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ロシア人のアイドルだった!? 大黒屋光太夫さん(『日刊ゲンダイ』の切り抜きより〜1992年3月10日)

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日本人最初! ロシア生活10年! 漂流した伊勢の船頭、光太夫

記事は五木寛之一橋社会学部教授(当時)の中村喜和教授の対談でした。

大黒屋光太夫(だいこくや こうだゆう)は江戸時代の船頭です。

伊勢国から江戸に向かったはずが、嵐のために漂流してロシア(アリューシャン列島アムチトカ島)にまで行ってしまったそうです。

 

ロシア人のアイドルだった!? 大黒屋光太夫さん(『日刊ゲンダイ』の切り抜きより〜1992年3月10日)
By Anonymous Japanese painting 1792 ([1]) [CC BY-SA 3.0 or GFDL], via Wikimedia Commons

 

光太夫の体験をもとにした聞き書きとして蘭学者の桂川甫周(かつらがわ ほしゅう)がまとめた『北槎聞略―大黒屋光太夫ロシア漂流記 (岩波文庫)(ほくさぶんりゃく)』は、非常に正確な地誌として知られています。

 

ロシア人のアイドルだった!? 大黒屋光太夫さん(『日刊ゲンダイ』の切り抜きより〜1992年3月10日)
国立国会図書館デジタルコレクションでは現物を見ることができます。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1044275

 

この際に日本で初めてロシア歌謡『ソフィアの歌』が伝えられました。

 

『ソフィアの歌』は光太夫を慰めるためにソフィアという女性が作った曲で、ロシアで大ヒットしたそうです。

その辺のエピソードを五木寛之がまとめて『ソフィアの歌 (新潮文庫)』にまとめたようです。

井上靖も『新装版 おろしや国酔夢譚 (文春文庫)』を執筆しています。

緒形拳が主役の映画『おろしや国酔夢譚 [VHS]』まで作られています(1992年、大映 監督:佐藤純彌)。

それだけ光太夫は魅力的な人物だったんでしょう。

実際、出会った人の名簿を詳細に残すなど、かなり誠実な生き方をされた人だと想像できます。当時のロシア人にとっても珍しい外国人です。きっとファンタジーの世界からやってきたような扱いだったのかもしれませんね。

 

 



 

 

 

三重県鈴鹿市にある「大黒屋光太夫記念館」は平成17年に開館

年間を通じて企画展や特別展を開催しているそうです。

ロシア人のアイドルだった!? 大黒屋光太夫さん(『日刊ゲンダイ』の切り抜きより〜1992年3月10日)

大黒屋光太夫記念館
住所:鈴鹿市若松中1-1-8
電話:059-385-3797
開館時間:10~16時
休館日:月曜、第3火曜日、金曜日、年末年始
※月曜日のみ休日の場合は開館
入館料:無料
サイト:http://suzuka-bunka.jp/kodayu/
内容:光太夫直筆の書や遺品などが展示されています。

 

 

の 記 事 を 書 い た 人

つなワタリ

つなワタリプロフ画像

宮城県仙台市出身。夢を持って上京後、さまざまな活動を経て編集者へ。人が好きで、好奇心が強く、誰かに何かを伝えるのが好きなキャラを活かす形で仕事漬けの日々を過ごし、締切に追われながら、気がつけば四半世紀以上もの時間が経過してしまったロートル。仕事と並行しながらアートイベントを立ち上げ、多様な表現関連の企画にも携わる。同時に杉並エリア中心に地域活動も続けて20年ほどとなる。一旦はバーンアウトし、心身共に低空飛行が続いているが、フリーでエディトリアル・アーティスト「プロ無謀家@つなワタリ」として自分の生き様を模索中。詳しいプロフィールや仕事キャリアなどはこちら


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