあったんでしょ? しかも、学生とか若い子たちを集めた番組の共演者の複数の女の子達に対して。人前に出る仕事に簡単に復帰できるの信じられない
・こういう1回失敗してしまった人を、悪人として排除せず、依存症からのリハビリを報道する番組なんかを作って、事実を伝えつつ番組にして、エンタメとしても、知識や啓発としても役立つ番組を作り、TVに戻してあげられたらいいと思う
・アルコール依存症の話で、依存症治療のために長年断酒していた男性が、娘の結婚式の披露宴で、乾杯のシャンパンを一口だけ飲んだ、という話を思い出しました。その男性は、そのシャンパンを飲むまでは本当に、十数年一口たりとも酒を口にしなかったそうです。それが、披露宴のシャンパンを飲んで半年も経たない内に、またアルコールに溺れるようになってしまったとか
・根本がね…ストレス以前に、やったことがやったことだから、手放しでもう立ち直ったんだ良かったねとは言えないんじゃないか
・アルコール依存症の方も大きな問題だけど、この方がTOKIOで居られなくなったのは未成年強制わいせつ事件の方です。罪を犯した人にもやり直す機会が必要というのは理解しますが、しょうもない不倫で干されてる人より応援されてるのは違和感です
・アルコール依存症は誰でもなり得る病気で、治療方法は結局断酒しかありません、日本には潜在的に500万人いるとも言われています。元サッカー選手の前園さんも一度トラブルを起こしてから断酒を続けているようです、これは凄いことです。アルコール依存症の克服は、他の依存症と比べて非常に難しいと言われています、薬物よりも難しいです。なぜなら市中でいくらでも酒を販売しており簡単に手にできるからです
・事件を起こした相手が未成年の女性だったってことが今も痛手になってますね。こうしてメディアに名前が出てくることに被害者は何を思うか。もしかするとフラッシュバックでさらに精神に異常をきたしてしまうのでは。いくら謝罪しようが反省しようが、この人のせいで今もなお人生を狂わされてる人がいるのではないかと思うと無関係な自分でも複雑な気分になる。一方で、この人にもキャリア形成の機会はまだあるべきだとも思う。何もかも奪ってしまうのは生産性に欠ける。最良なのは、人知れず何かを始めることなんだろう。過去のアイドル・タレントとしてね実績を全て捨ててゼロから始めること。社名に自分のフルネームを使ったのが、まずは誤りではないかな
・アルコール依存症から立ち直ることがどのくらい大変なことか医療者のはしくれとして実感している。アルコールは百薬の長ともいわれたことがあるが、今では1滴でも害がある、少なくても健康にプラスの作用があるとは考えられていない。あまり知られていないがアルコール依存症の自殺率は日本人全体の自殺率の100~200倍ともいわれている。素面に戻った時の絶望感がそうさせるのかもしれない
・人って一見明るく見えても深く悩んでいる人もいる。眠れないのは、非常につらい。心細くなると、何かに頼りたくなるけど周囲にSOSをだす勇気もないと何かに依存してしまうのはありがちです。でも、治療を受け気がつけるまではつらい道のりだと思いますが、乗り越えたのは素晴らしいと思います。体験を語ることは、今、何かに依存してしまっている人に少しでも伝わればいいと感じます
・タバコのCMが無くなったように酒のCMも早く無くさないとだめでしょ
・下手すると覚醒剤の依存症よりも、アルコールは合法な分、質が悪いのでは。それに覚醒剤なら普通に売ってないし
・心が弱いヤツだ、努力が足りない、とかの叱責や本人の努力や自制心、罰則や刑罰だけでは解決しないんだね。加害者が加害を繰り返さない為にも、精神医学の専門的な知識と治療が重要になってくるんだと感じる
・メディアを通して自身の体験を公表することで、世間に依存症の正しい知識と対応を知ってもらえるようになると思います。それで救われる当事者や家族もたくさんいるでしょう
・これ以上誰も悲しませることなく活動して欲しいなと思う
・山口さんと同世代の夫を、半年前にアルコール依存症による肝性障害で亡くした。このように発信してくれることは、本当にありがたいと思う
・依存症と交通事故と強制わいせつには基本的に関係ないと思うけどな。依存症の親族がいるけど、交通違反なんてしないし法を犯すような行為もない。酔って自制が効かなくなるからなんだろうけれど、やはり素地が大事なんだと思う
・未成年への強制わいせつをアルコールのせいというのはどうかと思うし、その後事故を起こすまで酒を止めなかったのも信じがたい。アルコール依存症から立ち直ってほしいとは思うけど、応援はできない
・アル中は鉄格子付きの病院に入っても脱アルが難しいと聞きますが、生きるか死ぬかの選択を乗り越えてもらいたいです
・酒の怖さと言われても、酒を飲むことで犯罪行為が行われるというのは違うよね。そうであれば飲酒したら全員が犯罪を犯すようになるのだから
・酒は百薬の長という言葉は中国の皇帝(新だったかな?)が酒による税金を増やすために作られた嘘っぱちのフレーズだということが既に知られているし、微量であってもアルコールは害しかない、という研究結果が複数報告されているそうだ
・酒をストレスのはけ口すると、ストレスを解消するためには、徐々に、より強い酒、より多くの酒が必要になっていく
・謝罪目的のインタビューにおいて、ご本人の口からはとても言いづらいことかもしれないが、せっかくの機会なので依存症患者として言って欲しかったことがある。それは、「アルコール依存症は不治の病」であること。アルコールの欲求と一生戦わねばならないこと。しかも気を抜けばスリップ(再飲酒)してしまうこと
・アルコール依存症は否認の病気と言われていて、自分の病気と向き合い、更に一生完治しない病気です。しかし、「回復」できる病気でもあります。退院なされても、すぐに滑ってしまう方、家族や友人に見放されてしまう方、命を落とす方、たくさん見てきました
・酒類販売にはマイナンバーが必要でそのカードには依存症とメモリーされていれば購入できない等のバイアスが必要。すこしでも入手でき辛い環境を作ってもよいのではないでしょうか

 

 

・ ・ ・

 

 

アルコール依存症の問題は根が深いですね。

 

アルコールが理性や冷静な判断力を失わせるのは間違いありません。

 

自分とアルコールの関係性を早めに確認しておくことが必要でしょう。少なくとも「自分の体質と酒量のバランス」「飲酒時の言動」については把握しておく必要があるでしょう。

 

下記の本が参考になりそうです。

Kindle版で無料ですので、ぜひご覧になってください。

 

参考:
・「2023年版 飲酒と健康の完全ガイド: アルコールのリスク対策&健康寿命を延ばす飲み方」
https://amzn.to/41E0fUv

 

 

 

<おまけ>アルコールをめぐる仮説を証明する映画『アナザーラウンド』

ネットのコメントに出てきた映画『アナザーラウンド』が気になったので少し調べてみました。

 

まずは予告編です。

 

 

amazonでも『アナザーラウンド』(←クリックするとamazonのページに飛びます)は入手可能です。

 

映画についての記事をいくつか紹介しておきます。

 

今作はアルコールを称えるような作品を作りたいという、非常に挑発的な観点からスタートしたんです。しかし、すぐに、真実味があって重厚感のあるものを作りたいのであれば、当然お酒というもののすべてを受け入れる必要があると気が付きました。

道徳的な義務感もありました。アルコールの作用があって素晴らしい芸術や文学が生み出されてきたことも認識していますが、その一方で、アルコールが人を殺し、家庭や社会全体を破壊することも認識しているからです。

 

引用:飲酒が人生にもたらす光と影――トマス・ビンターベア監督の人生賛歌「アナザーラウンド」が放つエネルギー(映画.com/2021年9月4日更新)
https://eiga.com/movie/93273/interview/
魚拓URL:https://archive.md/OVwmb

 

『アナザーラウンド』は飲酒の破滅と美しさという両端を表現する映画に仕上がっています。

 

 

・ ・ ・

 

 

「血中アルコール濃度を上げればもっと人生が良くなるのでは?」と考え始めた4人が徐々に酒の量を増やしてしまう。当然、飲みすぎれば自我のコントロールは失われて周囲に迷惑をかけるばかりか、アルコール依存症になってしまう恐れも。そんな酒の危険な部分も本作は教えてくれる。

 

引用:オスカー受賞作『アナザーラウンド』で知る、デンマークの驚きの飲酒事情(MOVIE WALKER/2021/9/1 12:00)
https://moviewalker.jp/news/article/1047958/p2
魚拓URL:https://archive.md/BKA8X

 

デンマークが舞台のデンマーク語による正真正銘のデンマーク映画『アナザーラウンド』は第93回アカデミー賞授賞式で国際長編映画賞に輝きました。

 

実はデンマークの法律に飲酒に関する年齢制限はないそうで、ビール、ワインといったアルコール度数16.5%以下の酒類なら16歳から店頭で購入でき、18歳になればどんなお酒も買うことができます。しかも価格も非常に安く、ビール1本が72円程度(4krデンマーククローネ)。しかも缶回収機に入れると1krが返却されるというオマケ付きです。恐ろしく安価です。デンマークは「世界幸福度ランキング」で上位常連国ですが、若者のアルコール依存症は社会問題にもなっているようです。

 

 

・ ・ ・

 

 

度を過ぎた飲酒は破滅のもと。まっとうな人物はどこかで酒をやめる決断をくだすもの。それでもあと戻りできない者は、破滅の道へ突き進むしかない。正しく定型の教訓的物語。だが不思議なことに、本作ではどんな悲劇を前にしても、彼らの手から完全に酒が奪い去られることはない。酒を悪者にも救世主にもしないこと。その微妙な采配が、この映画を「教訓」から遠ざける。

 

引用:中年の倦怠に酒がどう作用するか 映画『アナザーラウンド』評(Fika/2021.08.30)
https://fika.cinra.net/article/202108-anotherround
魚拓URL:https://archive.md/9etPG

 

この映画の物語の発端は、ノルウェー人の哲学者が提唱した「血中アルコール濃度を0.05%に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という理論を証明するというものです。夢を取り戻し、若さを取り戻し、冴えない人生を再び華やかなものにするための魔法の薬(ドーピング)として酒が使われるわけです。酒は酒でしかありません。しかし取り扱いは要注意です。なにより酒との関係性には個人差があります。常に制御する意識とセットで付き合う必要があります。

 

 

・ ・ ・

 

 

アルコールとの付き合い方は、若い頃から深く考えることが必要でしょうね。そういった意味では、山口さんの活動は非常に意義があることだと感じます。

 

単なるアルコールでの怖さを語ったり、理解者になるだけではなく、どうせならばアルコールのスペシャリストになってもらいたいです。

 

いいブレーンと出会い、自分のポジションに磨きをかけていってほしいです。

 

では!

 

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